うちの奥さんとイチャラブなエッチしたらエッチな出会いが生まれました【WEB】

うさみあきら

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第四章 花のお姉さん

(36)花のお姉さん その3-3

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「ふふふっ、驚いてたけど、克也くん、ある程度は気がついてたんじゃない?」

 シャワーで克也の身体を洗い流しながら、綾女が話しかける。
  
「ぼんやりと、ですよ。ふたりのことを見てて、何となく。です」
「そっかぁ。まぁ、ズバリ言っちゃうと、愛子ちゃんに、ああいうの教えたの、私なんだよね」
「やっぱりそうでしたか」
「うん。やっぱりでしたー」

 綾女は茶目っ気たっぷりに答えながら、克也の股間に手を伸ばす。
  
「愛子ちゃんの高校の事件の話はもう知ってると思うんだけど、その後すぐに、わたしに愛子ちゃんから連絡がきたんだよ。相談に乗ってほしいことがあるって。シェリーフルールにはその時もういなかったんだけど、連絡を取り合って、たまに会ってたりはしてたんだ。で、そのことを相談されたわけなんだけど……」


――猪野愛子(十七歳)は、自宅に帰ってきても、ぼんやりした表情をしていた。
  
「あの匂い……。凄かったぁ……」

 放課後、尿意を我慢しきれず、間違えて入ってしまった男子トイレに漂っていた男女の交尾後の強烈な匂い。思い出すだけで愛子の股間は潤いを帯びてしまっている。
  
「こんなの……、どうしたら……。あっ、そうだ……」

 愛子は携帯を取り出して、通話履歴からすぐに目的のアドレスへと発信する。相手はすぐに愛子につながった。
  
「もしもし? 愛子ちゃん?」
「あ、綾女さん。すみません突然……」

 それからふたりはしばらく会話を交わし、週末に街で会うことになった。


 約束の週末のお昼過ぎ、新宿駅のアルタ前の階段。綾女が指定した場所に愛子はそわそわしながら立っていた。都会慣れしていなかった愛子は、街の混雑で若干酔いそうになりながらも何とかたどり着き、そして綾女を待つこと数十分。
  
「ごめんねー。待たせちゃった?」

 綾女が正面から駆け寄ってくるのをみて、愛子はへなへなと、綾女の方に倒れ込んでしまう。
  
「そうかー、愛子ちゃん、こういうとこ慣れてないもんね……。んー……。よし。予定早いけど、あそこに行こう。」

 綾女は、愛子の手を引いて地下街に入り、慣れた足取りで目的の場所へと歩いていく。
  
「新宿って……迷路です。私、今どこを歩いてるか分かりません」

 愛子は目をまわしながらも必死で綾女にしがみつきながら歩く。
  
「慣れてきたら、いろいろ連れて行ってあげたいけど、今日は無理そうだから……、あ、そこの階段上がるよ」

 デパートの入口にある階段を上っていき、再び外に出ると、綾女は繁華街からどんどん離れた方向に歩いていく。裏路地に入っていくと、人通りはかなり少なくなってくる。
  
「ふぅーっ、だいぶ人は減りましたけど……、ここって……」

 愛子は歩きながらきょろきょろあたりを見回す。

「うん、そういう場所だよ。愛子ちゃん。じゃ、ここ入ろうか」
「えっ、ええええっ!?」

 綾女が愛子の手を引いて颯爽と入っていったのは、昼間からネオンライトが怪しく光る、ラブホテルの入り口だった。

  
「いまでは女子会とかでも使うらしいからね。全然問題ないよ」
「はぁ、そうなんですか……」

 部屋に入って、落ち着かない雰囲気にそわそわしながら愛子はソファーに座る。
 綾女はまるでカラオケボックスに入ったようなそぶりでテーブルにあったメニューに手を伸ばしてパラパラめくると、ベッドの脇にある電話をとり、飲み物や軽食を注文していく。愛子は、呆気にとられながらその様子を見ていた。

「ふふっ、こういう場所だけど、使い方はカラオケボックスと一緒だよ。広いカラオケボックスだと思えば、気が楽なんじゃない? あ、愛子ちゃん上着脱いじゃいなよ。暑いでしょ」

 綾女は自分の上着を脱ぎながら愛子に上着を脱ぐように促す。愛子が脱いだ上着と自分の上着を入口近くにあるハンガーにかけていると、ベルが鳴ってフロントから注文していた飲み物と軽食が届く。
  
「ここって、注文してから届くの、カラオケボックス並みに早いから好きなんだ。はい。愛子ちゃん」

 綾女は届いたメニューをスタッフと一緒にテーブルに並べる。そしてスタッフが帰っていくと、綾女は愛子の隣に腰かける。
  
「じゃ、食べながらお話し、聞こうかな」
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