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第三幕 七 「気になるのなら、貴方も誰かの首を絞めてみては如何ですか?」
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七
「貴方の手がけた事件は、ファイルの情報だけでは事実は伝わらない。報告書を読むたびにそんな気がしています。未知の部分に僕は興味をかき立てられるんです。」
「未知、謎、真実。貴方は霧崎さんと話が合うかもしれませんね。その探究心だけをとってみれば、かの名探偵殿といい勝負ですよ。」
涼しげな声音。透明な言葉は、事実を告げているだけで賛辞ではない。
投げ掛けられた竹川は、言葉どおりの意味で受け取っていた。知的好奇心の前では名探偵に対する気負いも、憧憬もない。
「ええ。そうだと思います。でも、きっと霧崎さんは、悪を憎んでいるでしょう?嬉々として殺人鬼の話をすれば、霧崎さんの正義感が反応すると思うんです。結果は警部の時と同じかもしれませんね。」
「直情的な熱血漢ですからね。」
霧崎の暑苦しさを思い出し、温度の低いヒョウとリンは顔を見合わせてため息をついて見せた。
「難しい興味ですよ。いくら仕事にしても、趣味のいいモノではありませんから。奇異の目で見られることはしょっちゅうです。」
おどけたように肩を竦めて見せる竹川。だが、悪びれた素振りはない。困ったものだとでも言いたげだ。
「確かに。血腥い事件の話など、表向きな共感の得られる話題ではありませんね。名探偵の手柄話などは別でしょうが。」
実感を込めて頷く竹川。思い当たるフシでもあるらしい。
「でも、良かった。ここで凍神さんみたいな方と出会えて。死の押し売り師については、情報が全然集まらないんですよ。だから、せめて、様々な犯人と対峙してきた百戦錬磨の探偵さんに話が聞きたかったんです。」
ヒョウとの会話に安堵したように、竹川は笑顔で話し続ける。広間では、警部に遠慮してあまり話さなかったので、溜まっていたのだろう。心の中の言葉をぶちまけるような勢いだ。
「探偵の独自の情報網からの極秘情報ならば、私ではなく名探偵殿が得意気に教えてくれますよ。」
素っ気なくヒョウが呟く。竹川にとってヒョウとの会話は利益のあるものだが、ヒョウにとっては日常会話以上のものではない。本性を見せた時の興味も、少しずつ減少し始め、ヒョウの顔からは微笑が消えつつあった。殺人鬼や事件の会話などに、ヒョウの興味はそそられないのだろう。
素っ気なくなったヒョウの態度に気付き、竹川は慌てて話を戻し始める。先程の広間での一件で、ヒョウの気紛れ度は理解しているので、聞きたいことを聞き逃すわけには行かないために必死だ。
「すいません。つい、嬉しくて余計なこと喋りすぎました。あの、凍神さんに聞きたかったのは、今回の事件についてと死の押し売り師についての二つです。今の段階での見解とか、感想だけでもいいんで、凍神さんの意見を聞かせてください。」
素直に頭を下げる竹川。探究心のためなら土下座までするだろう。いい意味で目的のためなら手段を選ばないところがあるようだ。
「意見ですか・・・・。」
にべもなく断るわけではなく、ヒョウは少し首を傾げて考え始めた。思考のために黙り込み、動きを止めたヒョウの姿は、美術彫刻のようだ。
「そうですね。」
ゆっくりと優雅に、少し気だるげにヒョウは思考体勢を解く。
「事件については、まだ何とも言えませんね。真実などに興味や価値を感じない私には、この依頼は向いていると思いますが、今のところ私を動かすほどの興味が感じられないというところが本音です。あくせく働くことの好きな警部殿と名探偵殿に任せておいても、事件は片付くとも思えませんが・・・・。」
竹川に語っているのではなく、独り言のように呟き続けるヒョウ。
「彼らは、あのシリアルキラーをも逮捕する気でいるのでしょうが、万が一逮捕したところで、警察がわざわざ公式発表するか怪しいものです。隠し続けておいて、今更手柄だけ報告しようなどとしても、マスコミに叩かれるのが落ちでしょうし。そうなれば、事件は闇から闇。依頼を遂行したことにはなりますまい。」
そこで、ヒョウはようやく言葉を切ると、竹川をそのサファイアの双眸に映した。
「さて、どうなることが、依頼主にとっては都合がいいんでしょうか?貴方はどう思いますか、竹川サン。」
質問に質問を返された竹川は、ヒョウのサファイアの双眸を見つめ返すだけで、上手い言葉が出てこないようだった。
「あ、あの。」
「私としては、依頼主の我が儘に付き合う理由が見つからないというのが今の結論です。」
平然と言い放つヒョウ。権力者の典型のような依頼主に遠慮した様子も臆した様子もない。飽き飽きとして、辟易としている。
「シリアルキラーについては、どうも思いませんよ。気になるのなら、貴方も誰かの首を絞めてみては如何ですか?何か分かるかもしれませんよ。」
素っ気ない感想。こちらは興味もないようで、それ以上の意見など微塵も存在しないようだった。
「リン、そろそろ行きましょう。」
リンの鈴が廊下に響く。
唐突で一方的な会話の終了。
竹川は歩き始めた二人の背中に追いすがるように声を掛けた。
「あ、あの!」
まだ聞きたいことを何一つ聞けていない上、したい話も半分も出来ていない。不満の残る会話の結果に、竹川は未練を残しているのだろう。竹川が主導権を握ったはずだったが、気がつけばヒョウのペースで会話が進み、終わらされていた。
ヒョウは仮面のような微笑を浮かべると、足を止め振り返った。
「確かに、私と貴方には似ている部分があります。ですが、私と貴方では興味の対象が違う。それは、大きな隔たりだということをお忘れなく。」
微笑の忠告。透明な声音に重みはないが、拒絶の意思ははっきりと伝わる。それは、仲間意識を持つなという警告でもあった。
「できれば、また、話をしてください。」
気落ちした竹川の言葉。それでも諦めきってはいない。
「機会があれば。」
優しさも同情もないヒョウの言葉。ためらうこともなく踵を返すヒョウ。
だが、ヒョウは歩き出す前に、振り返らずに口を開いた。
「首を絞める理由ですが、きっと、あのシリアルキラーは、こういうと思いますよ。『では、聞くが、何故、お前は首を絞めないのか?』と。私は、そう思います。」
誰に言うでもなく呟くと、ヒョウは歩き始める。
背後では、竹川の顔に笑顔が戻っていた。
歩き始めたヒョウの顔には、いつもの微笑が戻っていた。
「貴方の手がけた事件は、ファイルの情報だけでは事実は伝わらない。報告書を読むたびにそんな気がしています。未知の部分に僕は興味をかき立てられるんです。」
「未知、謎、真実。貴方は霧崎さんと話が合うかもしれませんね。その探究心だけをとってみれば、かの名探偵殿といい勝負ですよ。」
涼しげな声音。透明な言葉は、事実を告げているだけで賛辞ではない。
投げ掛けられた竹川は、言葉どおりの意味で受け取っていた。知的好奇心の前では名探偵に対する気負いも、憧憬もない。
「ええ。そうだと思います。でも、きっと霧崎さんは、悪を憎んでいるでしょう?嬉々として殺人鬼の話をすれば、霧崎さんの正義感が反応すると思うんです。結果は警部の時と同じかもしれませんね。」
「直情的な熱血漢ですからね。」
霧崎の暑苦しさを思い出し、温度の低いヒョウとリンは顔を見合わせてため息をついて見せた。
「難しい興味ですよ。いくら仕事にしても、趣味のいいモノではありませんから。奇異の目で見られることはしょっちゅうです。」
おどけたように肩を竦めて見せる竹川。だが、悪びれた素振りはない。困ったものだとでも言いたげだ。
「確かに。血腥い事件の話など、表向きな共感の得られる話題ではありませんね。名探偵の手柄話などは別でしょうが。」
実感を込めて頷く竹川。思い当たるフシでもあるらしい。
「でも、良かった。ここで凍神さんみたいな方と出会えて。死の押し売り師については、情報が全然集まらないんですよ。だから、せめて、様々な犯人と対峙してきた百戦錬磨の探偵さんに話が聞きたかったんです。」
ヒョウとの会話に安堵したように、竹川は笑顔で話し続ける。広間では、警部に遠慮してあまり話さなかったので、溜まっていたのだろう。心の中の言葉をぶちまけるような勢いだ。
「探偵の独自の情報網からの極秘情報ならば、私ではなく名探偵殿が得意気に教えてくれますよ。」
素っ気なくヒョウが呟く。竹川にとってヒョウとの会話は利益のあるものだが、ヒョウにとっては日常会話以上のものではない。本性を見せた時の興味も、少しずつ減少し始め、ヒョウの顔からは微笑が消えつつあった。殺人鬼や事件の会話などに、ヒョウの興味はそそられないのだろう。
素っ気なくなったヒョウの態度に気付き、竹川は慌てて話を戻し始める。先程の広間での一件で、ヒョウの気紛れ度は理解しているので、聞きたいことを聞き逃すわけには行かないために必死だ。
「すいません。つい、嬉しくて余計なこと喋りすぎました。あの、凍神さんに聞きたかったのは、今回の事件についてと死の押し売り師についての二つです。今の段階での見解とか、感想だけでもいいんで、凍神さんの意見を聞かせてください。」
素直に頭を下げる竹川。探究心のためなら土下座までするだろう。いい意味で目的のためなら手段を選ばないところがあるようだ。
「意見ですか・・・・。」
にべもなく断るわけではなく、ヒョウは少し首を傾げて考え始めた。思考のために黙り込み、動きを止めたヒョウの姿は、美術彫刻のようだ。
「そうですね。」
ゆっくりと優雅に、少し気だるげにヒョウは思考体勢を解く。
「事件については、まだ何とも言えませんね。真実などに興味や価値を感じない私には、この依頼は向いていると思いますが、今のところ私を動かすほどの興味が感じられないというところが本音です。あくせく働くことの好きな警部殿と名探偵殿に任せておいても、事件は片付くとも思えませんが・・・・。」
竹川に語っているのではなく、独り言のように呟き続けるヒョウ。
「彼らは、あのシリアルキラーをも逮捕する気でいるのでしょうが、万が一逮捕したところで、警察がわざわざ公式発表するか怪しいものです。隠し続けておいて、今更手柄だけ報告しようなどとしても、マスコミに叩かれるのが落ちでしょうし。そうなれば、事件は闇から闇。依頼を遂行したことにはなりますまい。」
そこで、ヒョウはようやく言葉を切ると、竹川をそのサファイアの双眸に映した。
「さて、どうなることが、依頼主にとっては都合がいいんでしょうか?貴方はどう思いますか、竹川サン。」
質問に質問を返された竹川は、ヒョウのサファイアの双眸を見つめ返すだけで、上手い言葉が出てこないようだった。
「あ、あの。」
「私としては、依頼主の我が儘に付き合う理由が見つからないというのが今の結論です。」
平然と言い放つヒョウ。権力者の典型のような依頼主に遠慮した様子も臆した様子もない。飽き飽きとして、辟易としている。
「シリアルキラーについては、どうも思いませんよ。気になるのなら、貴方も誰かの首を絞めてみては如何ですか?何か分かるかもしれませんよ。」
素っ気ない感想。こちらは興味もないようで、それ以上の意見など微塵も存在しないようだった。
「リン、そろそろ行きましょう。」
リンの鈴が廊下に響く。
唐突で一方的な会話の終了。
竹川は歩き始めた二人の背中に追いすがるように声を掛けた。
「あ、あの!」
まだ聞きたいことを何一つ聞けていない上、したい話も半分も出来ていない。不満の残る会話の結果に、竹川は未練を残しているのだろう。竹川が主導権を握ったはずだったが、気がつけばヒョウのペースで会話が進み、終わらされていた。
ヒョウは仮面のような微笑を浮かべると、足を止め振り返った。
「確かに、私と貴方には似ている部分があります。ですが、私と貴方では興味の対象が違う。それは、大きな隔たりだということをお忘れなく。」
微笑の忠告。透明な声音に重みはないが、拒絶の意思ははっきりと伝わる。それは、仲間意識を持つなという警告でもあった。
「できれば、また、話をしてください。」
気落ちした竹川の言葉。それでも諦めきってはいない。
「機会があれば。」
優しさも同情もないヒョウの言葉。ためらうこともなく踵を返すヒョウ。
だが、ヒョウは歩き出す前に、振り返らずに口を開いた。
「首を絞める理由ですが、きっと、あのシリアルキラーは、こういうと思いますよ。『では、聞くが、何故、お前は首を絞めないのか?』と。私は、そう思います。」
誰に言うでもなく呟くと、ヒョウは歩き始める。
背後では、竹川の顔に笑顔が戻っていた。
歩き始めたヒョウの顔には、いつもの微笑が戻っていた。
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