26 / 50
26
しおりを挟む
その後、何組かの模擬試合が行われ、昼休憩となった。
お昼は外に食べに出てもいいし、持参してもいい。
ただ、持参した者は飲食スペースのある別の部屋へ移動しなければなならなかった。
あたしは後者だ。
今日もばあちゃんが弁当を作ってくれた。
教室を出ていく時、かなり視線が痛かったけれど無視した。
その頃にはタマも起きていて、あたしはタマをモフりながら飲食スペース
へと向かった。
このテイマー向けの勉強会の他にも、例えば冒険者向けの勉強会だったり、カルチャースクールだったりが別の階でもひらかれていたようだ。
飲食スペースへ向かう途中で、そんな他のイベント参加者とすれ違った。
中にはあたしと同じ方向へ向かう人達もいて、そんな人達の会話が聞こえてきた。
それによると、どうやら冒険者向けの勉強会は各ギルドを束ねるリーダーの人達が集まる特別なものだとか、とある物作り体験教室に参加した親子のうまく竹とんぼが作れなかったとか、そんな話が流れてくる。
そんなざわめきをBGMに、あたしは目的の場所へたどり着く。
三部屋くらいをぶち抜いたとても広い空間だった。
それも、今回のテイマー向けということで特別に用意した場所らしく、出入口の所に、あたしが参加している勉強会の名前と、その参加者専用という紙が貼ってあった。
そして、そんなだだっ広い空間にまるで小学校の食堂のように長テーブルが二つずつ組まれ、計四列並べられていた。
椅子は、教室にもあったパイプ椅子だ。
適当な場所に腰掛けると、あたしは弁当を取り出した。
もちろん、タマの弁当も忘れていない。
タマがテーブルの上に降りて、草をもしゃもしゃし始める。
大丈夫、他の人のモンスターもだいたいこうやって餌やってるから、怒られるとかはないだろう、うん。
そうして昼食を摂り始めた時、ジーンさんがグレイさんと共に現れた。
コンビニ弁当の入った袋を手に、現れた。
「さっきはありがとうね。
どうせなら奢ろうかと考えてたんだけど、お弁当だったんだ」
そう言ったのは、ジーンさんだった。
「ええ、まぁ」
あたしが答えるのと同時に、ジーンさんのワンコが机に飛び乗った。
ワンコはもしゃもしゃ草を食べているタマへ近づいて、フガフガと臭いを嗅ぎ始めた。
かと思うと、草に夢中で全くワンコに気づかないタマに軽い頭突きをした。
「テュケ?」
そこで初めてタマはワンコの存在に気づいて、鳴いた。
ワンコはタマが自分に気づくと、尻尾が取れるか骨折するんじゃないかと言うほどブンブン振り始める。
そして、じゃれ始めた。
喧嘩じゃないので放っておくことにする。
そんな光景を横目に、ジーンさんとグレイさんがあたしを挟むように両隣に座った。
怖いんだけど。
なんでおっさん二人に挟まれてんの?
あ、そっか真向かいの席座るには、一度端っこ行って回ってこないとだもんな。
でも、この威圧感はなんとかしてほしい。
「グレイから説明聞いたんだってね」
「ええ、教育的指導の意味がよくわかりました」
あたしは横目で、サンドイッチにパクついている人狼族のグレイさんを見た。
サンドイッチが美味しいのか、もふもふの尻尾をパタパタ振っている。
またすぐ視線を戻す。
ホントはちょっと触りたいけど、こういうボディタッチはセクハラになるから触らない。
触ってもふもふしたいけど、まだ犯罪者にはなりたくないから、我慢だ、我慢。
そして、ちょっと気になっていたことを訊いた。
「そういえば、タマが潰した火竜ってどうなりました?」
あの後、どこからか現れた人達に火竜は運ばれて行った。
やたらテンション高く、
「内臓グチャグチャだ! こりゃ治癒しがいがあるぞ!」
とか、
「骨もいい感じに砕けて臓物に刺さってやがる!
なかなかいい感じだ!」
とか、
「ひぃやっはぁぁォォォァァ!!!
新鮮な検体ゲットだぜ!!」
とか。
なんと言うか、外で口にしたらダメな言葉のオンパレードが飛び交っていたけど、聞かなかったことにした。
でも、そりゃ新鮮だよな、まだ死んでないし、とはちょっと思った。
飼い主ということもあり、リリアさんもそれに着いて行ったのか、気づいたらその姿は消えていた。
「あぁ、別室で講義に参加していた治癒術師が治癒させたよ。
丁度いい被検体が手に入ったって、いつも通り喜んでたなぁ」
あ、はい。
それ、目の前で見てましたから、わざわざ説明しなくていいです。
これも一種の、持ちつ持たれつというやつか。
ガチの専門家も参加してるとは聞いていたけど、なるほど、お金かけずにそういう検体を手に入れる目的もあるのか。
それにしては、あのハイテンションはちょっとどうかと思うけど。
つーか、いつも通りなんだ。
「お父さんって、ほんとに半分吸血鬼なんだなぁ」
色々思うところはあったけれど、あたしはお父さんの頑丈さを改めて思い知った。
今のところお父さんは、【目覚まし】で内臓がグチャグチャになったり、骨が砕けたりはしてないからだ。
「お前さん、妙な臭いが混じってると思ったら吸血鬼の混血か」
あたしの呟きを、グレイさんは聞き逃さなかったらしくそう言ってくる。
別に混血なんて珍しくないだろうに。
「父親がダンピールってことは、クォーターってやつか?」
「そう、なるんですかねぇ。
いまいちよくわからないですけど。あたしの種族は人間ですよ」
あたしはそこで弁当を食べ終わり、片付ける。
ジーンさんはコンビニのおにぎりを食べながら、あたしに視線を向けている。
言いたいことがあるならさっさと言ってほしい。
こっちとしては、そろそろ今追ってるウェブ小説の更新時間だから早く読みたいんだけど。
おにぎりを飲み込んで、一緒に買っていたらしいお茶のペットボトルで喉を潤した後、ジーンさんは口を開いた。
「人間、ねぇ?」
それは何かを探るような、意味深な呟きだった。
どうでもいいが、イケメンの歯におにぎりの海苔が付いている。
言おうか言わまいか迷って、言わないでおいた。
代わりに彼が気にしてるだろうことにアタリをつけて、あたしは話し始めた。
「魔力量の話は、ばあちゃんに聞きました。
なんか、膨大すぎて扱いきれないってことはないって事と同じだねって思って、無いってことにしてたらしいです」
嘘は言っていない。
しかし、ジーンさんはこの話の矛盾点を突いてきた。
「その話は本当なんだろうけど、まだ、あるよね?
そうじゃないと、ココロさんがタマちゃんにかけた魔法の説明にならないから。
君、魔法、もしくはスキルが使えるんじゃないの?」
あたしは、ばあちゃんが用意してくれた水筒を取り出して、中の麦茶をごくごく飲んでから、答えた。
「それは個人情報になるんで答えたくありません」
お昼は外に食べに出てもいいし、持参してもいい。
ただ、持参した者は飲食スペースのある別の部屋へ移動しなければなならなかった。
あたしは後者だ。
今日もばあちゃんが弁当を作ってくれた。
教室を出ていく時、かなり視線が痛かったけれど無視した。
その頃にはタマも起きていて、あたしはタマをモフりながら飲食スペース
へと向かった。
このテイマー向けの勉強会の他にも、例えば冒険者向けの勉強会だったり、カルチャースクールだったりが別の階でもひらかれていたようだ。
飲食スペースへ向かう途中で、そんな他のイベント参加者とすれ違った。
中にはあたしと同じ方向へ向かう人達もいて、そんな人達の会話が聞こえてきた。
それによると、どうやら冒険者向けの勉強会は各ギルドを束ねるリーダーの人達が集まる特別なものだとか、とある物作り体験教室に参加した親子のうまく竹とんぼが作れなかったとか、そんな話が流れてくる。
そんなざわめきをBGMに、あたしは目的の場所へたどり着く。
三部屋くらいをぶち抜いたとても広い空間だった。
それも、今回のテイマー向けということで特別に用意した場所らしく、出入口の所に、あたしが参加している勉強会の名前と、その参加者専用という紙が貼ってあった。
そして、そんなだだっ広い空間にまるで小学校の食堂のように長テーブルが二つずつ組まれ、計四列並べられていた。
椅子は、教室にもあったパイプ椅子だ。
適当な場所に腰掛けると、あたしは弁当を取り出した。
もちろん、タマの弁当も忘れていない。
タマがテーブルの上に降りて、草をもしゃもしゃし始める。
大丈夫、他の人のモンスターもだいたいこうやって餌やってるから、怒られるとかはないだろう、うん。
そうして昼食を摂り始めた時、ジーンさんがグレイさんと共に現れた。
コンビニ弁当の入った袋を手に、現れた。
「さっきはありがとうね。
どうせなら奢ろうかと考えてたんだけど、お弁当だったんだ」
そう言ったのは、ジーンさんだった。
「ええ、まぁ」
あたしが答えるのと同時に、ジーンさんのワンコが机に飛び乗った。
ワンコはもしゃもしゃ草を食べているタマへ近づいて、フガフガと臭いを嗅ぎ始めた。
かと思うと、草に夢中で全くワンコに気づかないタマに軽い頭突きをした。
「テュケ?」
そこで初めてタマはワンコの存在に気づいて、鳴いた。
ワンコはタマが自分に気づくと、尻尾が取れるか骨折するんじゃないかと言うほどブンブン振り始める。
そして、じゃれ始めた。
喧嘩じゃないので放っておくことにする。
そんな光景を横目に、ジーンさんとグレイさんがあたしを挟むように両隣に座った。
怖いんだけど。
なんでおっさん二人に挟まれてんの?
あ、そっか真向かいの席座るには、一度端っこ行って回ってこないとだもんな。
でも、この威圧感はなんとかしてほしい。
「グレイから説明聞いたんだってね」
「ええ、教育的指導の意味がよくわかりました」
あたしは横目で、サンドイッチにパクついている人狼族のグレイさんを見た。
サンドイッチが美味しいのか、もふもふの尻尾をパタパタ振っている。
またすぐ視線を戻す。
ホントはちょっと触りたいけど、こういうボディタッチはセクハラになるから触らない。
触ってもふもふしたいけど、まだ犯罪者にはなりたくないから、我慢だ、我慢。
そして、ちょっと気になっていたことを訊いた。
「そういえば、タマが潰した火竜ってどうなりました?」
あの後、どこからか現れた人達に火竜は運ばれて行った。
やたらテンション高く、
「内臓グチャグチャだ! こりゃ治癒しがいがあるぞ!」
とか、
「骨もいい感じに砕けて臓物に刺さってやがる!
なかなかいい感じだ!」
とか、
「ひぃやっはぁぁォォォァァ!!!
新鮮な検体ゲットだぜ!!」
とか。
なんと言うか、外で口にしたらダメな言葉のオンパレードが飛び交っていたけど、聞かなかったことにした。
でも、そりゃ新鮮だよな、まだ死んでないし、とはちょっと思った。
飼い主ということもあり、リリアさんもそれに着いて行ったのか、気づいたらその姿は消えていた。
「あぁ、別室で講義に参加していた治癒術師が治癒させたよ。
丁度いい被検体が手に入ったって、いつも通り喜んでたなぁ」
あ、はい。
それ、目の前で見てましたから、わざわざ説明しなくていいです。
これも一種の、持ちつ持たれつというやつか。
ガチの専門家も参加してるとは聞いていたけど、なるほど、お金かけずにそういう検体を手に入れる目的もあるのか。
それにしては、あのハイテンションはちょっとどうかと思うけど。
つーか、いつも通りなんだ。
「お父さんって、ほんとに半分吸血鬼なんだなぁ」
色々思うところはあったけれど、あたしはお父さんの頑丈さを改めて思い知った。
今のところお父さんは、【目覚まし】で内臓がグチャグチャになったり、骨が砕けたりはしてないからだ。
「お前さん、妙な臭いが混じってると思ったら吸血鬼の混血か」
あたしの呟きを、グレイさんは聞き逃さなかったらしくそう言ってくる。
別に混血なんて珍しくないだろうに。
「父親がダンピールってことは、クォーターってやつか?」
「そう、なるんですかねぇ。
いまいちよくわからないですけど。あたしの種族は人間ですよ」
あたしはそこで弁当を食べ終わり、片付ける。
ジーンさんはコンビニのおにぎりを食べながら、あたしに視線を向けている。
言いたいことがあるならさっさと言ってほしい。
こっちとしては、そろそろ今追ってるウェブ小説の更新時間だから早く読みたいんだけど。
おにぎりを飲み込んで、一緒に買っていたらしいお茶のペットボトルで喉を潤した後、ジーンさんは口を開いた。
「人間、ねぇ?」
それは何かを探るような、意味深な呟きだった。
どうでもいいが、イケメンの歯におにぎりの海苔が付いている。
言おうか言わまいか迷って、言わないでおいた。
代わりに彼が気にしてるだろうことにアタリをつけて、あたしは話し始めた。
「魔力量の話は、ばあちゃんに聞きました。
なんか、膨大すぎて扱いきれないってことはないって事と同じだねって思って、無いってことにしてたらしいです」
嘘は言っていない。
しかし、ジーンさんはこの話の矛盾点を突いてきた。
「その話は本当なんだろうけど、まだ、あるよね?
そうじゃないと、ココロさんがタマちゃんにかけた魔法の説明にならないから。
君、魔法、もしくはスキルが使えるんじゃないの?」
あたしは、ばあちゃんが用意してくれた水筒を取り出して、中の麦茶をごくごく飲んでから、答えた。
「それは個人情報になるんで答えたくありません」
10
あなたにおすすめの小説
記憶なし、魔力ゼロのおっさんファンタジー
コーヒー微糖派
ファンタジー
勇者と魔王の戦いの舞台となっていた、"ルクガイア王国"
その戦いは多くの犠牲を払った激戦の末に勇者達、人類の勝利となった。
そんなところに現れた一人の中年男性。
記憶もなく、魔力もゼロ。
自分の名前も分からないおっさんとその仲間たちが織り成すファンタジー……っぽい物語。
記憶喪失だが、腕っぷしだけは強い中年主人公。同じく魔力ゼロとなってしまった元魔法使い。時々訪れる恋模様。やたらと癖の強い盗賊団を始めとする人々と紡がれる絆。
その先に待っているのは"失われた過去"か、"新たなる未来"か。
◆◆◆
元々は私が昔に自作ゲームのシナリオとして考えていたものを文章に起こしたものです。
小説完全初心者ですが、よろしくお願いします。
※なお、この物語に出てくる格闘用語についてはあくまでフィクションです。
表紙画像は草食動物様に作成していただきました。この場を借りて感謝いたします。
安全第一異世界生活
朋
ファンタジー
異世界に転移させられた 麻生 要(幼児になった3人の孫を持つ婆ちゃん)
新たな世界で新たな家族を得て、出会った優しい人・癖の強い人・腹黒と色々な人に気にかけられて婆ちゃん節を炸裂させながら安全重視の異世界冒険生活目指します!!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる