仏法戦記アミーダ

F-SORO

文字の大きさ
10 / 16

第九話「極寒と鍛錬」

しおりを挟む
神仏第一塾に転入することになったタケル。彼は、ナオトの隣の席に座る事になった。しかし、タケルはどうやら、ナオトをライバル視しており、二人の仲は不仲そうだった。

例えば、休み時間…

女子生徒「きゃっ!」

ナオト「あっ、大丈夫?」

女子生徒「ありがとう。あなたは釈迦如来の孫の人?本当に優しいわ。」

ナオト「まあ、どうってことないよ。君も、よく気をつけて歩こうね。」

女子生徒「うんっ!ありがとう!」

塾で転んだ女子生徒を助けていると…

タケル「おい待てナオトぉーーーーっ!」

ナオト、女子生徒「えっ?」

タケル「その子はな!俺と結婚するんだよ!軽々しく手を出すな!!ボケがあああ!!」

タケルは、ナオトが女子生徒を助ける事に対しても、かなりの嫉妬心が強かった。

タケル「さあっ、君。こんなのは忘れて俺と…」

バシッ!!

タケルをひっぱたく女子生徒。

女子生徒「もう!何なの!あんた!!いいところだったのに!!乱入してこないで!!」

タケル「ええ~~~~~~!!」

女好きの困ったタケル。どうやら、ナオトとの折り合いも悪そうだ。


ーーー昼休み。ナオトはレンとコウとともに、昼食をとっていた。

レン「さて~。飯や。飯。」

コウ「いただくぞ~。…ところでさ、ナオト。タケルとはどうなんだ?」

ナオト「う~ん、あいつはちょっと神として未熟だよな。勝気で大食いで、女好きで、付き合っていけるかどうか、分からないな。」

レン「まあ、そうやなぁ。」

コウ「でも、これからは、アミーダのパイロットとして、やっていくしかないんだろう?司隊で、羅刹団との闘いを共にしていく仲間なんだから。」

ナオト「ま、まあ。いつかは、あいつと折り合いを付けたいと思うよ。僕的にはね。」

ーーー授業が終わり、下校時間。ナオトは、レンやコウとともに帰っていく。

レン「せや、じゃあなナオト~。」

コウ「また明日~。」

ナオト「レン、コウ!じゃあね~!」

ーーーサヤのマンションへ帰っていくナオト。

ナオト「ただいま~。…うわあっ!!」

ある事に驚くナオト。なんと、その部屋には、ナオトをライバル視するタケルがいたのだ。部屋の中で、お菓子をばりばり食べるタケル。

タケル「ばりばり、ばりばり。」

そこへ、サヤがやってくる。

サヤ「ああごめんごめん、言うの忘れてた。これからね、タケルもこの家に住む事になったのよ。悪いけど、仲良くしてあげて。」

ナオト「…。」

折り合いの悪いタケルと一緒に住む事になったナオトは、目が点となる。

ナオト「(何でよりによってこいつと…。冗談じゃない。)」


ーーーそして、夕食の時間。

ナオト、タケル「いただきまーす。」

タケル「ガツガツ、ガツガツ。おかわり!!」

サヤ「はいはい。」

タケルは、案の定大食いだ。ゆっくり食べるナオトに対して、タケルは言う。

タケル「どうしたお前。これしか食わんのか?へっぽこだなぁ。」

ナオト「う、うるさいわ!てかお前味わって食えよ。お前も神だろ?神なら神の常識を持て。」

タケル「何ぃ?でけえ口叩くなよ。食わない奴に文句言われる筋合いなんてねえよ。」

ナオト「何だよ。」

タケル「何だよ。」

ナオト、タケル「うう~~~~。」

サヤ「ほらほらほら。2人とも食事中に喧嘩しない。神様ならば、それくらいの常識を持ちなさい。」

食事中に口論するナオトとタケルを鎮めるサヤ。

ーーー更に、夜、就寝時間に関しても…。

ナオト「ん…んん…」

タケル「ばりばり、ばりばり。」

隣室で夜遅くに、タケルはばりばりとお菓子を貪り食っていた。その音に気づくナオト。そして、ナオトは…。

ガバッ

ナオト「うるさいっつーの!深夜くらい黙れっつーの!何時だと思ってんだお前はー!」

タケル「何だお前!文句あんのかーーーー!?」

ナオト「夜は寝るって常識だろ!!!むしゃむしゃうるせえんだお前は!!!」

タケル「なんだとこの野郎!!!」

深夜にぎゃあぎゃあ騒ぐナオトとタケル。それを聞いていたサヤは…

スッ、バコッ!バコッ!

あまりにもうるさいナオトとタケルに対し、げんこつをかました。

サヤ「うるさいわよ!あんた達!何時だと思ってんの!それにここはマンションよ!近所迷惑でしょ!静かに寝なさい!!ふんっ!!」

夜に騒いでいたことを注意し、立ち去るサヤ。ナオトとタケルは、たんこぶを拵え、その場で倒れ込んだ。


ーーーその間、羅刹城では、厭魔が、新たなパイロット、タケルが加わったことを知っては、嘆いていた。

厭魔「奴が稲荷タケルか。実に嘆かわしい。また、邪魔者が増えたらしいな。我々も、新たな巨大妖怪群を開発していくしかないな。」

そして、魔子は、自室で、こっそり入手したタケルの写真を見て、悦に浸っていた。

魔子「あ~ん。タケルく~ん。実にかっこいいわ~。私のダーリンになってほしいわ~。」

どうやら、魔子はタケルに惚れてしまったらしいのだ。そこへ、二人の羅刹兵がやってくる。

羅刹兵1「魔子様。仕事にお戻りください。厭魔様がお待ちでございます。」

魔子「何よ。もう。いい所だったのに。」
   
羅刹兵2「もう。いつまで司隊のパイロットを見て悦に浸ってたんですか。」

魔子「分かった分かった。仕事に戻るわ。」

厭魔のもとへ戻る魔子。

厭魔「全く。遅いぞ魔子。一体何をしていたんだ。」

魔子「ごめんなさい♡厭魔様。少し休憩が長引き過ぎました♡」

厭魔「まあ、言わずとも分かるぞ。貴様は、司隊の新たなパイロットを見て悦に浸っていたんだな。それに奴は敵なのだぞ。あんな穢らわしいものに恋心を抱くな。」

魔子「すみません♡厭魔様~♡でもかっこよくて。」

厭魔「全く。なんて奴だ。いいか?我々羅刹団にとって司隊は敵なのだぞ。それに、貴様。時間が無い。早く部下たちに巨大妖怪群を開発するように指示しろ。いいな?」

魔子「はいっ。厭魔様っ。」


ーーー司隊本部。ハクシがユイを助手に、新たに搬入されてきたアミーダ参ノ型ダーキニーの整備を行っていた。

ハクシ「うむ。これが最新型のアミーダ参ノ型ダーキニーか。壊れたら困るから、隅から隅まで、見ないとな。」

ユイ「須佐之主任。先にシステムチェック、よろしいですか?」

ハクシ「そうだな。では、阿弥陀ノ座を見ていこう。」

スパナを用意し、操縦席たる阿弥陀ノ座を見るハクシとユイ。

ハクシ「異常は無さそうだ。でも、この辺は、ゆっくりみて行かないとならないな。」

ユイ「これは、最新型ですからね。入念に見ていかなければなりませんね。」

ハクシ「すまんが、ユイ。ちょっとドライバーを取ってきてくれないか?計器の中を見たい。」

ユイ「分かりました。」

ーーーその一方で、司隊に正式入隊したばかりのタケルは、ゴウと対話していた。

ゴウ「君がタケルだな。どうだ?司隊では上手くやっていけそうか?」

タケル「全然問題無いですよ。ましてや俺が居なければ、司隊は成り立ちません。」

ゴウ「そうか。君のような威勢のいいパイロットには期待するよ。それに、前回の初戦、ご苦労だった。君の勝利に、私は感謝するよ。今後は、司隊の仲間として、ナオトとカノンとともに頑張ってくれ。」

タケル「はい。」

ゴウ「さて、君は任務開始まで、待機していてくれないか?巨大妖怪群が現れ次第、君を呼ぶ。」

ーーーゴウとの対話を終えたタケル。そして、タケルは案の定、女性隊員を独占し、話している。

タケル「司隊の隊員の皆さん。俺がいるからには、もう司隊は安心ですよ。」

女性隊員1「あの、稲荷さん。これからは、仏さんや月泉さんと共に戦闘を共にしていく事になりますが、大丈夫ですか?」 

タケル「そもそも俺は、ナオトよりパイロットとしての性能が優れてますからね。俺のパイロットとしての腕前は、誰にも劣りませんよ。」

女性隊員2「ははは…。」

タケル「それに、女性隊員のみなさん。いつか俺とお茶しませんか?」

タケルが、女性隊員と話し込んでいる様子を眺めているユイ、アキト、シンイチ。

シンイチ「あいつが新しいパイロットの稲荷タケルか?」

アキト「相当女好きみたいだな。」

ユイ「まあ、とりあえずは、仏さんたちの仲間として、付き合って行くべき者です。仏界を救う存在としてですね。」

シンイチ「噂じゃ、ナオトとは仲悪いみたいだぜ。上手くやっていけるか分からねえな。」

アキト「まっ、何より折り合い付けるのが大事だろ。」

ユイ「そうですね。さあ、仕事を開始しましょうか。」


ーーーその間。神仏郷では、異例の雪が降っていた。その現象に、住人たちは…。

住人「いやあ、まさかこの時期に雪が降るなんて。」

住人「寒い…。寒すぎる…!へっくしょん!」

凍えるような寒さだった。そして、家にいたカノンも…。

カノン「くぅ~。寒い…。寒いわ…。仏くんたち、大丈夫かな?へっくしょん!」

カノンは、あまりの寒さで、炬燵に入り込み、みかんを食べていた。

その寒さや、雪の発端となっていたのは…。

そう。白い和服に身を包み、白い長髪の女性の姿をした巨大妖怪群第6号、ユキノヒメだった。ユキノヒメは、口から冷気を吐き出しながら、神仏郷を凍てつかせていく。


ーーー司隊本部。隊員たちが、巨大妖怪群出現に伴い、アミーダの出撃準備を急いだ。

シンイチ「神仏郷に巨大妖怪群出現!」

アキト「目標は、巨大妖怪群第6号、ユキノヒメと識別!被害規模は甚大!」

ユイ「現在、神仏政府より、アミーダの出撃要請が出されました!発射準備を開始します!」


ーーー出撃準備のとき。ナオトとタケルが、ゴウとサヤのもとに呼ばれる。

ゴウ「ナオト。タケル。今回は、君たちが出る番だ。二人で力を合わせ、巨大妖怪群を倒すのだ。」

サヤ「1番大切なのは、何よりも協調性よ。チームワークを大切にね。」
 
ナオト、タケル「御意。」

ゴウ「では、これより、ブッダリア及びダーキニーを配備する。パイロットスーツに着替えてくれたまえ。」


そして、ナオトとタケルはパイロットスーツに着替え、それぞれの機体に搭乗した。しかし、2人は…。

ナオト「(何でよりによってあいつと…)」

タケル「(あいつとやっていけるか分からん。)」

かなりギスギスしている模様だ。

ユイ「阿弥陀ノ座、挿入!」

シンイチ「パイロットとアミーダの適合率、問題なし!」

アキト「了解!射出口展開!発射準備!」


ウィーーーーーーン。

アミーダ初ノ型ブッダリア、及びダーキニーの発射準備を開始する。そして、発射準備が完了すると、ゴウの掛け声とともに、司隊本部を飛び立つ。

ゴウ「アミーダ、出陣!!」

ナオト、タケル「阿弥陀仏っ!!」

ブッダリアとダーキニーが、ユキノヒメと対峙する。そこで、タケルは言う。

タケル「いいかお前。絶対に足だけは引っ張るんじゃねえぞ。分かってるよな?」

ナオト「お前、そんな言い方ねえだろ。とにかく力合わせて倒すんだ。」

ユキノヒメが手を広げる。そこから、大量の雪を放ってきた。それを腕の盾でブロックしながら、攻め込んでいく2機。そして、攻防の機会を狙い定めながら、攻め込むが…。


ナオト「良し!今だ!」

タケル「おい待て!ナオト!」

ズダダダダダダッ!!

タケルは制止するが、ナオトはそれを振り切り、ブッダリア単機でユキノヒメに攻め入っていく。しかし、次の瞬間、ブッダリアとダーキニーは、ユキノヒメに冷気をかけられてしまう。

ナオト、タケル「うわあああああっ。」

カチコチ…カチコチ…。

ユキノヒメの冷気をくらい、ブッダリアとダーキニーは、カチコチに凍ってしまう。

司隊隊員たち「あ~あ。」

ハクシ「なんてこった。」

サヤ「やっぱり相性合わないから、難しいわね。」


カチコチに凍ったブッダリアとダーキニー。その中で、ナオトとタケルは口論した。

タケル「全く、何考えてんだお前は!そこで攻め込むとかお前は馬鹿か?」

ナオト「だって。すぐに攻め込めると思ったんだもん。」

タケル「そもそも俺一人でも勝てたのに!何でこいつと!」

ナオト「悪かったな!」

サヤ「漣隊長。どういたしましょう?」

ゴウ「仕方ないな。彼らには協調性を高めるために特訓してもらわなければ。」


ーーー翌日。ナオトとタケルは、ゴウの指示のもと、極寒の中で協調性を深める鍛錬を行うこととなった。

ゴウ「よく来てくれた。これより、協調性を高めるための訓練を開始する。まずは、この中で、二人三脚だ。」

最初の訓練は、雪の中での二人三脚だ。ナオトとタケルは、二人で肩を組みながら、二人三脚した。

タケル「行くぞ。ちゃんと合わせろよ。」

ナオト「分かってる。」

ナオト、タケル「1、2…1、2…1、2…」

二人三脚をするナオトとタケル。しかし、息が合わずに転んでしまう。それでも2人は立ち上がり、何度転んでも、立ち上がっては走り続け、ついにはゴールにたどり着く。

二人の協調性を深める鍛錬は、それだけでは終わらなかった。極寒の中、滝行をしたり、木登りをしたり、本部敷地内の外周を走ったり、川を泳いだり、飯を平らげたりなど、様々な鍛錬を行うのであった。

こうして、極寒の中の厳しい鍛錬の末、ナオトとタケルは、ユキノヒメへの第2戦へと足を踏み入れていくのであった。


ーーー来たるユキノヒメとの第2戦。ブッダリアとダーキニーが出撃した。極寒の中の鍛錬で仕入れた実力を発揮する時が来た。

タケル「よし。気を抜くなよ。ナオト。」

ナオト「分かってる。」


ユキノヒメの先制攻撃。口から冷気を吐きかけてくる。それをヒョイヒョイと交わしていくブッダリアとダーキニー。二人の息はかなり合っている模様だ。そして、背後に回り込み、ブッダリアとダーキニーは、ユキノヒメの冷気を交わしながら、攻めかかった。

タケル「よし!今がチャンスだ!ついてこいよ!!!」

ガンッ!ガンッ!ガンッ!!

ブッダリアとダーキニーは、2機で連携し、ユキノヒメを殴りつけた。2機の可憐なパンチやキックにより、ユキノヒメは抵抗出来ない。そして、ブッダリアとダーキニーは、ひたすらユキノヒメを殴りつけると、2機でそのまま、山へ叩きつけた。

抵抗出来なくなったユキノヒメに対し、ダーキニーは手のひらから火の玉を投げつけた。火の玉がユキノヒメに直撃し、和服がちりちりに焼かれ、ユキノヒメは丸裸に。恥ずかしがりながら、局部を隠すユキノヒメ。


タケル「今だ!ナオト!」

ナオト「おう!」

ナオト、タケル「でやあああーーーーーーっ!」

ブッダリアとダーキニーは、連携しながら、赤と青の光線を放った。よって、ユキノヒメは、消滅した。

タケル「よし!やったな!ナオト!」

ナオト「おう!あの極寒の鍛錬を行った甲斐があったな!」

タケル「お前もやれば出来るじゃないか!見直したぜ!」

ナオト「まあお前のおかげだ!タケル!」

タケル「うん!ブッダリア、及びダーキニー、任務完了!これより帰還します!」

任務を終えたブッダリアとダーキニーは、司隊本部へ帰っていく。


ーーーそして、ナオトはサヤのマンションに帰った。ナオトは、夕暮れの街を眺めながら、黄昏れる。

ナオト「本当に、勝ったんだ。僕。」

そこへ、タケルが飲み物を持ってやってくる。

タケル「ほら。お前の分も買ってきた。飲めよ。ナオト。」

ナオト「ありがとう。タケル。」

ナオトのコップにジュースを注ぐタケル。

タケル「乾杯しようぜ。乾杯。」

ナオト、タケル「乾杯。」

街を眺めながらジュースを飲む二人。

タケル「お前も本当によく頑張ったよ。お前は、いずれ、仏界を救う希望となる存在だからな。」

ナオト「ありがとう。最初、タケルと仲良く出来るかは不安だったけど。大分安心してきた。とりあえず、みんなで力を合わせて、仏界を救おうぜ。」

タケル「ああ。これからも頑張っていこうぜ。俺たち仲間なんだから。」

ナオト「そうだな。頑張ろう。」

二人で仲良くするナオトとタケルの様子を眺め、ほっこりするサヤ。

サヤ「ふふっ。これまでギスギスしていた二人が仲良くなって良かったわ。これで、彼らの絆で仏界を救う事が出来るわ。」

これまで、価値観が合わずに衝突しあっていたナオトとタケルは、すっかり兄弟のように打ち解けていた。果たして、彼らは、その友情を大切にし、仏界を救うことができるのか?


ーーーつづく


次回予告

タケルの加入に伴い、ゴウはアミーダ3機での出撃を提案する。新たに生まれ変わった司隊。果たして、彼らの勝負の行方は。


次回、「新生司隊」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

借金した女(SМ小説です)

浅野浩二
現代文学
ヤミ金融に借金した女のSМ小説です。

リボーン&リライフ

廣瀬純七
SF
性別を変えて過去に戻って人生をやり直す男の話

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

処理中です...