悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ

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ずっと




「あ、あのあの、はずかしいから、魔力補給は、ふたりきりがいいんだけど……」

 希望してみました。


 セゥスさまとカイが魔力を注いでくれたおかげで、僕ちょこっと復活だよ。

 ちゃんとセゥスさまとお話したいよ。


 熱い頬でおねだりした僕に、サザお兄ちゃんのお顔が、激おこに……!

「……そんなこと許すと思ってる……?」


 こわいこわいこわい──!

 きゃ──!


 というわけで、やっぱりみんながいる中で魔力補給してくれるそうです……

 なぜ公開なの……!


 しょんぼりする僕と裏腹に、セゥスさまはとってもうれしそうです。

「久しぶりにユィリに逢えて、ユィリのそばにいられて、うれしい」

 とろけるように笑ってくれる。


「……あ、あのあの、セゥスさま、あの……」

「もう僕は、ただのセゥスだよ」

 微笑んでくれるセゥスが、あまりにやさしくて、泣いてしまいそうになるから、ぎゅっと目を閉じる。


「お話は、ふたりの時に──!」

 燃える頬でお願いしたら、瞬いたセゥスが笑う。


「わかった」


 ちゅ

 頬に口づけてくれるとか、もうどうしたらいいか、わからない──!

 きゃ──!



「………………セゥス殿下…………?」

 サザお兄ちゃんと、カイの背中から、闇が噴いてる。


「あまり、ゆりさまを興奮させないでください」

 カイの低い声に、セゥスがうなずく。


「わかった」

「返事はいいけど、全然わかってないよな兄貴」

 のーすちゃんの、つっこみが鋭い。


「少しずつ、ほんとうに少しずつ注いでください。
 きもちいいからって、だばだば注がないように!」

 カイの実体験から来る注意だよ。
 のーすちゃんの目が、うろんになってる。


「わ、わかった」

 おごそかに、うなずいたセゥスが、僕を抱きしめてくれる。


「ちょっとずつね。苦しくなったら、すぐに言ってね」

 ささやきが、うなじに降る。

 抱きしめてくれるセゥスのぬくもりに、セゥスの香りに、つつまれる。


 ちゅ

 あまい音をたててふれた唇から、セゥスさまそのものみたいな、やさしい魔力が流れこむ。


 3歳の頃からずっとそばにあった、あたたかなひかり、やさしい力だ。

 僕の身体のなかで、カイの魔力と、僕の魔力と、世界の魔素と、溶けてゆく。


 不思議な感覚だった。

 カイのときも、のーすちゃんのときも、とっても気もちよかった。

 くーちゃんのときは、めちゃくちゃ痛かった。


 ……相性……?

 もちろん、それもあると思う。

 でも信頼していること、だいすきなこと、そして一緒に過ごした時間の長さが決め手になるのかもしれない。


 カイは1年前からだけど、ずっと僕のそばにいてくれる。

 のーすちゃんは、12年前くらいからだけど、あんまりそばには、いられなかった。


 セゥスさまは、13年だ。
 毎週のようにお茶会して、毎月のように舞踏会で踊った。


 降りつもるあなたへの思いが、やさしい光の道となり、あなたの魔力を導いてくれるようだった。

 僕の身体に、あなたの魔力が満ちてゆく。

 空っぽだった僕が、あなたでいっぱいになってゆく。


 ……それは、恍惚だった。


 まるで、セゥスさまと、ひとつに溶けてゆくようで。



「ゆりさま──!」

 カイの悲鳴と

「やりすぎだ兄貴──!」

 のーすちゃんの悲鳴に、セゥスさまが慌てたように唇を離す。


「す、すまない──!
 ユィリ、だいじょうぶ!?」

 やさしく抱きあげてくれるセゥスさまの胸に、頬を寄せる。


「……だぃすき……」

 熱に浮かされるように、ささやいてから、公開だったことに気がつきました……


 きゃ──!












────────────────


 ずっと読んでくださって、ほんとうにありがとうございますー!

 セゥスの愛してるの動画をつくりました!

 ほんとはセゥスもユィリも、もっと可愛いのですが(笑)光魔法? ぴかぴかしてるので(笑)もしよかったら!(笑)

 インスタ @siro0088 ちょっと違うセゥスもいます(笑)
 Youtube @BL小説動画 アカウントなくても、どなたでもご覧になれます!

 プロフのWebサイトから、どちらにも飛べるので、もしよかったら!

 更新してから、動画を作ってるので、いつも夜中にあがることに……(笑)

 セゥスのあいしてる、届くといいな!(笑)

 公開じゃなかったら、もっと届いてると思うのですが──!(笑)


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 心から、ありがとうございます!




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