【完結】抱っこからはじまる恋

  *  ゆるゆ

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激?

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 * * *


 近くのちいさな公園で、アルバイトを早退した俺に、友樹があったかいココアを買ってくれた。

 冷たい夜に包まれた樹々が、街の喧騒を遠ざける。
 幾重にも重なる葉の影の向こうで、信号の青が瞬いた。


「ほら。すきだろ」

 大きな手が、ちいさなココアの缶を渡してくれる。

「ありがとう。よくおぼえてるなあ。さすが幼なじみ」

 ブランコに座った俺は、熱い缶を受けとって、笑う。

 笑っているのに、友樹は眉をひそめた。


「……何か、あったのか」

 ブランコの前の柵にもたれかかる友樹の低い声が、夜に落ちる。


「……だいすきでも、ふさわしくないって、あるのかな……」

 さみしい声が、夜に揺れる。


「だから、やめとけって言ったのに」

 鼻を鳴らす友樹に、ふくれた。


「やめとけとは、言わないでいてくれたよ」

 友樹は、やさしいから。


「なぐさめて、くれないのか?」

 さみしくなって見あげたら、友樹の鼻がふたたび、ふんすだ。


「それでもいいって言ったのは、愛希だろ。
 決めたら、がんばれ」

 まっすぐな友樹の目に、ちいさく笑う。


 ……そうだ、友樹はいつだって、やさしくて、厳しい。

 ちいさな頃から、ずっと。


「がんばって、ぶつかって、振られたら、俺がつきあってやる」

 ぶあつい胸を張る友樹に、笑う。


「『友だちとして』だろ。それ今までも、ずっとだから。
 ……でも、ありがとう」

 照れくさくて、うつむいたから、友樹の顔は夜に溶けた。


「おうよ」

 いつもみたいに、友樹がうなずく。

 なつかしいブランコをこいだら、きしむ音と、月が、星が、降ってくる。


「じゃあ友樹には、クリームソーダ、おごってあげよう」

 飛び降りたら、友樹が凛々しい眉をしかめた。

「寒いだろ。今の季節は、おしるこじゃね? コーンスープもいいよな!」

「じいちゃんみたい」

 笑って自動販売機の前に立ったら、影が差した。


「愛希の仕事が終わるまで待ってようと思ったら、体調わるくて帰ったって聞いて、心配で連絡したのに出なくて、浮気してるって、どういうこと……?」

 真紀ちゃんが、激おこです……!












────────────────


 ずっと読んでくださって、ほんとうにありがとうございますー!

 真紀ちゃん視点の動画もあげましたー!(笑)りすもいます(笑)
 たぶん連載中、毎日動画があがってる……?(笑)

 インスタ @siro0088 エフェクトつけられるのですが、音があわせられない時があります(笑)
  YouTube @BL小説動画 どなたでもご覧になれてシンプル! 音が思ってるのがない時があります(笑)

 プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、うれしいです。

 あとちょこっとで完結ですー!(笑)はやい!(笑)




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