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アシャンの部屋探し!
(13)出ていけ! でもよかったら
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以前は、この福寿荘でも家族が暮らしていたこともあったようだけど、今は単身者専用みたいなアパートになっていた。だから異性を連れ込んでというのは不文律で禁止されてはいた。しかし大家さんは強硬に出ていくように主張していた。どうもアシャンとネコが一緒にいるのが気に入らないからのようだ。
「大家さん、もう少し猶予をいただけないですか? 次の部屋を見つけるまでは!」
「ほう次の部屋を見つけるか? そこの女の子の部屋に行けばいいだろう! 身なりも綺麗だしいいんじゃねえかよ。こんなボロアパートにいるよりかは! そうすりゃ彼女の気兼ねなくエッチが出来るだろう?」
「あれは・・・エッチな事をしていたわけじゃありません。ボディチェックしていたんですよ。こんなムードのないところではしませんよ!」
「こんなムード? 悪かったな! まあエッチをするんなら外のいないところでも出来るだろ! それよりも、溜まっている家賃三か月分を払え! 払ったら何とか考えてやってもいいぞ!」
大家さんの千代丸さんには困ってしまったけど、これから露頭に迷うなんて・・・まさかアシャンとヨニムと一緒にパーティーを作って現在の日本を旅するわけには・・・いけないだろうに。だから、無い知恵を絞ろうとしたときヨニムが二本足で立ち上がり一枚の硬貨を持ち出して来た。
「そこのお人。溜まっている家賃ならこれを売ればお釣りがでるはずだろ」
そういって渡したのは黄金色に輝く不思議な硬貨だった。どうも金で出来ているようだった。
「なんじゃ、そこのネコはしゃべれるんかよ! いったい何者なんだ?」
ヨニムは大家さんに簡単に説明した。その説明もよく分からない事ばかりだったけど、何故か納得したようで金貨を握りしめながらこういった。
「まあ・・・家賃はこれでチャラにさせてもらう。それじゃあ、そうだなあ、お前さん住み込みで働いたことある?」
「住み込み、ですか」
「実は従姉が所有している物件で管理人をしてくれる夫婦を探していたんだ。まあ、その物件だがそこの異世界からきた女の子にはお似合いだと思うんだが」
そういって大家さんは自宅から書類を持ってきた。そこには物件の簡単な説明と間取りがあった。
「この物件で・・・お城みたいじゃないですか?」
その物件の写真は古そうだけど立派な屋敷が写っていた。それはヨーロッパのなんとか伯爵でも住んでいそうな建物で、日本にあるとは思えないつくりをしていた。
「この建物は明治時代にとある資産家が作った別宅なんだ。今も住んで・・・まあ、行ってみたらわかるだろうから説明しないけど、建物には喫茶店も営業中なんだ。そういったものを管理すればいいってだけぞ」
その写真をみて目が輝いていた者がいた。それはアシャンだった。
「大家さん、もう少し猶予をいただけないですか? 次の部屋を見つけるまでは!」
「ほう次の部屋を見つけるか? そこの女の子の部屋に行けばいいだろう! 身なりも綺麗だしいいんじゃねえかよ。こんなボロアパートにいるよりかは! そうすりゃ彼女の気兼ねなくエッチが出来るだろう?」
「あれは・・・エッチな事をしていたわけじゃありません。ボディチェックしていたんですよ。こんなムードのないところではしませんよ!」
「こんなムード? 悪かったな! まあエッチをするんなら外のいないところでも出来るだろ! それよりも、溜まっている家賃三か月分を払え! 払ったら何とか考えてやってもいいぞ!」
大家さんの千代丸さんには困ってしまったけど、これから露頭に迷うなんて・・・まさかアシャンとヨニムと一緒にパーティーを作って現在の日本を旅するわけには・・・いけないだろうに。だから、無い知恵を絞ろうとしたときヨニムが二本足で立ち上がり一枚の硬貨を持ち出して来た。
「そこのお人。溜まっている家賃ならこれを売ればお釣りがでるはずだろ」
そういって渡したのは黄金色に輝く不思議な硬貨だった。どうも金で出来ているようだった。
「なんじゃ、そこのネコはしゃべれるんかよ! いったい何者なんだ?」
ヨニムは大家さんに簡単に説明した。その説明もよく分からない事ばかりだったけど、何故か納得したようで金貨を握りしめながらこういった。
「まあ・・・家賃はこれでチャラにさせてもらう。それじゃあ、そうだなあ、お前さん住み込みで働いたことある?」
「住み込み、ですか」
「実は従姉が所有している物件で管理人をしてくれる夫婦を探していたんだ。まあ、その物件だがそこの異世界からきた女の子にはお似合いだと思うんだが」
そういって大家さんは自宅から書類を持ってきた。そこには物件の簡単な説明と間取りがあった。
「この物件で・・・お城みたいじゃないですか?」
その物件の写真は古そうだけど立派な屋敷が写っていた。それはヨーロッパのなんとか伯爵でも住んでいそうな建物で、日本にあるとは思えないつくりをしていた。
「この建物は明治時代にとある資産家が作った別宅なんだ。今も住んで・・・まあ、行ってみたらわかるだろうから説明しないけど、建物には喫茶店も営業中なんだ。そういったものを管理すればいいってだけぞ」
その写真をみて目が輝いていた者がいた。それはアシャンだった。
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