転生前から生粋の悪役令嬢は、百合ヒロインから逃亡したい!

木東

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第一試験はおもてなし

作戦メモ

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街から邸宅に戻ると、私は作戦をノートに書き溜めていた。

「とりあえず、お料理はリーブ様がやられるからなしね。」


被ってはいけないというルールはないけれど、比較対象になってしまうから不利だわ。
もちろんリーブ様に負けても辞退されるで賞から、負けても問題はない
ただ、皇后陛下の心象が悪ければ今後のレフレイムの未来に関わるわ。

となると、リーブ様とは真正面に対抗するというより、
アイディアを利用した方がいい。

ジャムに合わせた料理…あの小麦…
パンか…焼き菓子といったところでしょうか。

リーブ様の性格のこともありますが、
ジャムを引き立たせるものなら、ベースとなるものを豪華なものにはしないでしょう。

そもそも、今回は派手に…というよりは、来賓の方に感謝を伝えるためだといっていた。
なら、おごそかにしたいかもしれない。

なら質素なおもてなしをテーマにするといいかもしれない。



テーマはそれでいいとして、具体的に何を?
来賓の方に声をかけるのは、皇后陛下と行いますわ。

あとは、食器とか?

それは皇后陛下の方で準備するわ。
いえ、それもいいかもしれないけれど、リーブ様にもプランがあるかもしれないですし。
妨害したくはありません。


ならば、会場の飾りつけ?


…なくもないかもしれませんわ。
でも、だとしたらまたあのガーデンに行って寸法など確認しないといけませんわ。



明日、また王宮にお邪魔させていただかないと…

問題は…

私はペンをトントンとノートに叩きつける。

「リリー様が何をやられるおつもりなのかはわからないけれど…」

そもそも、真面目にやるのだろうか。
あの日カフェでの様子を見ればちゃんと感情と立場のことは別で考えていらっしゃるようだけど

ガーデンでは共闘を持ちかけられましたし。





明日…聞いてみる必要がありそうですわね。
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