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【ヌリタス〜偽りの花嫁〜】完結
しおりを挟む外伝はまだ公開されていませんが、本編は完結したので、紹介したいと思います!
最近やっと完結しました~~
【ヌリタス~偽りの花嫁~】りとう花墨/jezz
少年として育てられた少女はある日を境に、運命が劇的に変わっていく――
騎士に憧れている名もない少年は、歴史あるロマニョーロ伯爵家の下人として雑用をこなしていた。
17歳のある日、少年は初潮を迎えて自分が女性であることを母親から告げられる。伯爵との間に身篭った子供であったが、母親は子供を守るために人知れず少年として育て上げていたのだ。
伯爵は子供の存在を知ると、自分の娘であるメイリーンを不遇な婚約から守るため、子供を影武者に立てると決める。
その瞬間、子供は17年間なかった名前を与えられ、人生が劇的に動き始める。与えられた名は「ヌリタス」。
ーー意味は、「無」だ。
簡単に言いますと、本妻の子が恐ろしい公爵のとこと婚約することになったから、不倫の子を身代わりして、送りました~~ってことです。
王道なパターンではあります。
お嫁に行くまでの過程が結構残酷で、伯爵の息子はクソでした。
でも最終的に天罰がくだりますが、そこまでの天罰は求めていなかった……。少しモヤポイントです。
お嫁に行かなかったメイリーンもほんとアレな感じでしたが、最終的には応援できる変化が見られ、良かったです。
ヌリタスがお嫁に行って幸せになり、色んなことに取り組んでいく姿はこちらもほっこりするものがあります。
あれ? 終わった?!
というハッピーエンドでした。
全てがスッキリしなかった。もしかしたら、番外編用にスッキリさせないで、残しておいた部分もあるのかもしれない。
今後、連載される番外編にも注目の作品です。
フルカラーでとても綺麗で読みやすいです!
令嬢ものが好きな方はおすすめです!
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