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Ⅰ.ラブコメ前夜の静けさ
3.何故ラブコメは突然始まるのか?
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とまあ、俺が実に立派に成長なさった身体もといラブコメにおける幼馴染のメリットとデメリットに意識を向けていると、こまちが、
「明日香姉、お兄が変なんだけど、助けて」
実に失礼な一言を言い放つ。まあなんてことを言うんでしょうこの妹は。かわいそうに、自分がブラコンだってことをすっかり忘れてしまったのね。仕方ない。己のアイデンティティを思い出させてやるとするか。
「あのな」
「それは元からじゃない?」
「こまち……っておいコラ」
明日香からも攻撃を受ける。これで二対一だ。おかしいなぁ……ブラコン妹に、物心つく前からの幼馴染。そして俺。なんでこの三人で会話してるのに、超アウェーなんだろう。っていうかそもそも、
「元から変ってどういうことだよ」
「だって変じゃん」
ひどぉいこの幼馴染。これが一時の夢で、次の瞬間には無かったことになってるんだったら、取り合えずその無駄にはだけた胸元に顔を突っ込んで、必要性の無い深呼吸を繰り返してやるところだったぞ。全く。
ふん、命拾いしたなこの淫売め。そもそもなんだその胸元は無駄にはだけさせおって。そんなに見せびらかしたいか。まあ、確かに?見せびらかすのには十分すぎるほどの質量を誇ってるのは事実だろう。
だが。だがな。そういうものはきちんと大事にしまっておくものだ。意中の主人公を籠絡する際に、欲望のあまりを開放させるために使う最終兵器だ。だから、今はしまっておくといい。無駄にぷるんぷるんさせるのはやめたまえ。
そういうのは主人公とラッキースケベののち、どうしても収まりきらなくなった興奮をおさめるために使いなさい。上目遣いならなおよし。
しかしまあ、それはさておいて、こういう快活なヒロインってどうしてこうガードが激ゆるゆるなんだろう。そして、そんなゆるさで、チャラ男とか、そういうの毒牙にかからないんだろうね。
そういえばいつも不思議だったんだけど、ハーレム系のラブコメって、主人公以外の男子の存在が希薄なんだよな。一応モブとしてはいるけど、大体はそれだけ。
後は主人公の親友みたいな男が出てきて、これがまあいいやつなんだけど、何故か作中ヒロインからはモテないんだよな。不思議。まあ、そうしないと、ラブコメとしては成立しないじゃん?って話になるんだろうけど。
んで?今なんの話してたんだっけ?ああ、そうだ。俺が変だって、そういう話だった。
「変だ変だっていうけど、具体的にどこが変なんだよ。ほら、言ってみ?」
明日香は明らかに面倒くさそうに、
「えー……もうその反論が……まあ、いいけど。んじゃ、はい。こまち」
「私?うーん……取り合えず、時々ここじゃないどこかにトリップするのはやめてほしい」
「あー……」
そこ、実感の伴いまくった「あー……」やめい。
いや、まあ、分からんでもないのよ。確かについつい別のことっていうかラブコメについて考えてるのは間違いないし、思考の出発点と終着点の間にある過程については一切説明しないから、こまちの言う「トリップする」みたいな状態になってるっていう自覚も正直あるんだよ。
でも、ねえ?それは仕方ないと思うんだよ。だって、そもそもこの世界がラブコメラブコメし過ぎてるんだよ。しかも、俺の脳内にある“情報”だと、同じ部活動に所属する文学少女もいるってんだから驚き。
それもまあ、最初から存在してるって意味ではメインもメインのヒロインにはなりえないと思うんだけど、こんだけ揃ってたら、ラブもコメもやりたい放題でしょうよ。
しかも、この状況が完成したのいつだと思います?高校の一年生ですよ。二年前よ二年前。まあ、厳密に言っちゃうと妹のこまちはまだ中学生だったから、学園生活っていう遡上にはいないんだけど、それだって誤差みたいなもんでしょ。
これだけフラグが地雷原みたいに散らばってて、よくもまあ全部ボッキボキにへし折れるよね二年も。ホント常々思ってたんだけど、ラブコメってよくメインのヒロインが登場するまでになにも起きないよね。付き合った別れた抱いた抱かれたくらいあってもいいだろうに。性欲死滅してんのか。大丈夫?おっぱい揉む?
おおっと、また話が逸れた。要するに俺が考え込んでしまうのは、それくらいこの世界がドの付く超定番のラブコメみたいな作りをしてるからなんだよ。
きっと、元からこの世界に暮らしていればそんなに違和感はないんだと思うんだけど、なにせこっちには一回ぽっくりと逝った経験があるからね。いや、その瞬間の記憶は無いんだけど。
でも、ホームにいるその他大勢の悲鳴聞いてるからなぁ……それで実は助かってて……っていうよりは、綺麗さっぱり轢き殺されて、ここはその後飛ばされるかなんかした世界ですって方がよっぽど納得がいくじゃない。そういう話。
とまあ、そんなわけなので、ちゃんとしっかりとした理由があるにはあるんだけど、それを一から説明しようものなら、熱があるんじゃないかと心配されるか、もっと変なやつ認識されるかの二択しかない。
したがって、
「そんなことよりも、明日香はよく追いついたな」
話題を変える。都合が悪い場合はこれに限る。
これがこまち相手なら通用しないだろうし、実際横から「あ、逃げた」という小さな文句も聞こえたりしたのだが、当の明日香はといえば、
「ん?まーね。ちょっと寝坊して、やばってなって。んで、必死に走ったら、追いついた」
なるほどね。だから上着がそんな状態になってるのか。よくカーディガンとかを腰に縛ってる女子高生を見たけど、それは割と「ザ・JK」って感じがしたんだけど、なんでだろう。やってることはそんなに変わらないはずなのに、明日香のそれは「わんぱく少女」みたいな雰囲気しかしない。元のイメージのせいだろうか。
兄貴がちょっと変問題について追及するのは諦めたのか、こまちが、
「明日香姉が時間ギリギリなのはいつものことだとは思うけど……今日はそんなことなくない?なんでまた走って来たの?」
そんな疑問を投げかけられた明日香は突然はっとなり、
「あ!そう!私今日日直なんだった。ごめん、こまち、宗太郎。またね!」
言い終わるのが先か、足が動くのが先か。足が動く方が先だったと思う。全力で駆けだそうとして止まり、下駄箱から自分の上履きを取り出し、今まで履いていたスニーカーを適当に突っ込んだうえで、力任せに扉を閉め、上履きに履き替えるのではなく、そのまま片手で持って、
「じゃ!また後でねー!」
これまた言い終わるよりも先に本人が走り去……ろうとして、教師から「廊下を走るな!」と注意されて「すみませーん」と詫びを入れつつ、足元の動きは全く変えることなく、走り去っていく。
俺や明日香の目的地。三年生の教室があるのは三階だが、日直の場合はその前に担任のところに行って、配り物だなんだを受け取るとかその他諸々、やることがあるのだ。職員室は全体のエントランスを入って、右手側、特別棟の一階部分にある。
まずそこにいって、その後教室。やること自体は大したことはないんだけど、なにせ違う棟に移動して、戻ってきて、その後階段を使って三階だ。それをホームルーム前に済ませておかないといけない。現在の時間はホームルーム十分前。なるほど、確かにギリギリだこれは。
「相変わらずだねえ、明日香姉も」
何とも年季の入った感想を口にする妹。まあ、ああいうのって変わらないからな。基本。夏休みの宿題をさっさと終わらせるやつは何歳になっても終わらせるし、終わらせないやつはいつまでたっても、やらなきゃならないことは後回し。そんなもんだ。
「明日香姉、お兄が変なんだけど、助けて」
実に失礼な一言を言い放つ。まあなんてことを言うんでしょうこの妹は。かわいそうに、自分がブラコンだってことをすっかり忘れてしまったのね。仕方ない。己のアイデンティティを思い出させてやるとするか。
「あのな」
「それは元からじゃない?」
「こまち……っておいコラ」
明日香からも攻撃を受ける。これで二対一だ。おかしいなぁ……ブラコン妹に、物心つく前からの幼馴染。そして俺。なんでこの三人で会話してるのに、超アウェーなんだろう。っていうかそもそも、
「元から変ってどういうことだよ」
「だって変じゃん」
ひどぉいこの幼馴染。これが一時の夢で、次の瞬間には無かったことになってるんだったら、取り合えずその無駄にはだけた胸元に顔を突っ込んで、必要性の無い深呼吸を繰り返してやるところだったぞ。全く。
ふん、命拾いしたなこの淫売め。そもそもなんだその胸元は無駄にはだけさせおって。そんなに見せびらかしたいか。まあ、確かに?見せびらかすのには十分すぎるほどの質量を誇ってるのは事実だろう。
だが。だがな。そういうものはきちんと大事にしまっておくものだ。意中の主人公を籠絡する際に、欲望のあまりを開放させるために使う最終兵器だ。だから、今はしまっておくといい。無駄にぷるんぷるんさせるのはやめたまえ。
そういうのは主人公とラッキースケベののち、どうしても収まりきらなくなった興奮をおさめるために使いなさい。上目遣いならなおよし。
しかしまあ、それはさておいて、こういう快活なヒロインってどうしてこうガードが激ゆるゆるなんだろう。そして、そんなゆるさで、チャラ男とか、そういうの毒牙にかからないんだろうね。
そういえばいつも不思議だったんだけど、ハーレム系のラブコメって、主人公以外の男子の存在が希薄なんだよな。一応モブとしてはいるけど、大体はそれだけ。
後は主人公の親友みたいな男が出てきて、これがまあいいやつなんだけど、何故か作中ヒロインからはモテないんだよな。不思議。まあ、そうしないと、ラブコメとしては成立しないじゃん?って話になるんだろうけど。
んで?今なんの話してたんだっけ?ああ、そうだ。俺が変だって、そういう話だった。
「変だ変だっていうけど、具体的にどこが変なんだよ。ほら、言ってみ?」
明日香は明らかに面倒くさそうに、
「えー……もうその反論が……まあ、いいけど。んじゃ、はい。こまち」
「私?うーん……取り合えず、時々ここじゃないどこかにトリップするのはやめてほしい」
「あー……」
そこ、実感の伴いまくった「あー……」やめい。
いや、まあ、分からんでもないのよ。確かについつい別のことっていうかラブコメについて考えてるのは間違いないし、思考の出発点と終着点の間にある過程については一切説明しないから、こまちの言う「トリップする」みたいな状態になってるっていう自覚も正直あるんだよ。
でも、ねえ?それは仕方ないと思うんだよ。だって、そもそもこの世界がラブコメラブコメし過ぎてるんだよ。しかも、俺の脳内にある“情報”だと、同じ部活動に所属する文学少女もいるってんだから驚き。
それもまあ、最初から存在してるって意味ではメインもメインのヒロインにはなりえないと思うんだけど、こんだけ揃ってたら、ラブもコメもやりたい放題でしょうよ。
しかも、この状況が完成したのいつだと思います?高校の一年生ですよ。二年前よ二年前。まあ、厳密に言っちゃうと妹のこまちはまだ中学生だったから、学園生活っていう遡上にはいないんだけど、それだって誤差みたいなもんでしょ。
これだけフラグが地雷原みたいに散らばってて、よくもまあ全部ボッキボキにへし折れるよね二年も。ホント常々思ってたんだけど、ラブコメってよくメインのヒロインが登場するまでになにも起きないよね。付き合った別れた抱いた抱かれたくらいあってもいいだろうに。性欲死滅してんのか。大丈夫?おっぱい揉む?
おおっと、また話が逸れた。要するに俺が考え込んでしまうのは、それくらいこの世界がドの付く超定番のラブコメみたいな作りをしてるからなんだよ。
きっと、元からこの世界に暮らしていればそんなに違和感はないんだと思うんだけど、なにせこっちには一回ぽっくりと逝った経験があるからね。いや、その瞬間の記憶は無いんだけど。
でも、ホームにいるその他大勢の悲鳴聞いてるからなぁ……それで実は助かってて……っていうよりは、綺麗さっぱり轢き殺されて、ここはその後飛ばされるかなんかした世界ですって方がよっぽど納得がいくじゃない。そういう話。
とまあ、そんなわけなので、ちゃんとしっかりとした理由があるにはあるんだけど、それを一から説明しようものなら、熱があるんじゃないかと心配されるか、もっと変なやつ認識されるかの二択しかない。
したがって、
「そんなことよりも、明日香はよく追いついたな」
話題を変える。都合が悪い場合はこれに限る。
これがこまち相手なら通用しないだろうし、実際横から「あ、逃げた」という小さな文句も聞こえたりしたのだが、当の明日香はといえば、
「ん?まーね。ちょっと寝坊して、やばってなって。んで、必死に走ったら、追いついた」
なるほどね。だから上着がそんな状態になってるのか。よくカーディガンとかを腰に縛ってる女子高生を見たけど、それは割と「ザ・JK」って感じがしたんだけど、なんでだろう。やってることはそんなに変わらないはずなのに、明日香のそれは「わんぱく少女」みたいな雰囲気しかしない。元のイメージのせいだろうか。
兄貴がちょっと変問題について追及するのは諦めたのか、こまちが、
「明日香姉が時間ギリギリなのはいつものことだとは思うけど……今日はそんなことなくない?なんでまた走って来たの?」
そんな疑問を投げかけられた明日香は突然はっとなり、
「あ!そう!私今日日直なんだった。ごめん、こまち、宗太郎。またね!」
言い終わるのが先か、足が動くのが先か。足が動く方が先だったと思う。全力で駆けだそうとして止まり、下駄箱から自分の上履きを取り出し、今まで履いていたスニーカーを適当に突っ込んだうえで、力任せに扉を閉め、上履きに履き替えるのではなく、そのまま片手で持って、
「じゃ!また後でねー!」
これまた言い終わるよりも先に本人が走り去……ろうとして、教師から「廊下を走るな!」と注意されて「すみませーん」と詫びを入れつつ、足元の動きは全く変えることなく、走り去っていく。
俺や明日香の目的地。三年生の教室があるのは三階だが、日直の場合はその前に担任のところに行って、配り物だなんだを受け取るとかその他諸々、やることがあるのだ。職員室は全体のエントランスを入って、右手側、特別棟の一階部分にある。
まずそこにいって、その後教室。やること自体は大したことはないんだけど、なにせ違う棟に移動して、戻ってきて、その後階段を使って三階だ。それをホームルーム前に済ませておかないといけない。現在の時間はホームルーム十分前。なるほど、確かにギリギリだこれは。
「相変わらずだねえ、明日香姉も」
何とも年季の入った感想を口にする妹。まあ、ああいうのって変わらないからな。基本。夏休みの宿題をさっさと終わらせるやつは何歳になっても終わらせるし、終わらせないやつはいつまでたっても、やらなきゃならないことは後回し。そんなもんだ。
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