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イケメン絶許ムーブ
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「俺達をただの冒険者だと思うなよ。痛い目を見る前に消えな」
「女性を複数で囲んでいるのを見過ごせと?そんなんだから君たちはモテないのさ」
「今そういうの関係ないだろうが!」
「図星で必死なんだね。もう帰りなよ」
「や、野郎!もういっぺん言ってみろ!」
「やれやれ、顔だけじゃなく耳まで悪いのかい?この広場中が聞いてるだろうに?」
余裕の笑みを浮かべて煽るノア。
ムカツクわー!あの野郎いつもこんなことしてたのかよ!光剣で真っ二つにしてやろうか!これだからイケメン様はよぉ!あんなん言ったらもう戦争じゃねぇか!ノアへの好感度が8000下がった!幹部(仮)から脱落した!
「それとも、頭も悪い。のかな?」
「チ、チ、チギュアアアアア!」
抜いた!真っ向からの唐竹割りだ!
「お粗末だね」
ノアはため息をつきながらほんの半歩だけ後ろに下がった。それだけで男の刃は空を切り、地面に深々と突き刺さる。焦って次の一撃を繰り出そうとした時には、細剣白鷺が男の喉元に届いていた。
「……君たち、全員でかかるのはどうかな? それなら少しは楽しめるかもしれないけど」
にやりと笑いながら、剣を一振りして男を後退させる。冒険者たちは顔を見合わせ、次の動きを探っていた。
「くそっ、調子に乗りやがって! 全員でやっちまえ!」
号令とともに残り全員が一斉に戦闘態勢をとる。
ノアは余裕の済まし顔だ。馬鹿が!ここに幻のシックスメンがいるぜ!
「全員で、ね……それなら少しは退屈しなさそうだ」
最初に飛びかかってきたのは短剣使い。俊敏な動きで背後を狙って回り込むが、振り向きもせずにその攻撃をいなした。短剣が空を切り、崩れた無防備な体勢を晒してしまう。
「後ろを狙うなら、もっと静かに動かないとね」
軽い口調でそう言い放つと短剣使いの後頭部を剣の柄で軽く叩き、あっさりと気絶させた。
次に迫ってきたのは槍使いだ。囲みの後ろで気配を伏せた状態から長射程の繰り込み突き。左手で石突を押し込み、右手を滑らせる事で間合いを伸ばした意識の死角を付く一撃。だが――。
「みえすいてるよ」
ノアは微動だにせず、槍の軌道を正確に見極めると、まるで舞うような動きで身を躱す。伸び切った槍を叩くと、重心の流れた槍使いは前につんのめってしまった。
「ぐあっ!」
槍使いの足が払われ、重力に逆らえず地面に崩れ落ちた。槍を手元から蹴り飛ばされ、戦意を失った槍使いは無力化された。
だが、その隙を狙った弓兵の矢が野次馬の隙間から放たれる。
「こんな人混みで矢を放つなんて、正気かい?」
矢が放たれた瞬間、白鷺が空を裂いた。目にも止まらぬ速さで飛んできた矢を真っ二つに切り裂き、その残骸を地面に落とす。
「そんな遠くからチマチマ狙うより、直接来たらどうかな?」
挑発に弓兵は怯んだように見えたが、負けじと次の矢を放つ。だがそれすらも容易く叩き斬り、近づいて剣を軽く振るだけで弓を叩き落とした。
「さあ、次」
後ろから襲いかかったのは斧使い。やけくそになったのか、力いっぱい斧が振り下ろされる。そんな物が当たるわけもなく、斧の軌道を見極めて柄を剣で弾いた。
「この力任せの振り回し、見ていて気分が悪いな」
地面を叩く間に素早く接近し、斧使いの胸元に膝を一発。斧使いの巨体が崩れ落ちる。
残ったのは最初にやられた剣使いだけ。
「来ないのかい?」
「舐めるんじゃねぇ!うおぉぉぉ!」
「はぁ、剣が泣いてるよ」
ノアが舐め腐った態度で白鷺を片手で構える。馬鹿め!ここだ!
「爆!」
野次馬に紛れて背後を取っていたのだ!投げたのは【爆】の黒珠、効果は極力音を出さずに衝撃を発生させる。これでノアの背中を押してバランスを崩すのだ!死ね!
「よっと」
それを読んでいたかの様に回避するノア。文殊は狙いを外れて剣使いにぶつかり、小さな爆発を起こした。
「ぐわっ!なんだ!」
「セイッ!」
キィンッ!
隙をついて白鷺を一閃すると、根本から切り落とされた男の剣が宙を舞った。
『すげぇなあいつ』
『かっこいー!』
『あの剣も業物だぞ』
野次馬が褒めそやしてやがる。クソッ!どうしてこうなる!
「それで、さっきのは何かなポール?」
野郎!こっちにもマウント取るつもりか!許せねぇ!絶対負けねぇ!イケメンなんかに負けてたまるか!
「鉄陣!」
何度もイメージを固めた発動句。即座に【鉄】の文殊が反応して俺の周囲にハニカム構造の鉄の壁が組み上がる。
「相変わらず凄い魔法だけど、こっちも君が作ったんだよ!」
キィィィンッ…ガシャァン!
「な、なにぃ!」
鉄の壁を切り裂いた!?さすが俺の作った剣!SUGOI!
「勝負あり、だね」
自信満々のにやけ面!滅茶苦茶ムカつくぜぇ!!この後はドーナツ女をお持ち帰りか!?構わずスターライトシュートでぶち殺しておけばよかった!
「まだやる?」
「ちっ!覚えてやがれ!お前たちいくぞ!」
俺は五人組を起こして、嘲笑する野次馬の群から逃げた。
どうしてこうなった。ちょっとドーナツ女を見に来ただけなのに。
人の群から逃げ続け、汚い路地裏でやっと落ち着いた。この俺様が人前で逃げ出すなど……!なんという屈辱……!!この恨みはらさでおくべきか……!聴衆の前でズタズタに切り裂き!無様に命乞いをさせてやる!!
「それでお前だれだよ?仲間みたいな面するな」
「あぁ!?俺達は仲間だろうが!ん?仲間じゃねぇよ!」
「仲間のわけねぇだろ!」
「うるせぇカス共が!スターライトシュート!」
「ぎゃあああああ!」
そうだよ、俺は仲間じゃねぇ。つい感情移入してしまったぜ。俺はモテる男だ、こいつらとは違う。絶対に違う。
必中光速、スターライトシュートを使えばノアを殺すのは簡単だ。さっきはあいつに花を持たせてやっただけに過ぎない。
あいつだって分かってるはずだ。分かってるよな?分かってなかったら本当にぶち殺してしまうかもしれない。
とりあえず傷を治してやって事情を聞いてみよう。
「癒やしの光よ」
「魔法使いか。くそっ!何をされたか分からなかった!」
「そうだ、そして上級冒険者様だぞ。なぜ揉めていたのか話を聞かせてもらおうか」
「ちっ!別に大した話じゃねぇよ。俺達は幼馴染で、意地を張って売れない店を続けているから仲間に誘ってるだけだ。あの変な奴が来なけりゃどうってこと無かった」
「ふむ。あいつの作ってる料理は誰に教わったんだ?」
「知らねぇ。昔から不思議な料理を作るんだよ。どこからか材料を集めてきて色々作っていた。変な物も多かったけど、あいつはみんなが食べてくれるだけで嬉しいって……」
「それで惚れたけど相手にされなくて逆恨みからの犯行という事だな」
「そ、そんなわけねぇだろ!あんなブス興味ねぇって!」
「小学生かよ」
あの女はこいつらにとって麗しのマリア様だったわけだ。そんな彼女も通りすがりのイケメンにお持ち帰りされているっていうね。(妄想)しかもそれを演出したのはこいつら自身というオマケ付き。
僕が先に好きだったのに!となって脳が壊れる前に優しくしてあげよう。
「俺は魔法使いの上級冒険者だ。今はBクラスだが、実力はAクラスのTOPと言われている(俺調べ)」
「……すげぇ」
「力が欲しいか」
「え?」
「力が欲しいか、欲しければくれてやる」
「……欲しい!力が欲しい!」
「俺もだ!俺がもっと強ければ!」
「俺だって!」
「契約成立だ」
彼らは道を踏み外した。
「女性を複数で囲んでいるのを見過ごせと?そんなんだから君たちはモテないのさ」
「今そういうの関係ないだろうが!」
「図星で必死なんだね。もう帰りなよ」
「や、野郎!もういっぺん言ってみろ!」
「やれやれ、顔だけじゃなく耳まで悪いのかい?この広場中が聞いてるだろうに?」
余裕の笑みを浮かべて煽るノア。
ムカツクわー!あの野郎いつもこんなことしてたのかよ!光剣で真っ二つにしてやろうか!これだからイケメン様はよぉ!あんなん言ったらもう戦争じゃねぇか!ノアへの好感度が8000下がった!幹部(仮)から脱落した!
「それとも、頭も悪い。のかな?」
「チ、チ、チギュアアアアア!」
抜いた!真っ向からの唐竹割りだ!
「お粗末だね」
ノアはため息をつきながらほんの半歩だけ後ろに下がった。それだけで男の刃は空を切り、地面に深々と突き刺さる。焦って次の一撃を繰り出そうとした時には、細剣白鷺が男の喉元に届いていた。
「……君たち、全員でかかるのはどうかな? それなら少しは楽しめるかもしれないけど」
にやりと笑いながら、剣を一振りして男を後退させる。冒険者たちは顔を見合わせ、次の動きを探っていた。
「くそっ、調子に乗りやがって! 全員でやっちまえ!」
号令とともに残り全員が一斉に戦闘態勢をとる。
ノアは余裕の済まし顔だ。馬鹿が!ここに幻のシックスメンがいるぜ!
「全員で、ね……それなら少しは退屈しなさそうだ」
最初に飛びかかってきたのは短剣使い。俊敏な動きで背後を狙って回り込むが、振り向きもせずにその攻撃をいなした。短剣が空を切り、崩れた無防備な体勢を晒してしまう。
「後ろを狙うなら、もっと静かに動かないとね」
軽い口調でそう言い放つと短剣使いの後頭部を剣の柄で軽く叩き、あっさりと気絶させた。
次に迫ってきたのは槍使いだ。囲みの後ろで気配を伏せた状態から長射程の繰り込み突き。左手で石突を押し込み、右手を滑らせる事で間合いを伸ばした意識の死角を付く一撃。だが――。
「みえすいてるよ」
ノアは微動だにせず、槍の軌道を正確に見極めると、まるで舞うような動きで身を躱す。伸び切った槍を叩くと、重心の流れた槍使いは前につんのめってしまった。
「ぐあっ!」
槍使いの足が払われ、重力に逆らえず地面に崩れ落ちた。槍を手元から蹴り飛ばされ、戦意を失った槍使いは無力化された。
だが、その隙を狙った弓兵の矢が野次馬の隙間から放たれる。
「こんな人混みで矢を放つなんて、正気かい?」
矢が放たれた瞬間、白鷺が空を裂いた。目にも止まらぬ速さで飛んできた矢を真っ二つに切り裂き、その残骸を地面に落とす。
「そんな遠くからチマチマ狙うより、直接来たらどうかな?」
挑発に弓兵は怯んだように見えたが、負けじと次の矢を放つ。だがそれすらも容易く叩き斬り、近づいて剣を軽く振るだけで弓を叩き落とした。
「さあ、次」
後ろから襲いかかったのは斧使い。やけくそになったのか、力いっぱい斧が振り下ろされる。そんな物が当たるわけもなく、斧の軌道を見極めて柄を剣で弾いた。
「この力任せの振り回し、見ていて気分が悪いな」
地面を叩く間に素早く接近し、斧使いの胸元に膝を一発。斧使いの巨体が崩れ落ちる。
残ったのは最初にやられた剣使いだけ。
「来ないのかい?」
「舐めるんじゃねぇ!うおぉぉぉ!」
「はぁ、剣が泣いてるよ」
ノアが舐め腐った態度で白鷺を片手で構える。馬鹿め!ここだ!
「爆!」
野次馬に紛れて背後を取っていたのだ!投げたのは【爆】の黒珠、効果は極力音を出さずに衝撃を発生させる。これでノアの背中を押してバランスを崩すのだ!死ね!
「よっと」
それを読んでいたかの様に回避するノア。文殊は狙いを外れて剣使いにぶつかり、小さな爆発を起こした。
「ぐわっ!なんだ!」
「セイッ!」
キィンッ!
隙をついて白鷺を一閃すると、根本から切り落とされた男の剣が宙を舞った。
『すげぇなあいつ』
『かっこいー!』
『あの剣も業物だぞ』
野次馬が褒めそやしてやがる。クソッ!どうしてこうなる!
「それで、さっきのは何かなポール?」
野郎!こっちにもマウント取るつもりか!許せねぇ!絶対負けねぇ!イケメンなんかに負けてたまるか!
「鉄陣!」
何度もイメージを固めた発動句。即座に【鉄】の文殊が反応して俺の周囲にハニカム構造の鉄の壁が組み上がる。
「相変わらず凄い魔法だけど、こっちも君が作ったんだよ!」
キィィィンッ…ガシャァン!
「な、なにぃ!」
鉄の壁を切り裂いた!?さすが俺の作った剣!SUGOI!
「勝負あり、だね」
自信満々のにやけ面!滅茶苦茶ムカつくぜぇ!!この後はドーナツ女をお持ち帰りか!?構わずスターライトシュートでぶち殺しておけばよかった!
「まだやる?」
「ちっ!覚えてやがれ!お前たちいくぞ!」
俺は五人組を起こして、嘲笑する野次馬の群から逃げた。
どうしてこうなった。ちょっとドーナツ女を見に来ただけなのに。
人の群から逃げ続け、汚い路地裏でやっと落ち着いた。この俺様が人前で逃げ出すなど……!なんという屈辱……!!この恨みはらさでおくべきか……!聴衆の前でズタズタに切り裂き!無様に命乞いをさせてやる!!
「それでお前だれだよ?仲間みたいな面するな」
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「仲間のわけねぇだろ!」
「うるせぇカス共が!スターライトシュート!」
「ぎゃあああああ!」
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あいつだって分かってるはずだ。分かってるよな?分かってなかったら本当にぶち殺してしまうかもしれない。
とりあえず傷を治してやって事情を聞いてみよう。
「癒やしの光よ」
「魔法使いか。くそっ!何をされたか分からなかった!」
「そうだ、そして上級冒険者様だぞ。なぜ揉めていたのか話を聞かせてもらおうか」
「ちっ!別に大した話じゃねぇよ。俺達は幼馴染で、意地を張って売れない店を続けているから仲間に誘ってるだけだ。あの変な奴が来なけりゃどうってこと無かった」
「ふむ。あいつの作ってる料理は誰に教わったんだ?」
「知らねぇ。昔から不思議な料理を作るんだよ。どこからか材料を集めてきて色々作っていた。変な物も多かったけど、あいつはみんなが食べてくれるだけで嬉しいって……」
「それで惚れたけど相手にされなくて逆恨みからの犯行という事だな」
「そ、そんなわけねぇだろ!あんなブス興味ねぇって!」
「小学生かよ」
あの女はこいつらにとって麗しのマリア様だったわけだ。そんな彼女も通りすがりのイケメンにお持ち帰りされているっていうね。(妄想)しかもそれを演出したのはこいつら自身というオマケ付き。
僕が先に好きだったのに!となって脳が壊れる前に優しくしてあげよう。
「俺は魔法使いの上級冒険者だ。今はBクラスだが、実力はAクラスのTOPと言われている(俺調べ)」
「……すげぇ」
「力が欲しいか」
「え?」
「力が欲しいか、欲しければくれてやる」
「……欲しい!力が欲しい!」
「俺もだ!俺がもっと強ければ!」
「俺だって!」
「契約成立だ」
彼らは道を踏み外した。
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