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子供達の楽しい時間
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「あ、なんか綺麗になってる?」
家に上がった途端、ミコナが声を上げました。
「ホントだ……」
ルイネとエンファもハッとなって見渡します。
すると、ティーさんが、
「そらそうやろ。今まで掃除できんかった分、徹底的にやったさかいな」
胸を張り尻尾を振り振り言いました。
『今まで掃除できんかった分』という言葉の意味をミコナはすぐに察して、
「そっか…そうだね……!」
笑顔に。さすがにルイネとエンファの方は、ピンと来てないみたいですが。
ミコナを出迎えただけのハカセはすぐに研究室に戻り、ミコナとルイネとエンファはいつものようにリビングに入って、早速、宿題を始めました。
ミコナは帰ってすぐに宿題を済ませるので、ミコナの家に寄った時にはルイネとエンファも一緒に宿題をするのです。
三人でワイワイとおしゃべりしながらだと楽しくて、気が付いたら終わっています。自分の家に帰って一人でってなると、やる気を出すまででも大変なのに。
エンファは前から嫌々ながらも自分でやる方でしたけど、ルイネはお母さんに、
『宿題やったの!?』
みたいに言われて、
『今やろうと思ってたトコだよ!』
と言い返して渋々はじめるという感じでした。
それなのに、ミコナと一緒だと、自然とできてしまう。楽しいから。
そんな三人をウルとティーさんとガーが見守ります。
さらにカリナが、
「どうぞ」
オレンジジュースを出してくれました。
「ありがとうございます」
お礼をしてジュースを飲んで、また宿題を。
だから、ウル達は見守るだけにして、余計な口出しはしません。
子供達の楽しい時間に割り込むのも野暮というものですし。
家に上がった途端、ミコナが声を上げました。
「ホントだ……」
ルイネとエンファもハッとなって見渡します。
すると、ティーさんが、
「そらそうやろ。今まで掃除できんかった分、徹底的にやったさかいな」
胸を張り尻尾を振り振り言いました。
『今まで掃除できんかった分』という言葉の意味をミコナはすぐに察して、
「そっか…そうだね……!」
笑顔に。さすがにルイネとエンファの方は、ピンと来てないみたいですが。
ミコナを出迎えただけのハカセはすぐに研究室に戻り、ミコナとルイネとエンファはいつものようにリビングに入って、早速、宿題を始めました。
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「どうぞ」
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「ありがとうございます」
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