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明るみを帯びて
28、酷く虚しくされど傲慢に
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「わざわざお前たちの作戦に合わせることもなかろう。暴食よ、他の大罪を食べなさい。」
「いいのか・・・?では・・・」
本好達より先に出会っていたねぐせ達は見た。暴食に喰われている他の大罪を・・・・。グチャァと言いながら喰われ、身体が変質していく。暴食の能力「暴食飢餓感」 は喰らったものの能力を自分のものにすることが出来る。しかし、それには全ての消化が終わらない限り本来の能力を引き出すことは出来ない。消化前に使える能力は自分が見た能力と、断片的な能力のみ使える。それが暴食の能力、「暴食飢餓感」の能力なのである。そして身体がその能力に対応するように変質していくのを見て、傲慢が嗤う。彼は自分が一番であることを望む。しかし、王になろうとはしない。誰かの下に付き、そのうえで一番であることを望む。それが傲慢なのである。強力な味方と自分がいれば誰にも分けることは無い。傲慢とつくこともあり、彼は自分の力を信じて疑わない。癒雨稚空と同じ考え方なのである。だからこそ、危険因子が出てきて、自分が劣勢になるとそうそうに逃げ出してしまう。負けなければ敗北では無い。だが、それは自分が弱いと認めているようなものだ。それを傲慢は嫌っている。それは彼を怒らせる。彼は傲慢、仲間より、自分がどう生き残るのかを選択する。だから人数差より個の強さを優先した。
しかし、今回に至ってはそれま間違いだったと知る。
「遅れました!皆さん大丈夫・・・」
本好とらいが到着した時見たものはボロボロの八人だった。八人全員で攻撃しても全て弾かれてしまう。しかし相手の攻撃は強力で手も足も出ない状態になってしまった。
「皆さん!」
ボロボロの八人を近くに寄せ、回復魔法を唱えようとする本好。
「させるわけないだろう。」
それを阻止するように傲慢が自身の爪で攻撃を仕掛ける。
「遅い。」
しかし、その爪は本好に届くことはなかった。らいが抜いた刀のほんの数ミリの場所でその爪を止めて見せた。
「くっ・・・」
急いで下がる傲慢。そして彼は思考する。
(いつの間にあの場所まで移動したんだ・・・・?俺が見えなかったとでも言うのか?そんなはずは無い。だったらあいつは俺より強いことになってしまう・・・・そんなことはありえない・・・・)
「戦いの途中で考え事か?」
「!?」
ありえない・・・・そう思った時にはらいが目の前におり、傲慢の腕二本を切ってしまった。そして折り返した刀で足も切られた。
「なっ・・・なっ・・・なんなんだお前は!ありえない・・・ありえないありえないありえないありえない。俺が一番なのだ。俺より強い人が主以外にあったはならぬ・・・」
現実を受け止めきれないのか、らいを睨みつける傲慢。らいは彼を見下した目で見ていた。
「俺を・・・俺をそんな目でみるなぁぁぁぁああああ!」
彼は手も足も足もないが、体を動かし、暴食を喰らった。
「お前のチカラをヨコセェ・・・」
それはもう、獣のようだった。弱肉強食を体現するかのような、自然の摂理をもう一度確認したかのような。そんな光景だった。
「あぁ・・・久しく忘れていた。この負けたくない。勝ちたいという欲。目の前にいる敵に勝ちたい。強敵に勝ちたい!」
傲慢は他の大罪を喰らった暴食を喰らったことにより、六つの大罪をを我がものにした。そして、欲をコントロールすることを覚えた。すると、いつか忘れていた『勝ちたい』という欲を思い出した。
「相手をしよう。本好さん。みんなを任せました。俺はあいつを相手します。」
「分かりました。らいさん、お気をつけて。」
無言で頷いたらいは一本の大太刀を手に、傲慢へと近づく。
「コード入力。第六天魔王織田信長《装着》」
それを聞いた信長はらいの体に覆い被さるようにして被さる。鎧と篭手は紫へと変質し、大太刀はそれに呼応するように黒に染る。
『ふむ。我の力を我がものにしたか・・・面白い小僧であるな。我の力を使うことを許す。我の力を存分に使うと良い!』
大太刀『嵐死神刀』はその名の通り死神の宿る刀。しかしそれを知るものは居ない。それを持った者は大きな鎌を持った者を見たという人も居れば、骨だったという人もいる。はたまた、普通の人だったが、顔を見せてくれなかったという人もいる。しかし全てに共通点がある。それは赤色が絶対入ってる者を身につけていたりしているという件である。そして、それを使うらいは先も後も居ない逸材だろう。そして信長を使えるようになったらいは絶対にしなかった居合いの構えを取る。
『ほう。あの技か、面白い。』
「紫伝一刀流。最初の太刀《明朝之居合》!」
抜かれた神速の太刀は傲慢へと迫る。
「いいのか・・・?では・・・」
本好達より先に出会っていたねぐせ達は見た。暴食に喰われている他の大罪を・・・・。グチャァと言いながら喰われ、身体が変質していく。暴食の能力「暴食飢餓感」 は喰らったものの能力を自分のものにすることが出来る。しかし、それには全ての消化が終わらない限り本来の能力を引き出すことは出来ない。消化前に使える能力は自分が見た能力と、断片的な能力のみ使える。それが暴食の能力、「暴食飢餓感」の能力なのである。そして身体がその能力に対応するように変質していくのを見て、傲慢が嗤う。彼は自分が一番であることを望む。しかし、王になろうとはしない。誰かの下に付き、そのうえで一番であることを望む。それが傲慢なのである。強力な味方と自分がいれば誰にも分けることは無い。傲慢とつくこともあり、彼は自分の力を信じて疑わない。癒雨稚空と同じ考え方なのである。だからこそ、危険因子が出てきて、自分が劣勢になるとそうそうに逃げ出してしまう。負けなければ敗北では無い。だが、それは自分が弱いと認めているようなものだ。それを傲慢は嫌っている。それは彼を怒らせる。彼は傲慢、仲間より、自分がどう生き残るのかを選択する。だから人数差より個の強さを優先した。
しかし、今回に至ってはそれま間違いだったと知る。
「遅れました!皆さん大丈夫・・・」
本好とらいが到着した時見たものはボロボロの八人だった。八人全員で攻撃しても全て弾かれてしまう。しかし相手の攻撃は強力で手も足も出ない状態になってしまった。
「皆さん!」
ボロボロの八人を近くに寄せ、回復魔法を唱えようとする本好。
「させるわけないだろう。」
それを阻止するように傲慢が自身の爪で攻撃を仕掛ける。
「遅い。」
しかし、その爪は本好に届くことはなかった。らいが抜いた刀のほんの数ミリの場所でその爪を止めて見せた。
「くっ・・・」
急いで下がる傲慢。そして彼は思考する。
(いつの間にあの場所まで移動したんだ・・・・?俺が見えなかったとでも言うのか?そんなはずは無い。だったらあいつは俺より強いことになってしまう・・・・そんなことはありえない・・・・)
「戦いの途中で考え事か?」
「!?」
ありえない・・・・そう思った時にはらいが目の前におり、傲慢の腕二本を切ってしまった。そして折り返した刀で足も切られた。
「なっ・・・なっ・・・なんなんだお前は!ありえない・・・ありえないありえないありえないありえない。俺が一番なのだ。俺より強い人が主以外にあったはならぬ・・・」
現実を受け止めきれないのか、らいを睨みつける傲慢。らいは彼を見下した目で見ていた。
「俺を・・・俺をそんな目でみるなぁぁぁぁああああ!」
彼は手も足も足もないが、体を動かし、暴食を喰らった。
「お前のチカラをヨコセェ・・・」
それはもう、獣のようだった。弱肉強食を体現するかのような、自然の摂理をもう一度確認したかのような。そんな光景だった。
「あぁ・・・久しく忘れていた。この負けたくない。勝ちたいという欲。目の前にいる敵に勝ちたい。強敵に勝ちたい!」
傲慢は他の大罪を喰らった暴食を喰らったことにより、六つの大罪をを我がものにした。そして、欲をコントロールすることを覚えた。すると、いつか忘れていた『勝ちたい』という欲を思い出した。
「相手をしよう。本好さん。みんなを任せました。俺はあいつを相手します。」
「分かりました。らいさん、お気をつけて。」
無言で頷いたらいは一本の大太刀を手に、傲慢へと近づく。
「コード入力。第六天魔王織田信長《装着》」
それを聞いた信長はらいの体に覆い被さるようにして被さる。鎧と篭手は紫へと変質し、大太刀はそれに呼応するように黒に染る。
『ふむ。我の力を我がものにしたか・・・面白い小僧であるな。我の力を使うことを許す。我の力を存分に使うと良い!』
大太刀『嵐死神刀』はその名の通り死神の宿る刀。しかしそれを知るものは居ない。それを持った者は大きな鎌を持った者を見たという人も居れば、骨だったという人もいる。はたまた、普通の人だったが、顔を見せてくれなかったという人もいる。しかし全てに共通点がある。それは赤色が絶対入ってる者を身につけていたりしているという件である。そして、それを使うらいは先も後も居ない逸材だろう。そして信長を使えるようになったらいは絶対にしなかった居合いの構えを取る。
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抜かれた神速の太刀は傲慢へと迫る。
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