74 / 119
2
しおりを挟む「っく、あぁ! 駿佑、さん! 駿佑さぁんッ!」
「中に、たっぷり出してやる。寂しいなんて、言わないでくれ」
「ひぁ! はぁ、あ! あぁああ!」
両腕両脚でしっかりと駿佑にしがみつき、聖は絶頂に達した。
この時だけは、全てを忘れられる。
何もかも忘れて、駿佑さんの愛だけを感じていられる。
どくどくと体内に注がれながら、聖は強く震えた。
「はぁ、はぁ、あぁ……」
絡みついた聖の腕をほどき、駿佑はその手の甲にキスをした。
「駿佑さん……」
「何だ?」
「悦かった、ですか?」
「最高だ」
嬉しそうな聖の表情に、ついこちらも頬が緩む。
彼に会ってから、彼と付き合ってから、笑うことが多くなった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
22
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる