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帰還用魔法陣の場所まではそれほど遠くもなく、病み上がりのテオでもどうにか歩ける距離だった。それでも心配性の侍従は主人を支えられるよう隣に張り付いていたが。道はラスが案内してくれた。ただ、そのラスにとっても予想外のことが起きていた。
「魔法陣が二つ……?」
トバイアスが魔法陣のそばにしゃがみ込んだ。
「左が神代の迷宮、右は深緑の迷宮のものです」
ラスが不思議そうに呟く。
「右の魔法陣はこの間までなかったはず……」
やはり二つの迷宮が繋がってしまったらしい。
「そんなのありえるの?」
ラスが首を振る。
「少なくとも里の記録にはない。初めての事態だ」
「だが、この魔法陣を使えば深緑の迷宮側に戻れるんだな?」
テオの問いかけにトバイアスが頷いた。
「それは間違いないかと」
ふと、エリオットが顔を顰めているのに気が付いた。
「どうしたの。頭でも痛い?」
「ええ。そうですね……」
女神に遣わされた『勇者』が忌々しげに言う。
「たった今、エデルダーナから神託が。勇者が使命を達成しやすいよう、神代の迷宮を深緑の迷宮に繋げたそうです」
ちょっと待て。それって。
「まさか、ポンコツ女神のせいでテオが怪我したってこと?」
「どうやらそのようです。女神としては長距離を移動しなくて済むようにという親切心だったそうですが」
「うわあ……とことん役に立たないな、エデルダーナ」
トバイアスが「不敬ですよ」と顔を引き攣らせる。知るか。
「私が先に行きます」
トバイアスがそう言って、最初に魔法陣を踏んだ。この手の転移魔法陣はほとんどが一方通行。どこに出るとしても戻っては来られない。もしも転移先に魔物がいるなら、今のテオには対処できないだろうし、エリオットはテオの隣を離れそうにない。そうなるとトバイアスが適任だ。
「神獣様。また里に来てくれるか?」
ラスが名残惜しそうに言った。
「そうだね、機会があれば」
「次はもっと歓迎させてくれ。里長も神獣様にちゃんと挨拶したがっていた」
「わかった。また来るよ」
「本当に世話になった。この礼は必ず」
テオの言葉にラスが頷く。僕はテオの袖を掴み、エリオットがテオの肩を支えて、三人で魔法陣を踏んだ。
***
転移の感覚はどうにも慣れない。クラクラとして気持ちが悪い。視覚が戻ってすぐ、目に入ったのは人の群れだった。ここは深緑の迷宮の入り口だ。騎士団長の姿がある。
「テオドール殿下!」
転移魔法陣を取り囲んでいた人々がざわめく。
「よくぞご無事で……」
獣人の里で横たわっていたテオを思い出すと、無事とは言えない気がする。今だって、エリオットに支えられているのだ。でも、ちゃんと帰ってこられた。
「すまない。心配をかけたな」
テオが言って、騎士団長が涙ぐむ。まあ、この人はこの場の責任者だろうし、王弟殿下に何かあったら無事では済まなかっただろう。
「馬車の用意がございます。お屋敷には魔法医たちが待っておりますので……」
「わかった」
「神獣様」
騎士団長の視線が僕に向く。
「本当にありがとうございました。この方をお助けいただいたこと、お礼のしようもございません」
「いいよ、気にしなくて」
僕がテオを助けたのは、この国のことを考えたわけでも、団長のためを思ったわけでもない。
「僕は自分の伴侶を助けただけだからね」
「ルシィ。俺を伴侶と言ってくれるのか?」
テオが嬉しそうな顔をする。ちょっと照れくさいけど、まあ。
「婚約者だし。婚礼の儀も近いんだ。他になんて呼べばいいのさ」
「そうか」
人前であんまりニヤニヤしないで欲しいんだけどなあ。
テオのために王族用の立派な馬車が用意されていた。僕とエリオットも一緒に帰る。トバイアスがひとりで残り、事情の説明をしてくれるという。バーレイ侯爵家という家柄を思えば、些事を頼んでしまって申し訳ないけど、エリオットはしばらくテオから離れないだろうし、僕も婚約者が大事だ。頼らせてもらおう。
「じゃあまたね、トバイアス。色々とありがとう」
「お役に立てて何よりでした」
「今度何かお礼させてよ」
「いえ……お気遣いなく」
動き出した馬車の中で、気になっていたことを尋ねた。
「この国って、何か神獣の逸話とか、言い伝えみたいなものがあるの? 僕の能力がこんなにすんなり受け入れられるとは思ってなかったんだけど」
「なんだ、知らないのか」
僕の肩に寄りかかって、テオが言った。
「その昔、トラステア王国には有名な神獣がいたんだ。初代国王をこの地に導き、国を興す助けをしたと言われている。その神獣は黒い毛並みをしていたんだ、ルシィのようにな」
「え?」
何それ。そんなの僕は聞いていない。
「ですが、伝説の神獣は赤い目をした狼だったそうですよ」
「そうなんだ……」
僕が獣神カーハディール様から最初に提案されたのは巨大な狼の姿。猫がいいと言ったのは僕自身だ。あのまま狼になっていたら、まさにトラステア建国の神獣と同一視されていたわけか。猫で良かったと思うべきかもしれない。ただでさえ、テオの立場は微妙なんだから。
屋敷に戻ると、使用人たちと医者の一団が待ち受けていた。馬車の中でうとうとしていたテオは、エリオットが抱えて降ろした。人間姿の僕にはできないことだから、任せておく。
「おかえりなさいませ、旦那様」
侍従も侍女も一斉に頭を下げてテオを出迎えた。そして。
「奥様もおかえりなさいませ」
使用人たちは僕にもそう声をかけてくれた。
僕は……どれだけ怯えられるかと思っていた。罵られても仕方がないと思っていた。ただテオの近くには居させてもらおうと、どう説得しようかと考えていたのに。
「ただいま、みんな。留守を守ってくれてありがとう」
「奥様。旦那様は……」
「大丈夫。怪我は治っているから。ちょっと疲れただけだと思う」
執事長がホッとした様子で、使用人たちに解散を告げた。
テオには魔法医たちとエリオットがついている。僕ができることはないと判断して、侍女のひとりに声をかけた。
「僕も疲れちゃった。お風呂に入れる?」
「すぐにご用意いたします」
迷宮にいたのはほんの数日。それでも帰ってきたのだと思うと力が抜ける。埃を落としたいし休みたい。気を抜くとそのまま動けなくなりそうだ。
「奥様」
執事長が改まった表情で僕に頭を下げた。
「旦那様を連れ戻してくださって、ありがとう存じます」
「まあ、僕にとっても大事な婚約者だからね」
「奥様……その、」
「何かな?」
執事長が何かを決意した様子で言う。
「もし、この屋敷に口さがない者がおりましたら、すぐにお知らせください。主をきちんと敬うことのできない者を置いておくつもりはございません」
そうか。この人が僕を守ろうとしてくれたのか。
「わかったよ。もし『猫の悪口』を聞いたら覚えておく」
でも……とにかく今はまず、休ませて欲しい。
「魔法陣が二つ……?」
トバイアスが魔法陣のそばにしゃがみ込んだ。
「左が神代の迷宮、右は深緑の迷宮のものです」
ラスが不思議そうに呟く。
「右の魔法陣はこの間までなかったはず……」
やはり二つの迷宮が繋がってしまったらしい。
「そんなのありえるの?」
ラスが首を振る。
「少なくとも里の記録にはない。初めての事態だ」
「だが、この魔法陣を使えば深緑の迷宮側に戻れるんだな?」
テオの問いかけにトバイアスが頷いた。
「それは間違いないかと」
ふと、エリオットが顔を顰めているのに気が付いた。
「どうしたの。頭でも痛い?」
「ええ。そうですね……」
女神に遣わされた『勇者』が忌々しげに言う。
「たった今、エデルダーナから神託が。勇者が使命を達成しやすいよう、神代の迷宮を深緑の迷宮に繋げたそうです」
ちょっと待て。それって。
「まさか、ポンコツ女神のせいでテオが怪我したってこと?」
「どうやらそのようです。女神としては長距離を移動しなくて済むようにという親切心だったそうですが」
「うわあ……とことん役に立たないな、エデルダーナ」
トバイアスが「不敬ですよ」と顔を引き攣らせる。知るか。
「私が先に行きます」
トバイアスがそう言って、最初に魔法陣を踏んだ。この手の転移魔法陣はほとんどが一方通行。どこに出るとしても戻っては来られない。もしも転移先に魔物がいるなら、今のテオには対処できないだろうし、エリオットはテオの隣を離れそうにない。そうなるとトバイアスが適任だ。
「神獣様。また里に来てくれるか?」
ラスが名残惜しそうに言った。
「そうだね、機会があれば」
「次はもっと歓迎させてくれ。里長も神獣様にちゃんと挨拶したがっていた」
「わかった。また来るよ」
「本当に世話になった。この礼は必ず」
テオの言葉にラスが頷く。僕はテオの袖を掴み、エリオットがテオの肩を支えて、三人で魔法陣を踏んだ。
***
転移の感覚はどうにも慣れない。クラクラとして気持ちが悪い。視覚が戻ってすぐ、目に入ったのは人の群れだった。ここは深緑の迷宮の入り口だ。騎士団長の姿がある。
「テオドール殿下!」
転移魔法陣を取り囲んでいた人々がざわめく。
「よくぞご無事で……」
獣人の里で横たわっていたテオを思い出すと、無事とは言えない気がする。今だって、エリオットに支えられているのだ。でも、ちゃんと帰ってこられた。
「すまない。心配をかけたな」
テオが言って、騎士団長が涙ぐむ。まあ、この人はこの場の責任者だろうし、王弟殿下に何かあったら無事では済まなかっただろう。
「馬車の用意がございます。お屋敷には魔法医たちが待っておりますので……」
「わかった」
「神獣様」
騎士団長の視線が僕に向く。
「本当にありがとうございました。この方をお助けいただいたこと、お礼のしようもございません」
「いいよ、気にしなくて」
僕がテオを助けたのは、この国のことを考えたわけでも、団長のためを思ったわけでもない。
「僕は自分の伴侶を助けただけだからね」
「ルシィ。俺を伴侶と言ってくれるのか?」
テオが嬉しそうな顔をする。ちょっと照れくさいけど、まあ。
「婚約者だし。婚礼の儀も近いんだ。他になんて呼べばいいのさ」
「そうか」
人前であんまりニヤニヤしないで欲しいんだけどなあ。
テオのために王族用の立派な馬車が用意されていた。僕とエリオットも一緒に帰る。トバイアスがひとりで残り、事情の説明をしてくれるという。バーレイ侯爵家という家柄を思えば、些事を頼んでしまって申し訳ないけど、エリオットはしばらくテオから離れないだろうし、僕も婚約者が大事だ。頼らせてもらおう。
「じゃあまたね、トバイアス。色々とありがとう」
「お役に立てて何よりでした」
「今度何かお礼させてよ」
「いえ……お気遣いなく」
動き出した馬車の中で、気になっていたことを尋ねた。
「この国って、何か神獣の逸話とか、言い伝えみたいなものがあるの? 僕の能力がこんなにすんなり受け入れられるとは思ってなかったんだけど」
「なんだ、知らないのか」
僕の肩に寄りかかって、テオが言った。
「その昔、トラステア王国には有名な神獣がいたんだ。初代国王をこの地に導き、国を興す助けをしたと言われている。その神獣は黒い毛並みをしていたんだ、ルシィのようにな」
「え?」
何それ。そんなの僕は聞いていない。
「ですが、伝説の神獣は赤い目をした狼だったそうですよ」
「そうなんだ……」
僕が獣神カーハディール様から最初に提案されたのは巨大な狼の姿。猫がいいと言ったのは僕自身だ。あのまま狼になっていたら、まさにトラステア建国の神獣と同一視されていたわけか。猫で良かったと思うべきかもしれない。ただでさえ、テオの立場は微妙なんだから。
屋敷に戻ると、使用人たちと医者の一団が待ち受けていた。馬車の中でうとうとしていたテオは、エリオットが抱えて降ろした。人間姿の僕にはできないことだから、任せておく。
「おかえりなさいませ、旦那様」
侍従も侍女も一斉に頭を下げてテオを出迎えた。そして。
「奥様もおかえりなさいませ」
使用人たちは僕にもそう声をかけてくれた。
僕は……どれだけ怯えられるかと思っていた。罵られても仕方がないと思っていた。ただテオの近くには居させてもらおうと、どう説得しようかと考えていたのに。
「ただいま、みんな。留守を守ってくれてありがとう」
「奥様。旦那様は……」
「大丈夫。怪我は治っているから。ちょっと疲れただけだと思う」
執事長がホッとした様子で、使用人たちに解散を告げた。
テオには魔法医たちとエリオットがついている。僕ができることはないと判断して、侍女のひとりに声をかけた。
「僕も疲れちゃった。お風呂に入れる?」
「すぐにご用意いたします」
迷宮にいたのはほんの数日。それでも帰ってきたのだと思うと力が抜ける。埃を落としたいし休みたい。気を抜くとそのまま動けなくなりそうだ。
「奥様」
執事長が改まった表情で僕に頭を下げた。
「旦那様を連れ戻してくださって、ありがとう存じます」
「まあ、僕にとっても大事な婚約者だからね」
「奥様……その、」
「何かな?」
執事長が何かを決意した様子で言う。
「もし、この屋敷に口さがない者がおりましたら、すぐにお知らせください。主をきちんと敬うことのできない者を置いておくつもりはございません」
そうか。この人が僕を守ろうとしてくれたのか。
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