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第1話:無職男子、自然食品店で再就職、美熟女店長と始まる新しい日々
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僕は一ヶ月前に正社員として働いていた会社を辞めた。職探し中の僕、和也、十九歳。
今は無職なので、食費を節約するために毎食近所のスーパーで弁当を買っている。
そのスーパーの弁当はすべて手作りで、パートの主婦たちが朝から手間をかけておかずを詰めている。どれを食べても飽きがこず、一人前が二百五十円から高くても五百円。独身の僕には本当にありがたい存在だ。
そのスーパーの入口に併設された自然食品店には、美しい熟女が一人で働いていた。
どうせ働くなら、毎日美しい女性と一緒の方が楽しい。僕は年下より年上の女性が好みなので、毎食わざわざ弁当を買いに行っては、店の前をゆっくり通り過ぎて彼女を観察していた。
ある日、ネットの求人広告でその自然食品店のスタッフ募集を見つけた。正社員とパートの募集があり、僕は「まずはパートで、向いていれば正社員になればいい」と思っていた。向いていなければすぐ辞めるつもりだったからだ。
本社は青山にあり、この店舗は支店。自社農場を持ち、無農薬・有機栽培で育てた作物が週に二回届く。野菜や果物はスーパーよりも新鮮だが、価格は約1.5倍。
客層は食にこだわる健康志向の高所得者層の奥様や独身女性が中心。
僕自身は健康志向でも高所得者でもないが、実家がレストランを営んでいたので、食に関する知識や味覚には自信がある。簡単な料理なら両親の影響で作れるし、住んでいるアパートのベランダ(東南の角部屋)では水耕栽培で野菜を育てている。花や野菜の名前もそれなりに分かる。
早速面接に行くと、なんと採用された。
最初はパート勤務で、実績に応じて正社員登用もあるとのこと。
高校時代のアルバイトでは人当たりが良いと評判で、面接に落ちたことはなかった。今回の面接官は、あの美熟女――由香里さんという優しそうな女性だった。
面接は店舗裏の三畳ほどの事務室で行われた。机、電話、小型コピー機、ノートパソコンが置かれた簡素な空間。ここで休憩や昼食も取るらしい。
募集は七日前から出していたが、面接に来たのは僕だけだったらしく、即決で採用された。
時給は千円から。由香里さんは店長で正社員。年齢は聞けなかったが、見た目は四十代前半。バストが異常に大きく、僕の好みで勝手にHカップと想像していた。「そうだったらいいな」とも思っていた。
明日から勤務開始。どうなるかは僕自身も楽しみだ。
ちなみに前職は男ばかりの職場で、僕が最年少。いつも汚れたオジサンたちに顎で使われていて、嫌気が差して辞めた。
辞める時は慰留されたが、いつまで経っても僕の下に誰も入れてくれず、我慢できなかった。
そんなわけで、僕は前職を退職した。
つづく。
今は無職なので、食費を節約するために毎食近所のスーパーで弁当を買っている。
そのスーパーの弁当はすべて手作りで、パートの主婦たちが朝から手間をかけておかずを詰めている。どれを食べても飽きがこず、一人前が二百五十円から高くても五百円。独身の僕には本当にありがたい存在だ。
そのスーパーの入口に併設された自然食品店には、美しい熟女が一人で働いていた。
どうせ働くなら、毎日美しい女性と一緒の方が楽しい。僕は年下より年上の女性が好みなので、毎食わざわざ弁当を買いに行っては、店の前をゆっくり通り過ぎて彼女を観察していた。
ある日、ネットの求人広告でその自然食品店のスタッフ募集を見つけた。正社員とパートの募集があり、僕は「まずはパートで、向いていれば正社員になればいい」と思っていた。向いていなければすぐ辞めるつもりだったからだ。
本社は青山にあり、この店舗は支店。自社農場を持ち、無農薬・有機栽培で育てた作物が週に二回届く。野菜や果物はスーパーよりも新鮮だが、価格は約1.5倍。
客層は食にこだわる健康志向の高所得者層の奥様や独身女性が中心。
僕自身は健康志向でも高所得者でもないが、実家がレストランを営んでいたので、食に関する知識や味覚には自信がある。簡単な料理なら両親の影響で作れるし、住んでいるアパートのベランダ(東南の角部屋)では水耕栽培で野菜を育てている。花や野菜の名前もそれなりに分かる。
早速面接に行くと、なんと採用された。
最初はパート勤務で、実績に応じて正社員登用もあるとのこと。
高校時代のアルバイトでは人当たりが良いと評判で、面接に落ちたことはなかった。今回の面接官は、あの美熟女――由香里さんという優しそうな女性だった。
面接は店舗裏の三畳ほどの事務室で行われた。机、電話、小型コピー機、ノートパソコンが置かれた簡素な空間。ここで休憩や昼食も取るらしい。
募集は七日前から出していたが、面接に来たのは僕だけだったらしく、即決で採用された。
時給は千円から。由香里さんは店長で正社員。年齢は聞けなかったが、見た目は四十代前半。バストが異常に大きく、僕の好みで勝手にHカップと想像していた。「そうだったらいいな」とも思っていた。
明日から勤務開始。どうなるかは僕自身も楽しみだ。
ちなみに前職は男ばかりの職場で、僕が最年少。いつも汚れたオジサンたちに顎で使われていて、嫌気が差して辞めた。
辞める時は慰留されたが、いつまで経っても僕の下に誰も入れてくれず、我慢できなかった。
そんなわけで、僕は前職を退職した。
つづく。
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