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異世界の抱負
1-3 エルフの国
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門へと近づくために歩き始めると幾人かがこちらに気づき、指を指す。
先程は得に気にしなかったが真はどうやらこの世界の言葉は理解できるし、話せるらしい。
「神様の恩恵かね。」
次の瞬間だった、足元でいきなり地面が爆発を起こし、砂埃をあげた。
「えっ?!危な!1050倍のままで良かった...」
ホッと息をつこうとした瞬間また、爆発が起き、やがて止まないほどにまで連続した。しかし、爆発の火炎の中では真はそよ風を浴びているかのように動じていなかった。
「コレが魔法ってやつなのかなぁ...」
しばらくして止み始めたので歩みを再び始めた。門の方から怒号が飛ぶ。
「止まれ!黒き邪神と思しき者よ!」
「あ?」
「これより先はママグレー神の加護に守られしエルフの街なるぞ!」
「知らねーよ。てか、お前らエルフだったんか。」
何を言っても止まる気配がないと判断したエルフ達は片手を真へ突き出し何かを唱え始める。
「《火球》!」
「おお!魔法じゃん!」
こちらへ向かってくる火の玉に興味深々で見つめているとやがて真の顔面に直撃した。《火球》を当てたエルフは直撃したことに驚いていた。
「良くやった!たとえ下位魔法だとしてもあんなもろに当たってしまえば多少なりともダメージはあるはず...」
しかし、顔についた蜘蛛の巣を払うように真が無傷の顔を顕にした。
「低熱の炎だったのかな?」
「バカな...本当に邪神なのか...」
「隊長!我々はどうすれば!」
「邪神...本当に蘇ったのか...」
真とエルフ達の距離はもうそれほど遠くないところまで迫っていた、
「くっ...弓だ!弓を射れ!」
そして、後ろに控えていた新たなエルフが顔を出し、弓の弦をギリギリと力の限り引っ張り、矢を放った。しかし、その矢のどれもが真に当たっては殺虫剤に当たった虫の様に足元に落ちていく。
「そんな...有り得ない...」
「撤退だ!門を閉めろ!急げ!邪神が来るぞ!」
門の外にいたエルフ達も素早く中に入り、両開きだった扉がだんだん内側へ閉まっていく。やがて真が門につく頃には扉は完全に閉まっていた。
門の向こうからはエルフ達の足音や怒号が飛び交っていた。
「すいませーん、開けてくださーい。」
それでも開く気配がなかったので仕方なくノックしようと、軽く扉を叩くと扉は叩いた部分が紙のように降り曲がり数十メートル吹き飛んだ。
「あっ」
◆◇◆
あれから何日たっただろうか、真はエルフの街の中心に位置する城の玉座に座っていた。
「邪神様、こちら我らの領地で採れました果実でございます!是非ご賞味下さいませ!」
土下座するように頭を下げ、冠を被ったエルフが見た事もない果物がたくさん乗った皿を出す。
「あ、ありがとう。」
一つ手に取り頬張るが余りに酸っぱい、それに青臭さもあった。
「不味っ!!」
「こ、これは!も、もも、も、申し訳ありません!これを持って参った者を、を、う、打首とさせますので!な、何卒ご慈悲を!」
「いや...良いよ良いよ」
「寛大な邪神様にご感謝を...」
「なんでこんな事に...」
数日前を思い返してみる、あの後扉を破壊してしまった事を謝罪するため近くのエルフを捕まえ、ここで一番偉い人物は誰かと聞いたところこのエルフの王、という事だったのでいざ城に入り、様々な魔法で真を追い出そうとしたところその魔法を払うように腕を振ったら城が半壊してしまうという事になり...今に至るのである。
エルフの王が心配そうにこちらをのぞき込んでいるのに気がついた。
「如何しましたでしょうか?なにか不都合でも...」
「いやいやそうじゃなくて...そういえば、俺自分の置かれた状況が良く分からないんだけどさ、邪神ってなんなの?」
「ご存知無いのですか?」
「悪いね、教えてもらえる?」
「勿論でございます!邪神というのは今から五百年程前に突然現れ、人種、異業種、魔物といった全ての生を滅亡まで追いやった神でございます。」
「やばい奴だな...でも、安心してほしい、俺はそんな事しないから。」
「左様でございますか?!」
ハッキリいうとこのエルフの王は老人だ、髭も茶色だがかなり蓄えている。何故こんな態度を取っているんだろうと思っていた真だったが、邪神の説明を聞いて大体が納得できた。
「(じゃあ前回の邪神も俺と同じ異世界人?取り敢えず展開が早すぎてちょっとこの後どうしたら良いのか分からなくなってきた。ネット小説とかだったら冒険者とかになる方向だけど。)」
「取り敢えず、人間の街に行きたいな」
「でしたら私の部下をお供させます!」
エルフの王の後ろで同じく頭を下げていた側近が言葉を放った。
「ありがとう、それから...」
この世界の事をより沢山知る必要があると真は判断した、先日の魔法もそうだがやはり情報は多いに越したことは無い、ゲームのように即死魔法などあったらたまらない。では、その知識は誰からもらうか。
「(このエルフ王なんか良いんじゃないか?いや、歳を取りすぎてたら弱くなるという可能性もあるか...王族なら魔法とか強いかなとか思ったんだけど...そうだ!)」
先程とは打って変わって自分の立場が良くわかったので威厳のある態度をとって接してみることにした。
「エルフの王よ。」
「はっ!」
「貴様、子供はおるか?」
「はっ、おります。年頃の娘です。」
「そうか、では。その娘を今晩、私の部屋によこせ。」
「...か、畏まりました...」
一瞬目を見開くとエルフ王は力無く視線を下げ、後ろの臣下と思われる人物達は啜り泣き始めた。
「(あれ?なんか不味かった?)」
「邪神様、ご無礼を承知で発言をさせてください!」
後ろに控えていた臣下のエルフが王の横に並ぶように出てきた。
「良い、許そう。」
「ありがとうございます!邪神様がご指名された王女君ですが、只今婚約をなさっておられるのです...」
「そうか、それで?」
「は?」
「私に関係あるのか?」
エルフ達の目には邪神を見る瞳の色が薄くなり、慈悲の欠片も与えてくれないと判断したようだった。年頃の娘を夜寄越せという事はつまりはこの邪神は、その娘に夜這いさせろと言っているのだろうと察した。
「(全く意味がわからないな、魔法の話を聞くだけになんで婚約の話が出てくるんだ。)」
「申し訳ありません!邪神様!臣下が変な事を申しまして!」
「良い、してその娘、名をなんと?歳は?」
「はっ、ペシェルと申します。歳は16になります。」
「16...それでもう婚約しているのか...」
「一般的だと判断しますが...」
「そうなのか...わからんな」
先程は得に気にしなかったが真はどうやらこの世界の言葉は理解できるし、話せるらしい。
「神様の恩恵かね。」
次の瞬間だった、足元でいきなり地面が爆発を起こし、砂埃をあげた。
「えっ?!危な!1050倍のままで良かった...」
ホッと息をつこうとした瞬間また、爆発が起き、やがて止まないほどにまで連続した。しかし、爆発の火炎の中では真はそよ風を浴びているかのように動じていなかった。
「コレが魔法ってやつなのかなぁ...」
しばらくして止み始めたので歩みを再び始めた。門の方から怒号が飛ぶ。
「止まれ!黒き邪神と思しき者よ!」
「あ?」
「これより先はママグレー神の加護に守られしエルフの街なるぞ!」
「知らねーよ。てか、お前らエルフだったんか。」
何を言っても止まる気配がないと判断したエルフ達は片手を真へ突き出し何かを唱え始める。
「《火球》!」
「おお!魔法じゃん!」
こちらへ向かってくる火の玉に興味深々で見つめているとやがて真の顔面に直撃した。《火球》を当てたエルフは直撃したことに驚いていた。
「良くやった!たとえ下位魔法だとしてもあんなもろに当たってしまえば多少なりともダメージはあるはず...」
しかし、顔についた蜘蛛の巣を払うように真が無傷の顔を顕にした。
「低熱の炎だったのかな?」
「バカな...本当に邪神なのか...」
「隊長!我々はどうすれば!」
「邪神...本当に蘇ったのか...」
真とエルフ達の距離はもうそれほど遠くないところまで迫っていた、
「くっ...弓だ!弓を射れ!」
そして、後ろに控えていた新たなエルフが顔を出し、弓の弦をギリギリと力の限り引っ張り、矢を放った。しかし、その矢のどれもが真に当たっては殺虫剤に当たった虫の様に足元に落ちていく。
「そんな...有り得ない...」
「撤退だ!門を閉めろ!急げ!邪神が来るぞ!」
門の外にいたエルフ達も素早く中に入り、両開きだった扉がだんだん内側へ閉まっていく。やがて真が門につく頃には扉は完全に閉まっていた。
門の向こうからはエルフ達の足音や怒号が飛び交っていた。
「すいませーん、開けてくださーい。」
それでも開く気配がなかったので仕方なくノックしようと、軽く扉を叩くと扉は叩いた部分が紙のように降り曲がり数十メートル吹き飛んだ。
「あっ」
◆◇◆
あれから何日たっただろうか、真はエルフの街の中心に位置する城の玉座に座っていた。
「邪神様、こちら我らの領地で採れました果実でございます!是非ご賞味下さいませ!」
土下座するように頭を下げ、冠を被ったエルフが見た事もない果物がたくさん乗った皿を出す。
「あ、ありがとう。」
一つ手に取り頬張るが余りに酸っぱい、それに青臭さもあった。
「不味っ!!」
「こ、これは!も、もも、も、申し訳ありません!これを持って参った者を、を、う、打首とさせますので!な、何卒ご慈悲を!」
「いや...良いよ良いよ」
「寛大な邪神様にご感謝を...」
「なんでこんな事に...」
数日前を思い返してみる、あの後扉を破壊してしまった事を謝罪するため近くのエルフを捕まえ、ここで一番偉い人物は誰かと聞いたところこのエルフの王、という事だったのでいざ城に入り、様々な魔法で真を追い出そうとしたところその魔法を払うように腕を振ったら城が半壊してしまうという事になり...今に至るのである。
エルフの王が心配そうにこちらをのぞき込んでいるのに気がついた。
「如何しましたでしょうか?なにか不都合でも...」
「いやいやそうじゃなくて...そういえば、俺自分の置かれた状況が良く分からないんだけどさ、邪神ってなんなの?」
「ご存知無いのですか?」
「悪いね、教えてもらえる?」
「勿論でございます!邪神というのは今から五百年程前に突然現れ、人種、異業種、魔物といった全ての生を滅亡まで追いやった神でございます。」
「やばい奴だな...でも、安心してほしい、俺はそんな事しないから。」
「左様でございますか?!」
ハッキリいうとこのエルフの王は老人だ、髭も茶色だがかなり蓄えている。何故こんな態度を取っているんだろうと思っていた真だったが、邪神の説明を聞いて大体が納得できた。
「(じゃあ前回の邪神も俺と同じ異世界人?取り敢えず展開が早すぎてちょっとこの後どうしたら良いのか分からなくなってきた。ネット小説とかだったら冒険者とかになる方向だけど。)」
「取り敢えず、人間の街に行きたいな」
「でしたら私の部下をお供させます!」
エルフの王の後ろで同じく頭を下げていた側近が言葉を放った。
「ありがとう、それから...」
この世界の事をより沢山知る必要があると真は判断した、先日の魔法もそうだがやはり情報は多いに越したことは無い、ゲームのように即死魔法などあったらたまらない。では、その知識は誰からもらうか。
「(このエルフ王なんか良いんじゃないか?いや、歳を取りすぎてたら弱くなるという可能性もあるか...王族なら魔法とか強いかなとか思ったんだけど...そうだ!)」
先程とは打って変わって自分の立場が良くわかったので威厳のある態度をとって接してみることにした。
「エルフの王よ。」
「はっ!」
「貴様、子供はおるか?」
「はっ、おります。年頃の娘です。」
「そうか、では。その娘を今晩、私の部屋によこせ。」
「...か、畏まりました...」
一瞬目を見開くとエルフ王は力無く視線を下げ、後ろの臣下と思われる人物達は啜り泣き始めた。
「(あれ?なんか不味かった?)」
「邪神様、ご無礼を承知で発言をさせてください!」
後ろに控えていた臣下のエルフが王の横に並ぶように出てきた。
「良い、許そう。」
「ありがとうございます!邪神様がご指名された王女君ですが、只今婚約をなさっておられるのです...」
「そうか、それで?」
「は?」
「私に関係あるのか?」
エルフ達の目には邪神を見る瞳の色が薄くなり、慈悲の欠片も与えてくれないと判断したようだった。年頃の娘を夜寄越せという事はつまりはこの邪神は、その娘に夜這いさせろと言っているのだろうと察した。
「(全く意味がわからないな、魔法の話を聞くだけになんで婚約の話が出てくるんだ。)」
「申し訳ありません!邪神様!臣下が変な事を申しまして!」
「良い、してその娘、名をなんと?歳は?」
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