漫画みたいな恋がしたい!

mahiro

文字の大きさ
4 / 45

こんな高校生がいるなんて信じられない!

しおりを挟む
体育館には沢山の新入生が既に座っていて、この中に僕たちも入り込んだんだけど、やっぱり玖蕗栖君の周りには沢山の女の子たちが集まっていて、遠くからでしか姿を確認することが出来なかったんだけど、スポーツをしていないときでも笑顔がキラキラしててホントに漫画の世界から飛び出してきた人物にしか僕には見えないかな。
もう一人のイケメン、峯岸君なんだけど、あと数分で開始時刻なのにまだ席に到着してないみたい。
間に合うのかな。
僕のクラスはあと峯岸君の到着で揃うんだけど。
その後もキョロキョロしながら待ってみたんだけど結局開始時間になっても現れなかった。
初日から遅刻ってどうなの。
いくらイケメンでも僕は時間にルーズなの許せないかな。
そういえばこの間読んだ少女漫画のヒーローもよく遅刻をしては主人公を怒らせてたっけ。
その遅れた理由が、主人公のためっていう展開に胸打たれたっけ。
あぁ、思い出したら読み直したくなってきたなぁ。


「新入生代表の挨拶、峯岸璃生」


え、今、司会者の先生、峯岸君の名前呼んだ?
まだ席に辿り着いてないけど、そう思っていたら、先生方の席から少し離れた席から一人立ち上がった男の子がいた。
ウェーブのかかった艶のある黒髪と、真っ白な肌。
冷ややかな眼差しに整った鼻に薄い唇。
とても1ヶ月前まで中学生だったなんて信じがたいほど背が高く、体格も良くて男の色気がある男の子だ。
こちらに向ける広い背中と細い腰。
抱きつきたくなる背中ってあぁいう背中なんだろうね。
絶対近付いたらいい匂いしそう。
ってそうじゃなくて、あの人が亜美ちゃんが言ってた峯岸君か。
確かにイケメン。
玖蕗栖君とはまた違ったイケメンで漫画の世界から飛び出してきた人物だね。
いつからあの席に座ってたんだろう。
自分のクラスにあった空席しか見てなかったから分からないや。
もしかして挨拶の準備とかで早くから来てたりしたのかな。
だとしたら遅刻とか思って悪いことしちゃったな。
壇上に立った峯岸君はクールな眼差しをこちらに向け、弛めた襟元から覗く鎖骨だとか喉仏を僕たちにさらしてる。
凄い、本当にこんな高校生いるんだ。
そんな人と一年間一緒のクラスで過ごせるとか、僕や亜美ちゃん、真莉亜ちゃん大興奮だよ。
ちなみに声が低くセクシー過ぎて悶絶しました。
恐らく亜美ちゃんも真莉亜ちゃんも同じだったと思う。
ちゃんと式が終わってから立ち上がれるかな、僕。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

2度目の異世界移転。あの時の少年がいい歳になっていて殺気立って睨んでくるんだけど。

ありま氷炎
BL
高校一年の時、道路陥没の事故に巻き込まれ、三日間記憶がない。 異世界転移した記憶はあるんだけど、夢だと思っていた。 二年後、どうやら異世界転移してしまったらしい。 しかもこれは二度目で、あれは夢ではなかったようだった。 再会した少年はすっかりいい歳になっていて、殺気立って睨んでくるんだけど。

寂しいを分け与えた

こじらせた処女
BL
 いつものように家に帰ったら、母さんが居なかった。最初は何か厄介ごとに巻き込まれたのかと思ったが、部屋が荒れた形跡もないからそうではないらしい。米も、味噌も、指輪も着物も全部が綺麗になくなっていて、代わりに手紙が置いてあった。  昔の恋人が帰ってきた、だからその人の故郷に行く、と。いくらガキの俺でも分かる。俺は捨てられたってことだ。

別れの夜に

大島Q太
BL
不義理な恋人を待つことに疲れた青年が、その恋人との別れを決意する。しかし、その別れは思わぬ方向へ。

私の庇護欲を掻き立てるのです

まめ
BL
ぼんやりとした受けが、よく分からないうちに攻めに囲われていく話。

姉の男友達に恋をした僕(番外編更新)

turarin
BL
侯爵家嫡男のポールは姉のユリアが大好き。身体が弱くて小さかったポールは、文武両道で、美しくて優しい一つ年上の姉に、ずっと憧れている。 徐々に体も丈夫になり、少しずつ自分に自信を持てるようになった頃、姉が同級生を家に連れて来た。公爵家の次男マークである。 彼も姉同様、何でも出来て、その上性格までいい、美しい男だ。 一目彼を見た時からポールは彼に惹かれた。初恋だった。 ただマークの傍にいたくて、勉強も頑張り、生徒会に入った。一緒にいる時間が増える。マークもまんざらでもない様子で、ポールを構い倒す。ポールは嬉しくてしかたない。 その様子を苛立たし気に見ているのがポールと同級の親友アンドルー。学力でも剣でも実力が拮抗する2人は一緒に行動することが多い。 そんなある日、転入して来た男爵令嬢にアンドルーがしつこくつきまとわれる。その姿がポールの心に激しい怒りを巻き起こす。自分の心に沸き上がる激しい気持に驚くポール。 時が経ち、マークは遂にユリアにプロポーズをする。ユリアの答えは? ポールが気になって仕方ないアンドルー。実は、ユリアにもポールにも両方に気持が向いているマーク。初恋のマークと、いつも傍にいてくれるアンドルー。ポールが本当に幸せになるにはどちらを選ぶ? 読んでくださった方ありがとうございます😊 ♥もすごく嬉しいです。 不定期ですが番外編更新していきます!

魔王を倒した勇者の凱旋に、親友の俺だけが行かなかった理由

スノウマン(ユッキー)
BL
スラム育ちの少年二人は、15歳になり神の祝福でスキルを得た事で道をたがえる。彼らはやがて青年となり、片方は魔王討伐に旅立つ勇者として華々しい活躍をし、もう片方はただ彼の帰還を待つ相変わらずスラム暮らしの存在となる。 これは何も持たない青年がただ勇者の帰りを待つ日常を描いた作品です。 無自覚両片想いの勇者×親友。 読了後、もう一度だけ読み直して頂けると何か見える世界が変わるかもしれません。

龍は精霊の愛し子を愛でる

林 業
BL
竜人族の騎士団団長サンムーンは人の子を嫁にしている。 その子は精霊に愛されているが、人族からは嫌われた子供だった。 王族の養子として、騎士団長の嫁として今日も楽しく自由に生きていく。

追放されたおまけの聖女♂は冷徹王太子の腕の中から離してもらえない〜今さら戻れと言われても、もうこの人の魔力しか受け付けません!〜

たら昆布
BL
聖女のおまけで召喚されたと思われて追放された不憫受けが拾われて愛される話

処理中です...