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拾遺録1 カイル君の冒険者な日々
俺達の決意⑺ 迷宮の魔物
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「それでは次。迷宮内について、現在まで偵察した結果です」
サリアはそう言ってテーブル上に紙を出す。
どうやら迷宮の図面のようだ。
「入口から15離程度のところまで偵察が完了しました。
下の広場から洞窟内に入ってすぐの場所で、洞窟は2本にわかれ、そのままほぼ平行に西北西に延びています。
どちらの洞窟もまっすぐでは無く緩やかですが曲がりくねっています。火球魔法など直線的に飛ぶ魔法は30腕位しか届きません。
また2本の洞窟の間は数百腕毎に細い通路で結ばれています。
入口から15離地点は広くなっており、2本の洞窟を結ぶ大きい通路や小さな集落くらいある空間、上方へ向かう通路があります。
ただここの空間については半分くらいしか調べていません」
サリアが説明した通りの事が図面に描かれている。
入ってすぐ2本の洞窟に分かれる事も、150腕位の間隔で両方のトンネルを繋いでいる細い通路も、15離地点にある広い場所も。
その広い場所の途中までで図面は終わっている。
また、各所に小さくコボルトとかトロルなんて書き込みもある。
「この書き込みは主に見かける魔物という事でいいですか?」
ヒューマが確認。
「そうです。入口からおよそ半離程度のところまではコボルトとコボルト系の上位種、それ以降はトロルとトロル系上位種が中心となります。
他に洞窟コウモリ、牙鼠、洞窟狼等の魔獣も多く見られます。ただ蛇やカエル系統の魔獣はいない模様です。おそらく奥の気温が低い為でしょう。
魔物による生態系が出来ている事から、この迷宮そのものはかなり以前から存在しているようです。
入口が出来たのが今日というだけで、迷宮そのものは以前から存在しており、ただ発見できなかっただけだと思われます」
よく調べてあると思う。
普通の人がこの報告を聞いたなら、2~3時間程度でここまで調べた事に驚くだろう。
しかし俺達はサリアの実力を知っている。
だから入口から15離程度のところまでしか調べていない、という事に疑問を持ってしまう。
なにより15離先にある広い場所を半分しか調べていないというのはおかしい。
何もなければサリアなら完全に調べそうなものだ。
つまり、きっと……
ここは皆の前で聞いてみるべきだろう。
俺はそう判断した。
「サリア、この広い場所に何があるんだ?」
「強大な魔物がいます。今まで見た事が無いくらいの魔力です。フミノ先生やミメイ先生の全力以上に感じます」
えっ!
「本当ですか!」
ヒューマのいつにない口調。
しかし気持ちはわかる。
フミノ先生やミメイ先生あたりの魔力はそれだけ強烈なのだ。
こう言っては申し訳ないけれど化物レベル。
伝説の魔物である竜種相手だって力押しで勝てるのでは無いかと思う位に。
カラバーラを出てからしばらく経つが、まだあの2人以上に強力な魔力を持つ存在に会った事は無い。
人であろうと魔物であろうと。
「それってまさか伝説の竜種なの、姉さん」
「……図鑑に載っていた竜種とは形が違います。形そのものは半年くらい前に迷宮で倒したサーペントに似ています。ただ魔力や圧迫感はあんなものじゃありません。
現在はマグナスを入口から5離半の所に配置しています。あの魔物を確認出来るぎりぎりの場所です。あの魔物に気付かれると危険ですが、監視下に置かないと心配ですから」
サリアがそこまで言う魔物なのか。
「勝てそうにないか」
「戦うなんて考えたくありません。本音を言うといますぐ此処から離れたいです。
しかし万が一に備えて見張っておく必要があります。それにある程度魔物を間引かないと、迷宮とともにあの魔物が更に強くなる可能性があります」
そんな化物なのか、中にいるのは。
「ここの依頼は受けない方が正解だったようですね」
「いえ、あの魔物に気づかない冒険者が受けなくて良かったと思います。
万が一そんな冒険者が中で騒ぎを起こしてあの魔物を引き寄せてしまったら。そしてあの魔物が外へ出てしまったら。
そう思うと私達が受ける事になって幸いだったのでしょう」
なるほど、そういう考え方もある訳か。
それじゃある程度、覚悟を決めてやるしかない。
勿論出来るだけ危険な目にあわないようにしながらだけれど。
「わかった。それじゃ此処での任務は、
① その魔物を刺激しないようにしつつ
② 中の魔物を減らす
事だと思えばいいんだな。
どのあたりまでなら魔物討伐をしてもその魔物に気づかれないだろう?」
「わかりません。ただ入口から5離半のところにマグナスがいます。そこまでの魔物は適宜空即斬で倒していますけれど、今のところあの強力な魔物がそれに反応する様子は無いようです」
つまりマグナスがいるところまでは空即斬で倒しても問題無いという事か。
あくまで推測に過ぎないけれど。
「なら魔物討伐の範囲は今、マグナスがいるところまでにしよう。それに討伐はゴーレムでやった方がいいだろう。人間が入った事にその強力な魔物が反応する、なんて事が起こると不味い」
「確かに。中の魔物がこっちに興味を持つ可能性は減らした方がいい」
「ですね。サリアには見張りに徹して貰って、あとは交代でゴーレムを操作して討伐と死骸回収をすればいいでしょう」
俺の意見にアギラとヒューマが同意してくれた。
他の皆も異論は無いようだ。
「なら討伐はそれでいこう。あとサリアが今話した内部の情報、これは明日にでも冒険者ギルドへ届けた方がいい。そうすればギルドの方でも少しは何か考えてくれるだろう。
ただゴーレム2体の操作と偵察魔法を併用する以上、サリアがここから離れる訳にはいかない。だから悪いけれどサリアにこれから報告書を書いて貰って、明日朝にでもギルドへ届ける事にしよう」
「そうですね。それだけ奥にいると僕でも見る事は出来ません。ですのでサリアにギルド宛ての報告を書いて貰うしかないと思います。
その上でギルド側から質問があれば、こちらに来て頂けばいいですから。
報告書を届けるのは僕が行きます。1人ならゴーレム車を出さなくても、高速移動魔法を使えますから」
確かにそれがいいだろう。
他の皆からも異論や反論は無いようだ。
サリアはそう言ってテーブル上に紙を出す。
どうやら迷宮の図面のようだ。
「入口から15離程度のところまで偵察が完了しました。
下の広場から洞窟内に入ってすぐの場所で、洞窟は2本にわかれ、そのままほぼ平行に西北西に延びています。
どちらの洞窟もまっすぐでは無く緩やかですが曲がりくねっています。火球魔法など直線的に飛ぶ魔法は30腕位しか届きません。
また2本の洞窟の間は数百腕毎に細い通路で結ばれています。
入口から15離地点は広くなっており、2本の洞窟を結ぶ大きい通路や小さな集落くらいある空間、上方へ向かう通路があります。
ただここの空間については半分くらいしか調べていません」
サリアが説明した通りの事が図面に描かれている。
入ってすぐ2本の洞窟に分かれる事も、150腕位の間隔で両方のトンネルを繋いでいる細い通路も、15離地点にある広い場所も。
その広い場所の途中までで図面は終わっている。
また、各所に小さくコボルトとかトロルなんて書き込みもある。
「この書き込みは主に見かける魔物という事でいいですか?」
ヒューマが確認。
「そうです。入口からおよそ半離程度のところまではコボルトとコボルト系の上位種、それ以降はトロルとトロル系上位種が中心となります。
他に洞窟コウモリ、牙鼠、洞窟狼等の魔獣も多く見られます。ただ蛇やカエル系統の魔獣はいない模様です。おそらく奥の気温が低い為でしょう。
魔物による生態系が出来ている事から、この迷宮そのものはかなり以前から存在しているようです。
入口が出来たのが今日というだけで、迷宮そのものは以前から存在しており、ただ発見できなかっただけだと思われます」
よく調べてあると思う。
普通の人がこの報告を聞いたなら、2~3時間程度でここまで調べた事に驚くだろう。
しかし俺達はサリアの実力を知っている。
だから入口から15離程度のところまでしか調べていない、という事に疑問を持ってしまう。
なにより15離先にある広い場所を半分しか調べていないというのはおかしい。
何もなければサリアなら完全に調べそうなものだ。
つまり、きっと……
ここは皆の前で聞いてみるべきだろう。
俺はそう判断した。
「サリア、この広い場所に何があるんだ?」
「強大な魔物がいます。今まで見た事が無いくらいの魔力です。フミノ先生やミメイ先生の全力以上に感じます」
えっ!
「本当ですか!」
ヒューマのいつにない口調。
しかし気持ちはわかる。
フミノ先生やミメイ先生あたりの魔力はそれだけ強烈なのだ。
こう言っては申し訳ないけれど化物レベル。
伝説の魔物である竜種相手だって力押しで勝てるのでは無いかと思う位に。
カラバーラを出てからしばらく経つが、まだあの2人以上に強力な魔力を持つ存在に会った事は無い。
人であろうと魔物であろうと。
「それってまさか伝説の竜種なの、姉さん」
「……図鑑に載っていた竜種とは形が違います。形そのものは半年くらい前に迷宮で倒したサーペントに似ています。ただ魔力や圧迫感はあんなものじゃありません。
現在はマグナスを入口から5離半の所に配置しています。あの魔物を確認出来るぎりぎりの場所です。あの魔物に気付かれると危険ですが、監視下に置かないと心配ですから」
サリアがそこまで言う魔物なのか。
「勝てそうにないか」
「戦うなんて考えたくありません。本音を言うといますぐ此処から離れたいです。
しかし万が一に備えて見張っておく必要があります。それにある程度魔物を間引かないと、迷宮とともにあの魔物が更に強くなる可能性があります」
そんな化物なのか、中にいるのは。
「ここの依頼は受けない方が正解だったようですね」
「いえ、あの魔物に気づかない冒険者が受けなくて良かったと思います。
万が一そんな冒険者が中で騒ぎを起こしてあの魔物を引き寄せてしまったら。そしてあの魔物が外へ出てしまったら。
そう思うと私達が受ける事になって幸いだったのでしょう」
なるほど、そういう考え方もある訳か。
それじゃある程度、覚悟を決めてやるしかない。
勿論出来るだけ危険な目にあわないようにしながらだけれど。
「わかった。それじゃ此処での任務は、
① その魔物を刺激しないようにしつつ
② 中の魔物を減らす
事だと思えばいいんだな。
どのあたりまでなら魔物討伐をしてもその魔物に気づかれないだろう?」
「わかりません。ただ入口から5離半のところにマグナスがいます。そこまでの魔物は適宜空即斬で倒していますけれど、今のところあの強力な魔物がそれに反応する様子は無いようです」
つまりマグナスがいるところまでは空即斬で倒しても問題無いという事か。
あくまで推測に過ぎないけれど。
「なら魔物討伐の範囲は今、マグナスがいるところまでにしよう。それに討伐はゴーレムでやった方がいいだろう。人間が入った事にその強力な魔物が反応する、なんて事が起こると不味い」
「確かに。中の魔物がこっちに興味を持つ可能性は減らした方がいい」
「ですね。サリアには見張りに徹して貰って、あとは交代でゴーレムを操作して討伐と死骸回収をすればいいでしょう」
俺の意見にアギラとヒューマが同意してくれた。
他の皆も異論は無いようだ。
「なら討伐はそれでいこう。あとサリアが今話した内部の情報、これは明日にでも冒険者ギルドへ届けた方がいい。そうすればギルドの方でも少しは何か考えてくれるだろう。
ただゴーレム2体の操作と偵察魔法を併用する以上、サリアがここから離れる訳にはいかない。だから悪いけれどサリアにこれから報告書を書いて貰って、明日朝にでもギルドへ届ける事にしよう」
「そうですね。それだけ奥にいると僕でも見る事は出来ません。ですのでサリアにギルド宛ての報告を書いて貰うしかないと思います。
その上でギルド側から質問があれば、こちらに来て頂けばいいですから。
報告書を届けるのは僕が行きます。1人ならゴーレム車を出さなくても、高速移動魔法を使えますから」
確かにそれがいいだろう。
他の皆からも異論や反論は無いようだ。
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