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序章:闇巫女を生み出す儀式
4.淫獣化
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闇巫女の使命は妖怪の一種である淫獣を退治もしくは無害化することであった。淫獣は人間界の淀みのなかで生まれた幽体が人々の欲望に引き寄せられて実体化したもので、実体化した淫獣は人間を糧にし恐怖のどん底に突き落とす存在だった。その淫獣を呼び寄せたり対処するには制禦可能な淫獣を用いる必要があった。
その人為的な淫獣の作り方には様々な方法があるが、ここ笹谷霊宝神社では若い女性に衣装を着せる事で淫獣化した闇巫女を使う方法を用いていた。かつては淫獣の毛皮を纏わせていたが、いまは淫獣の幽体を憑依させた全身タイツのような全包防御衣が用いられていた。
その全包防御衣は人間としての皮膚を一切出る事はないので、どのような淫獣の攻撃に対して素体の娘の肉体を守り抜く事ができたが、最大の欠点といえば一度覆われると人間の姿に戻すのが難しいことであった。そのため過去には淫獣化したまま人間に戻れなくなった闇巫女もいた。
美鈴がそんな全包防御衣を腰まで着た時、下腹部の穴から浸入する触手に感じていた。その触手は全包防御衣に憑依している淫獣のもので、彼女の肉体と全包防御衣を結合する役割があった。
「あっ、アッ、はああ、ああ、へえ、はああ、ああん・・・」
美鈴は喘ぎ声をあげていた。
「お前もう感じているんか? ほんとうは堪えないといけないものだぞ。でも、もうすぐその快楽はずっと続くんだぞ、そうなったらお前は淫獣と同じ存在になるのだから覚悟しろ!」
月御前は若い時に闇巫女を勤めていた時の事を思い返していた。あの時の淫獣の毛皮も同じようなことになっていたことを。そして淫獣化すれば人間としての自分はどこかに逝ってしまったのを。
「す、すいません、ほんとうにすいません。急ぎますから!」
美鈴は慌てて全包防御衣に身体を入れ始めた。手袋に手を通し頭をマスクの中に入れた時全身がピンクに染まった。その姿は一般的な全身タイツとは違い、折り目など存在しないので完全に美鈴の第二の皮膚のようになっていた。しかし最後に仕上げないといけない作業があった。背中の開口部だ。普通の全身タイツならファスナーがあるが全包防御衣にはそんなものはなかった。だから最後の仕上げは月御前がする手はずだった。
「それじゃあ、はじめるぞ。美鈴にはしばらく消えてもらうからな」
月御前の手には細い糸を通した銀製の針があった。その細い糸は淫獣の肉体から作られたもので、淫獣の怪我の治療にも使えるシロモノだった。そう全包防御衣は淫獣の肉体そのものだった。
月御前が縫合していく度に開口部がなくなっていったが、それにともない美鈴の肉体は淫獣に支配されるようになった。
「や、や、やだ、わたしが、おかしくなりそうよ!!」
美鈴は自分が消えていく事を感じ抵抗していたが、快楽に意識が上書きされるのが心地よかった。そのとき全包防御衣が美鈴の肉体を蝕んでいたのだが、美鈴が淫獣になることを意味していた。
「さあ、もうすぐ完了だ! さあ出るがよい闇巫女!」
月御前の声が部屋に響くと美鈴だった身体に大きな変化が現れた。
その人為的な淫獣の作り方には様々な方法があるが、ここ笹谷霊宝神社では若い女性に衣装を着せる事で淫獣化した闇巫女を使う方法を用いていた。かつては淫獣の毛皮を纏わせていたが、いまは淫獣の幽体を憑依させた全身タイツのような全包防御衣が用いられていた。
その全包防御衣は人間としての皮膚を一切出る事はないので、どのような淫獣の攻撃に対して素体の娘の肉体を守り抜く事ができたが、最大の欠点といえば一度覆われると人間の姿に戻すのが難しいことであった。そのため過去には淫獣化したまま人間に戻れなくなった闇巫女もいた。
美鈴がそんな全包防御衣を腰まで着た時、下腹部の穴から浸入する触手に感じていた。その触手は全包防御衣に憑依している淫獣のもので、彼女の肉体と全包防御衣を結合する役割があった。
「あっ、アッ、はああ、ああ、へえ、はああ、ああん・・・」
美鈴は喘ぎ声をあげていた。
「お前もう感じているんか? ほんとうは堪えないといけないものだぞ。でも、もうすぐその快楽はずっと続くんだぞ、そうなったらお前は淫獣と同じ存在になるのだから覚悟しろ!」
月御前は若い時に闇巫女を勤めていた時の事を思い返していた。あの時の淫獣の毛皮も同じようなことになっていたことを。そして淫獣化すれば人間としての自分はどこかに逝ってしまったのを。
「す、すいません、ほんとうにすいません。急ぎますから!」
美鈴は慌てて全包防御衣に身体を入れ始めた。手袋に手を通し頭をマスクの中に入れた時全身がピンクに染まった。その姿は一般的な全身タイツとは違い、折り目など存在しないので完全に美鈴の第二の皮膚のようになっていた。しかし最後に仕上げないといけない作業があった。背中の開口部だ。普通の全身タイツならファスナーがあるが全包防御衣にはそんなものはなかった。だから最後の仕上げは月御前がする手はずだった。
「それじゃあ、はじめるぞ。美鈴にはしばらく消えてもらうからな」
月御前の手には細い糸を通した銀製の針があった。その細い糸は淫獣の肉体から作られたもので、淫獣の怪我の治療にも使えるシロモノだった。そう全包防御衣は淫獣の肉体そのものだった。
月御前が縫合していく度に開口部がなくなっていったが、それにともない美鈴の肉体は淫獣に支配されるようになった。
「や、や、やだ、わたしが、おかしくなりそうよ!!」
美鈴は自分が消えていく事を感じ抵抗していたが、快楽に意識が上書きされるのが心地よかった。そのとき全包防御衣が美鈴の肉体を蝕んでいたのだが、美鈴が淫獣になることを意味していた。
「さあ、もうすぐ完了だ! さあ出るがよい闇巫女!」
月御前の声が部屋に響くと美鈴だった身体に大きな変化が現れた。
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