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第1章・聖騎士
ファッション
しおりを挟む色々あったけど、僕とシャルは冒険者ギルドをから出て街を観光することにした。
ギルドから近かったのは、武器屋だった
入った瞬間に、頭を抱えたのはシャルだ!
「そりゃ・・・そうよね・・・
私に合う武器なんて、店に売ってるわけがないか・・・・。」
レベル100のシャル
そんな高レベルの装備が、こんな田舎の武器屋に在る訳がない。
「うん、そして、僕が使える武器は、どれも対して変わらないね」
レベル1の僕!
そんな最底辺の僕に扱える、いい武器なんて在る訳がない
どの武器を選んでも大差無い
しいて言うなら、扱いなれた、ナイフや、包丁なんかがイイ
そして、それはすでに持ってる。
シャルの視線が、僕を捉え・・・。
「そうよね・・・・
私のアイテムボックスにも、ある程度武器は有るんだけど
レベル制限あるから・・・あ3に使える武器も無いし・・・
こうなったら!服を買いにいくわよ!
歌姫にふさわしい服を!!」
「いや・・・・僕・・・この服で・・」
「ダメ!
また、男の子と間違われるわよ!
女の子のアイドルらしい・・・・
そうね、AKB49みたいな、可愛らしい服を買うわよ!」
・・・・・シャルも、間違えたよね
あえて言わないけど・・・。
でも、断っても無駄なんだよね・・・・。
覚悟を決めろ僕・・・・・・。
神様たのみます・・
AKB49が何か知りませんが
ヒラヒラの フリフリとか・・・やめてください・・・
シャルが・・・少女趣味じゃないことを・・・・・・・。
イヤ、ホント、フリフリのレースとか・・・やめてくださいね・・・。
さっきあれほど泣いたのに、涙がでそうです・・・・。
シャルの先導で、酒場の奥さんのおすすめの、服屋に到着した。
そこは、ぞくに言う古着屋である。
そもそも、新品の服は値段が高く
僕みたいな、貧乏人には買えるわけがない
また、貴族様は、自分用に服を仕立てると言うのだから
きっと貴族様の服一着の値段で
僕は10年生きていけそう・・・。
ちなみに、僕はこれ以上体が大きくならないので
数年前に買った服をずっと着てる
服は全部で3着あって、それを着回している。
お分かりの通り
ファッションに興味はない
そして、ファッションセンスなんて物は無い!
僕は、まるで着せ替え人形に
シャルから手渡せっれる服を着ていくだけである。
何着か合わせて見たけど
シャルの気に入る服は無く、いったん諦めたと思ったら
無造作に、何着かの服と、布を購入していた。
それからは、2人で街の見学
あっちこっちと歩き回り
この世界の事を、シャルに教えていく。
シャルはとても楽しそうだった
そのはしゃぎ回る嬉しそうな姿は
見ている僕ですら、引き込まれそうになった
いや、多分僕は、嬉しそうに笑っていたに違いない。
そして、昼を少し過ぎた事
僕達は酒場に戻り、奥さんの手料理を食べる。
「それでね、少し服を買ったんだけど
その仕立てを、奥さんにお願いできないかと思って」
「任せなさい!しゃるちゃん
こう見えても、お裁縫は得意よ!
どんな服が、あっちゃんに似合うか・・・」
いつの間にか、僕とシャルは
「あっちゃん」「しゃるちゃん」と呼ばれていた
しゃるちゃんと呼ばれる、シャルはなんか微笑ましい。
そんな、奥さんの視線が僕に向く。
「だいたい構想はあるの、あ3の綺麗な青い髪に合うように
少し濃い青紫の服を買ってきたの
それと、上に羽織る羽衣のような、シースルーの水色の絹。」
「羽衣?に、シースルー?」
「あ・・説明は難しいな
まぁ、これを見てもらえば。」
シャルは、さっき買ってきた服と布をテーブルに広げていく。
奥さんは、それを見て、うんうんと頷きながら
シャルと言葉を交わしていく。
どんな服になるのか・・・不安でしょうがない・・・。
奥さんは、服を束ねると、部屋の奥に消えていく
僕とシャルは・・・建物の裏を借りて・・・散髪らしい。
僕のボサボサの髪は、歌姫にふさわしくないって・・・
もう僕はシャルの成すがまま、まるでおもちゃみたいだ。
それが、イヤってことはない
シャルが僕に見せてくれる景色は
僕の心を沸き立たせる
幾千もの歌と同様に
シャルが見せてくれる世界は
僕の視野を広げてくれる
僕は本当に、シャルとあえて幸運だったと思う。
だからって、数時間後に
昨日と同じように
みんなの前で歌を歌うことを思えば
服や髪型なんて・・・・些細な事だと・・・
この時、そんな事を僕は思っていた。
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