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第二章・エリザベートと甲冑蟲
31.甲冑蟲ダンジョン!(1)
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取りあえずエリザベートはシャーミとラルゴと一緒に館の地下へと降りて行った。後で聞いた話だけど名目上の公爵国の元首はミーシャだけど、わざと実質的ナンバー2の宰相を置かないので、引き続き元の公爵国の評議会が執政している状態なので、ミーシャは騎士としての業務をこなすことができるというものだった。
ラルゴが大きなカギを回すと、巨大な扉はゆっくりと開いた。扉から高温の蒸気が噴き出して来た。そこを二人の少女と一体の甲冑蟲、そしてラルゴが入った。
「ラルゴさんは暑くないのですか?」
「エリザベートさん大丈夫ですよ。なんだってこの甲冑は着ている間快適なんですよ! 早くいい甲冑蟲が見つかればいいですね」
ラルゴの話によれば、いつのころから存在しているのか分からないけど、館の地下の納骨堂のさらに地下の迷宮と呼ばれる場所に甲冑蟲の巣窟があったという。その巣窟は地下深くから温泉が引き込まれており、甲冑蟲はその温泉で得られる熱で生きているという訳だ。ちなみに人間を取り込む理由は、人間は熱源というわけのようだ。
「甲冑蟲って人間の身体からエネルギーを得ているわけなのですか?」
「そうよ! だから甲冑蟲にもオスもメスもあるようだよ。ほかにも、その中間があるのかもしれないけどね。私なんか最初そのことを知らなくって、この甲冑蟲にいきなり襲われたのよ! 本当にびっくりしましたわ!」
シャーミは大量の汗を身体から噴き出しながら案内してくれた。その後ろを彼女の甲冑蟲がもっさもっさと歩いていた。
「そうだったわね、悪かった! この甲冑蟲にも名前があるのよ。サムリナよ! 彼女が言うにはエリザベートに紹介したい甲冑蟲がいるってよ」
シャーミにしか理解できないが、サムリナが思っていることは纏っていなくっても伝わってくるようだった。
ラルゴが大きなカギを回すと、巨大な扉はゆっくりと開いた。扉から高温の蒸気が噴き出して来た。そこを二人の少女と一体の甲冑蟲、そしてラルゴが入った。
「ラルゴさんは暑くないのですか?」
「エリザベートさん大丈夫ですよ。なんだってこの甲冑は着ている間快適なんですよ! 早くいい甲冑蟲が見つかればいいですね」
ラルゴの話によれば、いつのころから存在しているのか分からないけど、館の地下の納骨堂のさらに地下の迷宮と呼ばれる場所に甲冑蟲の巣窟があったという。その巣窟は地下深くから温泉が引き込まれており、甲冑蟲はその温泉で得られる熱で生きているという訳だ。ちなみに人間を取り込む理由は、人間は熱源というわけのようだ。
「甲冑蟲って人間の身体からエネルギーを得ているわけなのですか?」
「そうよ! だから甲冑蟲にもオスもメスもあるようだよ。ほかにも、その中間があるのかもしれないけどね。私なんか最初そのことを知らなくって、この甲冑蟲にいきなり襲われたのよ! 本当にびっくりしましたわ!」
シャーミは大量の汗を身体から噴き出しながら案内してくれた。その後ろを彼女の甲冑蟲がもっさもっさと歩いていた。
「そうだったわね、悪かった! この甲冑蟲にも名前があるのよ。サムリナよ! 彼女が言うにはエリザベートに紹介したい甲冑蟲がいるってよ」
シャーミにしか理解できないが、サムリナが思っていることは纏っていなくっても伝わってくるようだった。
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