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正教会国カンカルトと女神バルフルンテ
女神と世界の真実①
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前回のあらすじ
女神に会いに行こう!!
聖女について行くと、いかにも女神みたいな銅像がある部屋についた。
「ここで待っていれば女神様が来るはずだ。それじゃ、私は戻るからな」
え?戻るの?てっきり女神とこの聖女と話をするのかと思った。
「聖女さんは残らないのか」
「女神様がそう言ってたからね。私は従うだけだよ」
そう言って聖女は部屋から出ていった。
女神が来るまで暇なので銅像を眺める。
.....コレが女神像ってやつか?
背中に翼が生えている訳ではなく、普通の女の人だ。
色は着いてないから分からないが、長い髪、スタイルのいい体、服が唯一女神っぽいかな?
古代ローマ人が来てそうな服だ。
「女神とやらに聞きたいことが幾つかあるけど、答えてくれるかな?」
聞きたいことは沢山ある。
この世界の成り立ち、ルール、人種、などなど。
だか、1番聞きたいことは、なぜこの世界はわたしがやっていたゲーム、『Ragnarok Online』のゲームシステムに似ているのか。
この世界の魔法、スキル、Lvの上げ方、ステータスの上げ方、殆どが似ている。
と言うかほぼ同じだ。
マーリンが教えてくれた魔術は完全に別物だったが。
別に知った所でどうこうしようとは思ってない。
私は私が楽しくやって行けたらそれでいいからな。
「全く、女神ってのも暇じゃないんだよ?なのにあの糞王国のせいで仕事が増えちゃったじゃないか」
私の後ろから、ぺたぺたと裸足で歩く音がする。
「ねぇ?君はどう思うかい?柊茜くん」
後ろを振り向くと銅像そっくりの女の人がそこにいた。
......弱いな。
恐らく第十位熾天使程の力しかない。
熾天使、ゲームの中では最上位個体の天使だ。
第十位熾天使から第一位熾天使までおり、数が小さくなるほど強い。
第十位熾天使でも、弱い神なら軽く捻り潰せる程のぶっ壊れ天使だ。
第一位熾天使までになると勝てる神の方が少ない。
なんで神なのに天使より弱えんだよ、とは思うけどね。
自慢じゃないが、第一位熾天使ですら私には全く歯が立たない。
自慢じゃないよ?ホントだよ?別に神よりも強い天使を、めっちゃ舐めプしても勝てるのを自慢したい訳じゃないよ?
「んな事知らねぇよ。悪いのは糞王国だ」
恐らく殺り合いになっても余裕を持って勝てる。
そこまで警戒しなくて大丈夫だろう。
「アッハッハッハッハッ!!確かに、悪いのは糞王国だったな!!悪かったね。どちらかと言えば、君は私と同じで被害者だったな!!」
そして私は思った。
想像通り全然女神とは思えねぇわ、この神。
女神に会いに行こう!!
聖女について行くと、いかにも女神みたいな銅像がある部屋についた。
「ここで待っていれば女神様が来るはずだ。それじゃ、私は戻るからな」
え?戻るの?てっきり女神とこの聖女と話をするのかと思った。
「聖女さんは残らないのか」
「女神様がそう言ってたからね。私は従うだけだよ」
そう言って聖女は部屋から出ていった。
女神が来るまで暇なので銅像を眺める。
.....コレが女神像ってやつか?
背中に翼が生えている訳ではなく、普通の女の人だ。
色は着いてないから分からないが、長い髪、スタイルのいい体、服が唯一女神っぽいかな?
古代ローマ人が来てそうな服だ。
「女神とやらに聞きたいことが幾つかあるけど、答えてくれるかな?」
聞きたいことは沢山ある。
この世界の成り立ち、ルール、人種、などなど。
だか、1番聞きたいことは、なぜこの世界はわたしがやっていたゲーム、『Ragnarok Online』のゲームシステムに似ているのか。
この世界の魔法、スキル、Lvの上げ方、ステータスの上げ方、殆どが似ている。
と言うかほぼ同じだ。
マーリンが教えてくれた魔術は完全に別物だったが。
別に知った所でどうこうしようとは思ってない。
私は私が楽しくやって行けたらそれでいいからな。
「全く、女神ってのも暇じゃないんだよ?なのにあの糞王国のせいで仕事が増えちゃったじゃないか」
私の後ろから、ぺたぺたと裸足で歩く音がする。
「ねぇ?君はどう思うかい?柊茜くん」
後ろを振り向くと銅像そっくりの女の人がそこにいた。
......弱いな。
恐らく第十位熾天使程の力しかない。
熾天使、ゲームの中では最上位個体の天使だ。
第十位熾天使から第一位熾天使までおり、数が小さくなるほど強い。
第十位熾天使でも、弱い神なら軽く捻り潰せる程のぶっ壊れ天使だ。
第一位熾天使までになると勝てる神の方が少ない。
なんで神なのに天使より弱えんだよ、とは思うけどね。
自慢じゃないが、第一位熾天使ですら私には全く歯が立たない。
自慢じゃないよ?ホントだよ?別に神よりも強い天使を、めっちゃ舐めプしても勝てるのを自慢したい訳じゃないよ?
「んな事知らねぇよ。悪いのは糞王国だ」
恐らく殺り合いになっても余裕を持って勝てる。
そこまで警戒しなくて大丈夫だろう。
「アッハッハッハッハッ!!確かに、悪いのは糞王国だったな!!悪かったね。どちらかと言えば、君は私と同じで被害者だったな!!」
そして私は思った。
想像通り全然女神とは思えねぇわ、この神。
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