マーメイド・ZENTA・I・ガール★

ジャン・幸田

文字の大きさ
4 / 11

(3)人魚の内臓になるのよ!

しおりを挟む
 身体に重ねられた人魚用のゼンタイを見せられ、アスカは変な気持ちになった。そのゼンタイに覆われた時何が起きるかについて思うと、何とも言えないモノを感じたのだ。前にゼンタイを着たら色々とフェチな気持ちになったりエッチな気持ちなったりするなど、といったことだった。

 でも、それは全てフツーに着た時の話だ。人魚のコスプレをして着る事は・・・想像できなかった。だからではないがミリがタブレットの画面をみせてくれた。それは人魚がゼンタイを着た時の想像図だった。

 「これはねえ、これから撮影するマーメイド・ZENTA・Iのヒロインの人魚よ」

 そこには、真っ青なオーシャンブルーに染まった人魚の姿があった。上半身は大きな胸をした人間で、真っ青で長い髪をしていた。それは美しいと誰もが想像するであろう優雅な女性らしいシルエットであった。一方の下半身は本物の魚のようであった。鋭角に冷たく光り輝いでいるような鱗に覆われ、すごく発達した尾びれが広がり、今にも広い大海原を泳いでいきそうな気がするほど、凛々しい姿だった。

 「でも、なんていったらいいかな、あたしそんなにバスト大きくないわよ!」

 アスカの言葉にミリはなんら動じなかった。よく見ると彼女の後ろにはどこかで見たことがあるものがあった。

 「そんなの関係ないわ! だって、あなたは人魚の内臓になる運命だから。だから人魚らしい姿になってもらうわよ。下半身はそれで大丈夫だから今度は胸だね。ちょっと我慢してちょうだい!」

 そういってミリは肉襦袢のようなジャンボサイズのブラを持ち出して来た!

 「そ、それをあたいの胸に?・・・」

 「そうよ! 下手に胸が大きかったら人魚の理想の胸のラインを出せないからね。だからペチャパイのあなたに頼んだのよ!」

 ペチャパイなんて失礼な! そう思ったアスカであったが下半身が拘束されているようなモノなので、抵抗らしい事も出来ないまま、背後からそのブラをはめられてしまった。そのブラに覆われたアスカは何故か気持ちいい感覚によってしまった。

 「こ、これは?」

 「簡単よ! 人魚の胸になっているのよ。そうそう後は人魚のプロポーションの仕上げするからね。あなたは人魚の内臓なんだから大人しくして頂戴ね!」

 そういうと、ミリはスズと一緒になってアスカの身体を触り始めた。胸に付けられたブラとしたの肌との境界をなくすようにラダーを塗ったり、下半身とお腹の切れ目の人魚の下半身を完成させた。そしてついに、アスカは人魚の内臓になってしまった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...