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第一章 異世界に来ちゃった
メムは濡れるらしい R18
「これを使え」
一言告げて離れていく神官に凍えるような視線を向けた後俺に向けたディカイアスの目はとっても優しい。
「外野がうるさいな」
「うん…」
「さっさと終わらせて部屋に戻るとしよう」
ちゅ、ちゅ、と頬やら目蓋やらに唇が下りてくる。最後に唇を塞がれて、ついでとばかりに入り込んでくる舌にちょっと怯むけど。
何だこれ…。めちゃくちゃ気持ちいいぞ…?
舌先同士がちろ、っと掠めたかと思えばねっとり絡み付いてきたり、追いかけようとすると引っ込んで、今度は下唇を唇でやわやわと食まれたり。
「ん…」
肌蹴たガウンの隙間に這ってきた手が、膨らみなんてない胸を揉んで、カリカリと乳首を爪で刺激してくる。
「ぁ…っ」
ヤバイ、何だこれ。ホントに気持ちいい…!
しかもまただ。ティエの時と同じ。でも今度は甘いバニラの香り。
それを嗅ぐと途端に体をゾクゾクとした快感が駆け巡った。
「あ…っ!ひ、あぁ…!」
俺は淫乱なんでしょうか…!それとも番とすると皆こうなるんでしょうか?
頭がクラクラするくらい気持ちがいい…!
「ディ…ア…っ」
ディカイアス、と呼びたいのに気持ち良すぎて全部呼べない。もどかしくて、その背中に爪を立てて首にすり寄る。
「お前にそう呼ばれると堪らないな」
「ん…?な、…ァア!」
何?と問おうとしても既に完勃ちしてしまったそこへ指を絡められたら、こっちこそ堪らなくて喘ぎに変わってしまう。
神官達の目から俺を隠すように片腕をついて体を起こし、反対の手を輪のようにして俺の陰茎を握り擦り上げてくる。溢れ出した先走りでにちゃにちゃと音を立てるのが恥ずかしいのに、その羞恥すらも快感に変わって、俺はディカイアスに縋った。
「あ…、は、ァ…っきもち、い…っ、アァ…ッ」
「一度出しておけ」
「…ン…っ!だ、め…っ」
何度もシーツを蹴って頭を振る。だけど直に擦られるのが気持ち良すぎて、閉じられない口から唾液が零れた。
ああ、だめだ。バニラの甘い香りでクラクラする。
早く、早く欲しい。ディカイアスを中に納めて欲しい。
「早く…いれて…!」
恥ずかしい事を口走った、って自覚はあるんだけど、止まらない。
早く中に来て欲しくて。早く奥を突いて、その子種を注いで欲しい。腹の奥が疼いてたまらないんだ。
「ね、もう…、早く…!!」
イかせるなら奥を突いてイかせて欲しい。
「少し待て」
「やだぁ!もうほしい…!」
イヤイヤ、と首を振る俺を宥めるように何度もキスされて、次に顔を上げたディカイアスはさっきベッドに放り投げられた小瓶を持っていた。
何だろう、と見上げる先で瓶の蓋を咥えて開けるその様を見てしまって。
「ふ…ぅ…!!」
ピチャッ、と俺達の腹の間で散る白濁。
ヤバイ。あまりの色気にイッてしまった。自分で自分にびっくりだわ!
ディカイアスも驚いたようにこっちを見下ろして…それから珍しくにやり、と意地悪そうな笑みを浮かべる。
「これがなくても良さそうだな?」
何の事か分からなくて首を傾げると、武器を持つ兵士だとすぐわかるゴツゴツとした指が俺の後孔に触れる。ディカイアスの指が表面を撫でるとぬるぬるとした感触があって、びっくりして覗き込もうとするんだけどその逞しい胸に遮られて起き上がれない。
何?何が溢れて来てるんだ?腸液だったら病気レベルなんですけど!!
「な、何…?」
不安になって訊くと、愛液だと言われて耳を疑う。
官能小説とかでしか聞いたことないセリフだわ!というか男に愛液ってなんじゃーい!!
「おれ、おとこだよ…?」
「?お前の世界の“おとこ”とやらは濡れないのか?」
ひとまず男は濡れませんね!濡れるなら前だよね!!
ハッ、でもこの世界で俺は女の役割らしいからそれでなのか…!?いや、想像したくない!怖い…っ!!!
とりあえず考えるのはやめよう!
何よりもまたそこから、とろ、と愛液って言われた体液が溢れてきて下腹の奥がきゅんきゅんしてるんだ。
「何でもいいから早くいれて…っ!!!」
この疼きを止められるのはディカイアスしかいない。
早く、早く、と荒れ狂う本能に負けて濡れてるって言われたそこをディカイアスの剛直に押し付けてしまう。
だってもう知ってるんだ。ここに入れられて奥を突かれると、ワケわかんなくなるくらい気持ち良くなれる事を。
だけどぬちゅ、という音を立てて入ってきたのは望んでいた物ではなくディカイアスの指だった。
「やぁ…!指じゃない…っ」
「慣らさないと痛むぞ」
「いい…!痛くても良いから、早く欲しい…」
そうだった。ティエの時には弛緩効果のあるローションを使ったって言ってた。だからディカイアスが使おうとしていたあの小瓶の中身もそうなんだろう。
だけどもう我慢の限界なんだ。
一度そこでの快感を知ってしまったからなのか、もうとにかく早く欲しくて自分で尻を振ってしまう。
でもディカイアスはすぐ入れてくれなくて、時間をかけて指を増やすばかり。
「ゆびじゃやだぁ…!」
一本から二本、それから三本に増えてその指がスムーズに動かせるようになった頃、ようやく指がずるり、と抜けていく。
「…そろそろ良いか?」
指が抜けて喪失感すら感じるそこへ、早く入れて欲しい。
ディカイアスの剛直へ擦り付ける度にとろ、と後孔から体液が溢れて割れ目にそって流れていく感触があって、それがまたゾクゾクとする快感に変わってしまう。何度も、もうすぐそこにあるディカイアスの剛直に自分の後孔を擦りつけている内にぬるぬるした体液が広がっていく。
「スナオ」
「ン、む…ぅ…っ」
唇を塞がれて、がっちり腰を掴まれて動けない。でもやっと望むものが孔を押し広げて入ってきて、ぬるっ、と先端を飲み込んだ瞬間俺はまたイッてしまった。
一言告げて離れていく神官に凍えるような視線を向けた後俺に向けたディカイアスの目はとっても優しい。
「外野がうるさいな」
「うん…」
「さっさと終わらせて部屋に戻るとしよう」
ちゅ、ちゅ、と頬やら目蓋やらに唇が下りてくる。最後に唇を塞がれて、ついでとばかりに入り込んでくる舌にちょっと怯むけど。
何だこれ…。めちゃくちゃ気持ちいいぞ…?
舌先同士がちろ、っと掠めたかと思えばねっとり絡み付いてきたり、追いかけようとすると引っ込んで、今度は下唇を唇でやわやわと食まれたり。
「ん…」
肌蹴たガウンの隙間に這ってきた手が、膨らみなんてない胸を揉んで、カリカリと乳首を爪で刺激してくる。
「ぁ…っ」
ヤバイ、何だこれ。ホントに気持ちいい…!
しかもまただ。ティエの時と同じ。でも今度は甘いバニラの香り。
それを嗅ぐと途端に体をゾクゾクとした快感が駆け巡った。
「あ…っ!ひ、あぁ…!」
俺は淫乱なんでしょうか…!それとも番とすると皆こうなるんでしょうか?
頭がクラクラするくらい気持ちがいい…!
「ディ…ア…っ」
ディカイアス、と呼びたいのに気持ち良すぎて全部呼べない。もどかしくて、その背中に爪を立てて首にすり寄る。
「お前にそう呼ばれると堪らないな」
「ん…?な、…ァア!」
何?と問おうとしても既に完勃ちしてしまったそこへ指を絡められたら、こっちこそ堪らなくて喘ぎに変わってしまう。
神官達の目から俺を隠すように片腕をついて体を起こし、反対の手を輪のようにして俺の陰茎を握り擦り上げてくる。溢れ出した先走りでにちゃにちゃと音を立てるのが恥ずかしいのに、その羞恥すらも快感に変わって、俺はディカイアスに縋った。
「あ…、は、ァ…っきもち、い…っ、アァ…ッ」
「一度出しておけ」
「…ン…っ!だ、め…っ」
何度もシーツを蹴って頭を振る。だけど直に擦られるのが気持ち良すぎて、閉じられない口から唾液が零れた。
ああ、だめだ。バニラの甘い香りでクラクラする。
早く、早く欲しい。ディカイアスを中に納めて欲しい。
「早く…いれて…!」
恥ずかしい事を口走った、って自覚はあるんだけど、止まらない。
早く中に来て欲しくて。早く奥を突いて、その子種を注いで欲しい。腹の奥が疼いてたまらないんだ。
「ね、もう…、早く…!!」
イかせるなら奥を突いてイかせて欲しい。
「少し待て」
「やだぁ!もうほしい…!」
イヤイヤ、と首を振る俺を宥めるように何度もキスされて、次に顔を上げたディカイアスはさっきベッドに放り投げられた小瓶を持っていた。
何だろう、と見上げる先で瓶の蓋を咥えて開けるその様を見てしまって。
「ふ…ぅ…!!」
ピチャッ、と俺達の腹の間で散る白濁。
ヤバイ。あまりの色気にイッてしまった。自分で自分にびっくりだわ!
ディカイアスも驚いたようにこっちを見下ろして…それから珍しくにやり、と意地悪そうな笑みを浮かべる。
「これがなくても良さそうだな?」
何の事か分からなくて首を傾げると、武器を持つ兵士だとすぐわかるゴツゴツとした指が俺の後孔に触れる。ディカイアスの指が表面を撫でるとぬるぬるとした感触があって、びっくりして覗き込もうとするんだけどその逞しい胸に遮られて起き上がれない。
何?何が溢れて来てるんだ?腸液だったら病気レベルなんですけど!!
「な、何…?」
不安になって訊くと、愛液だと言われて耳を疑う。
官能小説とかでしか聞いたことないセリフだわ!というか男に愛液ってなんじゃーい!!
「おれ、おとこだよ…?」
「?お前の世界の“おとこ”とやらは濡れないのか?」
ひとまず男は濡れませんね!濡れるなら前だよね!!
ハッ、でもこの世界で俺は女の役割らしいからそれでなのか…!?いや、想像したくない!怖い…っ!!!
とりあえず考えるのはやめよう!
何よりもまたそこから、とろ、と愛液って言われた体液が溢れてきて下腹の奥がきゅんきゅんしてるんだ。
「何でもいいから早くいれて…っ!!!」
この疼きを止められるのはディカイアスしかいない。
早く、早く、と荒れ狂う本能に負けて濡れてるって言われたそこをディカイアスの剛直に押し付けてしまう。
だってもう知ってるんだ。ここに入れられて奥を突かれると、ワケわかんなくなるくらい気持ち良くなれる事を。
だけどぬちゅ、という音を立てて入ってきたのは望んでいた物ではなくディカイアスの指だった。
「やぁ…!指じゃない…っ」
「慣らさないと痛むぞ」
「いい…!痛くても良いから、早く欲しい…」
そうだった。ティエの時には弛緩効果のあるローションを使ったって言ってた。だからディカイアスが使おうとしていたあの小瓶の中身もそうなんだろう。
だけどもう我慢の限界なんだ。
一度そこでの快感を知ってしまったからなのか、もうとにかく早く欲しくて自分で尻を振ってしまう。
でもディカイアスはすぐ入れてくれなくて、時間をかけて指を増やすばかり。
「ゆびじゃやだぁ…!」
一本から二本、それから三本に増えてその指がスムーズに動かせるようになった頃、ようやく指がずるり、と抜けていく。
「…そろそろ良いか?」
指が抜けて喪失感すら感じるそこへ、早く入れて欲しい。
ディカイアスの剛直へ擦り付ける度にとろ、と後孔から体液が溢れて割れ目にそって流れていく感触があって、それがまたゾクゾクとする快感に変わってしまう。何度も、もうすぐそこにあるディカイアスの剛直に自分の後孔を擦りつけている内にぬるぬるした体液が広がっていく。
「スナオ」
「ン、む…ぅ…っ」
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