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第二章
〜エルフの聖域〜
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朝起きると,テーブルには沢山の朝食が並べられていた。
「エルフって朝からこんなに沢山食事するんですか?」
寝ぼけながら俺はフーゴに質問をした。
「ええ。最近はエルフの食生活はだいぶ様変わりしまして,よく食事するようになったんです」
「おお,朝から豪勢じゃな!」
「これがエルフ飯か? 美味そうだな」
確かに並べられた食事は様々な種類の料理が並べられていて美味しそうだった。
昨日あれだけライムの食事を食べたのに,俺のお腹はグ~と鳴った。
「沢山食べて下さい」
俺達は席に座り,長老の奥さんの作った料理を口に運ぶ。
「ウマッ!!」
「美味いぞ」
「@#%$%$」
多くの野菜ときのこ類が入ったスープは格別で,パンとも良く合う。さらには肉料理も並べられていて,豪勢な食事だった。
「俺の勝手な偏見ですが,エルフはもっと質素な食事をしていると思ってました」
「以前はそうでしたよ。食生活を変えたのはさすけ殿なんです。さすけ殿の提案で食生活を変えた事で子宝に恵まれるようになったんです。エルフは子宝に恵まれるのが難しい種族なんですが,それが今ではさすけ殿のおかげで大分改善したんです。そのような事もあり,さすけ殿は我々エルフの救世主だったんです」
「へぇ~そんな事が……」
「カナデ,食わないなら余がもらうぞ!?」
「食べるよ!」
「#$@%$#%@」
「ロイは飲み込んでから喋れ」
朝からやかましい二人を相手にしながら朝食を終える。
トンットンットンッ。
ドアをノックする音が聞こえた。
「私が信頼するエルフ達が来たみたいですね。そろそろ出発しましょうか?」
「行きましょう」
ドアを開けると,三人のエルフがいた。
「こちらが一緒に同行する三人です」
「「「よろしくお願いします」」」
「よろしくお願いします」
「では行きましょうか?」
「クロエ案内頼んだぞ!」
「任せるのじゃ。近いしすぐに終わる」
「魔物はオイラに任せろ」
ライムも俺の頭に乗っかりブヨブヨと興奮しているようだった。
俺達一行はクロエの後をついていく。里を出て森の中へと入っていく。
「エルフのお主らは,この変な魔力の気配には気付かなかったのか? 魔法が使えるじゃろ? 気付かんかったのか?」
クロエの質問に長老も含めて首を振る。
「クロエは何で分かるんだ?」
「分かるとしか言えんのじゃカナデ。あえて言うなら,凄く天気が良いのに一部分の場所だけ雨降って雷が落ちてる場所があったら変だなって思うじゃろ? そんな感じじゃ」
「ふ~ん」
魔力を感じる事すら出来ない俺にはさっぱりだったが,言いたい事は分かった。
クロエはどんどん森の深い場所へと入っていく。
「変な魔力が感じるのはこの先じゃ」
「この先ですか……? この先は……」
「何かあるんですか?」
フーゴも含めたエルフ達は言葉を濁す。
「それがですね……この先はエルフ達の聖地で,我々エルフは用事がない限り入ってはいけないという掟があるんです」
「どういう事じゃ? 入らんのか?」
「入れないです。ですから皆さんだけで行ってもらえませんか?」
「この先に一体何があるんですか?」
「墓場です。エルフにとっての墓場がこの先にあります。同胞の誰かが亡くなった時だけ入る事が許される聖地です」
「この先に原因があるのに入ってはいけないんですか?」
「先祖の魂が休んでいる場所に無意味に立ち入ることで,魂の安らぎを邪魔してはいけないという考えをエルフは持っています。それを率先して破るという事は出来ません」
「面倒くさいの~じゃあ待っとれ! カナデ,ロイ,ライム行くぞ」
「ああ……わかった」
「オイラの出番は,まだこないのか? いつでもいけるぜ?」
フーゴ達を残して俺達は奥へと進んでいく。
少し進むと今までの森の雰囲気とは明らかに毛色が違う場所に入り込む。
大樹に囲まれた幻想的な場所で,大樹が生い茂る中,木漏れ日が差している場所にとても大きな石碑が見える。
「なんじゃここは?」
「分からないけど,ここがエルフの墓場って場所じゃないか?」
「すげ~綺麗な場所だな……」
「あそだ! あそこから魔力を感じるじゃ」
クロエが石碑の方へと近づいていく。石碑に近づくと,石碑には名前と思わしき文字が刻み込まれていた。そして石碑の裏に大きな黒い水晶を見つけた。
「あったあった。これじゃな」
「でっけ~~~!!」
ドワーフの国にあったのは片手で持てるほどの大きさだったが,今見つけたのは大人が両手を使って持つのも難しい程の大きさだった。どす黒い渦が水晶の中で渦巻いている。
「よいっと」
クロエが軽々持ち上げた。
「クロエ,それ持っても大丈夫なのか?」
「大丈夫とはなんじゃ?」
「なんか危なそうじゃんか」
「大丈夫じゃよ」
クロエの身体が突然光りだした。
「おい! 大丈夫なのか?」
「こやつの中に入っている変な魔力を余の魔力で 相殺している所じゃ」
少しすると渦巻いていた水晶が,見たことがあるただの黒い水晶へと変わっていった。
クロエの身体から光っていた光も消える。
「よし! これで大丈夫じゃ」
「これで平気なのか?」
「もう大丈夫じゃ」
クロエがアイテムボックスに水晶をしまう。
「ちぇ! もう終わりかよ! 魔物出てこなかったな」
「ロイの出番がなくて悪かったな」
「まあいいぜ。さあ帰るか」
俺達はエルフの墓場から出ると,フーゴ達と合流した。
「どうでしたか?」
「原因がこの先の石碑の近くにあって,クロエが対処したよ」
「これが原因じゃ」
クロエがフーゴに見つけた水晶を見せる。
「これが……原因なんですか?」
「そうじゃよ。余が対処したから魔物が襲ってくる事はもうないと思うのじゃ」
「本当ですか?」
「ああ本当じゃよ!」
自信満々の態度のクロエを見て,フーゴ達は安堵したかのような表情を浮かべていた。
「じゃあ帰ろうかの~。そういやフーゴ。エルフは酒飲まんのか?」
「帰ってエルフ飯食おうぜ! エルフ飯美味いからな」
「エルフもお酒飲みますよ」
「じゃあ余は酒を沢山飲みたいのじゃ」
上機嫌に足取り軽くクロエとロイは歩き出し,俺達は後を付いていく。
「エルフって朝からこんなに沢山食事するんですか?」
寝ぼけながら俺はフーゴに質問をした。
「ええ。最近はエルフの食生活はだいぶ様変わりしまして,よく食事するようになったんです」
「おお,朝から豪勢じゃな!」
「これがエルフ飯か? 美味そうだな」
確かに並べられた食事は様々な種類の料理が並べられていて美味しそうだった。
昨日あれだけライムの食事を食べたのに,俺のお腹はグ~と鳴った。
「沢山食べて下さい」
俺達は席に座り,長老の奥さんの作った料理を口に運ぶ。
「ウマッ!!」
「美味いぞ」
「@#%$%$」
多くの野菜ときのこ類が入ったスープは格別で,パンとも良く合う。さらには肉料理も並べられていて,豪勢な食事だった。
「俺の勝手な偏見ですが,エルフはもっと質素な食事をしていると思ってました」
「以前はそうでしたよ。食生活を変えたのはさすけ殿なんです。さすけ殿の提案で食生活を変えた事で子宝に恵まれるようになったんです。エルフは子宝に恵まれるのが難しい種族なんですが,それが今ではさすけ殿のおかげで大分改善したんです。そのような事もあり,さすけ殿は我々エルフの救世主だったんです」
「へぇ~そんな事が……」
「カナデ,食わないなら余がもらうぞ!?」
「食べるよ!」
「#$@%$#%@」
「ロイは飲み込んでから喋れ」
朝からやかましい二人を相手にしながら朝食を終える。
トンットンットンッ。
ドアをノックする音が聞こえた。
「私が信頼するエルフ達が来たみたいですね。そろそろ出発しましょうか?」
「行きましょう」
ドアを開けると,三人のエルフがいた。
「こちらが一緒に同行する三人です」
「「「よろしくお願いします」」」
「よろしくお願いします」
「では行きましょうか?」
「クロエ案内頼んだぞ!」
「任せるのじゃ。近いしすぐに終わる」
「魔物はオイラに任せろ」
ライムも俺の頭に乗っかりブヨブヨと興奮しているようだった。
俺達一行はクロエの後をついていく。里を出て森の中へと入っていく。
「エルフのお主らは,この変な魔力の気配には気付かなかったのか? 魔法が使えるじゃろ? 気付かんかったのか?」
クロエの質問に長老も含めて首を振る。
「クロエは何で分かるんだ?」
「分かるとしか言えんのじゃカナデ。あえて言うなら,凄く天気が良いのに一部分の場所だけ雨降って雷が落ちてる場所があったら変だなって思うじゃろ? そんな感じじゃ」
「ふ~ん」
魔力を感じる事すら出来ない俺にはさっぱりだったが,言いたい事は分かった。
クロエはどんどん森の深い場所へと入っていく。
「変な魔力が感じるのはこの先じゃ」
「この先ですか……? この先は……」
「何かあるんですか?」
フーゴも含めたエルフ達は言葉を濁す。
「それがですね……この先はエルフ達の聖地で,我々エルフは用事がない限り入ってはいけないという掟があるんです」
「どういう事じゃ? 入らんのか?」
「入れないです。ですから皆さんだけで行ってもらえませんか?」
「この先に一体何があるんですか?」
「墓場です。エルフにとっての墓場がこの先にあります。同胞の誰かが亡くなった時だけ入る事が許される聖地です」
「この先に原因があるのに入ってはいけないんですか?」
「先祖の魂が休んでいる場所に無意味に立ち入ることで,魂の安らぎを邪魔してはいけないという考えをエルフは持っています。それを率先して破るという事は出来ません」
「面倒くさいの~じゃあ待っとれ! カナデ,ロイ,ライム行くぞ」
「ああ……わかった」
「オイラの出番は,まだこないのか? いつでもいけるぜ?」
フーゴ達を残して俺達は奥へと進んでいく。
少し進むと今までの森の雰囲気とは明らかに毛色が違う場所に入り込む。
大樹に囲まれた幻想的な場所で,大樹が生い茂る中,木漏れ日が差している場所にとても大きな石碑が見える。
「なんじゃここは?」
「分からないけど,ここがエルフの墓場って場所じゃないか?」
「すげ~綺麗な場所だな……」
「あそだ! あそこから魔力を感じるじゃ」
クロエが石碑の方へと近づいていく。石碑に近づくと,石碑には名前と思わしき文字が刻み込まれていた。そして石碑の裏に大きな黒い水晶を見つけた。
「あったあった。これじゃな」
「でっけ~~~!!」
ドワーフの国にあったのは片手で持てるほどの大きさだったが,今見つけたのは大人が両手を使って持つのも難しい程の大きさだった。どす黒い渦が水晶の中で渦巻いている。
「よいっと」
クロエが軽々持ち上げた。
「クロエ,それ持っても大丈夫なのか?」
「大丈夫とはなんじゃ?」
「なんか危なそうじゃんか」
「大丈夫じゃよ」
クロエの身体が突然光りだした。
「おい! 大丈夫なのか?」
「こやつの中に入っている変な魔力を余の魔力で 相殺している所じゃ」
少しすると渦巻いていた水晶が,見たことがあるただの黒い水晶へと変わっていった。
クロエの身体から光っていた光も消える。
「よし! これで大丈夫じゃ」
「これで平気なのか?」
「もう大丈夫じゃ」
クロエがアイテムボックスに水晶をしまう。
「ちぇ! もう終わりかよ! 魔物出てこなかったな」
「ロイの出番がなくて悪かったな」
「まあいいぜ。さあ帰るか」
俺達はエルフの墓場から出ると,フーゴ達と合流した。
「どうでしたか?」
「原因がこの先の石碑の近くにあって,クロエが対処したよ」
「これが原因じゃ」
クロエがフーゴに見つけた水晶を見せる。
「これが……原因なんですか?」
「そうじゃよ。余が対処したから魔物が襲ってくる事はもうないと思うのじゃ」
「本当ですか?」
「ああ本当じゃよ!」
自信満々の態度のクロエを見て,フーゴ達は安堵したかのような表情を浮かべていた。
「じゃあ帰ろうかの~。そういやフーゴ。エルフは酒飲まんのか?」
「帰ってエルフ飯食おうぜ! エルフ飯美味いからな」
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「じゃあ余は酒を沢山飲みたいのじゃ」
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