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だから、平然と見合いの話を持ってきたアシルに対して嫌な気持ちになったのだと今更気付かされた。
「ライトは性別のこととか気にしないよね」
「え?うん。全く」
メイソンがイザヤとそういった関係性になっても、気持ち悪いだとか偏見とかは全く抱かない。
女性が嫌いなのかと問われれば嫌いではないが、他の男性と同様に警戒心が全面に出てしまい、心を許すことが出来ない。
たとえ、アシルのように側にいて支えてくれたとしても、ライトは疑い続けていたと思う。
それが何故、アシルはそうならなかったのか。
それは彼が裏表なく、飾らず側にいて、何よりもライトを優先していること。
それでいて、己のやりたいことは確実に行い、必ずアシルのもとへ帰ってきてくれるところ、だろうか。
まぁ、中にはそんな女性もいるかもしれないが、ライトにはそんな存在はアシルしか知らないし、他を知りたいと思えなかった。
「アシルさんも俺たちの関係性を知っても、軽蔑するでもなく受け入れてくれているから、きっと大丈夫だと思うよ」
後継者問題もライトには関係ないからね、と声を小さくして呟いたメイソンに、まさかそのことをメイソンも知っていたとはと驚かされた。
「ライトは性別のこととか気にしないよね」
「え?うん。全く」
メイソンがイザヤとそういった関係性になっても、気持ち悪いだとか偏見とかは全く抱かない。
女性が嫌いなのかと問われれば嫌いではないが、他の男性と同様に警戒心が全面に出てしまい、心を許すことが出来ない。
たとえ、アシルのように側にいて支えてくれたとしても、ライトは疑い続けていたと思う。
それが何故、アシルはそうならなかったのか。
それは彼が裏表なく、飾らず側にいて、何よりもライトを優先していること。
それでいて、己のやりたいことは確実に行い、必ずアシルのもとへ帰ってきてくれるところ、だろうか。
まぁ、中にはそんな女性もいるかもしれないが、ライトにはそんな存在はアシルしか知らないし、他を知りたいと思えなかった。
「アシルさんも俺たちの関係性を知っても、軽蔑するでもなく受け入れてくれているから、きっと大丈夫だと思うよ」
後継者問題もライトには関係ないからね、と声を小さくして呟いたメイソンに、まさかそのことをメイソンも知っていたとはと驚かされた。
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