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46 盛大なお迎え
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王都の中を豪奢な馬車に乗ってパレードで回った後、ユージーンは転移陣を使って国境へ転移した。普段人前に出ないユージーンにとって、パレードは地獄の時間だった。最中はヘンリックと一緒だったため、国民達に愛想を振りまくヘンリックの陰にできる限り隠れてはいたが。いくらこれから変わると決意しても、いきなり笑顔を振り撒くなんて芸当をユージーンにできるわけがない。
時おりヘンリックから肘で突かれ、仕方なく無理矢理口角を上げて手を振ったが。
パレードではヤジなどが飛んでくることが懸念されていたが、事前の情報統制のおかげか、そこまで目立った反対行動はなかった。今後は反対派も台頭してくるだろうが、国に残らないユージーンにはあまり関係がない。
「ユージーンにも笑顔を作る機能がついていたんだね」
なぜか国境までついてきたヘンリックが、揶揄うようにパレードの様子を語る。ぎこちなかったけど、という批評付きで。
「私だって笑うことくらいある。それに今日まで散々練習させられたんだ。貴族らしい笑い方ができていただろう?」
顔面のマッサージを施され、マナー講師から笑顔の作り方の講義を受けた。まさか、この歳で笑顔の訓練なんてことをするとは思わなかった。顔のつくりが美しいのだから、もっとそれを武器にしなければと講師には散々言われたが、ぎこちない愛想笑いを身につけるのがせいぜいだった。
「というか、なんでヘンリックまでいるんだ」
「それはもちろん、1秒でも早くアドルフに会うためだよ。ユージーンと入れ替わりに来てくれるんだから!」
ヘンリックは、直接スターヴァー王国までアドルフを迎えに行きたかったらしい。けれど、人間を嫌う獣人はまだまだ多い。婚姻の発表には、多少反発もあるらしい。そんな発表の興奮が冷めやらぬ中、人間の王族が向かうなどさすがに危ないだろうと止められ、迎えにいくことを断念したとのことだ。
危険性についてはお互い様なのでユージーンについても同じ考慮が働き、ヴァイツもグラディア王国まで迎えに来れなかった。
「どうせ転移陣を使うのだから、変わらなくないか?」
「ずっと国交のなかった国で暮らすんだ。種族も違う。そんなの、不安がないわけない。アドルフがこの国で頼れるのは私しかいないんだから、できるだけ早く顔を出して安心させてあげないとって思うのは当然じゃない?」
きっと、ヴァイツ殿下もそうだと思うけどね、とヘンリック。
確かに、不安はある。アドルフはユージーンと違ってこちらの言語はわからないから、なおのことかもしれない。どう見てもヘンリックが早く会いたいだけのように見えるが、そういう気遣いがあるのも事実だろう。
しかしそうか、もしかしたらすぐ向こうでヴァイツが待っているのかもしれないのか。その可能性に気付いて、引き攣っていたはずの口の筋肉が自然と上向く。
「ユージーン。幸せになるんだよ」
バタバタと最終確認をしている周りの反応を見るに、そろそろ時間らしい。それを察したヘンリックは、優しくユージーンの肩を叩く。
ほんの少し前まで、ただの知人という認識しかなかったヘンリック。今も、友人と呼ぶのはなんだかむず痒いが、一定の信頼を寄せることができる数少ない人間であると認めている。人間嫌いで誰も信用していなかったユージーンにとって、それがいかに特別か。
「そちらもな」
だから、それはユージーンからの最大の祝言。国のために邁進してきた男が、初めての我儘でがむしゃらに掴み取った幸せを心から願っていた。
そうして歩を進め、結界に向き合ったユージーンの隣にマリウスが立つ。
「本当に一人でいいのか」
護衛や侍従をどうするか、と打診されてユージンはいずれも断っていた。
これまで他人と友好な関係を築いてこなかったユージーンに、自らの側に置けるほど信頼できる者はいなかった。話を聞いたクライスがペーターを寄越そうとしたが、老い先短い彼を縁もゆかりもない、言葉すら通じない場所に連れていくことに気が咎めてこれも断った。そもそも、彼が結界を通過できるか、と言う問題もあったが。
向こうで迎えられるまで同行する護衛はいるが、結界の向こうで先方の迎えが待ち構えているはずなのでほんの少しの間のことだ。王城へは単身で向かうことになる。
「他国への単身での輿入れなど、そう珍しくもないだろう」
「……少しでも身に危険を感じたら、里帰りを名目に帰ってこい」
「ふん。心配性なことだ」
宰相であるマリウスの立場は複雑だ。和平のプロモーションである婚姻は、そう簡単に覆せるものではない。彼の立場からすれば、辛くとも耐えろと言うべきところだ。けれど、ユージーンに対して負い目を感じているマリウスは、可能な限りユージーンの味方になろうと決めていた。それがなくとも、彼にとってユージーンは手がかかるが可愛い甥だった。
「私は、国のために嫌々向こうへ行くのではない。私が望んで行くんだ」
しっかりと目を合わせながら言うと、マリウスは一瞬だけ目を丸くした後に安堵したように目尻を下げた。
「覚悟が決まっているようだ。余計な世話だったな」
「お時間です」
マリウスが去ると同時に促され、ユージーンは頷く。
以前とは異なり、ユージーン自身も驚くほどリラックスした状態で、まるでちょっと近くに散歩に行くような気軽さで結界へ向かっていく。
迫ってくる結界も意に介さず、一定のペースを崩さず歩く。
そうしてするりと結界を抜け。
うおぉぉぉぉお!!!
野太い声に迎えられ耳を塞いだ。
すわ襲撃かと護衛がユージーンの前に立ち塞がったところで、焦った声が響く。
「ユージーン! 大丈夫だ襲撃ではない!」
「ヴァイツ!!」
ヘンリックの予想通り迎えにきていたヴァイツが、護衛を押し退けユージーンを抱きしめる。
力強い抱擁に肩の力が抜けるのを感じ、リラックスしているつもりでも、多少気が張っていたことに気付かされた。
「ああ、会いたかった愛しい人。ようこそ我が国へ」
ぎゅっと抱きしめる手に力を入れてから離れたヴァイツ。数歩後ろへ下がったところでヴァイツの全身が目に入る。
正装したヴァイツはいつも以上に精悍で美しく、思わず見惚れてしまう。秀でた額を出してオールバックにまとめた髪も、盛り上がった胸筋に沿うように誂えられたコートも、ヴァイツの魅力を最大限高めていてくらりと眩暈がするようだった。じっと見つめたままなにも発さないユージーンにヴァイツが首を傾げるのを見てやっと我に返ったユージーンが周りに視線を巡らすと、多くの獣人たちが集まっていた。
聞こえてくる野太い声はユージーンの来訪を見にきた獣人たちからで、よくよく耳を凝らすと『ようこそ』『おめでとう』などの好意的な声かけが聞こえてきた。中には『ちっちゃい可愛い』『妖精だ!』などの不本意な声もあったが。
前のめりになって興奮している民衆を一定以上に近寄らせないよう抑えているのは屈強な騎士たち。まさかこんな大勢に迎えられるとは思っていなかったため、ユージーンは自分が注目されていることに身体が固くなっていくのを感じた。
「大丈夫、ユージーン。私のことだけ考えて」
そんなユージーンの緊張を察したのか、ヴァイツが優しく微笑む。それを見て幾分か心が落ち着き、ユージーンは小さく息を吐いてから大きく口を開く。ちょうど歓声が途切れた時だった。
『グラディア王国からきちゃ、ユージーン=ギュスターブともうちましゅ! どうじょ、おみちりおきゅを!』
数秒だろうか。先ほどの騒々しさが嘘のように鎮まりかえる。なにか変なことを言っただろうかとユージーンが不安になってきた頃、爆発するように歓声が噴出した。
相変わらず『可愛い』『ギャップ萌え』などよくわからない声も混じっているが、思っていた以上に好意的に受け入れられているようで、口元も緩む。
『待って! そんな可愛い顔みんなに見せないでくれ!』
マッサージの甲斐あって解れた口元の筋肉は、自然な弧を描いて周囲を魅了する。
大きくなっていく歓声に、焦ったような顔をしたヴァイツが再びユージーンを抱き締めた。
『その可愛い笑顔を振りまくんじゃない!』
『なっ! 練習ちたにょに!』
『誰だそんなことさせたのは! まったく、油断も隙もあったもんじゃない』
努力を否定されたようでムッと口を引き結んだが、やっと会えた嬉しさが勝って、おそるおそるヴァイツの背に腕を回す。すると、一瞬肩を揺らしたヴァイツは抱き締める力を更に強めた。
鳴り止まない歓声の中、とりあえず最初の難関を超えた気がして、ユージーンは安堵のため息をついたのだった。
時おりヘンリックから肘で突かれ、仕方なく無理矢理口角を上げて手を振ったが。
パレードではヤジなどが飛んでくることが懸念されていたが、事前の情報統制のおかげか、そこまで目立った反対行動はなかった。今後は反対派も台頭してくるだろうが、国に残らないユージーンにはあまり関係がない。
「ユージーンにも笑顔を作る機能がついていたんだね」
なぜか国境までついてきたヘンリックが、揶揄うようにパレードの様子を語る。ぎこちなかったけど、という批評付きで。
「私だって笑うことくらいある。それに今日まで散々練習させられたんだ。貴族らしい笑い方ができていただろう?」
顔面のマッサージを施され、マナー講師から笑顔の作り方の講義を受けた。まさか、この歳で笑顔の訓練なんてことをするとは思わなかった。顔のつくりが美しいのだから、もっとそれを武器にしなければと講師には散々言われたが、ぎこちない愛想笑いを身につけるのがせいぜいだった。
「というか、なんでヘンリックまでいるんだ」
「それはもちろん、1秒でも早くアドルフに会うためだよ。ユージーンと入れ替わりに来てくれるんだから!」
ヘンリックは、直接スターヴァー王国までアドルフを迎えに行きたかったらしい。けれど、人間を嫌う獣人はまだまだ多い。婚姻の発表には、多少反発もあるらしい。そんな発表の興奮が冷めやらぬ中、人間の王族が向かうなどさすがに危ないだろうと止められ、迎えにいくことを断念したとのことだ。
危険性についてはお互い様なのでユージーンについても同じ考慮が働き、ヴァイツもグラディア王国まで迎えに来れなかった。
「どうせ転移陣を使うのだから、変わらなくないか?」
「ずっと国交のなかった国で暮らすんだ。種族も違う。そんなの、不安がないわけない。アドルフがこの国で頼れるのは私しかいないんだから、できるだけ早く顔を出して安心させてあげないとって思うのは当然じゃない?」
きっと、ヴァイツ殿下もそうだと思うけどね、とヘンリック。
確かに、不安はある。アドルフはユージーンと違ってこちらの言語はわからないから、なおのことかもしれない。どう見てもヘンリックが早く会いたいだけのように見えるが、そういう気遣いがあるのも事実だろう。
しかしそうか、もしかしたらすぐ向こうでヴァイツが待っているのかもしれないのか。その可能性に気付いて、引き攣っていたはずの口の筋肉が自然と上向く。
「ユージーン。幸せになるんだよ」
バタバタと最終確認をしている周りの反応を見るに、そろそろ時間らしい。それを察したヘンリックは、優しくユージーンの肩を叩く。
ほんの少し前まで、ただの知人という認識しかなかったヘンリック。今も、友人と呼ぶのはなんだかむず痒いが、一定の信頼を寄せることができる数少ない人間であると認めている。人間嫌いで誰も信用していなかったユージーンにとって、それがいかに特別か。
「そちらもな」
だから、それはユージーンからの最大の祝言。国のために邁進してきた男が、初めての我儘でがむしゃらに掴み取った幸せを心から願っていた。
そうして歩を進め、結界に向き合ったユージーンの隣にマリウスが立つ。
「本当に一人でいいのか」
護衛や侍従をどうするか、と打診されてユージンはいずれも断っていた。
これまで他人と友好な関係を築いてこなかったユージーンに、自らの側に置けるほど信頼できる者はいなかった。話を聞いたクライスがペーターを寄越そうとしたが、老い先短い彼を縁もゆかりもない、言葉すら通じない場所に連れていくことに気が咎めてこれも断った。そもそも、彼が結界を通過できるか、と言う問題もあったが。
向こうで迎えられるまで同行する護衛はいるが、結界の向こうで先方の迎えが待ち構えているはずなのでほんの少しの間のことだ。王城へは単身で向かうことになる。
「他国への単身での輿入れなど、そう珍しくもないだろう」
「……少しでも身に危険を感じたら、里帰りを名目に帰ってこい」
「ふん。心配性なことだ」
宰相であるマリウスの立場は複雑だ。和平のプロモーションである婚姻は、そう簡単に覆せるものではない。彼の立場からすれば、辛くとも耐えろと言うべきところだ。けれど、ユージーンに対して負い目を感じているマリウスは、可能な限りユージーンの味方になろうと決めていた。それがなくとも、彼にとってユージーンは手がかかるが可愛い甥だった。
「私は、国のために嫌々向こうへ行くのではない。私が望んで行くんだ」
しっかりと目を合わせながら言うと、マリウスは一瞬だけ目を丸くした後に安堵したように目尻を下げた。
「覚悟が決まっているようだ。余計な世話だったな」
「お時間です」
マリウスが去ると同時に促され、ユージーンは頷く。
以前とは異なり、ユージーン自身も驚くほどリラックスした状態で、まるでちょっと近くに散歩に行くような気軽さで結界へ向かっていく。
迫ってくる結界も意に介さず、一定のペースを崩さず歩く。
そうしてするりと結界を抜け。
うおぉぉぉぉお!!!
野太い声に迎えられ耳を塞いだ。
すわ襲撃かと護衛がユージーンの前に立ち塞がったところで、焦った声が響く。
「ユージーン! 大丈夫だ襲撃ではない!」
「ヴァイツ!!」
ヘンリックの予想通り迎えにきていたヴァイツが、護衛を押し退けユージーンを抱きしめる。
力強い抱擁に肩の力が抜けるのを感じ、リラックスしているつもりでも、多少気が張っていたことに気付かされた。
「ああ、会いたかった愛しい人。ようこそ我が国へ」
ぎゅっと抱きしめる手に力を入れてから離れたヴァイツ。数歩後ろへ下がったところでヴァイツの全身が目に入る。
正装したヴァイツはいつも以上に精悍で美しく、思わず見惚れてしまう。秀でた額を出してオールバックにまとめた髪も、盛り上がった胸筋に沿うように誂えられたコートも、ヴァイツの魅力を最大限高めていてくらりと眩暈がするようだった。じっと見つめたままなにも発さないユージーンにヴァイツが首を傾げるのを見てやっと我に返ったユージーンが周りに視線を巡らすと、多くの獣人たちが集まっていた。
聞こえてくる野太い声はユージーンの来訪を見にきた獣人たちからで、よくよく耳を凝らすと『ようこそ』『おめでとう』などの好意的な声かけが聞こえてきた。中には『ちっちゃい可愛い』『妖精だ!』などの不本意な声もあったが。
前のめりになって興奮している民衆を一定以上に近寄らせないよう抑えているのは屈強な騎士たち。まさかこんな大勢に迎えられるとは思っていなかったため、ユージーンは自分が注目されていることに身体が固くなっていくのを感じた。
「大丈夫、ユージーン。私のことだけ考えて」
そんなユージーンの緊張を察したのか、ヴァイツが優しく微笑む。それを見て幾分か心が落ち着き、ユージーンは小さく息を吐いてから大きく口を開く。ちょうど歓声が途切れた時だった。
『グラディア王国からきちゃ、ユージーン=ギュスターブともうちましゅ! どうじょ、おみちりおきゅを!』
数秒だろうか。先ほどの騒々しさが嘘のように鎮まりかえる。なにか変なことを言っただろうかとユージーンが不安になってきた頃、爆発するように歓声が噴出した。
相変わらず『可愛い』『ギャップ萌え』などよくわからない声も混じっているが、思っていた以上に好意的に受け入れられているようで、口元も緩む。
『待って! そんな可愛い顔みんなに見せないでくれ!』
マッサージの甲斐あって解れた口元の筋肉は、自然な弧を描いて周囲を魅了する。
大きくなっていく歓声に、焦ったような顔をしたヴァイツが再びユージーンを抱き締めた。
『その可愛い笑顔を振りまくんじゃない!』
『なっ! 練習ちたにょに!』
『誰だそんなことさせたのは! まったく、油断も隙もあったもんじゃない』
努力を否定されたようでムッと口を引き結んだが、やっと会えた嬉しさが勝って、おそるおそるヴァイツの背に腕を回す。すると、一瞬肩を揺らしたヴァイツは抱き締める力を更に強めた。
鳴り止まない歓声の中、とりあえず最初の難関を超えた気がして、ユージーンは安堵のため息をついたのだった。
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