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第二話 追放
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牢には入れないとガーナルに言われたのだが、やってきた警備兵たちに連れられてアンナは牢屋に入れられていた。ここが、アンナにとってフタ―ク国から他の国へ出ていくまでのつかの間の場所だったからだ。
牢屋のドアが開けられるとオバタが入ってきた。
「オバタ様、私はなにもいたしておりません」
アンナがそう言うと、オバタは寂しそうに微笑んでくれた。
「わかっていますよ。あなたは、罠にかけられたのです。司祭のローハイ様が生きていれば、こんなことをさせておかなかった。残念ながら私にローハイ様のような力がありませんので、お助けすることはできなかった。本当に許してくださいね」
「この国から出て行くとして、どこへ行けばいいのでしょうか?」と、アンナは不安げな声をあげた。
「私も考えてみました。どこの国も商人や手紙配達人以外は簡単に入り込むことはできそうもないですね。誰でも受け入れてくれるとすれば、ガンダ国がいいのではないかと思います。あそこならば、誰でも受け入れてくれます」
「どうしてですか?」
「あそこは、王国になっているのですが、傭兵ギルドの国だからです」
「傭兵ギルド?」
「特別に戦う兵士が欲しくなる場合がある。あそこでは、そういう人たちを雇いたいと思う人がきているし、雇われたいと思う者たちも集まってくる。そんな国だから、人が出入することに寛容ですし、さがせば何か仕事があると思うのですよ」
オバタは、持ってきた厚手のコートをアンナにきさせ鹿革のバッグを肩からかけてくれた。その中に金貨三十ゴールド入った財布、固焼きのパンとチーズ、コルクでふたをした水入りの瓶が入っていた。
次にオバタは紫色の衣に包んだ物を出してアンナに見せた。
「これは祭壇の奥戸棚におかれていたトロの神像です。これを持っていれば、きっとトロ神があなたを守ってくれますよ」
オバタはアンナに渡したバッグの奥底に衣に包んで神像を入れていた。
やがて、手に鍵を持った牢番がちかづいてきた。
「もう、そろそろいいかな。わしはローハイ様にもオバタ様にも世話になっているからね。こんな時には役に立ちたいと思っているんだ。ともかく国境までは、荷馬車だが送ってあげるよ」
「すまないね。ジャック。それじゃ、ガンダ国に向かっておくれよ」
「ガンダ国だね」
ジャックは、アンナを牢から出すと冷たい石を敷いた通路をとおり城の裏門に出た。そこには荷馬車がおかれ、杭につながれた馬は手元にある草を食べていた。ジャックはアンナとオバタを荷馬車にのせると、馬を走らせ国境まで送ってくれた。
「ここまでですな。わしのやれることは、この道を歩いて行けばガンダ国に行けるよ」
「アンナ、元気でね。神のお加護がありますように」とオバタは言ってくれた。
二人に頭をさげ、未練をふりきるようにくるりと後ろを向くとアンナは歩き出した。
すぐに山道になり、登るだけで汗をかいていた。山をくだる道になると、崖ぞいの道を歩かなければならなかった。夕ぐれになっても、ガンダ国につくことはできず、大きな木を背に、そこで寝ることにした。
遠くで動物のほえ声が聞こえ出した。やがて、夜の闇の中に光る目がいくつもならび、アンナは、オオカミたちに囲まれていた。バッグからトロ神の偶像を取り出すと、それを胸にあててしっかりと握ってトロ神にアンナは加護を祈った。すると、神像が光り出したのだ。その光に怯えたのかオオカミたちはいつの間にか消えていった。
朝がきて、明るくなったのでアンナは食事をすることにした。
バッグからチーズをはさんだパンを取り出して、それにかじりつき水を飲むと気力が蘇り、ふたたび歩き出すことができた。
やがて足に豆ができ出したころ、木と木の間から街が見えてきた。
草原の中にある道を歩いているとアンナは左右に店が並ぶ街に入ることができた。さらに歩き続けると宿屋が立ちならぶ通りが見えてきた。
アンナは、宿屋のひとつ、茶色の瓦を載せている建物に入り込んだ。その建物の屋根には『やすらぎ』と書かれた看板が載せられていた。そこを選んだ理由は、その通りの角にあって一番手前にあったからだ。
きしんだ音をたてドアを開けて、アンナは中に入った。
左側にはテーブルと椅子がおかれ食堂になっていた。ここは泊まった人たちの朝食をとる場所であり、外から食事をとりに来ることができるようになっていた。右側には宿泊客を受け付けるためのレジ台がおかれていた。
「いらっしゃい」
レジ台を前に眉毛の太い下っ腹を張り出した男が立っていた。この小太りの男が宿屋『やすらぎ』のオーナーだった。
「泊まらせて欲しいん出てですけど」
「何日、泊まるつもりかね?」
「まず一泊。お願いしたいんですけど」
ここに泊まっている間に、アンナは仕事と住むところを見つけるつもりでいたのだ。
「ここはね。前払いだよ。一晩であっても」
「いくらですか?」
「五ゴールドだよ」
「わかりました」
すぐにアンナは財布から、金貨五枚を出して、オーナーに手渡した。財布から貨幣を出す時に、オーナーは人の財布の中をのぞきこんでいた。
オーナーは金貨を自分の前掛けについているポケットに押し込んだ。
「あんたの部屋を教えておくよ」
オーナーはアンナをつれて二階にあがった。
「ここがあんたの部屋だよ」
鍵を渡されたアンナは、部屋の中を見まわした。ベッドが一つおかれ、部屋のほとんどをそのベッドでしめられていた。それでも窓際に棚があって、椅子がひとつおいてあった。アンナは椅子に腰をおろして三十分ほどすわっていた。本当は、もっと休んでいたかった。だが、そんな余裕はない。アンナは立ち上がった。まず、仕事と住む所を探して決めなければならない。
アンナは部屋を出て一階におりた。
「街を歩いてきます」と言って、レジ台を前にしているオーナーに部屋の鍵をわたした。
宿屋『やすらぎ』を出ると、アンナは街の中を歩きだす。
店を見るたびに、店主に会い自分を雇ってくれませんかとアンナは聞いてまわった。だが、どの店もアンナを雇ってくれる店はなかった。
アンナは行き交う人と度々ぶっかりそうになって頭をさげていた。
だが、一回だけアンナがよけたのに、わざとぶっかって来た者がいたのだ。
「よそ見をしているんじゃねえ」と言われて、この時もアンナは文句を言った男に頭をさげていた。
牢屋のドアが開けられるとオバタが入ってきた。
「オバタ様、私はなにもいたしておりません」
アンナがそう言うと、オバタは寂しそうに微笑んでくれた。
「わかっていますよ。あなたは、罠にかけられたのです。司祭のローハイ様が生きていれば、こんなことをさせておかなかった。残念ながら私にローハイ様のような力がありませんので、お助けすることはできなかった。本当に許してくださいね」
「この国から出て行くとして、どこへ行けばいいのでしょうか?」と、アンナは不安げな声をあげた。
「私も考えてみました。どこの国も商人や手紙配達人以外は簡単に入り込むことはできそうもないですね。誰でも受け入れてくれるとすれば、ガンダ国がいいのではないかと思います。あそこならば、誰でも受け入れてくれます」
「どうしてですか?」
「あそこは、王国になっているのですが、傭兵ギルドの国だからです」
「傭兵ギルド?」
「特別に戦う兵士が欲しくなる場合がある。あそこでは、そういう人たちを雇いたいと思う人がきているし、雇われたいと思う者たちも集まってくる。そんな国だから、人が出入することに寛容ですし、さがせば何か仕事があると思うのですよ」
オバタは、持ってきた厚手のコートをアンナにきさせ鹿革のバッグを肩からかけてくれた。その中に金貨三十ゴールド入った財布、固焼きのパンとチーズ、コルクでふたをした水入りの瓶が入っていた。
次にオバタは紫色の衣に包んだ物を出してアンナに見せた。
「これは祭壇の奥戸棚におかれていたトロの神像です。これを持っていれば、きっとトロ神があなたを守ってくれますよ」
オバタはアンナに渡したバッグの奥底に衣に包んで神像を入れていた。
やがて、手に鍵を持った牢番がちかづいてきた。
「もう、そろそろいいかな。わしはローハイ様にもオバタ様にも世話になっているからね。こんな時には役に立ちたいと思っているんだ。ともかく国境までは、荷馬車だが送ってあげるよ」
「すまないね。ジャック。それじゃ、ガンダ国に向かっておくれよ」
「ガンダ国だね」
ジャックは、アンナを牢から出すと冷たい石を敷いた通路をとおり城の裏門に出た。そこには荷馬車がおかれ、杭につながれた馬は手元にある草を食べていた。ジャックはアンナとオバタを荷馬車にのせると、馬を走らせ国境まで送ってくれた。
「ここまでですな。わしのやれることは、この道を歩いて行けばガンダ国に行けるよ」
「アンナ、元気でね。神のお加護がありますように」とオバタは言ってくれた。
二人に頭をさげ、未練をふりきるようにくるりと後ろを向くとアンナは歩き出した。
すぐに山道になり、登るだけで汗をかいていた。山をくだる道になると、崖ぞいの道を歩かなければならなかった。夕ぐれになっても、ガンダ国につくことはできず、大きな木を背に、そこで寝ることにした。
遠くで動物のほえ声が聞こえ出した。やがて、夜の闇の中に光る目がいくつもならび、アンナは、オオカミたちに囲まれていた。バッグからトロ神の偶像を取り出すと、それを胸にあててしっかりと握ってトロ神にアンナは加護を祈った。すると、神像が光り出したのだ。その光に怯えたのかオオカミたちはいつの間にか消えていった。
朝がきて、明るくなったのでアンナは食事をすることにした。
バッグからチーズをはさんだパンを取り出して、それにかじりつき水を飲むと気力が蘇り、ふたたび歩き出すことができた。
やがて足に豆ができ出したころ、木と木の間から街が見えてきた。
草原の中にある道を歩いているとアンナは左右に店が並ぶ街に入ることができた。さらに歩き続けると宿屋が立ちならぶ通りが見えてきた。
アンナは、宿屋のひとつ、茶色の瓦を載せている建物に入り込んだ。その建物の屋根には『やすらぎ』と書かれた看板が載せられていた。そこを選んだ理由は、その通りの角にあって一番手前にあったからだ。
きしんだ音をたてドアを開けて、アンナは中に入った。
左側にはテーブルと椅子がおかれ食堂になっていた。ここは泊まった人たちの朝食をとる場所であり、外から食事をとりに来ることができるようになっていた。右側には宿泊客を受け付けるためのレジ台がおかれていた。
「いらっしゃい」
レジ台を前に眉毛の太い下っ腹を張り出した男が立っていた。この小太りの男が宿屋『やすらぎ』のオーナーだった。
「泊まらせて欲しいん出てですけど」
「何日、泊まるつもりかね?」
「まず一泊。お願いしたいんですけど」
ここに泊まっている間に、アンナは仕事と住むところを見つけるつもりでいたのだ。
「ここはね。前払いだよ。一晩であっても」
「いくらですか?」
「五ゴールドだよ」
「わかりました」
すぐにアンナは財布から、金貨五枚を出して、オーナーに手渡した。財布から貨幣を出す時に、オーナーは人の財布の中をのぞきこんでいた。
オーナーは金貨を自分の前掛けについているポケットに押し込んだ。
「あんたの部屋を教えておくよ」
オーナーはアンナをつれて二階にあがった。
「ここがあんたの部屋だよ」
鍵を渡されたアンナは、部屋の中を見まわした。ベッドが一つおかれ、部屋のほとんどをそのベッドでしめられていた。それでも窓際に棚があって、椅子がひとつおいてあった。アンナは椅子に腰をおろして三十分ほどすわっていた。本当は、もっと休んでいたかった。だが、そんな余裕はない。アンナは立ち上がった。まず、仕事と住む所を探して決めなければならない。
アンナは部屋を出て一階におりた。
「街を歩いてきます」と言って、レジ台を前にしているオーナーに部屋の鍵をわたした。
宿屋『やすらぎ』を出ると、アンナは街の中を歩きだす。
店を見るたびに、店主に会い自分を雇ってくれませんかとアンナは聞いてまわった。だが、どの店もアンナを雇ってくれる店はなかった。
アンナは行き交う人と度々ぶっかりそうになって頭をさげていた。
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