猫系男子は恋は盲目を理解する

黄泉

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可愛くなんてない

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 「有耶無耶だ、、あんな事今更」

「なーにが??」

「わああああ」

次の日、俺は彼奴と合わないよう細心の注意を払って学校に向かった。しかし校門に踏み入れる直前、昨日聞いた声が耳元で聞こえ、俺は驚きのあまり一気に距離を取る。

「きゅ、、急に近づいてくんな変態!!」

「ひどい、、昨日の俺と君の仲じゃないかしくしく」

わざとらしく涙ぐむ表情を見せ、あたりを見れば他に登校してきた生徒が、俺等を囲み、奇怪な目で見つめていた。

事を大きくしすぎたと、俺は其奴の首根っこを掴み、人のいない空き教室へと引きづって行った。

「わあ、、空き教室に連れ込むなんて大胆なんだね君って」

「大胆も何も糞もあるもんか!!ンな事鼻からする気ねえよ!!!!」

俺は其奴を閉じられたカーテンの窓際に押し付け、肩を握り至近距離で低く唸るような声で警告した。


「やめろっつてんだよ!!俺はお前と付き合うきなんてねえし興味もねえよ」






「へえ、、そういうこと言っちゃう??でも昨日君自分で言ったよね??」







「君を好きにさせる魅力が俺にあるなら、、変わるかもって」



耳を人差し指で軽く触られ、思わず肩が動く、こしょばゆくて仕方ないはずなのに、動くことができない。

さっきとは違う表情の其奴は、眉を少し上げ余裕そうな目つきで、今度は煽るようにまた耳元で呟いた。




「バーカ端から逃がすきなんてねえよ」







「零兎」


そう言って、優しくヌルい声で俺の身体を耳先から崩そうとしてくる。気持ち悪いはずなのに、飲み込まれるような熱い熱の感覚がじんわりと頬を纏っていた。





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