繋がれた絆はどこまでも

mahiro

文字の大きさ
上 下
20 / 65

20

しおりを挟む
二人の願いは、どんな形であれずっと側にいたいというものであった。
もしメイソンが次期当主となった場合、イザヤは従者を継続出来ないとされていた。
何故か。
それは兄であるアシルの存在があった。
アシルは次期当主の従者となるべく様々な知識を得てきた。
その知識は膨大なもので、大半の人が途中で辞めてしまうのに対し、アシルは優秀だった為、短期間で全てを習得し、留学までしていた。
他国の城で働いたり、自国にある城で働いてみたりと様々な経験もしてきた。
そうしていく中で、あんなにも有能な人物が誰かの従者としてつくのは勿体無いと考える人たちが出てきた。
その考えにアシル本人も同意していたが、とあることがきっかけでアシルはその考えを否定するようになった。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

悪役は静かに退場したい

BL / 完結 24h.ポイント:2,513pt お気に入り:5,290

【完結】縁起終夜の華麗なる異世界支配

BL / 完結 24h.ポイント:326pt お気に入り:499

オメガ殿下と大罪人

BL / 完結 24h.ポイント:21pt お気に入り:40

蛇の花嫁

BL / 完結 24h.ポイント:170pt お気に入り:615

野獣オメガが番うまで

BL / 完結 24h.ポイント:49pt お気に入り:143

処理中です...