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序章:闇巫女を生み出す儀式
3.美鈴が消えていく・・・
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美鈴は表情にまだ幼さが残る少女だった。また身体もまだ成熟していないし男性経験などないまだ処女だった。それに性格も内向的で積極的に人と関わりをもとうとしない性分だった。
しかしそれら身体的精神的なことは闇巫女になるのに必要な条件ではなかった。闇巫女は人間社会を脅かす淫獣と戦うために奴らと同じ存在になるものであり、その改造術に耐える素質がありさえすればよかった。過去には闇巫女に選ばれた者のなかには、最初の改造術で失敗し淫獣に完全に堕落し命を落とした者もいた。
美鈴も今まで何度も闇巫女に変身してきたが、元の人間に戻る条件はただ一つ、レベルに関係なく淫獣を一体でも狩らなければならないことだった。つまり任務に成功しなければ美鈴の姿に戻れないのだ。だから美鈴はしばし人間としての身体を見つめていた。もしかすると美鈴として過ごせる最期かもしれないから。
美鈴は鏡に映る自分の姿をみていた。青白いと言われても仕方がないほどの白磁のような肌、申し訳ない程度の膨らみしかない乳房、どこにでもいるといわれても仕方がない平凡な顔、そして飾り気のない黒く長い髪、そしてそしてその中に内包している美鈴という未熟な人間・・・その全てがいまは愛おしい存在だった。闇巫女になれば全てが覆い隠されて消えて行ってしまうからだ。
鏡を見つめている美鈴をよそに月御前は闇巫女の衣装を準備していた。月御前ももう何代も前にこの神社の闇巫女を勤めた女なので、闇巫女に生まれ変わった時の事を鮮明に覚えていたので、これから彼女に何が起きるか全て熟知していた。だから美鈴が闇巫女としてやっていけるのが不思議で仕方なかった。なぜあんなに適合するのかが謎だった。
白く華奢な体つきの美鈴は椅子の上に座っていた。そして足先から用意された黒巫女に変える全包防御衣、全身タイツのようなものを装着し始めた。足先から美鈴の身体にまとわりつくようにその生地はシワもなく張り付くたびに美鈴の顔は恍惚感が現れていた。ピンクのその生地は美鈴の皮膚に完全に密着し、美鈴の内面を闇巫女へと変換している刺激のせいだった。その刺激は苦痛でもあり官能的でもあり、そしてマイナス思考の美鈴が消えていくのを誇らしくも感じていた。
ピンクの生地が下腹部を覆ったとき、美鈴は胎内になにか聖なるものかもしれないし邪悪なものかもしれない、何かが入っていく感覚に襲われた。その感覚は美鈴という人間が別なものに上書きされていくものだった。美鈴が消えていくのを認識せざるを得なかった。
しかしそれら身体的精神的なことは闇巫女になるのに必要な条件ではなかった。闇巫女は人間社会を脅かす淫獣と戦うために奴らと同じ存在になるものであり、その改造術に耐える素質がありさえすればよかった。過去には闇巫女に選ばれた者のなかには、最初の改造術で失敗し淫獣に完全に堕落し命を落とした者もいた。
美鈴も今まで何度も闇巫女に変身してきたが、元の人間に戻る条件はただ一つ、レベルに関係なく淫獣を一体でも狩らなければならないことだった。つまり任務に成功しなければ美鈴の姿に戻れないのだ。だから美鈴はしばし人間としての身体を見つめていた。もしかすると美鈴として過ごせる最期かもしれないから。
美鈴は鏡に映る自分の姿をみていた。青白いと言われても仕方がないほどの白磁のような肌、申し訳ない程度の膨らみしかない乳房、どこにでもいるといわれても仕方がない平凡な顔、そして飾り気のない黒く長い髪、そしてそしてその中に内包している美鈴という未熟な人間・・・その全てがいまは愛おしい存在だった。闇巫女になれば全てが覆い隠されて消えて行ってしまうからだ。
鏡を見つめている美鈴をよそに月御前は闇巫女の衣装を準備していた。月御前ももう何代も前にこの神社の闇巫女を勤めた女なので、闇巫女に生まれ変わった時の事を鮮明に覚えていたので、これから彼女に何が起きるか全て熟知していた。だから美鈴が闇巫女としてやっていけるのが不思議で仕方なかった。なぜあんなに適合するのかが謎だった。
白く華奢な体つきの美鈴は椅子の上に座っていた。そして足先から用意された黒巫女に変える全包防御衣、全身タイツのようなものを装着し始めた。足先から美鈴の身体にまとわりつくようにその生地はシワもなく張り付くたびに美鈴の顔は恍惚感が現れていた。ピンクのその生地は美鈴の皮膚に完全に密着し、美鈴の内面を闇巫女へと変換している刺激のせいだった。その刺激は苦痛でもあり官能的でもあり、そしてマイナス思考の美鈴が消えていくのを誇らしくも感じていた。
ピンクの生地が下腹部を覆ったとき、美鈴は胎内になにか聖なるものかもしれないし邪悪なものかもしれない、何かが入っていく感覚に襲われた。その感覚は美鈴という人間が別なものに上書きされていくものだった。美鈴が消えていくのを認識せざるを得なかった。
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