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第一章
黒髪の男1
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美穂はその日、機嫌が良かった。
今日の食事は大きな具入りだった。
(固形物! 固形物が入ってる!)
それだけで嬉しくてたまらない。
味だけではなく、歯ごたえも楽しもうと味がなくなるまで噛んだ。一口三十回どころか、百回以上、ニヤニヤしながら噛んで、同僚に気持ち悪がられた。
それでも、頰は緩みっぱなしで、噛む回数も変わらない。
いいことは続くもので、その日は開店直後に客が来た。それも、あの赤毛の男ではないまともな常連客だ。
黒髪の中から髪と同じ色の獣耳を生やしたその客は無言で美穂の前に立っていた。
何の仕事をしているのかはわからないが、非常に口数の少ない人物で、赤毛の男の十分の一も話さない。その上、幼さがまだ残る顔なので、年齢もはっきりしない。赤毛の男と同じくらいか、少し下かもしれない。
寡黙すぎて考えていることが読めない青年はジッと美穂を見ている。黒目がちのつぶらな目でも無表情なせいか、機嫌が悪いように見える。
(どうしよう。)
美穂は迷った。あまりにも口を開かない黒髪の男は何で機嫌を取ればいいのかわからないのだ。
空気を読んで合わせてくれるなら、多少、機嫌が悪くても合わせてくれるだろうが、黒髪の男はそういうタイプでもない。淡々としていて、何を考えているかわからないタイプだ。
足の遠のいた馴染み客によく言われているセリフを言ってみることにした。これを拗ねたように言うだけで上手くいくのだ。
機嫌が悪くても、待っていたと暗に言われて悪い気はしないだろう。――ただし、言いなれていない美穂の場合、完全な棒読みだったが。
「アエナクテサビシカッター。シバラクカオヲミナカッタカラ、アキラレチャッタカトオモッテター」
棒読みにも関わらず、黒髪の男は表情を和らげる。口数の少ないこの男の反応は雰囲気や表情の些細な変化で測るしかない。だが、そこは空気を読む文化で生まれ育った美穂なので、特に問題はなかった。
それよりも問題は、心の篭っていない棒読みの営業トークで喜んでいるこの男のチョロさである。どうしたら、こんな棒読みのセリフに騙されるのか、様子を見ていた店主ですら心配になった。まあ、儲かれば店主は構わないのだが、なけなしの良心の呵責を感じるのだ。
見たところ、黒髪の男の獣成分は耳だけのようだ。体格が良いことから身体を使う仕事をしているようなので、服に隠れている箇所にも獣成分があるのかもしれない。しかし、身体や四肢に獣成分がある場合、腕まくりや胸を肌蹴たり、ノースリーブやハーフパンツなどで見せ付ける服装をすることが多い。上半身裸という強者までいて、それを咎められることもない。鳥系の獣人が翼を出しておくために裸に近いものもいるからだ。
となると、肌を曝け出した格好をしていない黒髪の男は獣成分の少なさから邪険にされることが多かったのだろう。
不細工な為に不幸な境遇を味わってきた男が会えて嬉しいと好意を前面に出してくれる美穂に嵌るのも仕方がないことなのかもしれない。何故か、この獣無しの娼婦は獣成分の少ない客ばかり、うっとり見る癖がある。
初めは美穂が獣無しという珍しい存在であった為、酔狂なことを好む高貴な人々も出入りするだろうと買い取った店主だったが、獣成分の少ない客に熱い視線を向ける奇妙な娼婦なので、目新しさがなくなって売れなくなったからと言って他の娼館に売るのはもったいないと思うようになってきていた。
(狐族以外の他の種族の獣成分の少ない客が来てくれたら、転売する必要もないんやけどな~。)
店主はチョロい客の身の上に同情しながら、これでもっと来てくれてもっと散財してくれる客やったらな~、獣成分の少ない客が美穂の常連客になってくれたらな~と空しい妄想をしていた。獣成分の少ない客がわざわざ獣無しである美穂を買う理由など、傷の舐め合いがしたい自虐的思考に陥った時だけだ。
狐族でなければ、獣成分が少なかろうが、まだ低級の娼館でも娼婦から嫌な顔をされない。性格の悪い狐族だから、嫌がられるのである。
一々、この店にまで来て、高い金を払って、獣無しの美穂を買う必要がないのだ。
そんな店主とは反対に、まだこの世界のことがよくわかっていない美穂は黒髪の男の機嫌が直ったことにホッとしていた。
落ち着いてみれば、寡黙なこの男は手土産をよく持って来てくれる良い客だった。それも、今は喉から手が出るほど欲しい食べ物系のお土産ばかりくれる。
出張先の名物である焼き菓子やキャンディだったり、この王都で美味しいと評判の店のパンだったり、炙り焼きの肉だったり、パイだったり、色々なものを持って来る。
よく出張に出かける為、パタリと来なくなることはあるのが、客が付かなければ具無しスープ生活の美穂にとってそれは問題だった。
残る常連客も出張に出ることが多いので、来て欲しい客ほど来てくれず、来て欲しくない赤毛の男のような客ほどよく来るという嫌な構図がある。
理想としては赤毛の男が来た翌々日に黒髪の男が来てくれて、その翌々日くらいにまた赤毛の男が来る、そんなローテーションだ。これは残る一人の常連客にも言えることで、当然のようにどちらにもあの赤毛の男が入っているのは、来て欲しくなくてもそれを嘲笑うかのようによく来るからだ。
常連客三人のうち、長期間いなくならないのは赤毛の男だけ。その上、店主から兵糧攻めに遭うようになった。
美穂としては赤毛の男以外にも期間を置かずに来てくれる常連客が欲しいところである。
立ち上がる為に手を差し出してくれている黒髪の男を見ながら、人生って上手くいかないものだと思った。
ふと、思う。あ。今日の手土産はなんだろう? と。
差し出された手を借りて立ち上がった美穂は、手土産が楽しみで足どりも軽く部屋に向かうのだった。
今日の食事は大きな具入りだった。
(固形物! 固形物が入ってる!)
それだけで嬉しくてたまらない。
味だけではなく、歯ごたえも楽しもうと味がなくなるまで噛んだ。一口三十回どころか、百回以上、ニヤニヤしながら噛んで、同僚に気持ち悪がられた。
それでも、頰は緩みっぱなしで、噛む回数も変わらない。
いいことは続くもので、その日は開店直後に客が来た。それも、あの赤毛の男ではないまともな常連客だ。
黒髪の中から髪と同じ色の獣耳を生やしたその客は無言で美穂の前に立っていた。
何の仕事をしているのかはわからないが、非常に口数の少ない人物で、赤毛の男の十分の一も話さない。その上、幼さがまだ残る顔なので、年齢もはっきりしない。赤毛の男と同じくらいか、少し下かもしれない。
寡黙すぎて考えていることが読めない青年はジッと美穂を見ている。黒目がちのつぶらな目でも無表情なせいか、機嫌が悪いように見える。
(どうしよう。)
美穂は迷った。あまりにも口を開かない黒髪の男は何で機嫌を取ればいいのかわからないのだ。
空気を読んで合わせてくれるなら、多少、機嫌が悪くても合わせてくれるだろうが、黒髪の男はそういうタイプでもない。淡々としていて、何を考えているかわからないタイプだ。
足の遠のいた馴染み客によく言われているセリフを言ってみることにした。これを拗ねたように言うだけで上手くいくのだ。
機嫌が悪くても、待っていたと暗に言われて悪い気はしないだろう。――ただし、言いなれていない美穂の場合、完全な棒読みだったが。
「アエナクテサビシカッター。シバラクカオヲミナカッタカラ、アキラレチャッタカトオモッテター」
棒読みにも関わらず、黒髪の男は表情を和らげる。口数の少ないこの男の反応は雰囲気や表情の些細な変化で測るしかない。だが、そこは空気を読む文化で生まれ育った美穂なので、特に問題はなかった。
それよりも問題は、心の篭っていない棒読みの営業トークで喜んでいるこの男のチョロさである。どうしたら、こんな棒読みのセリフに騙されるのか、様子を見ていた店主ですら心配になった。まあ、儲かれば店主は構わないのだが、なけなしの良心の呵責を感じるのだ。
見たところ、黒髪の男の獣成分は耳だけのようだ。体格が良いことから身体を使う仕事をしているようなので、服に隠れている箇所にも獣成分があるのかもしれない。しかし、身体や四肢に獣成分がある場合、腕まくりや胸を肌蹴たり、ノースリーブやハーフパンツなどで見せ付ける服装をすることが多い。上半身裸という強者までいて、それを咎められることもない。鳥系の獣人が翼を出しておくために裸に近いものもいるからだ。
となると、肌を曝け出した格好をしていない黒髪の男は獣成分の少なさから邪険にされることが多かったのだろう。
不細工な為に不幸な境遇を味わってきた男が会えて嬉しいと好意を前面に出してくれる美穂に嵌るのも仕方がないことなのかもしれない。何故か、この獣無しの娼婦は獣成分の少ない客ばかり、うっとり見る癖がある。
初めは美穂が獣無しという珍しい存在であった為、酔狂なことを好む高貴な人々も出入りするだろうと買い取った店主だったが、獣成分の少ない客に熱い視線を向ける奇妙な娼婦なので、目新しさがなくなって売れなくなったからと言って他の娼館に売るのはもったいないと思うようになってきていた。
(狐族以外の他の種族の獣成分の少ない客が来てくれたら、転売する必要もないんやけどな~。)
店主はチョロい客の身の上に同情しながら、これでもっと来てくれてもっと散財してくれる客やったらな~、獣成分の少ない客が美穂の常連客になってくれたらな~と空しい妄想をしていた。獣成分の少ない客がわざわざ獣無しである美穂を買う理由など、傷の舐め合いがしたい自虐的思考に陥った時だけだ。
狐族でなければ、獣成分が少なかろうが、まだ低級の娼館でも娼婦から嫌な顔をされない。性格の悪い狐族だから、嫌がられるのである。
一々、この店にまで来て、高い金を払って、獣無しの美穂を買う必要がないのだ。
そんな店主とは反対に、まだこの世界のことがよくわかっていない美穂は黒髪の男の機嫌が直ったことにホッとしていた。
落ち着いてみれば、寡黙なこの男は手土産をよく持って来てくれる良い客だった。それも、今は喉から手が出るほど欲しい食べ物系のお土産ばかりくれる。
出張先の名物である焼き菓子やキャンディだったり、この王都で美味しいと評判の店のパンだったり、炙り焼きの肉だったり、パイだったり、色々なものを持って来る。
よく出張に出かける為、パタリと来なくなることはあるのが、客が付かなければ具無しスープ生活の美穂にとってそれは問題だった。
残る常連客も出張に出ることが多いので、来て欲しい客ほど来てくれず、来て欲しくない赤毛の男のような客ほどよく来るという嫌な構図がある。
理想としては赤毛の男が来た翌々日に黒髪の男が来てくれて、その翌々日くらいにまた赤毛の男が来る、そんなローテーションだ。これは残る一人の常連客にも言えることで、当然のようにどちらにもあの赤毛の男が入っているのは、来て欲しくなくてもそれを嘲笑うかのようによく来るからだ。
常連客三人のうち、長期間いなくならないのは赤毛の男だけ。その上、店主から兵糧攻めに遭うようになった。
美穂としては赤毛の男以外にも期間を置かずに来てくれる常連客が欲しいところである。
立ち上がる為に手を差し出してくれている黒髪の男を見ながら、人生って上手くいかないものだと思った。
ふと、思う。あ。今日の手土産はなんだろう? と。
差し出された手を借りて立ち上がった美穂は、手土産が楽しみで足どりも軽く部屋に向かうのだった。
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