超ゲーム初心者の黒巫女召喚士〜動物嫌われ体質、VRにモフを求める〜

ネリムZ

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黒巫女召喚士誕生

家族団欒

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 さて、次はステータスを確認してみようかな。

 ───────
 名前:モフリLv1
 種族:屍食鬼
 職業:召喚士Lv1
 サブ:黒巫女Lv1
 称号:【楽しむ者】【裸の踏破者】【初の伝説】
 HP:120/120(+100)
 MP:150/150(+120)
 STR:10
 DEX:10
 VIT:70(+60)
 AGI:120(+100)
 INT:20
 MND:80(+60)
 SP:0
 スキル:【召喚】【応召】【契約】【意思疎通】【妖術】【霊符作成】
 特性:【死体残し】
 契約3/3:『ハムスター:ハムLv1』『子猫:ネマLv1』『子犬:イサLv1』
 ───────
 スキル:妖術
 内容:術式を形成し、展開してMPを消費して使用可能
 術:【妖火】
 ───────
 スキル:霊符作成
 内容:霊符に術式を書いて作成が可能になるスキル。自身の妖術と霊符限定妖術の霊符が作成可能。作成にはMPを消費する
 術:【麻痺】
 ───────
【妖火】
 MPを10消費して発動可能。小さな火を生み出し操れる
 ───────
【麻痺】
 霊符専用。相手を一定時間麻痺させて硬直させる事が可能。耐性スキルのLvが高いと抵抗《レジスト》される。作成必要MPは10
 ───────

 カッコのプラスは防具で、武器のお祓い棒は今は装備していないからステータスには表示されないと。
 ちなみにお祓い棒の持ち手の長さは自分の身長のてっぺんから自分の片手で調度良い長さに変わる。
 リーチは必要だと思うし、かと言って自分と同じサイズだとバサバサと紙の所が自分の顔に当たりそうなので肩までの長さに変えておく。
 ちなみに私の身長は170そこらだ。
 妖火はその場で使える術で麻痺は護符と思っていたが、霊符のようだが、その霊符専用が麻痺ね。
 妖術でも使える霊符は事前にストック出来る感じかな?

『ちなみに仮面とケースは挑戦者がこのダンジョンの初挑戦でソロのクリア報酬だ』
「何その付け足し感!」

 ま、いいや。

「リアルの時間だともう昼か」

 お昼ご飯を食べたいのでこの場でログアウトする事に決めた。
 時間はこの中の時間と現実の時間が両方見る事が可能だ。

「えーと、ステータスのオプションからログアウト出来たんだよね」

 ポチポチとステータス画面を操作して、オプションからログアウトボタンを押して、ログアウトする。

 ◆

「う、んー」

 ゴーグルのような目を隠すハードを取り外し、ベットから立ち上がって伸びをする。
 部屋の扉の取手に手を掛けて、扉を開けてリビングに向かう。

「ん!誰もいないよね!」

 今は12時辺りで昼時だ。
 まずは母親と父親の部屋に向かう。勿論、2人ともゲームの中にいる。
 ソフトを入れる専用の機械にはその人に直接メッセージを送れる機能がある。
 それを使ってお母さんとお父さんに、それに柑ちゃんと桃ちゃんの部屋にも行って同じようにやる。
 その後、私は昼食の準備をする。

「ふんふん」

 鼻歌を歌いながら私は昼食を作る。

 1時間後

「お姉さん凄くいい匂いがするよ~」
「私の好きな煮込み魚だぁ~」

 柑ちゃん、桃ちゃんの順番で言ってくる。

「いや~今日の当番が萌南もなみで助かったよ~」
「お母さん、しっかりしてよ。いくら夏の長期休暇だからって気を抜きすぎでしょ」
「いや~繁忙期からの解放アンド神ゲーをやるとね、どうしても~」
「はは、俺も助かったよ」

 この2人、大丈夫だろうか?

『いただきます』

 私の家族は仲が良いと思う。喧嘩もないし、食事もみんな一緒に取り、色々なゲームを共有出来る。

「お姉さんどうだった!楽しいでしょ!」
「うん!とっても楽しかったよ!モフモフで可愛かったよ」
「そっか~それは私的にも嬉しいよ」
「はははは、萌南の分も買ってきて良かったよ!」

 桃ちゃんとお母さんがそう言ってくる。

「あ、ねぇねぇ。職業って2つ持てるの?」
「む?私の下調べではエピックやユニークって言う特別な職業があるんだけど、それは初期の職業と転職扱いになるようだから2つ持つなんて話は聞いた事ないね」
「へ~後、種族の事を教えて」
「ふふ、それは私から!」

 これは柑ちゃんが教えてくれるようです。

「このゲームには人型の種族が選べる。今回は例に人間とゾンビと言う対象を使うね。まず、人間の国にゾンビが入るには人間のパーティに入るか、身分を偽る力が必要だね。国などの大きい集落では戦闘禁止だから中に入れば問題ない。が、もしもそのままで国に近づくと門兵達にリンチにされるね。その逆も然り。そして、このゲームではPvPエリアが多いんだ!プレイヤーVSプレイヤー!熱い戦闘がしやすい!PvP可能ダンジョンもあったりするよ!」
「へ~それはどこにでもあるの?」
「いや、そんな事はないよ。そんな事すると初心者が詰むからね。きちんとPvP禁止エリアもあるよ」
「なぜそのような仕様に?」
「プレイヤー同士の戦いが運営の方が好きだったんじゃない?」

 なるほどね。

「そう、だからお姉さん気を付けてね!」
「なぜ?」
「中には悪どいプレイヤーもいるんだよ。お姉さんは初心者だから初心者狩りに気を付けて。パーティを組んでPvP可能ダンジョンに入る時、きちんとそのパーティーの事を調べてね!ダンジョン内までパーティーを組んで、ダンジョン内部のそこそこ奥に行ったらリーダーがパーティを解散、初心者をその場で倒す。なんて人もいるからね」
「な、なんか怖い」
「まあ、そんな事を続けていたらレッドプレイヤーになるけどね。レッドプレイヤーになると色々と不便になるよ。気を付けてね」
「はい!」
「後、種族には転生もあるよ。かなりコストが掛かるから基本やらないね。最初で決定する。Lvがカンストすると上位種族に進化出来るよ」
「転生⋯⋯」
「まあ、本当に転生する人は極僅かなんだけどね!」

 なるほどね。

「まあ、基本プレイヤーが選ばない種族は屍食鬼族と淫魔族だね。特に強い特性を持っている訳でもない屍食鬼族なのに味覚が変化する。淫魔族はある条件を定期的にやらないとバットステータスに掛かるからほんと、人気は無いね」
「へ、へ~」
「後、俺の調べでは屍食鬼族の初期リスの中で町から出るとすぐに草原の所があるんだよ。あそこはモンスターの出現率も悪い。なのにLvも低いから誰も行かないよね」

 お、お父さん!多分そこ私の初期リスポーンエリアです。

「どうしたのよ萌南、そんな冷や汗を出して」
「い、いやなんでも」
「まあ、さすがにゲーム初心者と言っても萌南は屍食鬼族なんて選ばないよね」
「ま、まあね!当然だよね!わ、私は人間だよ」
「ああ!お姉さんネタバレは辞めてよぉ」
「あ、ごめん!」
「いやいや柑。お姉さんだよ。多分獣人系だって」
「あ、それもそうか。お姉さん動物好きだもんね」
「あはは」

 もう笑うしかないね!

 さて、昼食を食べ終え、片付けを終えると、お父さんが喋る。

「よし!皆!軽くストレッチしたら晩御飯までゲームだ!」
『おーう!』
「萌南、桃、柑、課題は終わらせたかぁ!」
「私達は繁忙期のせいで買ってくれなかった間にやってます!お姉さんもそうです!」

 計画的に終わらせる予定でしたが、一緒にやろうと誘われてわりと早めに課題は終わらせている。

「ならよし!晩御飯までやって晩御飯食べ終えたらオールだぁ!」
『おー!』

 ⋯⋯家の家族やっぱりやばいかもしれない。
 ま、私もやるんだけどね!私もこの輪に入る事になるとは、昔の私には想像も付かないだろうね。
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