5 / 12
僕のママは凄く可愛いです!タンポポ組佐伯ユイ!
しおりを挟む
僕の名前は佐伯ユイです。
4歳になりました!
幼稚園はタンポポ組です!
今日は朝からママとパパのお誕生日の飾り付けをしました
あ、ママは佐伯メグミと言います。
歳は24歳で見た目より若く見えるのがコンプレックスだと言ってて、でも、僕はコンプレックスの意味が分かりません
ママと公園に行って、遊びに誘うと少し恥ずかしそうにしながら一緒に遊んでくれます。
ママの小さな手がプニプニしてて僕は手を繋ぐのが大好きです
丸いほっぺも大好きです。
ママは偶にうっとりと僕の顔を見つめます
それは僕がパパに似ているからだと僕は知ってます
僕のパパは仕事人間らしくて夜遅くまでお仕事を頑張ってます
でも、僕は知ってます
パパは毎日の様にママをデレデレした顔で見ている事を
そして隙あればママに引っ付いて離れません
だからパパは仕事よりママが大好きです
僕は仕事してるパパもカッコ良くて大好きだけど、優しい顔してママを見る顔がもっと好きです
でも、ニヤニヤしてる時は少し気持ち悪いです
そんなパパに僕は任務を貰いました
それはママに悪い虫が付かないか見張ることです
最初その悪い虫が分からなく、ママの大っ嫌いなGの事だと思い、僕はGを必死で警戒してたのに、パパがキリリとした顔して悪い虫の事を教えてくれました
それはパパ以外の男の事を言うんだよ?って言ってました
僕も男だよ?だから僕も悪い虫?と言うとパパは苦笑いしながらユイは良いんだって笑いました
僕は良い虫だとパパは良く褒めてくれます
ママと良く出掛けると悪い虫がジッとママの事を見ます
ソレをママに言うと僕の気のせいだとケラケラ笑います
でも僕は知ってます。僕やパパが居ないと直ぐに悪い虫が引っ付いて来る事を
この前は道を聞く振りした悪い虫が居ました
僕は直ぐにやっつけ様としたけれど、ママはあっさりと道を教え、悪い虫がわからないから付いて来てと言うと目の前の交番を指差しニッコリ笑いこう言いました
「後はアチラのお巡りさんにどうぞお聞きくださいませ」
ママは悪い虫の退治の仕方をちゃんと知ってました
でもしつこく、粘着質な悪い虫が一匹居ました
僕より少し大きな制服を着たお兄さんが手紙を持って真っ赤な顔でママに話し掛けて居ました
ママが迷惑そうに何かを断って居たけど、旦那が居ても良いとか子供が居ても好きだと言ってました
僕にもどうする事も出来なく凄く悔しかったです
ソレをパパに言うと怖い顔してました
それからその制服を着たお兄さんは見ていません
パパはママを一人にしたくないんだと僕にこっそり教えてくれました
何でか聞くと、僕がもう少し大人になったら教えてくれると言ってました
僕のママは柔らかくて、近付くといい匂いがして、怒ると怖いけど、凄く優しいです!
ご飯も美味しいし、良くお菓子を作ってます
ソレを何時も取り合いする僕とパパをメッ!と怒ります
そんな怒った姿も可愛いとパパは鼻の下を伸ばしてました
僕もそんなママが可愛いかったです
パパは偶に僕にもヤキモチを焼きます
そんなパパを困った様にママは見つめます
大きくて真っ黒なママの瞳にパパが映ると、パパは何も言えなくなるのか、直ぐにママに引っ付くパパです
パパとママはよくチューをします。
だから幼稚園のカナちゃんにチューされた事を言ったらママが凄く怖い顔しました
でも、僕はカナちゃんよりママの方がいっぱい可愛いと思います
ママにほっぺにチューされると嬉しいけどカナちゃんにされたらバッチィと思いました
今日はこれからママとパパのケーキを作ります
パパはママが作るもの以外絶対食べません
あ、例外はパパのお友達が経営するレストランだけです
僕もママのお菓子が大好きです
僕はこれからもパパの任務を頑張ります
だから、今ママの事をジッと見てる金色の悪い虫も、パパと同じ位身長が高くて剣を腰に挿してたカッコいい悪い虫も
僕は目を光らせて
目は光らないけれど、僕は頑張ります
ちょびっとだけ剣のお兄さんがカッコ良く見えたのは、パパとママには絶対内緒です!
楠木幼稚園、タンポポ組、佐伯ユイ。
4歳になりました!
幼稚園はタンポポ組です!
今日は朝からママとパパのお誕生日の飾り付けをしました
あ、ママは佐伯メグミと言います。
歳は24歳で見た目より若く見えるのがコンプレックスだと言ってて、でも、僕はコンプレックスの意味が分かりません
ママと公園に行って、遊びに誘うと少し恥ずかしそうにしながら一緒に遊んでくれます。
ママの小さな手がプニプニしてて僕は手を繋ぐのが大好きです
丸いほっぺも大好きです。
ママは偶にうっとりと僕の顔を見つめます
それは僕がパパに似ているからだと僕は知ってます
僕のパパは仕事人間らしくて夜遅くまでお仕事を頑張ってます
でも、僕は知ってます
パパは毎日の様にママをデレデレした顔で見ている事を
そして隙あればママに引っ付いて離れません
だからパパは仕事よりママが大好きです
僕は仕事してるパパもカッコ良くて大好きだけど、優しい顔してママを見る顔がもっと好きです
でも、ニヤニヤしてる時は少し気持ち悪いです
そんなパパに僕は任務を貰いました
それはママに悪い虫が付かないか見張ることです
最初その悪い虫が分からなく、ママの大っ嫌いなGの事だと思い、僕はGを必死で警戒してたのに、パパがキリリとした顔して悪い虫の事を教えてくれました
それはパパ以外の男の事を言うんだよ?って言ってました
僕も男だよ?だから僕も悪い虫?と言うとパパは苦笑いしながらユイは良いんだって笑いました
僕は良い虫だとパパは良く褒めてくれます
ママと良く出掛けると悪い虫がジッとママの事を見ます
ソレをママに言うと僕の気のせいだとケラケラ笑います
でも僕は知ってます。僕やパパが居ないと直ぐに悪い虫が引っ付いて来る事を
この前は道を聞く振りした悪い虫が居ました
僕は直ぐにやっつけ様としたけれど、ママはあっさりと道を教え、悪い虫がわからないから付いて来てと言うと目の前の交番を指差しニッコリ笑いこう言いました
「後はアチラのお巡りさんにどうぞお聞きくださいませ」
ママは悪い虫の退治の仕方をちゃんと知ってました
でもしつこく、粘着質な悪い虫が一匹居ました
僕より少し大きな制服を着たお兄さんが手紙を持って真っ赤な顔でママに話し掛けて居ました
ママが迷惑そうに何かを断って居たけど、旦那が居ても良いとか子供が居ても好きだと言ってました
僕にもどうする事も出来なく凄く悔しかったです
ソレをパパに言うと怖い顔してました
それからその制服を着たお兄さんは見ていません
パパはママを一人にしたくないんだと僕にこっそり教えてくれました
何でか聞くと、僕がもう少し大人になったら教えてくれると言ってました
僕のママは柔らかくて、近付くといい匂いがして、怒ると怖いけど、凄く優しいです!
ご飯も美味しいし、良くお菓子を作ってます
ソレを何時も取り合いする僕とパパをメッ!と怒ります
そんな怒った姿も可愛いとパパは鼻の下を伸ばしてました
僕もそんなママが可愛いかったです
パパは偶に僕にもヤキモチを焼きます
そんなパパを困った様にママは見つめます
大きくて真っ黒なママの瞳にパパが映ると、パパは何も言えなくなるのか、直ぐにママに引っ付くパパです
パパとママはよくチューをします。
だから幼稚園のカナちゃんにチューされた事を言ったらママが凄く怖い顔しました
でも、僕はカナちゃんよりママの方がいっぱい可愛いと思います
ママにほっぺにチューされると嬉しいけどカナちゃんにされたらバッチィと思いました
今日はこれからママとパパのケーキを作ります
パパはママが作るもの以外絶対食べません
あ、例外はパパのお友達が経営するレストランだけです
僕もママのお菓子が大好きです
僕はこれからもパパの任務を頑張ります
だから、今ママの事をジッと見てる金色の悪い虫も、パパと同じ位身長が高くて剣を腰に挿してたカッコいい悪い虫も
僕は目を光らせて
目は光らないけれど、僕は頑張ります
ちょびっとだけ剣のお兄さんがカッコ良く見えたのは、パパとママには絶対内緒です!
楠木幼稚園、タンポポ組、佐伯ユイ。
0
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
最愛の番に殺された獣王妃
望月 或
恋愛
目の前には、最愛の人の憎しみと怒りに満ちた黄金色の瞳。
彼のすぐ後ろには、私の姿をした聖女が怯えた表情で口元に両手を当てこちらを見ている。
手で隠しているけれど、その唇が堪え切れず嘲笑っている事を私は知っている。
聖女の姿となった私の左胸を貫いた彼の愛剣が、ゆっくりと引き抜かれる。
哀しみと失意と諦めの中、私の身体は床に崩れ落ちて――
突然彼から放たれた、狂気と絶望が入り混じった慟哭を聞きながら、私の思考は止まり、意識は閉ざされ永遠の眠りについた――はずだったのだけれど……?
「憐れなアンタに“選択”を与える。このままあの世に逝くか、別の“誰か”になって新たな人生を歩むか」
謎の人物の言葉に、私が選択したのは――
離婚する両親のどちらと暮らすか……娘が選んだのは夫の方だった。
しゃーりん
恋愛
夫の愛人に子供ができた。夫は私と離婚して愛人と再婚したいという。
私たち夫婦には娘が1人。
愛人との再婚に娘は邪魔になるかもしれないと思い、自分と一緒に連れ出すつもりだった。
だけど娘が選んだのは夫の方だった。
失意のまま実家に戻り、再婚した私が数年後に耳にしたのは、娘が冷遇されているのではないかという話。
事実ならば娘を引き取りたいと思い、元夫の家を訪れた。
再び娘が選ぶのは父か母か?というお話です。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
裏切られた令嬢は死を選んだ。そして……
希猫 ゆうみ
恋愛
スチュアート伯爵家の令嬢レーラは裏切られた。
幼馴染に婚約者を奪われたのだ。
レーラの17才の誕生日に、二人はキスをして、そして言った。
「一度きりの人生だから、本当に愛せる人と結婚するよ」
「ごめんねレーラ。ロバートを愛してるの」
誕生日に婚約破棄されたレーラは絶望し、生きる事を諦めてしまう。
けれど死にきれず、再び目覚めた時、新しい人生が幕を開けた。
レーラに許しを請い、縋る裏切り者たち。
心を鎖し生きて行かざるを得ないレーラの前に、一人の求婚者が現れる。
強く気高く冷酷に。
裏切り者たちが落ちぶれていく様を眺めながら、レーラは愛と幸せを手に入れていく。
☆完結しました。ありがとうございました!☆
(ホットランキング8位ありがとうございます!(9/10、19:30現在))
(ホットランキング1位~9位~2位ありがとうございます!(9/6~9))
(ホットランキング1位!?ありがとうございます!!(9/5、13:20現在))
(ホットランキング9位ありがとうございます!(9/4、18:30現在))
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる