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ぼくの夢は何だろう?
13.誉のおすすめ
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今日は土曜日。本当なら、今日はサッカーチームで練習だったんだけど、ぼくはお父さんと叶翔とお留守番。お母さんは、お仕事。いつもは、土日はぼくの練習や叶翔がいるから、お休みなんだけど、今週の平日急にお休みしたから、今日と明日はお仕事へ行くんだって。そういえば、もう5月か。あずさちゃんがくれたフェルトのサッカーボールを見た。ぼくのために作ってくれたんだ。がんばって作ってくれたんだろうな。
昨日お母さんは泣いていた。ぼくも泣いた。サッカーがもうできないなんて。どうしたらいいんだろう。
叶翔が遊ぼうって。トランプでババ抜きをした。叶翔はババ抜きしかできないから、何回もやったんだけど、飽きちゃったみたい。そしたら、お父さんが
「ゲームやろうか。」
って。ゲームは1日1時間って決まってて、約束を破るとお母さんが鬼になる。
「いいの?」
今日は1時間やったから。
「お母さんには内緒だぞ。」
「やった。」
ぼくと叶翔は喜んで、3人でゲームした。
ゲームをしていたら、ピンポンが鳴って、誰か来た。お父さんが見に行くと、誉が入って来た。
「お邪魔します。」
誉だ。先週、ケガをした日に会ったぶり。誉の家はまあまあ近くだけど、学区が違うから、ぼくが通う小学校の隣の小学校に通っているんだ。
「大夢、大丈夫か。」
「うん。だいぶ良くなったよ。でも。」
「誉くん、オレンジジュースだよ。」
お父さんがオレンジジュースを持ってきた。二人で飲んだ。
「今日、練習じゃなかったの?」
サッカーできていいな。ぼくは泣きそうになったけど、こらえた。
「うん、さっき終わってお昼食べてきたところ。大夢に会いたくて、急いで来たんだ。」
誉が少し照れくさそうに笑う。一緒にオレンジジュースを飲んだ。なぜか、誉はサッカーチームの話をしない。もしかして、ぼくがサッカーできなくなったことを知っているのかな。
「誉、ゲームしようよ。」
「ぼくもやる。」
叶翔もやるってさ。
「じゃあ、お父さんも。競争だ。」
そう言って、4人で対戦をした。ぼくが1番、誉が2番、叶翔が3番。
「もう一回。」
叶翔が悔しそうに、言った。仕方ないな。次は少し手を抜くか。
ゲームを休んでお菓子を食べていたら、
「大夢、ボーイスカウトって知ってるか。」
誉にきかれた。聞いたことはあるような。
「いや、よく分からん。」
「ぼくのお姉ちゃんがやってて、ぼくもサッカーの練習がない日は参加してるんだ。集会したり、キャンプしたり、すごく楽しいぞ。」
ふーん。
「それで、大夢もやってみないか。」
え?まさかの。
「ぼくが1年生の時、やってみない?ってお母さんが言ったんだけど、気が乗らなくて。でも、お姉ちゃんの迎えに行ったときに、活動を見たんだ。そしたら、楽しそうでさ。ぼくもやってみることにしたんだ。」
そういえば、誉に自主練を誘っても、ボーイスカウトだからって断られたことあったな。
「どんなことするの?」
「かっこいい制服を来て、野外活動とか募金活動、集会をするんだ。この前は、野外活動でカレーを作って外で食べたんだ。おいしかったぞ。入った時の2年生の時はビーバースカウトで、その後カブスカウトになって、今年からボーイスカウトになったんだ。中学生か高校生になったら、県内、いや全国のスカウトが集まって、何泊もキャンプするジャンボリーっていうのがあるんだ。今から楽しみだな。」
「そんなに楽しいの?」
「うん、活動も楽しいけど、他校の友達もできたし、夏のキャンプはほんとに楽しいんだ。去年のキャンプで、ビーバーからベンチャーのみんなで集まって、キャンプファイヤーしたんだ。ベンチャーは高校生のお兄さんたちのことで。楽しかったな。」
なるほど、キャンプにキャンプファイヤーか。去年、学校の宿泊学習でキャンプファイヤーしたけど、楽しかったもんな。
「楽しそうじゃないか。大夢も行ってみたらどうだ?」
お父さんが話を聞いていたみたい。
「でも、まだ歩けないよ。」
「歩けるようになったら行ったらいいさ。ね?誉くん。」
「そうだよ。ぼくと一緒に行ってみよう。体験ができるんだ。体験してやりたかったら、入団すればいいし、やりたくなかったら、入らなくてもいいし。」
誉が嬉しそう。
「体験ができるの?」
「そうだよ。体験して、入るか決められるよ。ぼくもそうだったよ。お姉ちゃんも。」
「じゃあ、お母さんに体験していいか聞いてみる。」
「うん。ぼくのお母さんに言えば、体験できるか隊長に確認してもらえるから。」
「いいぞ、大夢。何事もチャレンジだ。」
お父さんがにっと笑った。
夜、お母さんがお仕事しているファミレスに行って夕ご飯を食べた。お母さんが頑張って働いていた。笑顔で楽しそうに働いていたな。今日は、ビーフシチューを食べた。おいしかった。お母さんが帰ったら、ボーイスカウトのこと聞いてみようっと。それでも、やっぱり、ぼくはサッカーがしたいな。誉や翠、篤紀たちとまたサッカーがしたい。
昨日お母さんは泣いていた。ぼくも泣いた。サッカーがもうできないなんて。どうしたらいいんだろう。
叶翔が遊ぼうって。トランプでババ抜きをした。叶翔はババ抜きしかできないから、何回もやったんだけど、飽きちゃったみたい。そしたら、お父さんが
「ゲームやろうか。」
って。ゲームは1日1時間って決まってて、約束を破るとお母さんが鬼になる。
「いいの?」
今日は1時間やったから。
「お母さんには内緒だぞ。」
「やった。」
ぼくと叶翔は喜んで、3人でゲームした。
ゲームをしていたら、ピンポンが鳴って、誰か来た。お父さんが見に行くと、誉が入って来た。
「お邪魔します。」
誉だ。先週、ケガをした日に会ったぶり。誉の家はまあまあ近くだけど、学区が違うから、ぼくが通う小学校の隣の小学校に通っているんだ。
「大夢、大丈夫か。」
「うん。だいぶ良くなったよ。でも。」
「誉くん、オレンジジュースだよ。」
お父さんがオレンジジュースを持ってきた。二人で飲んだ。
「今日、練習じゃなかったの?」
サッカーできていいな。ぼくは泣きそうになったけど、こらえた。
「うん、さっき終わってお昼食べてきたところ。大夢に会いたくて、急いで来たんだ。」
誉が少し照れくさそうに笑う。一緒にオレンジジュースを飲んだ。なぜか、誉はサッカーチームの話をしない。もしかして、ぼくがサッカーできなくなったことを知っているのかな。
「誉、ゲームしようよ。」
「ぼくもやる。」
叶翔もやるってさ。
「じゃあ、お父さんも。競争だ。」
そう言って、4人で対戦をした。ぼくが1番、誉が2番、叶翔が3番。
「もう一回。」
叶翔が悔しそうに、言った。仕方ないな。次は少し手を抜くか。
ゲームを休んでお菓子を食べていたら、
「大夢、ボーイスカウトって知ってるか。」
誉にきかれた。聞いたことはあるような。
「いや、よく分からん。」
「ぼくのお姉ちゃんがやってて、ぼくもサッカーの練習がない日は参加してるんだ。集会したり、キャンプしたり、すごく楽しいぞ。」
ふーん。
「それで、大夢もやってみないか。」
え?まさかの。
「ぼくが1年生の時、やってみない?ってお母さんが言ったんだけど、気が乗らなくて。でも、お姉ちゃんの迎えに行ったときに、活動を見たんだ。そしたら、楽しそうでさ。ぼくもやってみることにしたんだ。」
そういえば、誉に自主練を誘っても、ボーイスカウトだからって断られたことあったな。
「どんなことするの?」
「かっこいい制服を来て、野外活動とか募金活動、集会をするんだ。この前は、野外活動でカレーを作って外で食べたんだ。おいしかったぞ。入った時の2年生の時はビーバースカウトで、その後カブスカウトになって、今年からボーイスカウトになったんだ。中学生か高校生になったら、県内、いや全国のスカウトが集まって、何泊もキャンプするジャンボリーっていうのがあるんだ。今から楽しみだな。」
「そんなに楽しいの?」
「うん、活動も楽しいけど、他校の友達もできたし、夏のキャンプはほんとに楽しいんだ。去年のキャンプで、ビーバーからベンチャーのみんなで集まって、キャンプファイヤーしたんだ。ベンチャーは高校生のお兄さんたちのことで。楽しかったな。」
なるほど、キャンプにキャンプファイヤーか。去年、学校の宿泊学習でキャンプファイヤーしたけど、楽しかったもんな。
「楽しそうじゃないか。大夢も行ってみたらどうだ?」
お父さんが話を聞いていたみたい。
「でも、まだ歩けないよ。」
「歩けるようになったら行ったらいいさ。ね?誉くん。」
「そうだよ。ぼくと一緒に行ってみよう。体験ができるんだ。体験してやりたかったら、入団すればいいし、やりたくなかったら、入らなくてもいいし。」
誉が嬉しそう。
「体験ができるの?」
「そうだよ。体験して、入るか決められるよ。ぼくもそうだったよ。お姉ちゃんも。」
「じゃあ、お母さんに体験していいか聞いてみる。」
「うん。ぼくのお母さんに言えば、体験できるか隊長に確認してもらえるから。」
「いいぞ、大夢。何事もチャレンジだ。」
お父さんがにっと笑った。
夜、お母さんがお仕事しているファミレスに行って夕ご飯を食べた。お母さんが頑張って働いていた。笑顔で楽しそうに働いていたな。今日は、ビーフシチューを食べた。おいしかった。お母さんが帰ったら、ボーイスカウトのこと聞いてみようっと。それでも、やっぱり、ぼくはサッカーがしたいな。誉や翠、篤紀たちとまたサッカーがしたい。
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