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本編
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「[サイレントフットワーク][歩行速度向上]!」
「なんと!トト選手ここにきてスキルの組み合わせをしてきた!」
「あれは、たしかしんが使ってた中二病チート能力...」
「君のお友達の茶髪女をやったのもこの技さ!」
その時、腕を切られる感覚があった。姿は見えなかった、だが確実に攻撃されている。
「どうだ!?見えるか!分かるか!僕の居場所さえ分からないだろう!」
「いって!血が...切られてる。」
「そんなに見たきゃもっと血を見せてあげるよ!ハハハハハ!」
「グッ...」
「痛いかい!?もっと痛がった顔を見せてくれよ!今の僕は見えないどころかスキルによってスピードも上がっている!場所が分かったとしても触ることさえ不可能なのさ!」
「じゃあ触らずして捕まえてやるよ!」
「フンッ!気でも狂ったのかい!?やれるものならやってみなよ!」
ユージンはトトからの攻撃を受けながら目を閉じて祈りのポーズを取り始めた。
「一体何をしようというのか!ユージン選手祈りを捧げ始めた?!」
「なんだそれ!?ハハハハハハハハハハ!笑わせてくれるなよ!命乞いのつもり!?」
「さあ?それはどうだろうね...」
「ククク...さあてそれじゃあ攻撃の続きをさせてもらう...っ?!」
「フッ、やっと気付いたのか」
「なんだ!?サイレントフットワークで姿、気配を消したハズのトト選手が我々にも見えてしまっている!」
「どうして!?サイレントフットワークは触られない限り見えるはずは...」
「だから、触ってるんだよ。お前はもう俺に捕まってんだよ」
「どういうことだ!?」
「下、見てろよ」
恐る恐るトトが下を確認すると黒い影がトトを捕らえていた。
「忍法、[影縫い]!いや~シカマル先生ありがとうございます!」
「っ?!なんだこの魔法は!影が人を捕まえる魔法なんて、見たことも聞いたこともない!」
「魔法じゃあないんだけど...まあ、この技は影で捕まえた奴を自分と同じ動きをさせられる技な訳よ。そして今、お前は俺を刺すためにナイフ手に持っている。これが何を言ってるのか分かるよな?」
「グッ...」
「なんと!ユージン選手は祈りを捧げていた訳ではなく、魔法の印をとっていた!」
「ま、降参しないっていうなら別に良いよ、俺もあいつの仇があるから。」
「フフッ、まだまだだね!」
その瞬間、トトの姿が薄くなって消えていった。そして、ユージンを後ろからナイフで突き刺していた。
「甘いよ!詰めが甘い![分身生成]!この技は僕が十年かけて編み出したオリジナルの技さ!まあ、魔力の消費が激しいから一度に一体しか作れないけどね!でも、僕の勝ちだ!」
「な...に...」
そのまま地面に倒れる。
「誉めてあげるよ、僕に奥の手を使わせたんだからね!ほらっ!なんとか言いなよ!」
トトは容赦なくユージンを殴り、蹴りを繰り返した、息の上がるほど。そのとき後ろから声がした。
「あー、気が済んだ?」
「っ?!バカな!なんで!どうして!」
「それ、俺の分身。」
ト僕が十年かけて編み出したオリジナルの技をどうして君が!君なんかが!」
「それは、お前が弱かった。それだけのこと...あと、お前刃物使ったから既に失格。[多重影分身]!」
ポンポンという音と煙と共に多数のユージンが出現した。
「そんな、バカな...どうして君なんかに劣るんだ」
「自答してみろ」
「「「うおおお!!」」」
分身のユージンが一斉にトトに襲いかかった。
その後トトは救護班に連れられユージンの二回戦突破が決まった。
◆◇◆
「ネロ!起きたか!」
ネロはユージンの試合が終わる頃に丁度目を覚ましたとのことだった。
「はい!おかげさまで!ご迷惑をおかけしてしまいまして、面目ないです。」
「元気でなによりだよ!」
「胸を揉みながら言ってんじゃねえよ!」
「勝ったんだろ?」
「ん?ああ、宣言通りボコボコにしてきてやったぜ」
ネロが心配そうな顔に気がついた。
「安心しろ死なない程度にやってきたから!失神してたけど...」
「ほんと、ネロったらお人好しよね」
「あんなやつあたしがグーパンすれば、一発で...」
「いえ、いくらクソヤロウだと言ってもやはりゴールドなだけあって強かったです。ペルーシャさんじゃ瞬殺でしたよ」
「ちょっと!どういう意味!?」
「あれは、当然ユージン様だったから勝てたんです!」
「まあまあ、お前達も勝ったんだろ?」
「楽勝で三回戦出場」
「少し歯ごたえなさすぎね」
「ああ!どいつもこいつも湯葉みたいな奴ばっかりだったぜ、なあ?バハムート」
『ああ、たしかに楽勝だったが、お前は少し相手をあなどりすぎだ。相手がゴールドだったら危険だったぞ』
『まあ、結果オーライではありませんか』
「とにかく、みんな心配する必要なさそうだな!1日目も無事終わったし、今日はもう休もう」
◆◇◆
大会運営医務室
「あは☆だっさーあんた、カッパーなんかにやられてんの?」
赤髪のロングの女がトトを見るなりゲラゲラと笑った。
「うるさい!だまれ!あいつ...僕にこんな恥をかかせやがって!絶対に許さん!」
「ユージンとか言ったか、あの男やはり、マリアが目を付けただけあるな」
「そんな訳ないわよ!こいつがヘマをしただけのことでしょ?あんたカッパーからやり直せば?」
「僕よりランキングが下のくせに良くそんな事言えるじゃないか」
「やめろ、2人とも。しかし、その男やはり要注意すべきだな...」
「んで、わざわざ笑いに来たのか?」
「そんな訳ないでしょ」
「私が話そうベンジャミン」
「クロウドは甘過ぎるのよ」
「実はな、トリシタンが逃げたようだ...」
「なんと!トト選手ここにきてスキルの組み合わせをしてきた!」
「あれは、たしかしんが使ってた中二病チート能力...」
「君のお友達の茶髪女をやったのもこの技さ!」
その時、腕を切られる感覚があった。姿は見えなかった、だが確実に攻撃されている。
「どうだ!?見えるか!分かるか!僕の居場所さえ分からないだろう!」
「いって!血が...切られてる。」
「そんなに見たきゃもっと血を見せてあげるよ!ハハハハハ!」
「グッ...」
「痛いかい!?もっと痛がった顔を見せてくれよ!今の僕は見えないどころかスキルによってスピードも上がっている!場所が分かったとしても触ることさえ不可能なのさ!」
「じゃあ触らずして捕まえてやるよ!」
「フンッ!気でも狂ったのかい!?やれるものならやってみなよ!」
ユージンはトトからの攻撃を受けながら目を閉じて祈りのポーズを取り始めた。
「一体何をしようというのか!ユージン選手祈りを捧げ始めた?!」
「なんだそれ!?ハハハハハハハハハハ!笑わせてくれるなよ!命乞いのつもり!?」
「さあ?それはどうだろうね...」
「ククク...さあてそれじゃあ攻撃の続きをさせてもらう...っ?!」
「フッ、やっと気付いたのか」
「なんだ!?サイレントフットワークで姿、気配を消したハズのトト選手が我々にも見えてしまっている!」
「どうして!?サイレントフットワークは触られない限り見えるはずは...」
「だから、触ってるんだよ。お前はもう俺に捕まってんだよ」
「どういうことだ!?」
「下、見てろよ」
恐る恐るトトが下を確認すると黒い影がトトを捕らえていた。
「忍法、[影縫い]!いや~シカマル先生ありがとうございます!」
「っ?!なんだこの魔法は!影が人を捕まえる魔法なんて、見たことも聞いたこともない!」
「魔法じゃあないんだけど...まあ、この技は影で捕まえた奴を自分と同じ動きをさせられる技な訳よ。そして今、お前は俺を刺すためにナイフ手に持っている。これが何を言ってるのか分かるよな?」
「グッ...」
「なんと!ユージン選手は祈りを捧げていた訳ではなく、魔法の印をとっていた!」
「ま、降参しないっていうなら別に良いよ、俺もあいつの仇があるから。」
「フフッ、まだまだだね!」
その瞬間、トトの姿が薄くなって消えていった。そして、ユージンを後ろからナイフで突き刺していた。
「甘いよ!詰めが甘い![分身生成]!この技は僕が十年かけて編み出したオリジナルの技さ!まあ、魔力の消費が激しいから一度に一体しか作れないけどね!でも、僕の勝ちだ!」
「な...に...」
そのまま地面に倒れる。
「誉めてあげるよ、僕に奥の手を使わせたんだからね!ほらっ!なんとか言いなよ!」
トトは容赦なくユージンを殴り、蹴りを繰り返した、息の上がるほど。そのとき後ろから声がした。
「あー、気が済んだ?」
「っ?!バカな!なんで!どうして!」
「それ、俺の分身。」
ト僕が十年かけて編み出したオリジナルの技をどうして君が!君なんかが!」
「それは、お前が弱かった。それだけのこと...あと、お前刃物使ったから既に失格。[多重影分身]!」
ポンポンという音と煙と共に多数のユージンが出現した。
「そんな、バカな...どうして君なんかに劣るんだ」
「自答してみろ」
「「「うおおお!!」」」
分身のユージンが一斉にトトに襲いかかった。
その後トトは救護班に連れられユージンの二回戦突破が決まった。
◆◇◆
「ネロ!起きたか!」
ネロはユージンの試合が終わる頃に丁度目を覚ましたとのことだった。
「はい!おかげさまで!ご迷惑をおかけしてしまいまして、面目ないです。」
「元気でなによりだよ!」
「胸を揉みながら言ってんじゃねえよ!」
「勝ったんだろ?」
「ん?ああ、宣言通りボコボコにしてきてやったぜ」
ネロが心配そうな顔に気がついた。
「安心しろ死なない程度にやってきたから!失神してたけど...」
「ほんと、ネロったらお人好しよね」
「あんなやつあたしがグーパンすれば、一発で...」
「いえ、いくらクソヤロウだと言ってもやはりゴールドなだけあって強かったです。ペルーシャさんじゃ瞬殺でしたよ」
「ちょっと!どういう意味!?」
「あれは、当然ユージン様だったから勝てたんです!」
「まあまあ、お前達も勝ったんだろ?」
「楽勝で三回戦出場」
「少し歯ごたえなさすぎね」
「ああ!どいつもこいつも湯葉みたいな奴ばっかりだったぜ、なあ?バハムート」
『ああ、たしかに楽勝だったが、お前は少し相手をあなどりすぎだ。相手がゴールドだったら危険だったぞ』
『まあ、結果オーライではありませんか』
「とにかく、みんな心配する必要なさそうだな!1日目も無事終わったし、今日はもう休もう」
◆◇◆
大会運営医務室
「あは☆だっさーあんた、カッパーなんかにやられてんの?」
赤髪のロングの女がトトを見るなりゲラゲラと笑った。
「うるさい!だまれ!あいつ...僕にこんな恥をかかせやがって!絶対に許さん!」
「ユージンとか言ったか、あの男やはり、マリアが目を付けただけあるな」
「そんな訳ないわよ!こいつがヘマをしただけのことでしょ?あんたカッパーからやり直せば?」
「僕よりランキングが下のくせに良くそんな事言えるじゃないか」
「やめろ、2人とも。しかし、その男やはり要注意すべきだな...」
「んで、わざわざ笑いに来たのか?」
「そんな訳ないでしょ」
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