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ラグーン帝国とダンジョン都市レーレン

旅と盗賊②

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前回のあらすじ

 盗賊が現れた!!アジトの場所聞いて、溜め込んでるお宝を奪っていこう!!



 盗賊達を殺した後、アジトの場所であるらしい洞窟へ足を運んだ。

「ここだな」

(そのようですな!!見張りが2人。中の気配からして30人ぐらいですかな)

「私がやりましょうか?ご主人様」

 アヴェが『絶対不可視の殺短剣アサシネイトダガー』を構える。

 殺るき満々だ。

「いや、私が行く。『終焉刀 菊一文字継千』もたまには使いたいからな」

 そう言って堂々と、洞窟の入口へ歩いていった。

(わたし達は、洞窟の外で待ってますぞ~)

「お気をつけてご主人様」

 見送る2人にひらひらと手を振る。

「誰だ!!おまえ────」

 私に気づいた監視役の2人の首を素早く撥ねる。

 いいねぇ、この感じ。

 楽しくなってきたな。

 ~数分後~

「後は、親分だっけ?君だけだね」

 私の周りには死体となった男達が血溜まりを作っていた。

 ちょっと楽しみすぎたな。

 両腕両足を切り落として放置したり、目をえぐり、耳と鼻を削ぎ落とし、痛みに悶える中で火にかけたり。

 久々に刀を振るったせいか、ヒャッハーしてしまった。

「な、何者だ!!こんな強い奴なんてここら辺にはいなかったはずだぞ!!」

 叫ぶ親分の言葉を無視して

「ねぇねぇ~溜め込んだ宝全部出せ。今すぐにだ」

「う、うるせぇ今聞いてんのは俺だ───ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 親分の右腕を切り落とす。

「はーい、後10秒たって言わなかったら次は左腕ね。10、9、8、7....」

「分かった!!分かったから待ってくれ!!」

「で?場所は?」

「この奥に行くと、隠し扉がある。そこに奪った金とか────」

 私は最後まで聞かずに親分の首を撥ねた。

 場所が分かれば用済みだから問題ナッシング!!

 お宝は問題なく回収出来た。

 結構いい額溜め込んであったし、マジックアイテムらしき物もあった。

 マジックアイテムとは、魔力を流すことで火を起こせたり、水を出せたり、と魔力があれば誰でも使える道具だ。

 量産があまり出来ないため、希少価値が高い。

 返り血が酷かったので自分に『浄化クリーン』をかけて洞窟を出る。

(中々にヒャッハーしてましたな!!我が主!!)

「ちょっと楽しくなっちゃってね」

「お疲れ様です。ご主人様」

「ただいま、アヴェ」

 そう言って私はアヴェの頭を撫でる。

 可愛いなぁ~癒される。

(盗賊に襲われるのは、ちょっと新鮮でしたな!!)

「そうだな。異世界って感じがする。さっ、ダンジョン目指してしゅっぱーつ!!」

 
ノアが盗賊を殲滅してる裏で

イン: めっちゃ我が主、笑ってますな(笑)

アヴェ: ご主人様って結構サイコパスですよね

イン: それな
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