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第十話 アンナ襲撃
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ミブライ王が診療所から出ていったのを、みはらかったように、エルザがお供を連れてアンナを訪ねて来た。
「頑張ってくれているね。でも、かなり疲れた顔をしているよ」
「言え、大丈夫です。治療はできますから」
「ともかく、あんたに倒られてしまったら、私が困るんだよ」
「はい、わかっています」
エルザは、お供の方に顔をむけた。お供はすぐに手に提げていた籠からコルクで栓したガラス瓶をだした。ガラス瓶の中にはワインのような赤紫色の液体が入っている。その栓を抜いて、持ってきたグラスに瓶から赤紫色の液をついでエルザに手渡していた。
「じゃ、これを飲んでもらおうかな」と言って、エルザはグラスをアンナに差し出した。
「なんですか、これは?」
「強壮剤に決まっているだろう。東洋の仙人たちが飲んでいる薬だそうだよ」
断ることはできない。アンナは顔をしかめながらも、グラスを受け取ると口をつけ一気にグラスをあけた。
すぐにアンナの体が温かくなってきたのだ。体中に血が巡っていくようだった。
「どうやら、アンナの体にあっている薬のようだね。あんたも仙人みたいな者なのかもしれない」
そう言ったエルザはアンナの顔がほんのりと桃色になったのを見とどけると、笑いながら供の者をつれて治療室から出ていった。
残されたアンナはふたたびライタルの体の上に手をかざし続けた。
しばらくすると、ライタルは規則的な寝息をたて眠り出していた。
やがて東の空が青白くなりだし朝が近づいてきていた。
この後は、彼の体に体力をつけなければならない。そう思ったアンナは、ライタルから一度離れると、使い慣れた宿屋『やすらぎ』の調理場に行った。ライタルが目を覚ました時に食べてもらおうと思って、そこで朝食を作り出した。やはりスープがいい。飲むだけで、体に栄養がついてくれる。すぐにすり鉢でコーンをすりつぶしだした。それを羊の乳でとき、羊のチーズを入れて大鍋で煮込んだ。最後に、塩と胡椒をいれて味を整え、スープを完成させた。
できあがったスープを入れた土鍋、皿とスプーンや杓文字を籠に入れ、それを手に提げると、アンナはライタルが寝ている治療室に戻った。アンナがライタルをじっと見つめていると、ライタルが目をさました。
「ライタル、おはよう」
「おはよう。また、アンナに助けられんだね。きみは命の恩人だよ」
「ライタルには死なれたくない。死んでほしくないのよ」
「そうだね。父母の無念を晴らすまで、死ぬわけにはいかない」
「まずは、食事をして、体を元に戻さないと。スープなら弱っている体でも受け付けてくれるわ」
さっそく、アンナは土鍋からスープを皿に盛り、スプーンでスープをすくうとライタルの口に運んでいた。ライタルはまるで幼子のように、スプーンに入れたスープを飲んでくれた。やがて、皿が空になっていた。
「よかった。食事ができるようなって」と、アンナは目を潤ませていた。
「少し寝かしてもらうよ。きみは一晩中寝てはいないんだろう?」
「何度も徹夜をしたことがあるわよ。ライタルこそ、少し眠ったら」
アンナに言われて、ライタルはすぐに目をとじていた。
午前八時頃。
診療所の開始までには、まだ時間がある。ライタルの安堵を知ったせいか、アンナは眠気をおぼえだし、少しの間だけ仮眠をとることにした。ライタルが横たわっている治療台そばに頭を置くとアンナは寝いってしまった。すると物音がした。アンナは気づかない。
だが、ライタルは目をさました。目を十分にあけずに、薄眼で音のする方を見ていた。すると、窓からの明りで男が近づいてくるのが見えた。手に短剣をにぎり、刃先をアンナに向けている。アンナが診療所から離れたすきに、待合室に入り隠れていたのだ。男はモリスだった。だが、額を広げ、頬をこけさせた姿に、ライタルはモリスだと気づくことはできなかった。
ライタルは、ゆっくりと枕もとの剣に手を伸ばした。ライタルは剣士だ。すぐに戦いができるように、自分のそばにいつも剣を置いているのだ。寝返りを装いながら、すばやく剣を鞘からぬくと、モリスに向かって剣を投げつけていた。
モリスは、すばやく左に飛んで剣を避けようとしたのだが、まにあわず右胸下に剣は突き刺さっていた。彼は剣をつけたままで倒れていった。
モリスの倒れた音で、アンナは目をさました。
「この男は一体、誰?」
「この男はきみを殺しにきたようだ」
「今度は私がライタルに助けられたのね」
「一回ぐらい借りを返しておかないとね」と言って、ライタルは強張った顔を崩して笑ってみせた。
モリスが声をあげたのだ。
「頼む。お願いがある」
アンナは、床の上に倒れているモリスに近づき顔を覗いた。やせほそり、禿げ上がった額、入れ墨で道化師のように書かれた太い眉毛。どう見ても老人としか思えなかった。
「あなたは、モリスでしょ?」
「どうして、わかったのかな?」
「声よ。声は変えることはできないわ。でも、そんなになってまで、私を殺したかったの!」
「フータル国につかえる者は、言われるままにするしかない」
「そんな、ひどい」
「最後に聞いてもらいたい事があるんだ。フータル国に妻と子を残してきている。二人は私が外国に行っているとしか思っていないんだ。私のバッグにあなたを殺すための仕事代としてもらった五百ゴールドが入っている。二人にこれを渡してもらえないだろうか?」
アンナは何も言えずにいた。
「妻は体が弱い。妻だけでは暮すためのお金を稼ぐことができない。もし、五百ゴールドあれば、子供が十八になるまでなんとか暮らしていけるはずだ」
「私は父や母がいない生活を送ってきているのよ。だから、そんな悲しい話は聞きたくないわ。そのための解決は、あなた自身でやってほしいわ」
「やりたいが、できないことは、おわかりでしょう」
「あなたを助けてあげてもいいのよ。でも、そうしたら、あなたは私をまた殺そうと考えるのでしょう。それは困るわ」
「いえ、そんなことはしない。もし、私を助けてくれたら、あなたは私の命の恩人。そんな人を殺そうと思うわけがない。それどころか、これからは、あなたを守り、あなたの望むことをする者になりますよ」
「本当ですか。トロ神に誓ってくれますか?」
「もちろん、神に誓いますとも」
それを聞いたアンナは思わずライタルの顔を見ていた。
「アンナの好きなようにしたらいいよ」と、ライタルは笑っていた。
「そうね。診療所が始まるのが十時。それまでにモリスの傷をふざぐ治療だけはしておけるわ」と言ってアンナは屈みこみモリスの胸に向かって手をかざし出していた。
「頑張ってくれているね。でも、かなり疲れた顔をしているよ」
「言え、大丈夫です。治療はできますから」
「ともかく、あんたに倒られてしまったら、私が困るんだよ」
「はい、わかっています」
エルザは、お供の方に顔をむけた。お供はすぐに手に提げていた籠からコルクで栓したガラス瓶をだした。ガラス瓶の中にはワインのような赤紫色の液体が入っている。その栓を抜いて、持ってきたグラスに瓶から赤紫色の液をついでエルザに手渡していた。
「じゃ、これを飲んでもらおうかな」と言って、エルザはグラスをアンナに差し出した。
「なんですか、これは?」
「強壮剤に決まっているだろう。東洋の仙人たちが飲んでいる薬だそうだよ」
断ることはできない。アンナは顔をしかめながらも、グラスを受け取ると口をつけ一気にグラスをあけた。
すぐにアンナの体が温かくなってきたのだ。体中に血が巡っていくようだった。
「どうやら、アンナの体にあっている薬のようだね。あんたも仙人みたいな者なのかもしれない」
そう言ったエルザはアンナの顔がほんのりと桃色になったのを見とどけると、笑いながら供の者をつれて治療室から出ていった。
残されたアンナはふたたびライタルの体の上に手をかざし続けた。
しばらくすると、ライタルは規則的な寝息をたて眠り出していた。
やがて東の空が青白くなりだし朝が近づいてきていた。
この後は、彼の体に体力をつけなければならない。そう思ったアンナは、ライタルから一度離れると、使い慣れた宿屋『やすらぎ』の調理場に行った。ライタルが目を覚ました時に食べてもらおうと思って、そこで朝食を作り出した。やはりスープがいい。飲むだけで、体に栄養がついてくれる。すぐにすり鉢でコーンをすりつぶしだした。それを羊の乳でとき、羊のチーズを入れて大鍋で煮込んだ。最後に、塩と胡椒をいれて味を整え、スープを完成させた。
できあがったスープを入れた土鍋、皿とスプーンや杓文字を籠に入れ、それを手に提げると、アンナはライタルが寝ている治療室に戻った。アンナがライタルをじっと見つめていると、ライタルが目をさました。
「ライタル、おはよう」
「おはよう。また、アンナに助けられんだね。きみは命の恩人だよ」
「ライタルには死なれたくない。死んでほしくないのよ」
「そうだね。父母の無念を晴らすまで、死ぬわけにはいかない」
「まずは、食事をして、体を元に戻さないと。スープなら弱っている体でも受け付けてくれるわ」
さっそく、アンナは土鍋からスープを皿に盛り、スプーンでスープをすくうとライタルの口に運んでいた。ライタルはまるで幼子のように、スプーンに入れたスープを飲んでくれた。やがて、皿が空になっていた。
「よかった。食事ができるようなって」と、アンナは目を潤ませていた。
「少し寝かしてもらうよ。きみは一晩中寝てはいないんだろう?」
「何度も徹夜をしたことがあるわよ。ライタルこそ、少し眠ったら」
アンナに言われて、ライタルはすぐに目をとじていた。
午前八時頃。
診療所の開始までには、まだ時間がある。ライタルの安堵を知ったせいか、アンナは眠気をおぼえだし、少しの間だけ仮眠をとることにした。ライタルが横たわっている治療台そばに頭を置くとアンナは寝いってしまった。すると物音がした。アンナは気づかない。
だが、ライタルは目をさました。目を十分にあけずに、薄眼で音のする方を見ていた。すると、窓からの明りで男が近づいてくるのが見えた。手に短剣をにぎり、刃先をアンナに向けている。アンナが診療所から離れたすきに、待合室に入り隠れていたのだ。男はモリスだった。だが、額を広げ、頬をこけさせた姿に、ライタルはモリスだと気づくことはできなかった。
ライタルは、ゆっくりと枕もとの剣に手を伸ばした。ライタルは剣士だ。すぐに戦いができるように、自分のそばにいつも剣を置いているのだ。寝返りを装いながら、すばやく剣を鞘からぬくと、モリスに向かって剣を投げつけていた。
モリスは、すばやく左に飛んで剣を避けようとしたのだが、まにあわず右胸下に剣は突き刺さっていた。彼は剣をつけたままで倒れていった。
モリスの倒れた音で、アンナは目をさました。
「この男は一体、誰?」
「この男はきみを殺しにきたようだ」
「今度は私がライタルに助けられたのね」
「一回ぐらい借りを返しておかないとね」と言って、ライタルは強張った顔を崩して笑ってみせた。
モリスが声をあげたのだ。
「頼む。お願いがある」
アンナは、床の上に倒れているモリスに近づき顔を覗いた。やせほそり、禿げ上がった額、入れ墨で道化師のように書かれた太い眉毛。どう見ても老人としか思えなかった。
「あなたは、モリスでしょ?」
「どうして、わかったのかな?」
「声よ。声は変えることはできないわ。でも、そんなになってまで、私を殺したかったの!」
「フータル国につかえる者は、言われるままにするしかない」
「そんな、ひどい」
「最後に聞いてもらいたい事があるんだ。フータル国に妻と子を残してきている。二人は私が外国に行っているとしか思っていないんだ。私のバッグにあなたを殺すための仕事代としてもらった五百ゴールドが入っている。二人にこれを渡してもらえないだろうか?」
アンナは何も言えずにいた。
「妻は体が弱い。妻だけでは暮すためのお金を稼ぐことができない。もし、五百ゴールドあれば、子供が十八になるまでなんとか暮らしていけるはずだ」
「私は父や母がいない生活を送ってきているのよ。だから、そんな悲しい話は聞きたくないわ。そのための解決は、あなた自身でやってほしいわ」
「やりたいが、できないことは、おわかりでしょう」
「あなたを助けてあげてもいいのよ。でも、そうしたら、あなたは私をまた殺そうと考えるのでしょう。それは困るわ」
「いえ、そんなことはしない。もし、私を助けてくれたら、あなたは私の命の恩人。そんな人を殺そうと思うわけがない。それどころか、これからは、あなたを守り、あなたの望むことをする者になりますよ」
「本当ですか。トロ神に誓ってくれますか?」
「もちろん、神に誓いますとも」
それを聞いたアンナは思わずライタルの顔を見ていた。
「アンナの好きなようにしたらいいよ」と、ライタルは笑っていた。
「そうね。診療所が始まるのが十時。それまでにモリスの傷をふざぐ治療だけはしておけるわ」と言ってアンナは屈みこみモリスの胸に向かって手をかざし出していた。
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