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黒巫女召喚士誕生
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頬に感じるこの柔らかな物。肉球だろう。
そして、おでこに感じるのはモフモフとしたモノ。
「この肉球はネマちゃんだな!そして、おでこはハクちゃんだァ!」
「にゃん!」
「きゅん!」
「おおわ、ど、どったのーそんなに飛び付いて来て⋯⋯めっちゃ嬉しいんだけど」
そして、私は辺りを見渡して砂漠にいる事を思い出し、急いで脱出する事にした。
途中モンスターと出会って麻痺の霊符を全て使って何とか国まで戻る事が出来た。仮面が外れていたので勿論付け直す。
そして、宿の部屋に戻って皆を出すと、皆飛び付いて来る。
「わはは、最高⋯⋯とと、なんで私あそこに居たんだっけ?⋯⋯確かパーティ組んで、そしてパーティ追放されて、そして⋯⋯あれ?こっから何が起きたんだっけ?それにそんな人達いなかったような?でも、時間経っているし⋯⋯沢山寝たのかな?あれって夢?」
そして、さっき見つけたぬいぐるみを取り出す。
熊のぬいぐるみでとても可愛らしい姿をしていた。
持っていたアイテムをとりあえず売って霊符等を購入して作成している。
「このぬいぐるみはいつ手に入れたんだろ?」
可愛いのでこれからも持っておく。⋯⋯盗みではないよね?
「よし、霊符作成完了!」
【麻痺×30】【妖火×30】まで作れた。
それと、ステータスに何故だかスキルが増えていた。
───────
縮地Lv1
10cm×1MP。最大2mまで一瞬で移動できる。Lvが上がると最大距離が増える
───────
自己再生Lv1
MPを消費して欠損部分の再生速度を速める。Lvが上がると速度が上がる
───────
キックLv1
MPを10消費して対象を蹴ると、威力に補正が掛かる
───────
挑発耐性Lv1
スキル【挑発】に対して抵抗しやすくなる
───────
人喰らい
人の肉を一定量喰らった者与えられるスキル。人を喰らう時に補正が掛かる。人を喰らった時に再生する速度に補正が掛かる
───────
「私⋯⋯人を食べたの?縮地?あ~もう分からん。もうそろそろ昼だしログアウトするね」
なんか怖い夢を見た気がするよ。
◆
ログアウトしたら珍しく、本当に珍しく桃ちゃんが私よりも先に廊下に出ていた。
今日の家事当番は父である。
「も、も、ちゃーん」
「うわ!な、どうしたのお姉ちゃん!」
後ろから抱き着いたなり。
「も、もしかして、味方の召喚獣にもそっぽを向かれたの!」
「なんかありそうで怖いから言わないでよ!てか、なんかあったようなないような?なんか怖い夢見たのよ~」
「ゲームで寝たの!⋯⋯ま、寝れるか」
その後リビングに行くと、既に皆が揃っていた。
「え、え?」
私は混乱した。
そう、このありえない光景に対して混乱した。
父ならまだしも、全員、しかも私よりも速くに来ているのだ。
ちなみにもうすぐ12時である。
「な、なんで皆が?」
「なんでって、お姉ちゃんも分かっているから来たかと思っていたよ。実は⋯⋯今日の12時にNewWorldFrontier公式PVからアップデートの発表があるのだよ!だから皆で見ようと思って⋯⋯お姉ちゃんは12時の20分辺りには来るかなって思って⋯⋯お姉ちゃんあんまし興味なさそうだし邪魔しちゃいけないと思って」
「仲間外れ?」
「ち、違うよ!私がお姉ちゃんを仲間外れになんてしないよ!お姉さんが折角ゲーム楽しんでいるのに邪魔したくなかったから⋯⋯」
これは本音だろう。なんて、可愛い妹なんだろうか!
私は礼を込めて抱きしめると柑ちゃんも来たのでむぎゅーしておいた。
「と、そろそろ始まるぞ」
父の合図によって皆で席に座る。
『やあ、プレイヤー諸君!新たな世界、NewWorldFrontierを楽しんでいるかね?』
「楽しんでマース!」
桃ちゃんがノリノリである。
PVはテレビにパソコンを繋いでテレビで見ている。
『まず、プレイヤーの皆からの不満によって色々な改善をさせて貰ったよ。まず、基本的にアイテムに重力は無くしました!』
「なるほど⋯⋯基本的に、ね」
柑ちゃんがそんな事を呟く。これであのぬいぐるみも安心して持ち運びが出来るね。
『そして、第1回イベントを宣言する!』
「「「「キタアアアアアアアアアアアアア!!」」」」
私の家族のテンションが最高長に達したようである。
思わず耳を塞いでしまった。
「さぁ、さぁ内容はなんだ!内容は!」
母が鼻息を荒くしている。見たくなかっ⋯⋯いや、前にも見たな。
『皆さん気になる内容は⋯⋯デレデレデレじゃん!2人1組になってのバトルロイヤル式のイベントです!上位10パーティには特別な報酬を用意しているよ』
「2人1組か~」
「うぅ微妙」
「どうしよう桃、お姉ちゃん⋯⋯」
「あ、桃ちゃんと柑ちゃんで組んでよ。私は1人の宛に当たってみるね」
「うん⋯⋯」
『そして!イベント終了後数週間に⋯⋯新たな階層を登場させる予定です!』
「「「「なぁああにぃィィ!」」」」
『さらに、階層増加に伴い、集団団結力、集団戦力を作って頂くために⋯⋯ギルド機能を使いします!詳細は今は内緒ですがね』
「「「「これまたァきたあああ!」」」」
や、やばいよ。こんなに盛り上がる事なのかな?
『そして、今回のアップデートにより召喚獣との契約解除機能を追加します。あのバグはとても申し訳ないです。そして、新たな隠しクエスト等を追加しておりますので楽しんでくださいね!ここではまだ話せない内容もあったり、なかったり?それではまた!』
そして、そのPVは途切れた。
私は耳を手で塞いで頭の中をモフで埋め尽くす。
「「「「これは更なる盛り上がりがあるぞおおお!第1回イベント楽しみすぎるぅぅぅぅううう!」」」」
この部屋を揺るがすような勢いで叫び倒す私の家族。
もしも壁が防音性でなかったら近所迷惑も良いところだったね。はは。
◆
運営陣の幹部達の雑談
「いや~召喚獣の契約解除バグ、やっと取り除けましたね」
「そうだね~本当は契約解除嫌だったけど⋯⋯ま、要望が多いしね」
「どんどん切り替わっちゃうしね」
「ま、だから最終的に進化の方が強くしたが⋯⋯育てる人は少ないだろうな」
「そうだな。ま、召喚獣を召喚士の手で何回もHPを0にして契約解除のバグは無くしましたしそれで我慢しましょう」
「そうだな。よし、第1回イベントを完璧に成功させる為に調整しておきましょうか」
「そうだな。ギルドはすぐには追加しないようにしないとな。ポンポンコンテンツを増やしても良くない」
「賛成~」
「なぁなぁ俺達のお遊びで作った物の1つ、黒巫女が無くなっているんだけど」
「お?まじか?お遊び作品第1号の黒巫女が?誰だよLv一切上げずにそこまで行けた奴。すげぇな。関心するわ」
「確かに~」
「黒巫女の成長は遅めな筈だし、ゲームバランスは崩さんだろう」
「だな。あれは最初は修行面が大きいからな」
「お遊びで作ったの色々あるけど、どれも阿呆だしな~ちゃんと持続クエスト作らないと」
「AIの方がやってくれるんじゃ?」
「NPCの方はAIで良いけど⋯⋯それに成長もしてくれるけど、クエストは俺達の手で作りたくないか?」
「だな。これからもお遊びで作った阿呆みたいなモノが他の人にも渡る事があるかもだし持続クエストをきちんと用意しよう。その担当やりたい人!」
遊びで作ったクエストを1度洗い出し、そして持続させる事を考えて作るなんてあんましやりたくない運営陣。
「じゃ、俺が担当するね。俺の方の部下にそうゆうの好きな人多いからさ」
「そうか⋯⋯じゃ、ひとまず解散で!」
そして、おでこに感じるのはモフモフとしたモノ。
「この肉球はネマちゃんだな!そして、おでこはハクちゃんだァ!」
「にゃん!」
「きゅん!」
「おおわ、ど、どったのーそんなに飛び付いて来て⋯⋯めっちゃ嬉しいんだけど」
そして、私は辺りを見渡して砂漠にいる事を思い出し、急いで脱出する事にした。
途中モンスターと出会って麻痺の霊符を全て使って何とか国まで戻る事が出来た。仮面が外れていたので勿論付け直す。
そして、宿の部屋に戻って皆を出すと、皆飛び付いて来る。
「わはは、最高⋯⋯とと、なんで私あそこに居たんだっけ?⋯⋯確かパーティ組んで、そしてパーティ追放されて、そして⋯⋯あれ?こっから何が起きたんだっけ?それにそんな人達いなかったような?でも、時間経っているし⋯⋯沢山寝たのかな?あれって夢?」
そして、さっき見つけたぬいぐるみを取り出す。
熊のぬいぐるみでとても可愛らしい姿をしていた。
持っていたアイテムをとりあえず売って霊符等を購入して作成している。
「このぬいぐるみはいつ手に入れたんだろ?」
可愛いのでこれからも持っておく。⋯⋯盗みではないよね?
「よし、霊符作成完了!」
【麻痺×30】【妖火×30】まで作れた。
それと、ステータスに何故だかスキルが増えていた。
───────
縮地Lv1
10cm×1MP。最大2mまで一瞬で移動できる。Lvが上がると最大距離が増える
───────
自己再生Lv1
MPを消費して欠損部分の再生速度を速める。Lvが上がると速度が上がる
───────
キックLv1
MPを10消費して対象を蹴ると、威力に補正が掛かる
───────
挑発耐性Lv1
スキル【挑発】に対して抵抗しやすくなる
───────
人喰らい
人の肉を一定量喰らった者与えられるスキル。人を喰らう時に補正が掛かる。人を喰らった時に再生する速度に補正が掛かる
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「私⋯⋯人を食べたの?縮地?あ~もう分からん。もうそろそろ昼だしログアウトするね」
なんか怖い夢を見た気がするよ。
◆
ログアウトしたら珍しく、本当に珍しく桃ちゃんが私よりも先に廊下に出ていた。
今日の家事当番は父である。
「も、も、ちゃーん」
「うわ!な、どうしたのお姉ちゃん!」
後ろから抱き着いたなり。
「も、もしかして、味方の召喚獣にもそっぽを向かれたの!」
「なんかありそうで怖いから言わないでよ!てか、なんかあったようなないような?なんか怖い夢見たのよ~」
「ゲームで寝たの!⋯⋯ま、寝れるか」
その後リビングに行くと、既に皆が揃っていた。
「え、え?」
私は混乱した。
そう、このありえない光景に対して混乱した。
父ならまだしも、全員、しかも私よりも速くに来ているのだ。
ちなみにもうすぐ12時である。
「な、なんで皆が?」
「なんでって、お姉ちゃんも分かっているから来たかと思っていたよ。実は⋯⋯今日の12時にNewWorldFrontier公式PVからアップデートの発表があるのだよ!だから皆で見ようと思って⋯⋯お姉ちゃんは12時の20分辺りには来るかなって思って⋯⋯お姉ちゃんあんまし興味なさそうだし邪魔しちゃいけないと思って」
「仲間外れ?」
「ち、違うよ!私がお姉ちゃんを仲間外れになんてしないよ!お姉さんが折角ゲーム楽しんでいるのに邪魔したくなかったから⋯⋯」
これは本音だろう。なんて、可愛い妹なんだろうか!
私は礼を込めて抱きしめると柑ちゃんも来たのでむぎゅーしておいた。
「と、そろそろ始まるぞ」
父の合図によって皆で席に座る。
『やあ、プレイヤー諸君!新たな世界、NewWorldFrontierを楽しんでいるかね?』
「楽しんでマース!」
桃ちゃんがノリノリである。
PVはテレビにパソコンを繋いでテレビで見ている。
『まず、プレイヤーの皆からの不満によって色々な改善をさせて貰ったよ。まず、基本的にアイテムに重力は無くしました!』
「なるほど⋯⋯基本的に、ね」
柑ちゃんがそんな事を呟く。これであのぬいぐるみも安心して持ち運びが出来るね。
『そして、第1回イベントを宣言する!』
「「「「キタアアアアアアアアアアアアア!!」」」」
私の家族のテンションが最高長に達したようである。
思わず耳を塞いでしまった。
「さぁ、さぁ内容はなんだ!内容は!」
母が鼻息を荒くしている。見たくなかっ⋯⋯いや、前にも見たな。
『皆さん気になる内容は⋯⋯デレデレデレじゃん!2人1組になってのバトルロイヤル式のイベントです!上位10パーティには特別な報酬を用意しているよ』
「2人1組か~」
「うぅ微妙」
「どうしよう桃、お姉ちゃん⋯⋯」
「あ、桃ちゃんと柑ちゃんで組んでよ。私は1人の宛に当たってみるね」
「うん⋯⋯」
『そして!イベント終了後数週間に⋯⋯新たな階層を登場させる予定です!』
「「「「なぁああにぃィィ!」」」」
『さらに、階層増加に伴い、集団団結力、集団戦力を作って頂くために⋯⋯ギルド機能を使いします!詳細は今は内緒ですがね』
「「「「これまたァきたあああ!」」」」
や、やばいよ。こんなに盛り上がる事なのかな?
『そして、今回のアップデートにより召喚獣との契約解除機能を追加します。あのバグはとても申し訳ないです。そして、新たな隠しクエスト等を追加しておりますので楽しんでくださいね!ここではまだ話せない内容もあったり、なかったり?それではまた!』
そして、そのPVは途切れた。
私は耳を手で塞いで頭の中をモフで埋め尽くす。
「「「「これは更なる盛り上がりがあるぞおおお!第1回イベント楽しみすぎるぅぅぅぅううう!」」」」
この部屋を揺るがすような勢いで叫び倒す私の家族。
もしも壁が防音性でなかったら近所迷惑も良いところだったね。はは。
◆
運営陣の幹部達の雑談
「いや~召喚獣の契約解除バグ、やっと取り除けましたね」
「そうだね~本当は契約解除嫌だったけど⋯⋯ま、要望が多いしね」
「どんどん切り替わっちゃうしね」
「ま、だから最終的に進化の方が強くしたが⋯⋯育てる人は少ないだろうな」
「そうだな。ま、召喚獣を召喚士の手で何回もHPを0にして契約解除のバグは無くしましたしそれで我慢しましょう」
「そうだな。よし、第1回イベントを完璧に成功させる為に調整しておきましょうか」
「そうだな。ギルドはすぐには追加しないようにしないとな。ポンポンコンテンツを増やしても良くない」
「賛成~」
「なぁなぁ俺達のお遊びで作った物の1つ、黒巫女が無くなっているんだけど」
「お?まじか?お遊び作品第1号の黒巫女が?誰だよLv一切上げずにそこまで行けた奴。すげぇな。関心するわ」
「確かに~」
「黒巫女の成長は遅めな筈だし、ゲームバランスは崩さんだろう」
「だな。あれは最初は修行面が大きいからな」
「お遊びで作ったの色々あるけど、どれも阿呆だしな~ちゃんと持続クエスト作らないと」
「AIの方がやってくれるんじゃ?」
「NPCの方はAIで良いけど⋯⋯それに成長もしてくれるけど、クエストは俺達の手で作りたくないか?」
「だな。これからもお遊びで作った阿呆みたいなモノが他の人にも渡る事があるかもだし持続クエストをきちんと用意しよう。その担当やりたい人!」
遊びで作ったクエストを1度洗い出し、そして持続させる事を考えて作るなんてあんましやりたくない運営陣。
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