プルートーの胤裔

ゆさひろみ

文字の大きさ
61 / 131

囚われの美女

しおりを挟む
「やっぱり、罠だ」
 わたくしは苦虫を噛み潰したような顔をした。
「三人の幹部のうち左右の二人が、無表情のまま走って来て、左右からわたしを取り押さえました。そして、硬いブーツの靴底を使って、わたしの膝の裏を蹴って、そのまま石の床に跪かせると、わたしの修行服の帯を片手で触って、武器を所持してないか、素早く確認をしました。わたしが身を捩りながら、入口で腕を組んでいる幹部の顔を見上げると、間もなく黒い布で目隠しをされました」
「君を騙した男は?」
 煙草の灰が落ちそうになって、慌ててわたくしは灰皿を手繰り寄せた。
「部屋へ飛び込んで来たのは、幹部の三人だけで、その中に記者を名乗る男の姿はありませんでした。ひょっとしたら、わたしが鉄扉の向こうへ侵入した後、一度引き上げた幹部たちが、再び地下室へ引き返して来たのを見て、慌てて男はその場を逃げ出したのかも知れないと、その時のわたしは漠然とそう思いましたが、しかし、だんだんとその場の雰囲気が分かるに従って、わたしを手際良く拘束した幹部たちの、その冷静な表情を見れば見る程、わたしが秘密の部屋に侵入している事を彼らは前もって知っている様子でしたから、いま宗村さんの言われた通り、わたしはあの男によってまんまと騙されてしまったのだと、そう気が付いてがっくりと肩を落としました」
 両手でコップの水を回して、美咲はまつ毛を下げた。
「しかし、何だってその男は、晦冥会の秘密を追い掛けていた君を煽ぎ立てて、秘密の部屋へ君を送り込んだんだ? その目的というのが、俺には全く理解できない」
 コックコートを脱ぎながら、岸本が厨房から出て来た。そして、こちらを大きく覗き込むような素振りを見せてから、食堂のガラス戸を引いて廊下へ出て行った。わたくしたちは相当長いこと話し込んでしまっているようだ。
「わたしを騙した男と、わたしを拘束した三人の幹部たちは、どうやらグルだったようです」
「グル?」
 わたくしは美咲に顔を戻した。
「はい。あれから一年の時が経過して、あの時の恐怖の体験から解き放たれて、冷静にわたしが拘束された時の様子を思い返してみると、わたしはどうも幹部たちからスパイの嫌疑をかけられていたのではなかったかと、そう思うようになりました」
「スパイ。スパイ、か。まあ、君は晦冥会に潜入して、個人的に諜報活動をしていた訳だから、警察の身分秘匿捜査と間違えられても、文句は言えないか」
「そうではありません」
 美咲はコップの水を全て飲み干した。
「わたしが晦冥会のスパイだと疑われていた、そうわたしは考えているのです」
 わたくしの頭の中で、ぐるぐるとハテナマークが回り始めた。
「はあ? 晦冥会の秘密の部屋に、晦冥会のスパイが忍び込んだと、晦冥会の幹部はそう勘違いして、君を取り押さえて拘束した、そう君は考えているのか? 何だいそれは」
 わたくしは頭の後ろで手を組んで、背凭れに背中を押し付けた。
「晦冥会と一言に言っても、紀瑛総連と月宗冥正会が合併した大規模な宗教団体だという話は、既に宗村さんに説明したと思います。晦冥会の信者の数は、全国に二〇万人以上も存在するとも言われ、支部だけ取ってみても、国内で百九十七箇所もあり、つまり国の政策を左右し兼ねない程の影響力が、今の晦冥会にはあります。これだけ膨大な規模の組織は、必ずしも一つにまとまっているとは言い切れません。当然何かしらの派閥が存在するのが世の常です。少なくとも紀瑛総連と月宗冥正会の元信者は、お互い相容れない存在として、支部内でも住処を分けています」
 わたくしは唇を尖らせて、腕を組んだ。
「派閥かあ。それはまあ、確かにあるだろうな。中学校のクラスの女子だって、二学期ともなれば派閥を作って、気に入らない子を仲間外れするくらいなんだから。それが二〇万人ともなれば、当然派閥の一つや二つはあるだろうな。それじゃあ、君を拘束した幹部たち三人は、紀瑛総連か月宗冥正会の何れかの出身で、君を対立側のスパイだと、勘違いしたってわけ?」
 不真面目な調子のわたくしを、真剣な眼差しが捉えていた。
「そんな呑気な話ではありません。宗村さんとわたしとで、思い描いている世界がまるで違っています。わたしが考えている派閥とは、合併前の宗派で住処を分ける程度の、そんな生易しいものではない、当時のわたしが偶然にも、禁断の世界に足を踏み入れてしまった恐ろしい派閥争い。それは」
「それは?」
 美咲は大きく息を入れた。
「それは、それはまだ、今のわたしには正確には答えると事が出来ません」
 わたくしは椅子の上でバランスを崩した。
「ただ、その派閥争いによって、数多くの死者が出ている事は、あの当時の異様な雰囲気で分かります。晦冥会の秘密の部屋で拘束されたわたしは、正に命を失う一歩手前の危険な状態でした。幹部たちの耳打ちし合っている言葉の中に、『消す』という言葉さえ飛び出していましたから」
 わたくしは首の皮を指で摘まんだ。
「まあ、スパイが敵に捕らわれたら、長期間の拘束か、場合によっては処刑される事もあると聞くからな。晦冥会の秘密に手を出した君は、口止めの為に殺される可能性があったというわけか。それでも君は今こうしてここにいるという事は、長期間の拘束の後、最終的にはその幹部たちから解放されたんだろう?」
 ガリガリガリと大きな音を立てて、一斉に氷の塊が窓の外を落下した。それが軒端の太い氷柱だと分かるのに、数秒の時間を要した。
「宗村さん、わたしは晦冥会から開放された、と言うよりかは、晦冥会から永久追放されたと言った方が正しいかも知れません。しかしそれは、晦冥会の秘密に足を踏み入れた背信者にとって、非常に稀なケースだったようです。とにかく、晦冥会の秘密の部屋で拘束をされたわたしは、一人の幹部からこう質問を受けました。『誰の指示でここへ来た?』『そいつは俺たちの事をどこまで知っている?』『お前の仲間はあと何人いる?』この三つの質問は、当時のわたしには何とも答える事が出来ませんから、ただ知らないと首を横に振るしかありませんでした。これらの質問の内容から考えても、彼ら幹部たちは、わたしを送り込んだ相手の顔が明確に浮かんでいて、まんまとひっ捕らえた手先のわたしを通じて、親玉の動きを知ろうとしているようでもありました」
「彼らは敵対する相手のスパイと君を勘違いして、そういう質問して来たわけか。しかし、幹部たちは君を刑事か何かだとは思わなかったのか? 悪事を働く秘密結社を懲らしめる相手と言ったら、司法警察の刑事たちと相場は決まっているのだが」
 美咲は、今でも当時の恐ろしい体験が身に沁みついているのか、やや体を硬直させて、真っ直ぐに椅子に座っていた。
「彼らはわたしを国家の行政機関の人間だとは端から考えていないようでした。もしもわたしが機関員や民間人と彼らが判断していれば、わたしはその場で絞首か何かで殺されて、どこかの公園の木にでも吊るされていたと思います。しかし、わたしは敵のスパイと勘違いしたが為、わたしは拘束されてもなお、彼らはわたしを簡単に始末はできず、それどころか彼らの心のどこかで用心を深めている様子が見られました」
「用心? 君を殺して、反対勢力の報復を恐れたってこと?」
「そういう事のようです。そう言った意味では彼らは、傍若無人で肩で風を切るような存在ではなく、どちらかと言うと人目を忍ぶ地下組織のような、レジスタンス的な立場のようにも感じました」
 岸本が再び食堂に入って来て、肩に掛けた脚立を背負い直してから、厨房の中へ入って行った。
「レジスタンス。晦冥会の秘密の部屋に、定期的に集まって来る、晦冥会の抵抗組織?」
「飽く迄イメージですが、わたしはあの短い緊迫した時間の中で、そう言った印象を彼らに持ちました。表向きは晦冥会の幹部として日常の役目を果たしながら、裏では支部の秘密の地下室で、巨大な組織に抗っている、というような」
 わたくしは大きく腕を組んだまま、しばらく黙り込んだ。
「話を戻しますが、晦冥会の秘密の部屋に侵入したわたしは、結局処分保留の身柄となり、かと言って彼らから解放されるわけもなく、背中を蹴られるようにして地下室から別の場所へと連行されました。寝静まった支部施設の裏口から表へ出て、待っていた車のトランクを開ける音がしたかと思うと、わたしは二人掛かりで持ち上げられ放り込まれて、堪らず起き上がろうとする人の頭を両手で押し込みながら、力尽くでトランクが閉じられました。それはまるで捕虜か罪人を連行するような扱いで、どこへ連れて行かれるのか不安の中、二時間は文字通り車に揺られて、次にトランクが空いた時には、目隠しをされていたのではっきりとは分かりませんでしたが、水辺の匂いと波の音が聞こえていて、どこかの湖畔の近くまで移動して来たようでした。わたしは二人の男に持ち上げられるようにして車の荷台から降り、そのまま近くの建物の中へと歩かされました。建物は全体が眠りに落ちているような静けさの中、長い廊下の角を曲がり曲がり、やっとわたしの縄が解かれた時には、わたしは小さな独房のような地下室に閉じ込められているのでした。扉は鉄格子付の鉄製で、床も壁も黒沁みだらけのコンクリート、手の届かない高い壁に嵌め殺しの小窓があって、月の明かりが反対側の壁を白く照らしていました。わたしは床に転がっていた木製の椅子に座って、背凭れを抱くような姿勢で、一人さめざめと涙を流しました。もしかしたら、一年前の雪崩れから下山を始めた秀勝は、偶然にも晦冥会の秘密に足を踏み入れてしまって、今のわたしと同じように幹部に拘束されて、やはりこの部屋のこの椅子の上で、最終的には息を引き取ったのではないかと、そんな心細い妄想までして、結局その夜は一睡もせずに朝を迎えました」
 太古秀勝の遭難した遺体は、あれから二年経過した今でも発見はされていない。当時の美咲の心細い妄想は、案外妄想に止まらない可能性はある。彼の実家の部屋から、当時雪崩れに遭った山の登山地図が出て来たという話も、その可能性を高める出来事の一つだ。
「次の日になると、鉄の扉の食事用の小窓から、朝夕と質素な食事が出されました。乾燥して硬くなったコッペパンを一目見て、わたしはそれらを口にする事は結局ありませんでした。また、拷問部屋へ連れて行かれて、知っている事を洗いざらい吐かされるような、そう言った非人道的な仕打ちも無く、わたしはただ一脚の椅子に座って、膝を抱いて時を過ごしました。
 それから四日ほど経って、朝日が高い小窓から差し込んで来て、汚い床を四角く照らしている頃、突然扉の施錠が解かれる大きな音がしました。わたしは相変わらず椅子に座って、扉とは反対側の壁に向かったまま、音のする方を振り返ろうともしませんでした。それほど当時のわたしは、救いようのない敗北感に打ちひしがれていましたから、これからわたしは処刑場へ引き摺り出されて、目隠しした上に、後頭部から銃弾を撃ち込まれて殺されるのかと、変な覚悟を決めていたのでした。しかし、この解錠の音の意味は、そういう忌まわしい類のものではなく、それどころか、絶望のどん底のわたしの元へ一人の面会者が現れた福音でした」
「面会者? そんな犯罪者の巣窟のような地下室に、一体誰が君の元に会いに来ると言うんだ?」
 美咲はわたくしの前で遠い目をして、口元を少し緩めた。
「その面会者とは、口調は男性のように粗っぽく、しかしモデルのような美しい美貌を持った、頭脳明快な女性」
「お、おい、まさか」
 美咲はこれまでの沈痛な語気を改めて、ぴんと人差し指を立ててこう言った。
「そのまさかです。あの時、強い朝の光りの中にゆっくりと入って来て、組んだ腕の人差し指でトントンと二の腕を叩いていたのは、他でもない敷島レナさんだったのです」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。 「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく… なお、スピンオフもございます。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

処理中です...