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3巻
3-1
しおりを挟む一話 二人の王子
最弱の魔物・ゴーストとして、異世界に転移したシグムンド。彼は進化を重ね、不死王と呼ばれる伝説の吸血鬼・バンパイアロードに成り上がった。
だが、彼はその力を振るう事なく、人里離れた森の奥に引き籠っていた。そんなある日、この世界のどこの国も掌握できずにいた草原地帯に、別荘代わりにと城塞を築く。更には魔王国の孤児たちを保護するため、城塞の中に孤児院を建設し、魔王にとある依頼をしたのだった。
◇
魔王国を統べる魔王・ヴァンダードは、孤児院を作ったシグムンドから二つの仕事を依頼された。一つは孤児院を運営する人材の選定、もう一つは孤児院への孤児の移送だ。
ヴァンダードは二人の王子――第一王子・バーグ、第二王子・ダーヴィッドに、これらの仕事をこなすよう命じた。
ただしシグムンドからの依頼なのは、王子たちには伝えていない。シグムンドという超越者に関わる仕事に抜き打ちで取り組ませ、二人の実力を試すためである。
そんなわけでダーヴィッドは何も知らないまま、孤児院を運営する人材の選定を始める事になった。
ちなみに、この世界では一般的に、孤児院は教会の一部として運営されている。よって孤児院で働く人員だけでなく、教会の責任者も選ぶ必要があった。
ダーヴィッドは魔王国内でそれらの人材を探し、教会を任せる司祭一人、孤児院を任せるシスター二人を選定する。
なお、バーグは何もしていない。ダーヴィッドに仕事を押しつけ、自分だけサボッていたのである。
そして、数日後。
ダーヴィットとバーグは魔王国王家の馬車に乗り、バストールにやって来た。
バストールは魔王国の南端にあり、西方諸国連合と国境を接する街である。
「クソッ。なんでこんな辺鄙な所まで、俺様が来なきゃならないんだよ!」
そう悪態をついたバーグを、ダーヴィッドがなだめる。
「兄上、父上からの命令です。諦めましょう」
「チッ、お前が一人で来りゃよかったんだ!」
二人がバストールに来たのは、魔王国の孤児たちを孤児院に移送するためだ。なお、孤児たちは魔王国の兵士たちによって既に別の馬車に乗せられ、バストールに待機している。加えてその馬車には、先日ダーヴィッドが選定した司祭たちも同乗していた。
実は、孤児移送が必要になったのには、そもそも次のような経緯があった。
魔王国が西方諸国連合に仕掛けた戦争が終結し、十年が経った。しかし西方諸国連合には、戦争の影響で生活できなくなった貧しい農民がまだ多くいる。彼らは難民となり、魔王国の国境付近の街に流入していた。
国土の割に人口の少ない魔王国は労働力を求めており、難民を受け入れるのに積極的だ。しかしそれに伴い、働けないような年齢の難民の孤児も増えているのである。
特にバストールのような国境付近の街には、街の孤児院で保護できないほど孤児が増え、ストリートチルドレンと化していた。
今回王子たちが移送するのは、そういった街から集められた孤児たちだった。
やがて王子たちを乗せた馬車は、待ち合わせ場所に到着した。そこには聞いていた通り、孤児たちと司祭たちを乗せた馬車が二台停まっていた。しかしダーヴィッドは、目の前の光景に違和感を覚える。
二台の馬車の側に、魔王国の武官の長・イグリスがいたのだ。イグリス以外にも兵士が数人、周囲を警戒するように立っている。その兵士たちの顔を、ダーヴィッドは知っていた。武官の中でも、精鋭中の精鋭たちである。
魔王国から派遣された兵士たちが孤児を集め、馬車の護衛をするという話は、ダーヴィッドも聞いていた。しかしただの孤児の移送に、これほど強い兵士たちを揃える必要は感じられない。
事情が呑み込めないダーヴィッドは、この中で一番立場が上であるイグリスに話を聞く事にした。
なぜダーヴィッドがそうしたかというと、実は魔王国において、王子たちの地位はそれほど高くないからだ。武を尊ぶ魔王国では、最も強い者が王となる伝統がある。王子だからといって、血筋で王位継承権が発生するわけではない。
よってこの場では、王子たちより優れた武力を持つ武官の長、イグリスの立場の方が上だ。
「イグリス殿、今回の任務についてもう一度説明をお願いできますか?」
「この子たちの環境をよりよくするために、新しい孤児院に移ってもらうのですよ」
イグリスの答えを聞き、ダーヴィッドは首を傾げる。
「新しい? 孤児院を新たに作ったのですか?」
ダーヴィッドは孤児たちを、魔王国内の別の街にある孤児院に移送するものと思い込んでいた。
そもそも移送先は馬車の馭者が知っていると聞かされたのみで、詳しい行き先は把握していなかった。
ダーヴィッドの疑問にイグリスが答える。
「ダーヴィッド殿下なら、今の国境付近の街の現状はお分かりだと思います。ヴァンダード陛下はそれを少しでも解消できればと考え、今回の任務を命じられたのですよ」
つまり既存の孤児院だけでは孤児を保護しきれないので、父ヴァンダードが国内に新しい孤児院を作ったのだろう。初めての移送となるため、念を入れてイグリスを手配したのかもしれない。
ダーヴィッドがそう考えて納得していると、バーグが大声を出した。
「おーい! 早く出発しようぜ! こんな仕事、ちゃっちゃと終わらせて帰りたいぜ!」
「ではダーヴィッド殿下、出発しましょうか」
「はい、イグリス殿」
イグリスに促され、精鋭兵たちがそれぞれの騎獣に跨がる。ダーヴィッドとバーグは、ここまで乗ってきた王家の馬車に乗り込んだ。
そうして馬車はゆっくりと進み始める。
しばらくしてダーヴィッドは、進路の異変に気付いた。
「あれっ、南東に進んでいませんか? この先は西方諸国連合のオイフェス王国ですよ」
「はい。でも、方向は間違っていませんよ」
馬車の馭者がそう答えたので、ダーヴィッドは不安になる。
イグリスはその様子を見てニヤニヤしていた。そして、ダーヴィッドの乗る馬車に騎獣を寄せて言う。
「ダーヴィッド殿下、孤児院がある場所が魔王国であるとは言ってませんよ」
実はイグリスは、孤児たちの移送先について把握済みである。移送先がシグムンドの作った孤児院であると知らないのは、バーグとダーヴィッドの二人だけだ。
ダーヴィッドは、イグリスの言葉を聞いて戸惑った。
「なら場所はオイフェス王国の孤児院……いや、そんなわけないですよね」
そもそも孤児たちは、オイフェス王国を含む西方諸国連合で生活できなくなり、魔王国へやって来たのだ。彼らをオイフェス王国の孤児院に送るというのは、追い返しているようなものである。
「……西方諸国連合でも、南の方なら戦災にあまり遭っていない国もありますね。ですが、それでも裕福といえる国はなかったと記憶しています」
ダーヴィッドが考えながら言うと、バーグが口を挟む。
「へぇ~、そうなのか?」
イグリスは、会話についてこられないバーグを無視し、ダーヴィッドにだけ話しかける。
「ダーヴィッド殿下は、よく勉強されていますな。しかしまぁ、行き先は後の楽しみという事にしましょう。そうですな、明後日には孤児院の関係者に会えるでしょうから、その時に分かると思います」
「…………」
押し黙るダーヴィッドの頭の中に、候補の国が浮かんでは消える。
そこへ、バーグが再び口を挟んだ。
「イグリス、もったいぶらないで教えろよ!」
思慮深いダーヴィッドとは対象的に、考えなしにわめくバーグ。本当に似ていない兄弟だと思い、イグリスは呆れてしまうのだった。
その後しばらく進んでいると、ダーヴィッドは馬車の様子がおかしい事に気付く。揺れがいつもより激しいのだ。
馬車の窓から外を見ると、景色が流れていくスピードが普段よりも速い。
(変だな。孤児たちの乗る馬車もいるのに、こんな速度で進むのか?)
ちなみに、三台の馬車を引いているのはどれも魔王国の軍用の騎獣だ。軍用の騎獣は力が強く、足も速いので、乗員の乗り心地を考慮しなければこのくらいのスピードを出す事は可能である。
しかし、こんなに揺れたら幼い子供たちが耐えられるはずがない。
ダーヴィッドは孤児たちの馬車を置き去りにしているのではないかと思い、馬車の後方にある小窓を覗く。すると孤児たちを乗せた二台の馬車が、自分たちが乗る王家の馬車以上に滑らかに走っているのが目に入った。
この二台の馬車を作ったのは、何を隠そうシグムンドだった。
シグムンドは最初、孤児たちを自分の転移魔法で移動させようと考えていた。しかしセブールに止められてしまったので、せめて乗り心地のいい馬車を作ろうと思い立ったのだ。
そして完成した馬車を、セブール経由でイグリスに貸し出したのである。
孤児たちは、まだ仕事の手伝いもできない幼い子供ばかりだ。長旅は辛いだろうから、可能な限り快適な環境を提供したい。そう考えて、シグムンドは頑張った。
馬車に衝撃を吸収するダンパーを組み込み、車輪は魔物の革の中でも弾力のあるもので作り、ベアリングまで導入した。
内装にも手を抜かず、野営になっても馬車の中で快適に眠れるよう、椅子はフカフカのクッションを使っている。
しかも車内は時空間魔法によってやや拡張されていた。子供たちが馬車の中で窮屈な思いをし、ストレスを溜めてしまわないようにと考えられているのだ。
◇
そのうち馬車は魔王国の国境を越え、オイフェス王国に入った。そして王国の東側を、南に向かって縦断していく。
オイフェス王国を抜けた翌日は、その南にあるウラル王国に入り、次の日には更に南にあるゴダル王国に入る。
ゴダル王国内をいくらか進んだ所で、いったん馬車が停まった。
ここに来て、ダーヴィッドの困惑はピークに達した。
このまま南へ行けば、大陸の南端に到達し、海に出てしまう。
西側には魔王国と敵対するジーラッド聖国があり、そこに孤児たちを移送するはずがない。
逆に東に行けば、草原地帯に向かう事になる。
草原地帯は遊牧民と、盗賊行為を働いて暮らす蛮族と呼ばれる者たちの土地だ。そこに孤児院などあるはずがない。
戸惑いながら馬車から出ると、とある人物の姿が目に入った。
「お待ちしておりました」
そこにいたのは、スーツをカッチリと着こなし、執事の鑑といった風情で隙のない礼をするセブールだった。
二話 見届けるまでが仕事です
馬車を降り、セブールの顔を見るなり固まるダーヴィッド。そして、悲鳴を上げるバーグ。
しかし、それも無理のない事だ。
ダーヴィッドとバーグはつい最近、セブールから厳しい教育を受けた。厄災級の魔物・グレートタイラントアシュラベアを使ってしごかれたのである。
武闘派気取りで性格を拗らせていたバーグ。セブールはその性根を叩き直すつもりで、グレートタイラントアシュラベアをけしかけたのだ。
おかげでバーグの性格は少しマシになったが、同時にセブールの存在自体がトラウマになってしまっている。
バーグと一緒にその場にいたダーヴィッドにとっても、セブールが畏怖の対象となったのは同じだ。
ちなみに、このグレートタイラントアシュラベアはアスラといい、シグムンドの眷属である。
王子たちの反応をよそに、イグリスとセブールは挨拶を交わす。
「セブール殿、出迎えご苦労様です」
「イグリス殿こそ、魔王国の武官の長が自ら護衛とは」
「いや。シグムンド殿には、魔王国のあちこちの孤児院に多額の寄付をしてもらったのだ。これくらいの協力は当然でしょう」
「ほぉ、流石ですな。主人の情報をもう掴みましたか」
セブールは感心したそぶりを見せる。とはいえ内心では、その程度把握できなくては心配になると思っていた。
魔王国はこの大陸一の大国である。そしてシグムンドの眷属になる以前、セブールが仕えていた国でもあるのだ。
「ゴダル王国の国境を越えればアスラが待機しています。なので魔物が出る心配はありませんよ。奴らは皆、アスラの気配に怯えて近寄りませんからな」
そう言うセブールに、ダーヴィッドが尋ねる。
「セブール殿の馬車はどこです?」
「私は馬車には乗らず、姿を隠して移動します。ご心配なく、側には必ずいますので」
セブールはバンパイアロードであるシグムンドの眷属となった事で、姿を霧に変える能力を身に着けている。行き先に対する不安が大きかったダーヴィッドだが、セブールがついていればひとまず安心だろうと考え、ホッとした。
一方で、バーグはパニックに陥っていた。
「なっ、なんでここにセブールがいるんだよおぉ!」
悲鳴に近い叫びを上げるバーグ。
イグリスとセブールは、わめくバーグをスルーして出発の準備を始めた。
そんな周囲の様子などお構いなしで、バーグが騒ぎ立てる。
「お、俺たちはもう魔王国に戻っていいよな! 孤児たちはセブールに引き渡したんだから、俺たちの仕事は終わりだよなぁ!」
バーグの訴えに対し、イグリスはあっさりと言う。
「ヴァンダード陛下からは、移送先の新しい孤児院を確認するよう命じられています。残念ながら、まだ帰るわけには参りませんな」
「なっ⁉」
愕然とするバーグ。
「イグリス殿。日が暮れるまでには孤児院に到着したいので、先へ進みましょう」
そうセブールに促され、イグリスは兵士たちに声を掛ける。
「よし、出発するぞ!」
バーグとダーヴィッドも慌てて馬車に乗り込んだ。
こうして、馬車は再び移動を開始するのだった。
ゴダル王国の南東の国境を越えた一行は、草原地帯まであと少しの場所までやって来た。
そこには巨大なグレートタイラントアシュラベア、アスラの姿があった。
そのアスラに先導され、馬車は更に東へ向かう。
道が次第に砂利道から、遊牧民が使う草の踏みしめられた道に変わった。
馬車が草原地帯に入ったのだ。
草原をしばらく進んだ所で、イグリスたちの目に信じられないものが飛び込んできた。
イグリスの部下が声を震わせながら言う。
「……イ、イグリス様、あ、あれは……」
イグリスも部下と同じように困惑し、姿を消しているセブールに問いかける。
「セ、セブール殿、もしや、あれが?」
「ええ、あれが孤児たちの移送先です。我が主人の別荘ですよ」
「い、いや、別荘って……」
当たり前のように言われ、イグリスたちは戸惑う。
そこにあったのは、高い壁に囲まれた巨大な城塞だった。
魔王国の面々はその規模に、顎が外れんばかりにポカンとする。
行き先を知っていたイグリスも、シグムンドが草原にこんな巨大な城塞を築いていたとは想像だにしておらず、動揺してセブールに尋ねる。
「セブール殿、こ、これは、別荘と呼べる規模じゃないのでは?」
「別荘でないなら、砦といったところでしょうか? 草原地帯には友好的な遊牧民ばかりではなく、蛮族のような輩もいますからな。何より西側には、野心に満ちたジーラッド聖国があります。よって、この程度の設備は必要かと」
それを聞いて、イグリスたち全員が心の中で叫ぶ。
(((イヤイヤイヤ、戦力過剰でしょう!)))
彼らの感想の通り、明らかにやりすぎである。
シグムンドたちは以前、草原地帯に侵攻しようとしたジーラッド聖国を、アスラ一体で阻止した。そんなシグムンドたちに、本来備えなど必要ないのだ。
「ラ、ラギアは、ここの事を知っていたのか?」
イグリスが、魔王国の武官・ラギアに尋ねる。彼女はセブールの息子・ルードの妻でもある。
セブールの身内であるラギアが今回のメンバーに加えられたのは、シグムンド側の心証をよくしたいというヴァンダードの思惑からだった。
「い、いえ、イグリス様。何も聞いていません……お義父さん、これはどういう事ですか⁉ 草原地帯には、こんな城塞はなかったはずです」
ラギアはセブールを問い詰めた。
「ラギア、なかったのなら作ったに決まっているでしょう。ちょうどリーファもここに来ていますから、久しぶりに娘に会ってやってください」
リーファはルードとラギアの娘であり、セブールの孫だ。彼女は現在セブールと共に、シグムンドに仕えている。
なのでリーファがここにいる事に疑問はない。が、ラギアの困惑は止まらない。
「リーファと会えるのは嬉しいんですが、そうじゃなくて。こんな城塞を一体どうやって作ったっていうんですか!?」
ラギアがそんな事を叫んでいるうちにも馬車は進んでいき、隊列は水を湛えた堀へ辿り着いた。
「開門をお願いします」
セブールの声に応じて、堀に大きな跳ね橋が下ろされる。
そして、城壁に備えつけられた分厚く重い扉がゆっくりと開いた。
「さあ、どうぞ」
セブールに促され、イグリスが部下に声を掛ける。
「あ、ああ。前進するぞ!」
こうして馬車と兵士たちは、門を潜って進んでいくのだった。
◇
僕――ダーヴィッドは、孤児院に関する仕事を命じられてから、なんだか嫌な予感がしていた。王子が二人がかりでやるような事かなって、ずっと引っかかっていたんだ。
だけど、与えられた仕事には全力で取り組んだよ。魔王国の国境付近の街で孤児が増えているのは知っていたからね。
長い戦争で西方諸国が負った傷は、未だに癒えていない。一方で魔王国は人口が少ないけど、魔族たちの能力の高さのおかげで急ピッチで復興が進んでいる。
だから魔王国へは、西方諸国からの難民が救いを求めてやって来ているんだ。
難民の中には子供もたくさんいる。
彼らの境遇は様々だ。
魔王国に辿り着くまでに親を亡くした子、自国では孤児院に入れないからと大人の難民に連れてこられた子。自ら大人の難民に交ざり、命懸けで魔王国へ来たという子もいるらしい。
そういった孤児たちは、なんとか救ってあげたいと思う。
だから孤児院を任せる人材の選定には、真剣に取り組んだよ。
教会の司祭には、三百歳くらいの壮年の魔族の男性を選んだ。魔族は長寿なので、三百歳くらいならまだまだ働き盛りなんだ。
孤児院の運営には、二人の女性を選んだ。一人は魔族のベテランシスター。もう一人は人族の、十代半ばのシスター。彼女は孤児院出身という事だった。
三人とも身の上に問題はないか、魔王軍の諜報部まで使って調べ上げた。
こんなに念入りに調べたのは、宗教関係者にジーラッド聖国の者が交ざっている可能性があるからだ。
この大陸の教会は、五神教会と呼ばれるものが主流で、そこでは魔族、人族、獣人族、エルフ、ドワーフがそれぞれ崇めている五柱の神々を祀っている。だけどジーラッド聖国は人族の神しか認めようとせず、特に魔族を目の敵にしているんだ。
そんな聖国の人間が、もし紛れ込んでいたら危険だからね。
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