漫画みたいな恋がしたい!

mahiro

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女の子って怖い!

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待ちに待ったデート当日。
張り切りすぎて早く起きすぎて、お弁当作りました。
平日も二人分作ってるから苦じゃないんだけどね。
それでも時間があまって、峯岸君の部屋の前でドアが開くのを待ってみたりしたんだけど、約束の三時間前だから開くわけないよね。
ここは大人しく部屋で漫画読んで時間になるまで待ってようかな。
それとも、デートだから家から一緒に向かうんじゃなくて待ち合わせとかした方が良いかな。
確か遊園地の前に本屋さんがあったからそこで時間潰そうかな。
オープンも早い時間からだったし、そうしよう。
その前に峯岸君の部屋の扉に先に行ってることと、本屋の前にある噴水前で待ち合わせっていうメモを書いて貼ったら、いざ出発!
ルンルンで家を出て、少し作りすぎたお弁当を両手に歩きだし、本屋に向かったよ。
早朝から開いているそこは、結構人がいるし、噴水広場がよく見えるから峯岸君は背も高いし見つけやすそうだなぁ、とか思いながら本屋を歩き回っていたらいつの間にか時間が経過していて、慌てて外を見てみたら、峯岸君は到着してるしその周りには女の子が沢山。
あの中に僕これから入っていくの?
無理でしょ。
そんな勇気ないよ。 
でも、このまま本屋にいるわけにはいかないよね。
とりあえず本屋は出て、外に出てみた。
そこにはどこぞの有名人がいるんじゃないかと錯覚を起こすような風景が。
分かる分かるよ、峯岸君格好いいもんね。
芸能人として出ていてもおかしくないって思うもん。
そんな人とひとつ屋根の下で住んでるとかいまだに信じられないよ。
それにそんな人を好きになっちゃったとか、誰にも言えない。


「はぁ………どうしよ」


約束の時間は僅かに過ぎてるし、あの人混みの中に入って行く勇気はないし。
そう思っていたら、人混みの中から峯岸君が出てきた。


「あ、来た。おはよう」


「お、はよう…ごめんね。早く出たのに本に熱中してたら僕の方が遅くなっちゃった」


「いや、大丈夫。早く起きれなかった俺も悪かったし。それじゃあ、行こうか」


峯岸君に軽く手を引かれ、歩き出すとさっきまで峯岸君を囲んでいた女の子たちから痛い視線が。
僕の立ち位置が女の子だったら僕泣いちゃうよ。
怖いもん、だって!
男の子の僕でも怖いけど!
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