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本編
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ローマ 首都アンツィオ
「あいつら大丈夫か...」
「だな…」
「俺は嫌な予感しかしねーよ…」
その時だった。手もとの通信役の魔法石から声がした。
『おい!透、天ちゃん!聞こえるか?!』
「お!ゆ、ユージンか?!」
『菅からなにか連絡はあったか?!』
「いや、なにも...」
「なにかあったのか?!」
『さっきから連絡がつかないんだ、戦闘に夢中で気付かないって可能性もあるけど心配だから一度様子を見てくることにした。』
「了解した!」
◆◇◆
「ここら辺か?」
慎重に気配に気を配りながら岩の隙間から顔を出した。
次の瞬間だった、ドン!という音と衝撃が空気を震わせた。
「爆発?」
音の方を見ると複数の人影が確認できた。
「ほら、立てよ?人間」
「手練なのは認めるがやはり人間は人間だったな」
その光景を見てユージンは一瞬言葉を失った。肌の黒い悪魔と思われる者達が6人、地面に顔を伏せている見慣れた6人がいた。
その光景に唖然としているとユージンも気付かない間に後ろに気配を感じた。
「ありゃりゃ?ここにもいるぞ?」
振り向いた瞬間に丸太の様な太い足に蹴り飛ばされた。
「(お、重い!!)」
態勢を直しきれずに背中から地面に叩き落とされた。
「ゴホッ...」
「まだいたのか…」
「どうした?大丈夫か?喘息の発作を起こしているように苦しそうだぞ?」
「お前らは…」
「俺達か?」
「俺は上級悪魔のアモイ」
「同じくサズイ」
「ヒース」
「ヨルノだよ、よろしくね」
「ワイムールね?覚えてな?」
「?!&*.”/」
「ジャスイは喋れないんだ。」
「いちいち名前なんか覚えられるかッ!こいつらちゃんと生きてんだろーな?」
「ああ、そこに転がってる彼ら?多分まだ生きてると思うけど...今から殺すから助けても無意味だね?」
次の瞬間、悪魔の1人の姿が消えた。
菅野の横に立ち、首を切断しようとした時だった。
「☆♡@,♪→#!!?」
悪魔が横へ吹き飛び、もといた場所にはユージンが立っていた。
「君強いんだね?」
「驚いたな、ジャスイのスピードについてくるとは、本当に人間か?」
「お前ら悪魔ってよ、毎度毎度思うんだが、身体でけーよな?」
「&/*/→#&♪*#@☆.!」
「?!おかしいな~力一杯斬りつけたつもりなのにな…」
「あいつが特別なだけさ」
「あれ?倒れてた人間がいつの間にかいなくなってるね?逃がしたね?」
「お前らなんぞ俺だけで充分だ。それに倒れられてても脚でまとい。」
「気に入った。」
「ただ、今回は俺も少し本気を出させてもらう。なんつったって相手は今までの雑魚悪魔と違って上級悪魔だからな…」
「ん?その剣...なるほど、貴様勇者か...」
「なら、僕達も本気でやらなきゃね?」
「《卍解、天鎖斬月 虚化》」
「あいつら大丈夫か...」
「だな…」
「俺は嫌な予感しかしねーよ…」
その時だった。手もとの通信役の魔法石から声がした。
『おい!透、天ちゃん!聞こえるか?!』
「お!ゆ、ユージンか?!」
『菅からなにか連絡はあったか?!』
「いや、なにも...」
「なにかあったのか?!」
『さっきから連絡がつかないんだ、戦闘に夢中で気付かないって可能性もあるけど心配だから一度様子を見てくることにした。』
「了解した!」
◆◇◆
「ここら辺か?」
慎重に気配に気を配りながら岩の隙間から顔を出した。
次の瞬間だった、ドン!という音と衝撃が空気を震わせた。
「爆発?」
音の方を見ると複数の人影が確認できた。
「ほら、立てよ?人間」
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その光景を見てユージンは一瞬言葉を失った。肌の黒い悪魔と思われる者達が6人、地面に顔を伏せている見慣れた6人がいた。
その光景に唖然としているとユージンも気付かない間に後ろに気配を感じた。
「ありゃりゃ?ここにもいるぞ?」
振り向いた瞬間に丸太の様な太い足に蹴り飛ばされた。
「(お、重い!!)」
態勢を直しきれずに背中から地面に叩き落とされた。
「ゴホッ...」
「まだいたのか…」
「どうした?大丈夫か?喘息の発作を起こしているように苦しそうだぞ?」
「お前らは…」
「俺達か?」
「俺は上級悪魔のアモイ」
「同じくサズイ」
「ヒース」
「ヨルノだよ、よろしくね」
「ワイムールね?覚えてな?」
「?!&*.”/」
「ジャスイは喋れないんだ。」
「いちいち名前なんか覚えられるかッ!こいつらちゃんと生きてんだろーな?」
「ああ、そこに転がってる彼ら?多分まだ生きてると思うけど...今から殺すから助けても無意味だね?」
次の瞬間、悪魔の1人の姿が消えた。
菅野の横に立ち、首を切断しようとした時だった。
「☆♡@,♪→#!!?」
悪魔が横へ吹き飛び、もといた場所にはユージンが立っていた。
「君強いんだね?」
「驚いたな、ジャスイのスピードについてくるとは、本当に人間か?」
「お前ら悪魔ってよ、毎度毎度思うんだが、身体でけーよな?」
「&/*/→#&♪*#@☆.!」
「?!おかしいな~力一杯斬りつけたつもりなのにな…」
「あいつが特別なだけさ」
「あれ?倒れてた人間がいつの間にかいなくなってるね?逃がしたね?」
「お前らなんぞ俺だけで充分だ。それに倒れられてても脚でまとい。」
「気に入った。」
「ただ、今回は俺も少し本気を出させてもらう。なんつったって相手は今までの雑魚悪魔と違って上級悪魔だからな…」
「ん?その剣...なるほど、貴様勇者か...」
「なら、僕達も本気でやらなきゃね?」
「《卍解、天鎖斬月 虚化》」
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