77 / 101
黒巫女召喚士と暴食の悪魔
77
しおりを挟む
私は今回が初のVRゲームだ。自分が弱いのは自覚している。
だから多少の事では何とも思わないけど、ネマちゃん達の事も関わって来るとさすがに怒る。
『考え事かな?』
「しまっ!」
私が挑発に乗って少し思考を巡られせた瞬間にベルゼブブに接近して来ていた。
今まで自分から攻撃して来る事の無かったベルゼブブがだ。
『さすがに飽きたんだよ』
そして私に向かって拳を放つ。
ああ、私は勝ちたい。皆も私の為に頑張ってくれているのに、私が最初に脱落。そしてそのまま皆も。
私が、私がベルゼブブの挑発に乗ったから。
私は、勝ちたいよ。頑張ってくれる皆の為に、師匠のお父さんの為に、だからここに来てベルゼブブと戦って、勝ちたい。負けたくない。
そう、だから勝つ。
『何?』
「ギャラー!」「ニャー!」
「わたしは、負けない!」
放たれた拳を少し上半身を横にずらして躱し鎌の先端を弱点に向けて振るう。
ベルゼブブはバックしてわたしの攻撃を躱す。
「ギャラー!ギャラー!」「ニャニャ!」
「⋯⋯急ぐぞ」
「ギャラ?」「ニャ?」
「今回は別物だ。わたしが出て来たのに、私は絶望して居なかった。今回は現実逃避では無い。己の意思でわたしと言う存在を呼び起こしたんだ。いや、無意識って方が近いか?なんでゲームでわたしの存在がだんだんと私に近づいて来るんだよ!ネマ、マナ、イサ、ハク、わたしに手を貸せ。じゃないと不味い。今回はわたしが起きている間に私が起きるかもしれない。そうなると、悲しむぞ」
過去の出来事を思い出すからな。嫌な思いで、忘れたい思い出。それを思い出すのだ。
桃の事、初心者狩りの事、狂人の事。
それを阻止するのもわたしの役目。だから急がなくてはならない。
今回は嫌な思い、絶望からの現実逃避でわたしが来た訳では無い。勝ちたい思いの勝つ為の希望によってわたしが来た。
前例が無いから分からないが何となく良くないと思う。
だから、さっさと倒す。
『お前は、誰だ?』
「わたし?わたしは、わたしだよ!」
マナにベルゼブブの真上に行って貰い私はダイブする。
そしてベルゼブブの横に1枚霊符を飛ばしてわたしもベルゼブブの横を通過するように落下する。
「解!」
霊符から放たれた【風弾】はわたしに向かって飛んで来る。その方向に足を向ける。
ここでは味方の攻撃は跳ね返り多少のノックバックがある。
そのノックバックを利用してわたしはベルゼブブに接近した。
そして鎌を振り下ろす。
『阿呆め』
ベルゼブブはサラリと躱して回し蹴りを放つ。
わたしは体を横に倒して捻り回し蹴りを回避して霊符【呪縛】をわたしの腕とベルゼブブの足に付ける。
ベルゼブブの足の動きによってわたしもその方向に引っ張られる。
そして腕を引き【呪縛】を解除してわたしはベルゼブブの少し上へと来た。
『器用な、猿め!』
「黙れよ蚊が」
わたしは空中で体を捻りベルゼブブの背中、そして羽の付け根を狙って鎌を振り下ろす。
鎌の形は相手の背後を狙うには丁度良い形をしている。扱い難いが。
『ふん!』
それを知ってから知らずかベルゼブブは体を翻しバク転のような形になりわたしに蹴りを放つ。
「ギャラー!」
「来るな!」
来ても意味が無い。
後ろに霊符を投げて【風足】を使ってベルゼブブを足場に後ろに下がり霊符【風弾】を解放してわたしにぶつけて反動のノックバックで再びベルゼブブに接近して首とわたしの足首を【呪縛】で繋ぐ。
【呪縛】の鎖に片足を乗せてそれを足場に跳躍してベルゼブブの真上を取る。
『まるでさっきとは別人だな』
「別人格だし、あながち間違ってないかもね」
【呪縛】を解除して羽に向かって鎌を振るう。
ベルゼブブは再び同じように蹴りを放つが体を捻り躱してベルゼブブの足に鎌を引っ掛けて極小のダメージを与えつつ相手の背後にわたしが動く。
そしてわたしは口を開き羽の付け根目掛けて食らいつく。
「うぐ」
不味い。
何に表現するべきか分からないが不味くて意識が飛びそうなくらいには不味い。苦い。
だけどそんなのは気合いに任せてねじ伏せて耐える。バッドステータスが無い事が幸いだ。
そして首と顎に力を入れて相手の羽の1枚を噛みちぎる。
『ぐぬ!』
「へぇ~欠損ダメージは相当のようだな。それでも1割減らないのか」
『貴様!我の分野を盗む気か!』
「食べるのはお前の専売特許かもな。だけど、わたしは違う!わたしの専売特許は自分の心と家族と仲間を守る事だ!」
ベルゼブブの体は大きくない。
胴体に足を回して落ちないようにして鎌を振り下ろして草刈りのように鎌を動かして羽を1枚、また1枚と削ぎ落とす。
『辞めろぉ!』
ベルゼブブは自分の腹、つまりはわたしの足をぶん殴り粉砕させる。
ダメージエフェクトが飛び散りわたしの足は無くなる。
ゲーム何だし欠損とか作るなよとか言いたいけど助かった場面があるので言えない。
ベルゼブブに固定出来なくなった私は重力に任せるままに落下して行く。
「ギャラー!」
「ナイス」
マナにキャッチされてマナはベルゼブブから距離を取りわたしに回復魔法を掛けてくれる。
かなりの速度で回復して欠損した足も回復した。
『褒めてやろう。脆弱な人間に我の羽を切れた事をな』
「ま、お前の羽の付け根ってあんまり太くないし丈夫じゃないしな」
ゲームバランス的に羽は弱く設定してあるのかもしれない。
「それに、わたしはここでは人間じゃなくて屍食鬼《グーラ》だ」
『どうでも良い!』
ベルゼブブはわたし達に接近して来る。
マナには離れろと言ってわたしは跳躍して放たれた拳を躱して腕に器用に乗り【風足】を使って高く跳ぶ。
そして体の向きをベルゼブブに向けて背後に霊符を投げる。
同じ容量で加速して落下し、回転を乗せてベクトルを攻撃に向ける。
そして羽をもう一度切り離す。【呪縛】を相手の体とわたしの腕に巻き付けて腕を引き体をベルゼブブに寄せて再び鎌を振るって羽を斬り飛ばす。
『クソがァ!』
「プライドってのが悪魔にあるのか?1枚でも飛べる蚊だったなお前は」
適当に放たれた魔法をマナの上に乗ってマナが躱して行く。
その際に【以心伝心】でわたしの感覚も少しだけ送れるので狙いの無い魔法など躱すのは容易である。
スキルにまじ感謝。
「マナ、近づ居てくれるか?」
「ギャラー!」
マナは黒紫の魔法を躱してベルゼブブの背後に接近する。
わたしは最後の羽を切り落とす。
そして遂に、ベルゼブブのHPは1割減らす事になった。
だから多少の事では何とも思わないけど、ネマちゃん達の事も関わって来るとさすがに怒る。
『考え事かな?』
「しまっ!」
私が挑発に乗って少し思考を巡られせた瞬間にベルゼブブに接近して来ていた。
今まで自分から攻撃して来る事の無かったベルゼブブがだ。
『さすがに飽きたんだよ』
そして私に向かって拳を放つ。
ああ、私は勝ちたい。皆も私の為に頑張ってくれているのに、私が最初に脱落。そしてそのまま皆も。
私が、私がベルゼブブの挑発に乗ったから。
私は、勝ちたいよ。頑張ってくれる皆の為に、師匠のお父さんの為に、だからここに来てベルゼブブと戦って、勝ちたい。負けたくない。
そう、だから勝つ。
『何?』
「ギャラー!」「ニャー!」
「わたしは、負けない!」
放たれた拳を少し上半身を横にずらして躱し鎌の先端を弱点に向けて振るう。
ベルゼブブはバックしてわたしの攻撃を躱す。
「ギャラー!ギャラー!」「ニャニャ!」
「⋯⋯急ぐぞ」
「ギャラ?」「ニャ?」
「今回は別物だ。わたしが出て来たのに、私は絶望して居なかった。今回は現実逃避では無い。己の意思でわたしと言う存在を呼び起こしたんだ。いや、無意識って方が近いか?なんでゲームでわたしの存在がだんだんと私に近づいて来るんだよ!ネマ、マナ、イサ、ハク、わたしに手を貸せ。じゃないと不味い。今回はわたしが起きている間に私が起きるかもしれない。そうなると、悲しむぞ」
過去の出来事を思い出すからな。嫌な思いで、忘れたい思い出。それを思い出すのだ。
桃の事、初心者狩りの事、狂人の事。
それを阻止するのもわたしの役目。だから急がなくてはならない。
今回は嫌な思い、絶望からの現実逃避でわたしが来た訳では無い。勝ちたい思いの勝つ為の希望によってわたしが来た。
前例が無いから分からないが何となく良くないと思う。
だから、さっさと倒す。
『お前は、誰だ?』
「わたし?わたしは、わたしだよ!」
マナにベルゼブブの真上に行って貰い私はダイブする。
そしてベルゼブブの横に1枚霊符を飛ばしてわたしもベルゼブブの横を通過するように落下する。
「解!」
霊符から放たれた【風弾】はわたしに向かって飛んで来る。その方向に足を向ける。
ここでは味方の攻撃は跳ね返り多少のノックバックがある。
そのノックバックを利用してわたしはベルゼブブに接近した。
そして鎌を振り下ろす。
『阿呆め』
ベルゼブブはサラリと躱して回し蹴りを放つ。
わたしは体を横に倒して捻り回し蹴りを回避して霊符【呪縛】をわたしの腕とベルゼブブの足に付ける。
ベルゼブブの足の動きによってわたしもその方向に引っ張られる。
そして腕を引き【呪縛】を解除してわたしはベルゼブブの少し上へと来た。
『器用な、猿め!』
「黙れよ蚊が」
わたしは空中で体を捻りベルゼブブの背中、そして羽の付け根を狙って鎌を振り下ろす。
鎌の形は相手の背後を狙うには丁度良い形をしている。扱い難いが。
『ふん!』
それを知ってから知らずかベルゼブブは体を翻しバク転のような形になりわたしに蹴りを放つ。
「ギャラー!」
「来るな!」
来ても意味が無い。
後ろに霊符を投げて【風足】を使ってベルゼブブを足場に後ろに下がり霊符【風弾】を解放してわたしにぶつけて反動のノックバックで再びベルゼブブに接近して首とわたしの足首を【呪縛】で繋ぐ。
【呪縛】の鎖に片足を乗せてそれを足場に跳躍してベルゼブブの真上を取る。
『まるでさっきとは別人だな』
「別人格だし、あながち間違ってないかもね」
【呪縛】を解除して羽に向かって鎌を振るう。
ベルゼブブは再び同じように蹴りを放つが体を捻り躱してベルゼブブの足に鎌を引っ掛けて極小のダメージを与えつつ相手の背後にわたしが動く。
そしてわたしは口を開き羽の付け根目掛けて食らいつく。
「うぐ」
不味い。
何に表現するべきか分からないが不味くて意識が飛びそうなくらいには不味い。苦い。
だけどそんなのは気合いに任せてねじ伏せて耐える。バッドステータスが無い事が幸いだ。
そして首と顎に力を入れて相手の羽の1枚を噛みちぎる。
『ぐぬ!』
「へぇ~欠損ダメージは相当のようだな。それでも1割減らないのか」
『貴様!我の分野を盗む気か!』
「食べるのはお前の専売特許かもな。だけど、わたしは違う!わたしの専売特許は自分の心と家族と仲間を守る事だ!」
ベルゼブブの体は大きくない。
胴体に足を回して落ちないようにして鎌を振り下ろして草刈りのように鎌を動かして羽を1枚、また1枚と削ぎ落とす。
『辞めろぉ!』
ベルゼブブは自分の腹、つまりはわたしの足をぶん殴り粉砕させる。
ダメージエフェクトが飛び散りわたしの足は無くなる。
ゲーム何だし欠損とか作るなよとか言いたいけど助かった場面があるので言えない。
ベルゼブブに固定出来なくなった私は重力に任せるままに落下して行く。
「ギャラー!」
「ナイス」
マナにキャッチされてマナはベルゼブブから距離を取りわたしに回復魔法を掛けてくれる。
かなりの速度で回復して欠損した足も回復した。
『褒めてやろう。脆弱な人間に我の羽を切れた事をな』
「ま、お前の羽の付け根ってあんまり太くないし丈夫じゃないしな」
ゲームバランス的に羽は弱く設定してあるのかもしれない。
「それに、わたしはここでは人間じゃなくて屍食鬼《グーラ》だ」
『どうでも良い!』
ベルゼブブはわたし達に接近して来る。
マナには離れろと言ってわたしは跳躍して放たれた拳を躱して腕に器用に乗り【風足】を使って高く跳ぶ。
そして体の向きをベルゼブブに向けて背後に霊符を投げる。
同じ容量で加速して落下し、回転を乗せてベクトルを攻撃に向ける。
そして羽をもう一度切り離す。【呪縛】を相手の体とわたしの腕に巻き付けて腕を引き体をベルゼブブに寄せて再び鎌を振るって羽を斬り飛ばす。
『クソがァ!』
「プライドってのが悪魔にあるのか?1枚でも飛べる蚊だったなお前は」
適当に放たれた魔法をマナの上に乗ってマナが躱して行く。
その際に【以心伝心】でわたしの感覚も少しだけ送れるので狙いの無い魔法など躱すのは容易である。
スキルにまじ感謝。
「マナ、近づ居てくれるか?」
「ギャラー!」
マナは黒紫の魔法を躱してベルゼブブの背後に接近する。
わたしは最後の羽を切り落とす。
そして遂に、ベルゼブブのHPは1割減らす事になった。
1
あなたにおすすめの小説
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。
branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位>
<カクヨム週間総合ランキング最高3位>
<小説家になろうVRゲーム日間・週間1位>
現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。
目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。
モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。
ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。
テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。
そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が――
「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!?
癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中!
本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ!
▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。
▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕!
カクヨムで先行配信してます!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる