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第一話 冬王と鞠姫
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通りには六人ほどの兵の骸が転がっていた。流れた血が雨の後のように、そこかしこに溜まりを作っていた。
「ひどい……」
あまりに凄惨な光景に、鞠の顔は青ざめている。
その惨劇の舞台の中心に立つ女。赤黒い瘴気を宿した目と、鋭利で長い爪。
異形。
女が、男の縄を爪で切り落とした。男は足元に転がっていた兵の太刀を奪い、それを杖代わりにして体を支える。それでも立っているのがやっとという感じだ。
少し離れたところにはまだ生き残った兵がいたが、もはや戦う気力さえなく、ただただ震えているだけだった。
「ちッ」
冬王は舌打ちした。
「役に立たねえな」
そのとき男が冬王の方を見た。
「!」
いや違う。正確には鞠を睨んでいる。
「俺たちに気付いてやがったのか」
男が異形の女に何か告げる。異形の女が、ゆっくりとこちらに向かって歩きだす。
「くそ」
異形の女の後ろで、男の視線が鎌首をもたげる。あれだけ痛めつけられてもなお、その目の光は死んでいない。
「そんなに北条が憎いのかよ」
冬王は腰の短刀を引き抜いた。
「鞠は退がってろ」
「いえ、私も……」
「駄目だ」
有無を言わさぬ口調で切り捨てると、冬王は向かってくる異形の女に向かって歩きだした。
「やっぱり、異形はブッ殺すしかねえ」
冬王と異形の女が、同時に地面を蹴って駆けだした。
「北条ノォッ!」
女が長い爪を振りかざす。
冬王は短刀でそれを受け止めた。刃と爪が交錯し、硬質な音を立てる。
二人が睨みあう。
女の目に映っているのは、冬王の背後にいる鞠の姿。情念に捕らわれ、人であることを捨てた、捻れた狂気の目だ。
「邪魔スルナァ!」
女が爪を振り上げ、冬王の頭上を目掛けて再び振り下ろす。
その一撃も冬王は短刀で受けた。
「何であいつを狙う。何もしてねえだろ」
「北条ハ皆殺シ。ソレガ、アノ人ノ願イ!」
「何が願いだ。くだらねえ」
「黙レ!」
「どいつもこいつも勝手過ぎるんだよ」
冬王は吐き捨てた。
男を救出したなら、さっさと逃げればいいものを。
短刀……新熊野を握る手に力がこもる。
「せっかく鞠が元に戻したってのに」
刀身が青い光を放ちだした。
「ナンダ……?」
女の顔に、初めて動揺が浮かんだ。
冬王の目が異形の女を見据える。
「ソノ刀ハナンダ!」
女が三たび、右腕の爪を振り下ろす。
ザン。
その右の手首が切り飛ばされ、宙に舞った。
「エ……」
あまりに一瞬の出来事だったため、女は何が起きたか理解できなかったようだ。
右腕から溢れでる黒血。
「ア……アアアアッ!」
女は絶叫すると、怒りに任せて左腕の爪を振り上げた。
だがその左腕も切り飛ばされた。
短刀の刀身から血が垂れていなければ、冬王の仕業とは判らなかったかもしれない。それほど速い斬撃だった。
「アアアアア!」
両腕を失った女は、なおも怒りを込めた目で冬王を睨みつけた。
「俺は絶対におまえたちを許さない」
冬王の目が青く輝いていた。その輝く目が、女の殺意を真っ向から跳ね返していた。
「ガァァッ!」
女が裂けんばかりに口蓋を開け、冬王に噛みついてきた。
冬王は咄嗟に身を屈めて女の下に潜り込み、身を捻るように刃を走らせた。
青みがかった刀身が弧を描き、女の首を易々と切断した。
「ア……」
女の目から涙がこぼれた。首は、静かに地面に落ちて転がった。そのときすでに異形の女は事切れていた。
「ああ……」
鞠が悲しげに両手で口元を覆った。
胸の奥が僅かにチクリとした。
「……仕方ねえだろ」
自分が間違っているとは思わない。そのはずなのに鞠の顔が見られなかった。
そのときだ。
「うおおおお!」
雄叫びが響いた。
男が太刀を脇に抱え、鞠に向かって突進してくる。
「!」
「しまった!」
まともに歩ける状態にすら見えなかったので油断していた。
「北条のォ!」
「鞠!」
間に合わない。冬王の目の前で、男の太刀が鞠の胸に……。
「痴れ者が」
「!?」
ヒュン。
白刃が舞った。
「がッ!」
男の背から鮮血が飛び散り、その場に倒れ込んだ。
「な……」
冬王は息を呑んだ。
男を斬ったのは長崎高重だった。
「いつの間に……」
またしても、まったく見えなかった。彼の動きも太刀筋も。
高重が、倒れた男の背に太刀を突き刺した。男は二度ほど痙攣して事切れた。
「フン」
太刀を抜き、男が死んでいることを確認してから、高重は鞠の元へ歩み寄ってきた。
「お怪我はございませんか」
「は…はい」
まだ動揺が消えないのか、鞠の体はいささか震えていた。
「知らせを聞いて駆けつけて参りましたが……まさか、このようなことになるとは。お詫びの申し上げようもございません」
「そんな……おかげで助かりました。気にしないで下さい、高重殿」
「ありがたきお言葉。とにかく御無事で何よりでした」
高重は鞠に頭を下げると、今度は厳しい表情で冬王の顔を睨みつけた。
「おまえの役目は何だ。姫をお守りすることではないのか」
「な……」
「何のための側仕えだ」
「し…仕方ねえだろ!」
頭ごなしに責められ、冬王は思わず高重の顔を睨み返した。
だが反論の言葉が浮かばなかった。自分が油断したせいで鞠を危険に晒してしまった。もし高重が駆けつけなかったら今頃は……そう考えると肝が冷えた。
「……うるせえんだよ」
そう返すのが精いっぱいだった。みじめな気持ちでいっぱいだった。
「命に換えても姫をお守りしろと言ったはずだ」
高重は容赦ない。
さすがにカチンときた。
「偉そうにすんな」
「何だと?」
「ハッ、何が命に換えてもだ。おまえら武士は、どうせ俺たち貧乏人の命なんか虫けらみたいにしか思ってねえんだろ」
「どういう意味だ」
「言葉通りだよ。態度だけでかいくせに、何にもできやしねえじゃねえか。今だって異形一人出たくらいでオタオタしやがって」
「……小童、武士を侮辱する気か?」
高重の目が、ついと細くなった。
不穏な雰囲気が漂いだす。
「二人ともやめて下さい!」
慌てて鞠が間に割って入った。
「冬王はちゃんと私を守ってくれました。油断した私が悪いのです」
「しかし……」
「冬王を咎めるというなら私も咎めて下さい」
「姫、それは……」
「お願いします」
鞠は拳を握り、懇願するように高重を見上げている。
「……」
高重は小さく嘆息した。
「判りました。ここは姫に免じて不問と致しましょう」
その言葉を聞いて、鞠が胸の奥から安堵の息を吐いた。
「では、私は後始末がありますので。姫も早々にお屋敷へお戻り下さい」
それだけ言うと、高重は生き残った兵を集め、てきぱきと指示を出し始めた。
「何だよ、気取りやがって。だから武士は嫌いなんだ」
その姿を見ながら、冬王は鼻を鳴らす。
「冬王も。いい加減にしてください」
「判ったよ、うるせえな」
「う…うるさいとは何ですか」
「ああもう、判ったって言ってんだろ」
面倒そうにあしらうと、短刀を鞘に収め、さっさと歩きだした。
「どこへ行くのですか。まだ話は終わってません」
鞠が慌てて追いすがる。
「帰るんだよ。あいつにも言われただろ、早く帰れって」
「待って下さい。帰るかどうか決めるのは私です」
「うるせえなあ」
「ま…また、うるさいって言いました!」
鞠が頬を膨らませて、冬王を睨みつける。
「うるせえから、うるせえって言ったんだよ」
「ひどいです。うう……冬王は悪師です!」
「またか。だから何だよ、そのわろしってよ」
「悪師は悪師です!」
「だからその……もういいや。はいはい、俺はわろしだよ」
「な…何ですか、その物言いは。私の方が年上なんですよ!」
「そうでございますね、姫」
「もうっ。もうっ!」
事態が収束したことが伝わったのか、野次馬たちが再び集まりだしている。
そんな人々の間を縫うように、冬王と鞠はなおも下らない言いあいをしながら、二人で屋敷への道を戻っていくのだった。
「ひどい……」
あまりに凄惨な光景に、鞠の顔は青ざめている。
その惨劇の舞台の中心に立つ女。赤黒い瘴気を宿した目と、鋭利で長い爪。
異形。
女が、男の縄を爪で切り落とした。男は足元に転がっていた兵の太刀を奪い、それを杖代わりにして体を支える。それでも立っているのがやっとという感じだ。
少し離れたところにはまだ生き残った兵がいたが、もはや戦う気力さえなく、ただただ震えているだけだった。
「ちッ」
冬王は舌打ちした。
「役に立たねえな」
そのとき男が冬王の方を見た。
「!」
いや違う。正確には鞠を睨んでいる。
「俺たちに気付いてやがったのか」
男が異形の女に何か告げる。異形の女が、ゆっくりとこちらに向かって歩きだす。
「くそ」
異形の女の後ろで、男の視線が鎌首をもたげる。あれだけ痛めつけられてもなお、その目の光は死んでいない。
「そんなに北条が憎いのかよ」
冬王は腰の短刀を引き抜いた。
「鞠は退がってろ」
「いえ、私も……」
「駄目だ」
有無を言わさぬ口調で切り捨てると、冬王は向かってくる異形の女に向かって歩きだした。
「やっぱり、異形はブッ殺すしかねえ」
冬王と異形の女が、同時に地面を蹴って駆けだした。
「北条ノォッ!」
女が長い爪を振りかざす。
冬王は短刀でそれを受け止めた。刃と爪が交錯し、硬質な音を立てる。
二人が睨みあう。
女の目に映っているのは、冬王の背後にいる鞠の姿。情念に捕らわれ、人であることを捨てた、捻れた狂気の目だ。
「邪魔スルナァ!」
女が爪を振り上げ、冬王の頭上を目掛けて再び振り下ろす。
その一撃も冬王は短刀で受けた。
「何であいつを狙う。何もしてねえだろ」
「北条ハ皆殺シ。ソレガ、アノ人ノ願イ!」
「何が願いだ。くだらねえ」
「黙レ!」
「どいつもこいつも勝手過ぎるんだよ」
冬王は吐き捨てた。
男を救出したなら、さっさと逃げればいいものを。
短刀……新熊野を握る手に力がこもる。
「せっかく鞠が元に戻したってのに」
刀身が青い光を放ちだした。
「ナンダ……?」
女の顔に、初めて動揺が浮かんだ。
冬王の目が異形の女を見据える。
「ソノ刀ハナンダ!」
女が三たび、右腕の爪を振り下ろす。
ザン。
その右の手首が切り飛ばされ、宙に舞った。
「エ……」
あまりに一瞬の出来事だったため、女は何が起きたか理解できなかったようだ。
右腕から溢れでる黒血。
「ア……アアアアッ!」
女は絶叫すると、怒りに任せて左腕の爪を振り上げた。
だがその左腕も切り飛ばされた。
短刀の刀身から血が垂れていなければ、冬王の仕業とは判らなかったかもしれない。それほど速い斬撃だった。
「アアアアア!」
両腕を失った女は、なおも怒りを込めた目で冬王を睨みつけた。
「俺は絶対におまえたちを許さない」
冬王の目が青く輝いていた。その輝く目が、女の殺意を真っ向から跳ね返していた。
「ガァァッ!」
女が裂けんばかりに口蓋を開け、冬王に噛みついてきた。
冬王は咄嗟に身を屈めて女の下に潜り込み、身を捻るように刃を走らせた。
青みがかった刀身が弧を描き、女の首を易々と切断した。
「ア……」
女の目から涙がこぼれた。首は、静かに地面に落ちて転がった。そのときすでに異形の女は事切れていた。
「ああ……」
鞠が悲しげに両手で口元を覆った。
胸の奥が僅かにチクリとした。
「……仕方ねえだろ」
自分が間違っているとは思わない。そのはずなのに鞠の顔が見られなかった。
そのときだ。
「うおおおお!」
雄叫びが響いた。
男が太刀を脇に抱え、鞠に向かって突進してくる。
「!」
「しまった!」
まともに歩ける状態にすら見えなかったので油断していた。
「北条のォ!」
「鞠!」
間に合わない。冬王の目の前で、男の太刀が鞠の胸に……。
「痴れ者が」
「!?」
ヒュン。
白刃が舞った。
「がッ!」
男の背から鮮血が飛び散り、その場に倒れ込んだ。
「な……」
冬王は息を呑んだ。
男を斬ったのは長崎高重だった。
「いつの間に……」
またしても、まったく見えなかった。彼の動きも太刀筋も。
高重が、倒れた男の背に太刀を突き刺した。男は二度ほど痙攣して事切れた。
「フン」
太刀を抜き、男が死んでいることを確認してから、高重は鞠の元へ歩み寄ってきた。
「お怪我はございませんか」
「は…はい」
まだ動揺が消えないのか、鞠の体はいささか震えていた。
「知らせを聞いて駆けつけて参りましたが……まさか、このようなことになるとは。お詫びの申し上げようもございません」
「そんな……おかげで助かりました。気にしないで下さい、高重殿」
「ありがたきお言葉。とにかく御無事で何よりでした」
高重は鞠に頭を下げると、今度は厳しい表情で冬王の顔を睨みつけた。
「おまえの役目は何だ。姫をお守りすることではないのか」
「な……」
「何のための側仕えだ」
「し…仕方ねえだろ!」
頭ごなしに責められ、冬王は思わず高重の顔を睨み返した。
だが反論の言葉が浮かばなかった。自分が油断したせいで鞠を危険に晒してしまった。もし高重が駆けつけなかったら今頃は……そう考えると肝が冷えた。
「……うるせえんだよ」
そう返すのが精いっぱいだった。みじめな気持ちでいっぱいだった。
「命に換えても姫をお守りしろと言ったはずだ」
高重は容赦ない。
さすがにカチンときた。
「偉そうにすんな」
「何だと?」
「ハッ、何が命に換えてもだ。おまえら武士は、どうせ俺たち貧乏人の命なんか虫けらみたいにしか思ってねえんだろ」
「どういう意味だ」
「言葉通りだよ。態度だけでかいくせに、何にもできやしねえじゃねえか。今だって異形一人出たくらいでオタオタしやがって」
「……小童、武士を侮辱する気か?」
高重の目が、ついと細くなった。
不穏な雰囲気が漂いだす。
「二人ともやめて下さい!」
慌てて鞠が間に割って入った。
「冬王はちゃんと私を守ってくれました。油断した私が悪いのです」
「しかし……」
「冬王を咎めるというなら私も咎めて下さい」
「姫、それは……」
「お願いします」
鞠は拳を握り、懇願するように高重を見上げている。
「……」
高重は小さく嘆息した。
「判りました。ここは姫に免じて不問と致しましょう」
その言葉を聞いて、鞠が胸の奥から安堵の息を吐いた。
「では、私は後始末がありますので。姫も早々にお屋敷へお戻り下さい」
それだけ言うと、高重は生き残った兵を集め、てきぱきと指示を出し始めた。
「何だよ、気取りやがって。だから武士は嫌いなんだ」
その姿を見ながら、冬王は鼻を鳴らす。
「冬王も。いい加減にしてください」
「判ったよ、うるせえな」
「う…うるさいとは何ですか」
「ああもう、判ったって言ってんだろ」
面倒そうにあしらうと、短刀を鞘に収め、さっさと歩きだした。
「どこへ行くのですか。まだ話は終わってません」
鞠が慌てて追いすがる。
「帰るんだよ。あいつにも言われただろ、早く帰れって」
「待って下さい。帰るかどうか決めるのは私です」
「うるせえなあ」
「ま…また、うるさいって言いました!」
鞠が頬を膨らませて、冬王を睨みつける。
「うるせえから、うるせえって言ったんだよ」
「ひどいです。うう……冬王は悪師です!」
「またか。だから何だよ、そのわろしってよ」
「悪師は悪師です!」
「だからその……もういいや。はいはい、俺はわろしだよ」
「な…何ですか、その物言いは。私の方が年上なんですよ!」
「そうでございますね、姫」
「もうっ。もうっ!」
事態が収束したことが伝わったのか、野次馬たちが再び集まりだしている。
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