サレ夫が愛した女性たちの追憶

しらかわからし

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第4章

13話-2 休日1日目 社長の妾の大塚旧宅(社員寮)の清掃

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私は山形宅から帰って来てから先日、パートの富田と一緒に二階の空き缶やペットボトルをゴミ袋に集めた物を車に乗せた。

ホテルのゴミ集積所に持って行き、捨てようと思ったからでついでに、創業のプチホテルを今、土建屋が来て解体工事を行っていたので、ベランダに置いてあった雨水に濡れていたカーペットを車に積んで捨てに行った。

ホテルに行くと、良太がゴミ置き場に来て挨拶された。

「昨日、料理長から僕と、洗い場さんが褒めてくれました」

その後、高田と目黒が出てきて、「(総)料理長に褒められたの、ありがとうございました」

私は(洗い場さんまで料理長の事を(総)料理長と呼んでいる事に笑えた。怖がっていたのではないのかと)「良かったじゃないですか!」

「また手伝うから」と目黒が言った。

「私も手伝いますから」と高田が言って厨房に戻って行った。

レストランのスタッフが良い方向に回って嬉しくなっていると、目黒が「久留実野さんは休みの日はどうしているの?」と訊いた。

「今日は昼まで寝て、その後は寮の掃除をしていました」

「今度の休みにランチしない?」と言った。

私は巨乳好きで目黒は普通のオバサンだが前掛けの下のセーターに隠されている大きな胸が気になっていたので、二つ返事で「本当ですか?嬉しいです!」と満面の笑みを浮かべて言った。

「そんなに喜んでくれて私も嬉しいよ。でも誰にも内緒だよ」

「明日にでも電話番号を渡すから」と言って厨房に帰って行った。

ただ、勿論、私の妄想をしていただけで、実際に山形同様に目黒と体を合わせる気は毛頭なかったし、仕事が遣り易くなるので、一緒にランチをするぐらいは良いと思った。

その後、カーペットを捨てに行った。

私はこんな事までする為に帝王ホテルを辞めた訳ではないと自問自答していて悲しくなった。

こんな酷い扱いを受ける為に富士ホテルズに転職したつもりは全くなく、自身の運の悪さを憂いていた。

つづく
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