3 / 12
第3話クール系元ヤンお姉さん王子に会う
しおりを挟む
「ふぅ……」
家のまえまで来て、流理はようやく一息ついた。
矢で狙われるなんてはじめての体験だった。
ラオウのお尻を振り返って確認した。大丈夫だ。矢は刺さっていない。
「ラオウ、ありがとう。お前さん、速いねえ」
ヒヒン!
ラオウは、誇らしげにいなないた。
「あの……」
流理の胸のなかには、頬を紅く染めた美少年が縮こまっていた。
「おっと、こりゃ失礼」
流理は少年を抱えなおし、ラオウのうえに座らせて向かい合った。
少年は、さっきよりも顔を真っ赤にさせていたが、意を決したように息を吸って、流理の目を見た。
「あの……、たすけてくれて、ありがとうございました」
「どういたしまして。家はどこだい?送るよ」
「いえ、ちょっと今は……その……帰れなくて……」
「ふむ……それじゃあとりあえずお茶でも飲もうか。つかれちゃったよ」
「はい……」
ラオウはしゃがんでくれた。
流理が先に降りて、少年に手を差し伸べた。
「名前はなんていうんだい?私は流理」
少年は差し伸べられた手にちょっと戸惑っていたが、やがて手をとった。
「ボクの名前は、アベルです」
「へぇ!じゃあ、アベルは王子様なのかい!」
「あ、ハイ、第二王子ですが……」
「へ~!アハハ、ぽいぽい、王子様っぽい。へ~、はじめて見た」
ふたりは家のなかのダイニングテーブルに向かい合って話していた。
ふたりのまえには、木製のコップが置かれ、なかにはお茶が注がれている。
流理はお茶を飲もうといったはいいが、そういえばお茶はあるのかな?と思った。お湯の沸かし方もよくわからない。
しかし、どういうわけか、家のなかに入ったらもう用意されていたのでそれを飲んだ。天使がやってくれたのかな?と思った。衣食住完備という話だし。
味は花と蜜の香りがした。
アベルは王子様ぽいといわれて、顔を伏せた。
「あら、ゴメンよ。ちょっとハシャギ過ぎたかね」
「あ、いえ、ちがうんです。なんか、そういう反応新鮮でして」
「ああ……、実はつい最近引っ越して来たようなもんでね。悪いね、王子の顔も知らないで」
「いえ……。ボクはそんなに公務にも出ていませんから……」
「ふ~ん。それにしてもなんでまたあんなトコでゴブリンに追われてたんだい?一人だし」
ふつう、王子には護衛がいるものなのでは?と流理はイメージした。
アベルは自嘲気味な笑みを浮かべた。
「実は、救世主に嫌われてしまったようでして……」
「へぇ……」
救世主ってことは私と同じ異世界転生してきたやつだね、と流理は思った。
~回想~
ある日、その男はやってきました。
「オレは異世界からやってきた転生者だ!お前たちの世界を良くしてやろう!」
なんの前触れもなく、王の間に現れたその男はそう宣言しました。
王宮魔道士や近衛兵が排除しようと、すぐに対応しました。しかし、その力自体は本物でした。
男の名前はアレキサンダー。
近衛兵長の助命を願った王に四つん這いになることを要求し、その上にあぐらをかいて改めて名乗りました。
自分は救世主だ、と。
その日から救世主は我が物顔で国政に口を出すようになりました。
予算もないのに武力を増強しようとしたり、それならと国印を押しただけの紙を通貨として流通させようとしたり、なにやら自分もよく仕組みや原料すらわかっていないカラクリを宮廷鍛治師たちにつくらせようとしたりしました。
思い通りにいかないとカンシャクを起こすため、城内は常に戦々恐々としています。
しかし、なによりマズいことには、モンスター狩りをし始めたことです。
「ん?それはマズいのかい?」
流理が口をはさんだ。
「ハイ。我がアルドラド王国では、モンスターの長たちとの古き盟約により、不可侵条約を結んでおります。ですから積極的な狩りなどもってのほかなのです」
「ふ~ん」
今朝のことです。
このままでは民にモンスターからの被害が及ぶことになるだろうと思い、ボクは救世主に進言することにしました。
救世主だとみずから名乗っているのだから、民のためだと理を説けばわかってくれると思ったのです。
しかし……
「民のため?なにをおためごかし言ってるんだよ。王族特権を守りたいだけだろ?この偽善者が!そういう奴がオレは一番嫌いなんだよっ!」
と、次の瞬間にはゴブリンの集落に転移させられていました。
「大変な目にあったようだね」
「ええ。あのゴブリンの集落は、先日救世主が試みに襲った集落だったようです。とても殺気立っていました」
アベルは遠い目をした。実は、かなりの恐怖体験をしたようだ。
「なるほど、それで帰れない、と」
流理はタバコを唇にくわえた。火はつけない。
「アベル君は、魔法が使えるみたいだね」
「あ、ハイ、多少は」
「火、出してた」
「ハイ」
「なんでゴブリンに火をあてなかったの?」
アベルはギリギリのところで火をあてないよう、コントロールしていた。
それが流理にはなぜかわかった。
「そんなことしたら、本格的に戦争になっちゃいますから。本末転倒です」
立派だ、と流理は思った。
「でも、危なかったよ?」
「そうですけど……ゴブリンたちが怒るのもわかりますし……」
困ったように答えるその姿は、年相応の子どもにも見えた。
「ん?アベル君って何歳?」
「え?なんですか、急に?14歳ですけど……?」
「ふ~ん」
弟と同い年か、と流理は思った。
流理は立ち上がってアベルのそばに行くと、ワシャワシャ~!とアベルの頭をめちゃくちゃにした。
「わっ、わっ!なんですか!?」
「ふふっ、いや~、やわらかそうな髪だな~と思って」
「ええ~?」
「ふむ……」流理はやさしい手つきでアベルの頭をポンッとした。「ゴメン、ちょっと席外すよ」
流理は二階に行くと、出窓を開けた。
「天使ちゃん、聞こえてるんだろ?」
〈……ハイ〉
流理の頭のなかに、申し訳無さそうな声がひびく。
「大変なことになっているようだね」
〈……ハイ〉
「とりあえず、火くれる?」
空中に火の玉があらわれた。流理はこれくらいではもはや驚かず、くわえたタバコを寄せた。
ぷはー。
「世界の安定者、救世主、か。なんだか真逆のことをやっているようだねぇ」
〈どうやらそのようで……〉
「どうするの?」
〈どうするの?と言われましても、ハァ、まあ、世界のことというより、社会のことなんで、管轄外と申しますか……〉
「ふむ、そこは関知しないわけだね」
〈ハイ、あんまり度が過ぎなければ……〉
「ふ~ん」
ぷはー。
〈あの~……怒っちゃいました……?〉
「べつに。天使ちゃんってやっぱり神様の類なんだなって、思っただけ」
〈その心は?〉
「神様は責任なんてとらないもんね」
〈……ふふっ〉
「なにを笑ってるんだい」
〈流理さんって、人間ぽいなあって思いまして〉
「こわ」
〈怖くないですよ~。それに約束は守りますよ?〉
「あん?」
〈お試し期間中。やめますか?いつでもこの世界から脱出できますよ?〉
「あんな子残して行けるかよってーの。まったく、アンタ、ホントは悪魔なんじゃないのかい?」
〈ふふふ〉
天使は愉快そうに笑った。
「確認だけど、アンタから止める気はないんだね?」
〈そうですねぇ。呼びかけくらいはしてもいいんですけど……〉
「けど?」
〈ずっとミュートされてるんで〉
「…………」
ぷはー。
流理は携帯灰皿にタバコをねじこむと、出窓に置いたままだったスカジャンを手に、一階にもどった。
「アベル君」
「は、はい」
「行くよ」
流理はスカジャンに腕を通した。背中には聖母マリアの刺繍が縫ってある。
「モンスター狩り狩りだ」
家のまえまで来て、流理はようやく一息ついた。
矢で狙われるなんてはじめての体験だった。
ラオウのお尻を振り返って確認した。大丈夫だ。矢は刺さっていない。
「ラオウ、ありがとう。お前さん、速いねえ」
ヒヒン!
ラオウは、誇らしげにいなないた。
「あの……」
流理の胸のなかには、頬を紅く染めた美少年が縮こまっていた。
「おっと、こりゃ失礼」
流理は少年を抱えなおし、ラオウのうえに座らせて向かい合った。
少年は、さっきよりも顔を真っ赤にさせていたが、意を決したように息を吸って、流理の目を見た。
「あの……、たすけてくれて、ありがとうございました」
「どういたしまして。家はどこだい?送るよ」
「いえ、ちょっと今は……その……帰れなくて……」
「ふむ……それじゃあとりあえずお茶でも飲もうか。つかれちゃったよ」
「はい……」
ラオウはしゃがんでくれた。
流理が先に降りて、少年に手を差し伸べた。
「名前はなんていうんだい?私は流理」
少年は差し伸べられた手にちょっと戸惑っていたが、やがて手をとった。
「ボクの名前は、アベルです」
「へぇ!じゃあ、アベルは王子様なのかい!」
「あ、ハイ、第二王子ですが……」
「へ~!アハハ、ぽいぽい、王子様っぽい。へ~、はじめて見た」
ふたりは家のなかのダイニングテーブルに向かい合って話していた。
ふたりのまえには、木製のコップが置かれ、なかにはお茶が注がれている。
流理はお茶を飲もうといったはいいが、そういえばお茶はあるのかな?と思った。お湯の沸かし方もよくわからない。
しかし、どういうわけか、家のなかに入ったらもう用意されていたのでそれを飲んだ。天使がやってくれたのかな?と思った。衣食住完備という話だし。
味は花と蜜の香りがした。
アベルは王子様ぽいといわれて、顔を伏せた。
「あら、ゴメンよ。ちょっとハシャギ過ぎたかね」
「あ、いえ、ちがうんです。なんか、そういう反応新鮮でして」
「ああ……、実はつい最近引っ越して来たようなもんでね。悪いね、王子の顔も知らないで」
「いえ……。ボクはそんなに公務にも出ていませんから……」
「ふ~ん。それにしてもなんでまたあんなトコでゴブリンに追われてたんだい?一人だし」
ふつう、王子には護衛がいるものなのでは?と流理はイメージした。
アベルは自嘲気味な笑みを浮かべた。
「実は、救世主に嫌われてしまったようでして……」
「へぇ……」
救世主ってことは私と同じ異世界転生してきたやつだね、と流理は思った。
~回想~
ある日、その男はやってきました。
「オレは異世界からやってきた転生者だ!お前たちの世界を良くしてやろう!」
なんの前触れもなく、王の間に現れたその男はそう宣言しました。
王宮魔道士や近衛兵が排除しようと、すぐに対応しました。しかし、その力自体は本物でした。
男の名前はアレキサンダー。
近衛兵長の助命を願った王に四つん這いになることを要求し、その上にあぐらをかいて改めて名乗りました。
自分は救世主だ、と。
その日から救世主は我が物顔で国政に口を出すようになりました。
予算もないのに武力を増強しようとしたり、それならと国印を押しただけの紙を通貨として流通させようとしたり、なにやら自分もよく仕組みや原料すらわかっていないカラクリを宮廷鍛治師たちにつくらせようとしたりしました。
思い通りにいかないとカンシャクを起こすため、城内は常に戦々恐々としています。
しかし、なによりマズいことには、モンスター狩りをし始めたことです。
「ん?それはマズいのかい?」
流理が口をはさんだ。
「ハイ。我がアルドラド王国では、モンスターの長たちとの古き盟約により、不可侵条約を結んでおります。ですから積極的な狩りなどもってのほかなのです」
「ふ~ん」
今朝のことです。
このままでは民にモンスターからの被害が及ぶことになるだろうと思い、ボクは救世主に進言することにしました。
救世主だとみずから名乗っているのだから、民のためだと理を説けばわかってくれると思ったのです。
しかし……
「民のため?なにをおためごかし言ってるんだよ。王族特権を守りたいだけだろ?この偽善者が!そういう奴がオレは一番嫌いなんだよっ!」
と、次の瞬間にはゴブリンの集落に転移させられていました。
「大変な目にあったようだね」
「ええ。あのゴブリンの集落は、先日救世主が試みに襲った集落だったようです。とても殺気立っていました」
アベルは遠い目をした。実は、かなりの恐怖体験をしたようだ。
「なるほど、それで帰れない、と」
流理はタバコを唇にくわえた。火はつけない。
「アベル君は、魔法が使えるみたいだね」
「あ、ハイ、多少は」
「火、出してた」
「ハイ」
「なんでゴブリンに火をあてなかったの?」
アベルはギリギリのところで火をあてないよう、コントロールしていた。
それが流理にはなぜかわかった。
「そんなことしたら、本格的に戦争になっちゃいますから。本末転倒です」
立派だ、と流理は思った。
「でも、危なかったよ?」
「そうですけど……ゴブリンたちが怒るのもわかりますし……」
困ったように答えるその姿は、年相応の子どもにも見えた。
「ん?アベル君って何歳?」
「え?なんですか、急に?14歳ですけど……?」
「ふ~ん」
弟と同い年か、と流理は思った。
流理は立ち上がってアベルのそばに行くと、ワシャワシャ~!とアベルの頭をめちゃくちゃにした。
「わっ、わっ!なんですか!?」
「ふふっ、いや~、やわらかそうな髪だな~と思って」
「ええ~?」
「ふむ……」流理はやさしい手つきでアベルの頭をポンッとした。「ゴメン、ちょっと席外すよ」
流理は二階に行くと、出窓を開けた。
「天使ちゃん、聞こえてるんだろ?」
〈……ハイ〉
流理の頭のなかに、申し訳無さそうな声がひびく。
「大変なことになっているようだね」
〈……ハイ〉
「とりあえず、火くれる?」
空中に火の玉があらわれた。流理はこれくらいではもはや驚かず、くわえたタバコを寄せた。
ぷはー。
「世界の安定者、救世主、か。なんだか真逆のことをやっているようだねぇ」
〈どうやらそのようで……〉
「どうするの?」
〈どうするの?と言われましても、ハァ、まあ、世界のことというより、社会のことなんで、管轄外と申しますか……〉
「ふむ、そこは関知しないわけだね」
〈ハイ、あんまり度が過ぎなければ……〉
「ふ~ん」
ぷはー。
〈あの~……怒っちゃいました……?〉
「べつに。天使ちゃんってやっぱり神様の類なんだなって、思っただけ」
〈その心は?〉
「神様は責任なんてとらないもんね」
〈……ふふっ〉
「なにを笑ってるんだい」
〈流理さんって、人間ぽいなあって思いまして〉
「こわ」
〈怖くないですよ~。それに約束は守りますよ?〉
「あん?」
〈お試し期間中。やめますか?いつでもこの世界から脱出できますよ?〉
「あんな子残して行けるかよってーの。まったく、アンタ、ホントは悪魔なんじゃないのかい?」
〈ふふふ〉
天使は愉快そうに笑った。
「確認だけど、アンタから止める気はないんだね?」
〈そうですねぇ。呼びかけくらいはしてもいいんですけど……〉
「けど?」
〈ずっとミュートされてるんで〉
「…………」
ぷはー。
流理は携帯灰皿にタバコをねじこむと、出窓に置いたままだったスカジャンを手に、一階にもどった。
「アベル君」
「は、はい」
「行くよ」
流理はスカジャンに腕を通した。背中には聖母マリアの刺繍が縫ってある。
「モンスター狩り狩りだ」
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる