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第4章
4話-1 我が人生で最悪の青天の霹靂の事件
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私も四十歳になり、ホテルの料理人の中では経験も積み脂がのり、最高に動ける時期に入ってきたと自他ともに認めていた。
私は帝王ホテルの総料理長である村下からの命令で師匠と仰いでいた、二番シェフから伝えられた事とは静丘県御天場市にある富士ホテルズジャパン株式会社に転職する事を命じられた。
この路線は私がスペインの研修に派遣された時、フランスの研修に派遣された同期が私のポジションに着くと計画されていた事だった。
帝王ホテルの料理人の世界は厳しく上司からの命令には有無を言う事なく背く事はできない。
禍福は糾える縄の如しなのか、強制的に上司から転職の辞令が下りた。
簡単に言えば「お前はこのホテルにはいらない存在」という事と捉えた。
石川勇作と真凛夫婦との決着を終えてから、約二年の年月が流れ、今度は私に人生最悪の不幸の知らせだった。
転職時期は二週間後で、それまでに部署の同僚や部下に挨拶し、そして一回、富士ホテルズジャパンに行き、社長と逢うことになり、その後就職という運びだった。
そこで、お世話になった、他部署の同僚と同部署で可愛がっていた部下とパートさんが送別会を開いてくれると言ったので、だったら私が皆さんにお世話になったので、以前からパートたちに言われていたキャンプに行くことにした。
叔父夫婦、義母、康子先生、そして京香とタイゾー夫婦に転職の辞令がおりた事を報告した。
一番驚いたのが、タイゾーの嫁のブーちゃんだった。
叔母は子供の世話で掛かりきりになっていたので全くと言って良いほど気にしていないようだった。
義母も真凛の子育てを一緒にしていたので、たまに帰ってくればいいからと言ってくれた。
京香も夫との離婚の話し合い尋常ではない状態になっているので、暫く逢ってなかった。
今、逢って、私との不倫が露見したら大変な事になるからだ。
そして康子先生からは、「行く前に逢いたい」と言われ逢うことにした。
つづく
私は帝王ホテルの総料理長である村下からの命令で師匠と仰いでいた、二番シェフから伝えられた事とは静丘県御天場市にある富士ホテルズジャパン株式会社に転職する事を命じられた。
この路線は私がスペインの研修に派遣された時、フランスの研修に派遣された同期が私のポジションに着くと計画されていた事だった。
帝王ホテルの料理人の世界は厳しく上司からの命令には有無を言う事なく背く事はできない。
禍福は糾える縄の如しなのか、強制的に上司から転職の辞令が下りた。
簡単に言えば「お前はこのホテルにはいらない存在」という事と捉えた。
石川勇作と真凛夫婦との決着を終えてから、約二年の年月が流れ、今度は私に人生最悪の不幸の知らせだった。
転職時期は二週間後で、それまでに部署の同僚や部下に挨拶し、そして一回、富士ホテルズジャパンに行き、社長と逢うことになり、その後就職という運びだった。
そこで、お世話になった、他部署の同僚と同部署で可愛がっていた部下とパートさんが送別会を開いてくれると言ったので、だったら私が皆さんにお世話になったので、以前からパートたちに言われていたキャンプに行くことにした。
叔父夫婦、義母、康子先生、そして京香とタイゾー夫婦に転職の辞令がおりた事を報告した。
一番驚いたのが、タイゾーの嫁のブーちゃんだった。
叔母は子供の世話で掛かりきりになっていたので全くと言って良いほど気にしていないようだった。
義母も真凛の子育てを一緒にしていたので、たまに帰ってくればいいからと言ってくれた。
京香も夫との離婚の話し合い尋常ではない状態になっているので、暫く逢ってなかった。
今、逢って、私との不倫が露見したら大変な事になるからだ。
そして康子先生からは、「行く前に逢いたい」と言われ逢うことにした。
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