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BACK TO THE ・・・・・・
00038話「新しい看板娘?」
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「ぐぅっ・・・・・・アタマ痛ぇ~・・・・・・。」
翌朝。
登校前にゆったりと朝食を摂っていると、カレンが額を押さえながらのそのそとリビングに現れた。
しっかり二日酔いになっているようだ。
「まだ寝てて大丈夫ですよ、カレンさん。」
「なに言ってんだよ。これから仕事が――」
言いかけたところで全てを思い出したのか、カレンの言葉が詰まってしまった。
「えーと・・・・・・まぁ、お金はありますし、しばらくは大丈夫ですよ。」
「そういうワケにはいかねーだろ・・・・・・。」
カレンは浮かない表情のまま席に着き、朝食を摂り始めた。
楽しい団欒とはいかず、気まずい沈黙が流れる。
「あの、部隊員を減らしたりして問題ないんですかね?」
「さぁな、アタシにムズカシイこと聞かれても分かんねーよ。ただ・・・・・・前より魔物の襲撃が減ってるのは本当だ。アタシが小せえ頃なんかはよく警報が鳴ってたしな。」
「警報?」
「あぁ、お前は知らねえのか。街の近くに魔物が出ると、マナノキから警報が鳴るんだよ。」
あの電柱モドキみたいなのにはそんな役割もあったのか。
確かに街中のいたるところに生えてるし、住民に報せるなら丁度良いだろう。
そしていつの頃からか、警報を聞かなくなったらしい。
壊れている、という訳ではないようだ。
「おい、のんびりしてていいのか?」
気づけばもう登校する時間だ。
慌てて朝食の残りを頬張り、席を立つ。
「行っへひまふ!」
*****
うーむ、しかし引き取られて一年も経たないうちに保護者が無職になってしまうとは・・・・・・。
今のところお金には困ってないとはいえ、ずっとこのままという訳にはいかないだろう。
まぁ、最悪俺が稼ぎに行けばいいのだが・・・・・・やはり冒険者ギルドが存在しないのが痛いところである。
ちなみに、ガムア隊長たちは伝手を頼って民間の傭兵団に雇われることになったそうだ。
だが、カレンを雇ってもらうのは難しいらしい。理由は俺の存在があるからだ。
子持ちの片親。もしものことがあった場合、面倒を見れないからということである。
「ア、アリスちゃん・・・・・・どうしたの、げ、元気ない?」
コレットに声を掛けられ、ふと我に返る。
彼女は心配そうな表情で隣から俺の顔を覗き込んでいた。
「何でもないよ、ちょっと考え事してただけ。」
手元に視線を下ろすと、箸を動かす手が止まってしまっていた。
そういえば今は昼食の時間だったな。
「フン、どうせろくでもないこと考えてたんでしょ。」
向かい側に座っているローレッドがジト目でこちらを睨む。
「そ、そんなことないよ。」
「じゃあ何考えてたのよ。」
「えーっと・・・・・・お金の稼ぎ方、とか?」
「やっぱりろくでもないことじゃない!」
「あはは・・・・・・。」
さすがに彼女らに言えるような話でもないしな・・・・・・。
「そ、そんなことより早く食べちゃおうか。」
「アンタたちを待ってんだけど?」
ローレッドの皿の上は綺麗に片付いていた。対して俺とコレットの皿にはまだ半分以上残っている。
ボーッとしていた俺はともかく、コレットは身体強化されるようになって急に食べる量を増やさなければならなくなってしまったせいで苦戦しているようだ。
体の扱いは何とか慣れてきたとはいえ、いきなり食べる量を増やすのは難しいだろう。
「ごめんごめん、急いで食べるよ。」
「ご、ごめん・・・・・・ね。」
その後、コレットは昼休みを時間いっぱいまで使って何とか食べ終えたのだった。
*****
「そろそろ魔法の特訓を再開しようか、コレットちゃん。」
「い、いいの?」
「体の動かし方も安定してきたしね。生活し辛いと大変だから今までは急いでやってきたけど、ここからはゆっくり慣らしていこう。ってワケで、魔法の特訓。」
「う、うん・・・・・・わかった。」
「まず測定から入ろうか。」
部室の戸棚から魔力測定器を引っ張り出し、机の上に設置する。
魔力測定器は窓から差す西日を受け、影を長く伸ばしている。
「それじゃあ、魔法を使ってみて。」
「・・・・・・”風”っ。」
部室内に肌で感じられるほどの風が起こり、戸棚と窓がカタカタと揺れる。
同時に、魔法を受けた魔力測定器の針がゆっくりと動いていく。
「っハァ・・・・・・ハァ・・・・・・。」
限界がきたコレットがぺたりと床に座り込む。
「お、結構いい数値が出たよ、ほら。」
魔力測定器の針は三目盛りを超えたあたりを指している。
これまで一目盛りにも満たなかったことを考えると、快挙と言えるだろう。
「ほ、ほんとだ・・・・・・。」
「次は上手く魔法を制御できるようになれば、もっと良い数値が出せるよ。」
「ど、どうやるの?」
「えーっと例えばこんな感じで・・・・・・”風”。」
魔力測定器の針を戻し、設置しなおしてから俺の魔法を当てる。
風の塊が魔力測定器にぶつかると、そこを中心にしてフワッと風が部室内に広がる。
その瞬間、魔力測定器の針は最大値の十目盛りまで一気に振れた。
「こんな風に、風を塊にしてぶつけるんだよ。さっきコレットちゃんが使った魔法だと拡散しすぎてて、大部分が測定器に当たってないんだよ。」
”風弾”の魔法を使えば簡単だろうけど、部屋の中で使うには威力が高過ぎる。
ある程度、制御力が身についてからでないと危険なのだ。的が魔物なら制御なんて気にせずにぶっ放すだけでいいんだけど。
「でもまぁ、まずはもっと回数をこなすところからかな。」
そういって魔力回復薬を手渡す。
「ぅ・・・・・・。」
「あ、でももう家でやっちゃダメだからね。」
「・・・・・・うん。」
しゅん、とコレットの表情が沈む。
「あー・・・・・・その代わり、今日はたくさん練習しよう!」
その後、いつもより遅くまでコレットの特訓に付き合うのだった。
*****
「ただいま、カレンさん・・・・・・あれ、居ない?」
帰宅して扉を開けると、家の中は真っ暗でシーンと静まり返っている。
手探りで明かりを点けると机の上に書置きを見つけ、それを手に取る。
「えーっと・・・・・・いつもの店に来い?」
おそらく、外食に行くときに使っている食堂のことだろう。
「もしかして、また飲んでる?」
ゆっくり休めとは言ったが、昨日みたいなのは勘弁して欲しいのだが・・・・・・。
考えていても仕方ない。俺はサッと着替えを済ませ、再び家を後にした。
商店街は殆どの店が閉まっており静寂に満ちているように見えるが、居酒屋のように夜にやっている店からは煌々と明かりと喧騒が漏れてきている。
その中の一軒の前で足を止め、中に入っていく。
「いらっしゃ・・・・・・あ、可愛い子ちゃんが来たわよ、カレンさん!」
声を掛けてくれたのは人懐っこい店員のマレルだ。
「遅かったじゃねーか、チビ。」
マレルに呼ばれ、カレンも店の入り口までやって来た。
「カレンさん・・・・・・その恰好は?」
カレンとマレル。二人とも同じエプロン姿だ。
「フフフ、今日からカレンさんはウチの従業員でーす! 昨日は乗り切じゃなかったのに、来てくれて嬉しいわ。」
「うるせーよ、仕事しろ。ほら、お前はこっちだ。」
カレンに手を引かれ、席に案内される。
「お、やっと来たねアリスちゃん、昨日ぶりッス。」
「ゼスタさんに、ガムアさん?」
「ま、様子見がてらにな。」
話を聞くと、ガムア隊長が昨日の内にここの店主と話を付けていてくれたらしい。有難いことだ。
ガムア隊長が俺たちの繋いだ手を見てニヤニヤと笑う。
「ずいぶん板に付いてるじゃねえか、カレン。」
「っ・・・・・・チビの分はアンタらに付けとくからな。」
「それぐらいお安い御用だ、ガハハ!」
「言っとくけど、アタシの倍は食うからな、コイツ。」
「・・・・・・は?」
どうやら、俺が思っていたよりもカレンは逞しかったようだ。
翌朝。
登校前にゆったりと朝食を摂っていると、カレンが額を押さえながらのそのそとリビングに現れた。
しっかり二日酔いになっているようだ。
「まだ寝てて大丈夫ですよ、カレンさん。」
「なに言ってんだよ。これから仕事が――」
言いかけたところで全てを思い出したのか、カレンの言葉が詰まってしまった。
「えーと・・・・・・まぁ、お金はありますし、しばらくは大丈夫ですよ。」
「そういうワケにはいかねーだろ・・・・・・。」
カレンは浮かない表情のまま席に着き、朝食を摂り始めた。
楽しい団欒とはいかず、気まずい沈黙が流れる。
「あの、部隊員を減らしたりして問題ないんですかね?」
「さぁな、アタシにムズカシイこと聞かれても分かんねーよ。ただ・・・・・・前より魔物の襲撃が減ってるのは本当だ。アタシが小せえ頃なんかはよく警報が鳴ってたしな。」
「警報?」
「あぁ、お前は知らねえのか。街の近くに魔物が出ると、マナノキから警報が鳴るんだよ。」
あの電柱モドキみたいなのにはそんな役割もあったのか。
確かに街中のいたるところに生えてるし、住民に報せるなら丁度良いだろう。
そしていつの頃からか、警報を聞かなくなったらしい。
壊れている、という訳ではないようだ。
「おい、のんびりしてていいのか?」
気づけばもう登校する時間だ。
慌てて朝食の残りを頬張り、席を立つ。
「行っへひまふ!」
*****
うーむ、しかし引き取られて一年も経たないうちに保護者が無職になってしまうとは・・・・・・。
今のところお金には困ってないとはいえ、ずっとこのままという訳にはいかないだろう。
まぁ、最悪俺が稼ぎに行けばいいのだが・・・・・・やはり冒険者ギルドが存在しないのが痛いところである。
ちなみに、ガムア隊長たちは伝手を頼って民間の傭兵団に雇われることになったそうだ。
だが、カレンを雇ってもらうのは難しいらしい。理由は俺の存在があるからだ。
子持ちの片親。もしものことがあった場合、面倒を見れないからということである。
「ア、アリスちゃん・・・・・・どうしたの、げ、元気ない?」
コレットに声を掛けられ、ふと我に返る。
彼女は心配そうな表情で隣から俺の顔を覗き込んでいた。
「何でもないよ、ちょっと考え事してただけ。」
手元に視線を下ろすと、箸を動かす手が止まってしまっていた。
そういえば今は昼食の時間だったな。
「フン、どうせろくでもないこと考えてたんでしょ。」
向かい側に座っているローレッドがジト目でこちらを睨む。
「そ、そんなことないよ。」
「じゃあ何考えてたのよ。」
「えーっと・・・・・・お金の稼ぎ方、とか?」
「やっぱりろくでもないことじゃない!」
「あはは・・・・・・。」
さすがに彼女らに言えるような話でもないしな・・・・・・。
「そ、そんなことより早く食べちゃおうか。」
「アンタたちを待ってんだけど?」
ローレッドの皿の上は綺麗に片付いていた。対して俺とコレットの皿にはまだ半分以上残っている。
ボーッとしていた俺はともかく、コレットは身体強化されるようになって急に食べる量を増やさなければならなくなってしまったせいで苦戦しているようだ。
体の扱いは何とか慣れてきたとはいえ、いきなり食べる量を増やすのは難しいだろう。
「ごめんごめん、急いで食べるよ。」
「ご、ごめん・・・・・・ね。」
その後、コレットは昼休みを時間いっぱいまで使って何とか食べ終えたのだった。
*****
「そろそろ魔法の特訓を再開しようか、コレットちゃん。」
「い、いいの?」
「体の動かし方も安定してきたしね。生活し辛いと大変だから今までは急いでやってきたけど、ここからはゆっくり慣らしていこう。ってワケで、魔法の特訓。」
「う、うん・・・・・・わかった。」
「まず測定から入ろうか。」
部室の戸棚から魔力測定器を引っ張り出し、机の上に設置する。
魔力測定器は窓から差す西日を受け、影を長く伸ばしている。
「それじゃあ、魔法を使ってみて。」
「・・・・・・”風”っ。」
部室内に肌で感じられるほどの風が起こり、戸棚と窓がカタカタと揺れる。
同時に、魔法を受けた魔力測定器の針がゆっくりと動いていく。
「っハァ・・・・・・ハァ・・・・・・。」
限界がきたコレットがぺたりと床に座り込む。
「お、結構いい数値が出たよ、ほら。」
魔力測定器の針は三目盛りを超えたあたりを指している。
これまで一目盛りにも満たなかったことを考えると、快挙と言えるだろう。
「ほ、ほんとだ・・・・・・。」
「次は上手く魔法を制御できるようになれば、もっと良い数値が出せるよ。」
「ど、どうやるの?」
「えーっと例えばこんな感じで・・・・・・”風”。」
魔力測定器の針を戻し、設置しなおしてから俺の魔法を当てる。
風の塊が魔力測定器にぶつかると、そこを中心にしてフワッと風が部室内に広がる。
その瞬間、魔力測定器の針は最大値の十目盛りまで一気に振れた。
「こんな風に、風を塊にしてぶつけるんだよ。さっきコレットちゃんが使った魔法だと拡散しすぎてて、大部分が測定器に当たってないんだよ。」
”風弾”の魔法を使えば簡単だろうけど、部屋の中で使うには威力が高過ぎる。
ある程度、制御力が身についてからでないと危険なのだ。的が魔物なら制御なんて気にせずにぶっ放すだけでいいんだけど。
「でもまぁ、まずはもっと回数をこなすところからかな。」
そういって魔力回復薬を手渡す。
「ぅ・・・・・・。」
「あ、でももう家でやっちゃダメだからね。」
「・・・・・・うん。」
しゅん、とコレットの表情が沈む。
「あー・・・・・・その代わり、今日はたくさん練習しよう!」
その後、いつもより遅くまでコレットの特訓に付き合うのだった。
*****
「ただいま、カレンさん・・・・・・あれ、居ない?」
帰宅して扉を開けると、家の中は真っ暗でシーンと静まり返っている。
手探りで明かりを点けると机の上に書置きを見つけ、それを手に取る。
「えーっと・・・・・・いつもの店に来い?」
おそらく、外食に行くときに使っている食堂のことだろう。
「もしかして、また飲んでる?」
ゆっくり休めとは言ったが、昨日みたいなのは勘弁して欲しいのだが・・・・・・。
考えていても仕方ない。俺はサッと着替えを済ませ、再び家を後にした。
商店街は殆どの店が閉まっており静寂に満ちているように見えるが、居酒屋のように夜にやっている店からは煌々と明かりと喧騒が漏れてきている。
その中の一軒の前で足を止め、中に入っていく。
「いらっしゃ・・・・・・あ、可愛い子ちゃんが来たわよ、カレンさん!」
声を掛けてくれたのは人懐っこい店員のマレルだ。
「遅かったじゃねーか、チビ。」
マレルに呼ばれ、カレンも店の入り口までやって来た。
「カレンさん・・・・・・その恰好は?」
カレンとマレル。二人とも同じエプロン姿だ。
「フフフ、今日からカレンさんはウチの従業員でーす! 昨日は乗り切じゃなかったのに、来てくれて嬉しいわ。」
「うるせーよ、仕事しろ。ほら、お前はこっちだ。」
カレンに手を引かれ、席に案内される。
「お、やっと来たねアリスちゃん、昨日ぶりッス。」
「ゼスタさんに、ガムアさん?」
「ま、様子見がてらにな。」
話を聞くと、ガムア隊長が昨日の内にここの店主と話を付けていてくれたらしい。有難いことだ。
ガムア隊長が俺たちの繋いだ手を見てニヤニヤと笑う。
「ずいぶん板に付いてるじゃねえか、カレン。」
「っ・・・・・・チビの分はアンタらに付けとくからな。」
「それぐらいお安い御用だ、ガハハ!」
「言っとくけど、アタシの倍は食うからな、コイツ。」
「・・・・・・は?」
どうやら、俺が思っていたよりもカレンは逞しかったようだ。
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